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リリスとしての仕事 ダルボット公爵の場合
しおりを挟む早朝、空が明るくなる前に私はこっそりと村を出た。
昼に出ようとすると、村人たちに引き止められる為だ。
まだ誰も起きておらず、見張り番の男だけがこちらを見て頭を下げた。
村を出た後に仮面を取る。ほうっと息を吐いた。
村にいる時間は好きだが、仮面を付けていないといけないのが辛いところだ。
次の仕事はダルボッド公爵様に呼ばれていた。
公爵だが私との血縁関係は薄く、四代前の王の子どもが作った家である。先代の時に一度財政難で潰れかけたが、今の公爵様が爵位を継いだ後、持ち直していた。今では宮廷で派閥を作っているというのだから中々の手腕家だ。
何を考えているのか分かりにくい人で、あまり得意なタイプのお客様ではない。苦手な部類だ。私はお客様をある程度は選べるとは言え、ただ苦手なだけで力のある人の誘いを断ることは出来ない。
仕方がないのでため息を吐きながらも、私はダルボッド公爵領に転移した。
何度か来たことのある、小さい丘の上に着いた。
転移した地点にもし人が立っていたりすれば、そこにいた人はスプラッタされることがあるという。大昔にそれを王宮でやってしまった魔法使いがいたらしく、魔法使いは打ち首。以来、転移魔法は人のいない場所で使い、転移先も人のいない場所にするようにとの決まりが出来た。違反した場合は最悪死刑になる。
ダルボッド公爵領は治安の良いことで知られている。盗賊も危険な魔物も全く居ないわけではないが、他の領地に比べると少ない。それは公爵がきちんと治安維持を行っている証拠だ。
今日呼ばれたのは領都ロザルムだ。大きな港町としても有名で、外国からの珍しい交易品が毎日のように入ってくる。
丘の上からも城と、その先にある海がチラリと見えた。
ロザルムはご飯が美味しい。王都も美味しいものが多いが、食べ物の新鮮さで言えばどうしても港町のロザルムには劣ってしまう。ご飯が美味しいところは嬉しいところだ。
城門が開くまで、時間はまだまだある。それまで時間を潰すついでに運動をしておこう。そして美味しいご飯を食べるのである。
私は飛翔魔法を使い、丘の上から飛び立つ。
魔力探知をして知った魔物の気配を見つけると、そちらに向かった。
ナフトンネという角が生えた猪型の魔物を見つけると、そのまま氷魔法で槍を作り投げる。ナフトンネは余り強い魔物ではないが、角がまあまあな値段で売れる。また肉も美味だ。
私は倒したナフトンネを丁寧に解体した。肉と皮は冬支度をしている村への土産になるだろう。
見つけては倒し、解体してはマジックボックスにしまうことを繰り返す。
マジックボックスとは魔法のことで魔力容量によってしまうことの出来る量が変わる。
私は魔力もそれなりなので、その広さもそれなりであった。
旅をすることが多いのでこの魔法は重宝する。たまに何を入れたのか忘れてしまうのが不便なところだ。
空も大分明るくなり、門も開く時間になったのでナフトンネの狩りを終わらせる。
大体20体程狩っただろうか。まあまあだと思う。
門まで飛んでいき、門衛に懐中時計を見せると何も言われずに通された。私が通った後にコソコソと動く影があったので、公爵様には私が来たことがすぐに伝わる筈だ。
公爵様からのコンタクトを待つ間、ご飯屋さんに入る。パンの焼けた匂いや、客を呼び込む声が少しずつ聞こえてきている。私は以前知り合いに教えて貰った店に向かう。朝早くからやっている店の中で、お勧めだと言うから一度来たことがあるが、どの料理も美味しかった。
店に入ると注文を聞かれる。女性だけの客というのも珍しいらしく、私のことを覚えているようだ。前に来た時と同じものが食べたいと言えば伝わった。
出来立てで湯気を立てているスープとサラダ、そしてバケットが運ばれてきた。スープは魚の擂り身が入っていて良い出汁が出ている。生姜が入っているので、ポカポカと身体が温まった。ほっとする味だ。
バケットも焼きたてなのだろうか。まだ温かい。齧ると中がふわりと柔らかく、少し甘みを感じた。
サラダは生の魚介類が混ぜられていた。少し酸味のあるドレッシングが美味しい。
朝食は余り重たいものを食べられないので、さっぱりとした味のものが多いのが有り難い。
バケットはおかわり自由ということで、一つ追加で貰ってしまった。
ご飯を食べ終わった頃、目の前で魔力が集まるのを感じた。
公爵様の魔力であるのを感じて身構えること無く待った。手紙がポンと目の前に表れ、手に取る。内容は宿屋と時間の指定である。
指定された宿は最高級というわけではないが、そこが公爵らしいと思う。私に使う資金は本当に無駄遣いだと思うが、それでも最低限に留めている。
何故私なんかを呼ぶのだろうか、といつも疑問に思うが、呼ばれれば向かうしかない。
宿に入り準備を進める。
入浴をし、服を清潔なものに着替えた。公爵様は普通の服を好む、ように感じる。
あまり表情の分からない人なので、何となくそんな感じがするな、くらいのものだが何か言われたことはないので、多分合ってる。
化粧を薄く施し、髪の毛をゆるく巻く。公爵の好きな外国から取り寄せた紅茶の茶葉を出しておいた。
そうこうしてるうちに、宿の従業員が「お連れ様がお見せです」と、公爵様を連れてきた。
40代くらいの精悍な顔の男が部屋の中に入ってくる。茶の髪をしっかりとまとめ、お忍びらしく身分がバレない程度の良い仕立ての服を着ている。
彼は妻帯者なので、大っぴらに会うことは難しい。しかし噂で私が街に入ったことは知られているだろう。奥方も良い気持ちはしない筈だが、そこは私の知るところではない。私はただ貰う分だけの仕事をして、お客様をおもてなしするだけである。
公爵様に挨拶をし、椅子を勧めて、紅茶を淹れる。表情が分かりにくい人ではあるが、好きな紅茶を飲むときだけは少しだけ目元が柔らかくなる。
良く観察していないと分からない程度の変化なので、私も三回会って漸く気が付いた。
余り話すタイプではない彼に、私は話し掛け続けた。たまに相槌を打つのが興味のある話題という証拠である。興味のない話題だと相槌もなく、只管ひたすら紅茶を飲まれる。話題と話題の間は悲しい沈黙が落ちる。
話題選びはかなり疲れるが、最近やっと彼の好む話題の傾向が分かってきた。どうやら彼は冒険者関連の話題か、国内や他国の情勢などの噂話に興味があるようだ。
噂話程度でも、情報として扱っているのだろうか。仕事を抜けて息抜きに私に会っている筈なのに、難儀な性格だと思う。
「最近はラクシャの街を拠点に、活躍しているAランクパーティーがよく話題になりますね。」
ラクシャというのは隣の領地にある、中堅都市だ。中堅都市ではあるが、周囲が森や山に囲まれているため、強い魔物が多い。冒険者として腕を上げるのに行く話しも聞く程だ。このパーティーもその為にラクシャに移動したのだろう。
「ほう。」
「四人組のパーティーで構成は槍使い、回復術師、魔法使い、弓使いだそうで。最近メンバー全員がAランクに上がったそうです。」
「うむ。」
「パーティー名は『マックスマッハ号』だとか。」
公爵様が紅茶を飲んだ。そして首を傾げる。
「マックスマッハ?」
相槌以外の言葉が出てくるのは珍しい。話題選びは成功のようだ。
「何故そのパーティー名にしたのかは不明ですが、覚えやすくて良いですよね。」
覚えやすくて話題にしやすいので助かっている。是非とももっと活躍して貰いたい。名前にセンスの欠片も感じないので余り関わりたくはないが。
「ラクシャか。使えそうなら此方に呼び込んでも良いかもしれない。」
小さな声は聞こえないふりをした。
私はそんな面妖な名前のパーティーには関わりたくない。勝手に連絡を取って勝手に呼び込めば良いと思う。私には関係ない。
余り話さない公爵様だが、たまに心の声が漏れ聞こえるのが難儀なところだ。
「今回の話も有意義であった。」
話の終わりの合図だ。若い頃はさぞやと想像できる端正な顔立ちが迫ってきていた。
私の髪にそっと触れると軽く口付けをした。
私の手を取り立ち上がらせ、浴室に向かう。
私は先程入浴を済ませたばかりであるが、もう一度一緒に入る。お客様の身体を洗いうのも目的だが、病気が無いかをチェックしなくてはならないからだ。性病の場合臭いや見た目で分かることもある。必ずチェックするようにと、娼館で働いていた時にお姉さんから教えて貰った。
こんな仕事をしているが、余計な物を貰いたくない。もし病気があっても、私は治癒魔法が使える。簡単な病気なら治すことが出来るため、その後もお断りすることなく、きちんと仕事は出来る。
娼館で働いていた頃はともかく、『公娼』になってからはなかなか性病の人はお目に掛からない。高貴な人は遊ぶ相手もしっかりしていることが多い。
服を脱がされ、私も公爵様の服を脱がした。
裸の私を見ても表情が変わらないので、本当に私の何が良くて呼んでくれているのか分からない。
お湯をすぐに魔法で作りバスタブに貯める。
その間に髪の毛を簪で軽く纏めた。
いつもの香油も忘れずに入れる。良い香りが充満し、それだけで少し癒された。
「イーライ様、失礼致します。」
ダルボッド公爵様、と呼ぶとお忍びで来ている意味がないので、彼の名前を呼んでいる。
剣術を嗜む彼の身体は、貴族にしては筋肉質で古傷が目立つ。中年太りとは無縁そうな生活をしている彼らしい身体だと思う。
石鹸を泡立て掌に広げる。背中や胸元、首回りと洗い段々下に下がり最後は足を洗う。足は一番汚い場所なので最後に洗うのが基本だ。
風呂場用にと置いてある木製の椅子に座って貰い、跪いて洗う。たまに顔を見て恥ずかしそうに顔を伏せてからまた目を合わせてニコリと笑うのがポイントだ。余りベタベタされるのは好きではなさそうなので、適度な距離感を保つ。
たらいにお湯を汲み、泡を流していく。
流し終わったら先に浴槽に浸かってて貰い、私もささっと身体を洗った。
自分の支度を終えると一緒に浴槽に入る。広めではあるが、流石に身体は密着する。
公爵様の方にくるりと向き直り、顔を近付ける。反応的には大丈夫そうなので口付けをした。ダメなときもあるので見極めが肝心だ。
キスをしながら手で公爵様のあそこをしごく。少しずつ固くなってきた。この年の人にしたらまだまだ元気な部類だろう。
余り長くすると逆上せそうなので、キスは少し物足りない程度に切り上げた。
「イーライ様、もう.....」
と言えば察して立ち上がってくれる。
お風呂から上がる前にタオルで彼と自分の身体を拭く。
ベッドに座らせてから私は地べたに座り込み、「失礼します」と彼の物を口に含む。ゆっくり動かせば更に固くなった。
溜め息一つ漏らさない彼に、少し対抗心が芽生えた。今日は絶対射精以外の何かしらの反応を引き出してみせると心に決めた。
髪に刺していた簪はいつの間にか引き抜かれ、長い髪の毛がサラサラと頬に掛かった。どうやら下ろしている方がお好みらしい。ゆっくり髪の毛を撫でられる。
纏めてくれていた方がやりやすいのにと思うが、まあ破格の金額を貰っているので我慢しよう。
媚薬風呂に二度も入り、すっかり出来上がった身体が熱い。
髪を撫でられる感覚だけで変な気持ちになってしまうのだから、あの媚薬は中々強いものである。
身体が熱く涙目になるのを抑えることが出来ない。そのまま彼を見上げれば、無表情にだが見つめ返してくれた。
彼に任せると全く事が進まないため私が動く。立ち上がり隣に腰かけて耳元で「欲しいです」と言えば頷いてくれた。
首に掛けている避妊用の魔法道具が作動しているのをこっそりと確認し、座ったままの彼の上に跨がる。
自分でゆっくりと挿入していく感覚が気持ち良い。
公爵様は余り乱れる女は好みではない。声を圧し殺して吐息だけ漏らす。
公爵様は少し大きいのでゆっくり挿れた後は慣らす為に少しだけそのままじっとする。
その間も自分の身体がモゾモゾと動いてしまうのは止めることが出来なかった。
慣れた頃に少しずつ腰を動かしていく。彼の手は私の腰を支えてくれている。お客様に動いて貰う方が楽なのだけど、仕事なので楽をしてばかりではいけない。
少しずつ動きを早めていく。たまに鼻につくような声が漏れてしまうが必死に抑える。
何とも憎たらしいことに、この人の物は私の物とかなり相性が良いらしく、弱いところばかりに当たる。
あ、だめだ。と思った時には遅かった。
「ごめんなさっ」
最後まで言うことが出来ずに達してしまった私は、娼婦失格だろう。
お客様より先に自分が気持ち良くなってどうする。
びくつく身体を公爵様に支えられながら思考の纏まらない頭でそう思う。こんな失態したことがなかったのに、今日は何だか駄目な日なのかも知れない。
「すみません」
何とかそう言うと、普段表情の変わらない公爵様が少し微笑んだ、ような気がした。
格好いいおじ様の微笑みに弱くない女がこの世にいるだろうか。いやいない。
思わず「格好いい」と口に出してしまった私は本当に愚かだとは思う。公爵様も無表情に戻ってしまった。今日は失礼ばかり働いてしまっている。もう二度と呼ばれないかも知れない。
しかしまだ仕事は終わっていない。
誤魔化すように公爵様に深く口付けをして、また動く。
先程達してしまったので、もう腰がまともに働いてくれない。
「無理をしなくて良い」
ひっくり返されてベッドに横倒しにされる。額に軽くチュッと口付けをされて、再び挿入され動かれる。
我慢なんて出来なかった。公爵様の身体にぎゅっとしがみついて何とか耐えるも声が漏れてしまう。
「ごめんなさい、ごめんなさい」
そう言って何度も達してしまう。
公爵様も段々と荒い息が漏れ始めた。お互いの身体がかなり汗ばんできたところで、動きがまた早くなる。
快感から逃れる為に、少し身を捩ろうとして、力強い腕に押さえ付けられる。身動きが取れなくなり、ただ快感を受け入れることしか出来なくなった。
何度も浮遊感と落下を繰り返し、
「こわれっ。イーライさま、これおかしっ、とめっ」
遂には制止に入ってしまった。
最後の方は涙が出てきた。余りに自分の身体が制御不能で、怖かった。
しかし公爵様は止める様子もなく、更に早さを上げ、私の無様な悲鳴が部屋に響き渡ると暫くしてから果てた。
息を整える私の頭をポンポンと撫でて、
「すまなかった。」
と言う。
困ったように机に置いてある、公爵様の持ってきたと思われる魔法道具を指差した。私は起き上がることも出来ず視線だけ向けて、何故気が付かなかったのだろうと自分に呆れた。
「市井で流行っている、と言うので使ってみたのだが、どうやら効果が強すぎたようだ。しかし、使い方によっては危険なものだ。販売に制限を掛けることにしよう。」
それは、香油よりも強い媚薬効果のある香りを出す魔法具であった。
香油の効果と重なり私の身体の許容範囲を超えたようだ。
乱れすぎたのは私のせいではないと悟って少し安心する。
「いえ、私の不徳の致すところでイーライ様に迷惑を掛けてしまいすみませんでした。」
何とか起き上がり、正座をして頭を下げる。娼婦の命は軽い。それは公娼となった今でも変わらない。偉い人の機嫌を損ねればいつ処刑されてもおかしくはない。
「いや、そなたが悪いのではないだろう。それになにも迷惑など掛かっていない。あのようなそなたを見るのは初めてで、確かに驚いたが。」
フォローの為だろうか。やたら饒舌だった。そして少し顔を赤らめながら言った。
「なに、その、.....かわいかった」
固まった。
あの公爵様が今なんて言った?
え?
かわいい?
誰が?私が?
恥ずかしくなって布団に隠れた。
ドキドキする。
予想外のところから予想外の攻撃が来て、私の思考力が低下する。
格好いいおじ様の赤面は尊すぎる。しかもあの公爵様が可愛いって!可愛いって言った!
私は世間一般で言うところの老け専なのかもしれない。自分でも初めて知った。
嬉しくてニヤニヤが止まらない。
頭を下げたまま顔を隠してニヤニヤする。
その後、公爵様にしては珍しく三回戦まで頑張った。しかもあの魔法道具は消してくれなかったので、あろうことか一度気絶してしまった。
目標通り、公爵様からいつもと違う反応を引き出しはした。
したのだが、残念なことにいらぬ扉も開いてしまったようだった。
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