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二人の距離感
◆ 5
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身体が硬直する。向けられる視線を恥ずかしいと思えど、なにかで隠そうとするのはあまりに間抜けで、身動きが取れない。
なぜ男性器というものは身体の前面中央についているのだ。さりげなく隠すことすらできないではないか。
明後日の方向に文句を連ねるのは、想像だにしないハプニングに混乱しているからである。
こちらが心の中で滝のような冷や汗をかいている一方で、雪乃は落ち着いた動きで身を起こした。そして、目の前に座り直す。
ベッドに膝をついたまま腰を下ろすことも立ち上がることもできずにいたために、ソレの高さと彼女の目線が並ぶ。さすがに腰が引けた。
「雪乃……?」
股間に視線をピタリと合わせている雪乃にこわごわ声をかけた。
いっそあからさまに失望でもしてくれたなら言い訳のしようもあるものを。ほとんど真顔といっていい表情は感情が全く見えず、もの静かな股間をその瞳に映しながらなにを考えているのかうかがい知ることはできない。
ゆっくりと彼女が顔を上げた。
「……てもいいですか?」
「え?」
聞き取った言葉があまりにも想定外で、喉から気の抜けた声が出た。
今、控えめな彼女に似つかわしくない発言が飛び出した気がする。
耳が拾い上げた言葉をもう一度思い浮かべ、鷹瑛は即座にそれを聞き間違いと断じた。自分の妄想が生み出した幻聴だろう。己に言い聞かせつつも、心臓はばくばくとうるさく高鳴っている。
まさか。まさか雪乃が――
「口でしてもいいですか?」
なんて言うはずが……。
二度目にして一音一音はっきりと耳にした音は、まさしく否定しようとしていたものだった。それでもなお疑うように清楚な顔を穴が開くほど見つめた。
瞳と瞳をピタリと合わせたまま、瞬きを、二回。
雪乃は鷹瑛の返事をじっと待っている。彼女の発言に間違いはなかった。
先ほどまで消極的に行為を受け入れるだけだったはずなのに、いったいなにが起きたのだろう。なにかのスイッチでも入ったかのように姿勢が前のめりになっていた。
泣きそうな瞳であんあんよがっていたくせに、心なしか目も据わっているように思える。
形勢が逆転しそうな気配に鷹瑛は引き気味になった己を叱咤した。彼女の変化に驚きつつも、湧き出る疑問はひとまず脇に追いやる。
意識的に深く息を吸った。そして吐き出す。
「……あのな。無理にそういう気遣いをする必要、ないから」
努めて冷静に断りを入れると、澄んだ瞳に窺うような色がまじる。
「いやでしたか……?」
「そういうわけでは……ないが……」
むしろ、口でしてもらうのが嫌いな男というのは、かなりの少数派なのではないだろうか。
無論、自分は多数派である。
確かに口淫でもしてもらえば、萎えたソレだって元気になるかもしれない。だが、問題なのはそこではない。
鷹瑛から見る限り、雪乃はあまり恋愛経験が豊富ではない。
男性のエスコートにすら彼女は慣れていないのだ。
女性の歩調に合わせるとか、車道側は歩かせないとか、扉を開いてあげるとか。そんなエスコートの基礎ともいえる振る舞いをするだけで、雪乃の身体には微かな緊張が走る。申し訳なさそうな目をする。
そんな初心な女の子に、奉仕させるだって?
「雪乃にそんなことはさせられない。そもそもしたことだってないだろ?」
いつかしてくれたら嬉しいとは思う。だが、今すぐに、というのは時期尚早だ。自分の不調のせいで不慣れな彼女に無理をさせるのは鷹瑛だって忍びない。
そう考えての結論だったのに、雪乃は微かに首を傾げる。
「ありますよ?」
「え」
「したことあります」
何回も。
小声で付け足された内容に、顔の筋肉が強ばった。
普段の初々しさに反したその発言。平然とした口調は、嘘をついているようには聞こえない。だが、本当だとしたらギャップどころの話ではない。
いったい、彼女の男性経験はどうなっているんだ?
初めて、恋人の過去を掘り返したくなった。
「やってみますね」
スラックスのファスナーに手を伸ばし、引き下げていく動きに戸惑いはない。流されるようにして腰を下ろした。
脚の間に身を伏せた雪乃は、下着からとりだした男の象徴を絶妙な力加減で握った。及び腰で奉仕を受け入れていた鷹瑛だったが、その躊躇いはすぐさま吹き飛ばされることになる。
上下にゆっくりと扱かれるだけで、声が出そうになった。慌てて唇を引き結びつつ、同じ疑問を脳内で繰り返す。
彼女の男性経験はいったいどうなっているんだ!
慣れているとかいうレベルではない。指や舌がくびれやら裏筋やらを驚くほど的確に刺激していく。
自分の手で慰めているのかと錯覚しそうなほどに、触れてほしいところに触れてくる。
それでいて意表をつく動きも織り交ぜてくるからたまらない。
左右の手が半勃ちのそれと睾丸にそれぞれ添えられて、舌は先のほうを舐め上げる。視線は当然のごとく上目遣いで鷹瑛の顔に据えられている。
巧みな刺激と卑猥な光景にしびれるような快楽を覚えた。
雪乃は男の快感のツボを知り尽くしている。
やわやわと竿を撫でて焦らしきったところに敏感な箇所をくすぐられると、自然と熱い溜息がこぼれた。唇を噛んで、せめて喘ぎ声だけは上げるまいとささやかな抵抗をしつつ、その手練にひたすら翻弄される。
それでも陥落しないのは柔らかな手の内の肉棒である。めくるめく快楽に突き落とされてなお完全に勃ちきらないそれのせいで鷹瑛はじれるように息を吐く。雪乃の奉仕はこれ以上ないほど巧みなのに、それを受け止めきれない自分の身体が恨めしい。
弱火でじりじりと攻め立てられるようなもどかしさにつま先がシーツを掻く。腰のあたりに揺らめく熱を高ぶらせて昇りつめたいのに、拾い上げようとした快感は指の間をすり抜けていき、熱を押し上げることができない。
「はぁ、くっ……」
苦しまぎれに腰を揺らめかせる。気持ちいいのに苦しい。イキたいのにイケない。
どうして今日に限って大事なそれは勃ち上がってくれないのだろう。
思い当たるのは、いささか飲みすぎたワインだ。アルコールを摂取すると、勃ちにくくなるというのはよく聞く話だが、自身がそれを経験したことはなかったから油断した。ワインとは相性が悪いと自覚していたのに注意を怠ったことを悔いる。
それさえなければ今頃は天国を見ていたかもしれないのに。
鷹瑛を見つめていた雪乃がふと視線を下げて、いまだ完全に勃起できずにいるソレを確かめた。握った手を上下に揺さぶりながら、その硬さを丁寧に見ている。
「すまない……」
ここまでされても期待に応えられないのが恥ずかしくて消え入りたくなった。これまで出来る上司として振る舞っていたから余計にだ。
けれども雪乃は優しく微笑んだ。
「気にしないでください。お酒を飲んだので仕方ないです」
幻滅されていないことに救いを見出しつつも、年下の恋人にフォローされる自分の不甲斐なさはいかんともしがたい。
硬度の足りない先端を愛らしい口の中に迎えられて、その温かさに喉が鳴る。情けなさと気持ちよさをこらえるようにシーツを握りしめる。
半勃ちでもそこそこの大きさがある陰茎を雪乃は深く咥えこみ、包み込むように頬張って揺する。弾力のある舌、滑らかな口蓋、頬の粘膜が、それぞれに違う刺激を与えてくる。鷹瑛の頭は溢れんばかりの快感に満たされてそれしか考えられなくなる。
「あ、くっ……雪乃っ…………」
滑らかな頬からさらさらの髪に手を差し入れて、小さな顔を上向かせる。男の性をしゃぶって、とろけた女の瞳が鷹瑛を射抜いた。
ほしい。今すぐ彼女とつながりたい。
本能はそう叫ぶのに、身体が思う通りにいかない。酒に酔った身体は、血流が忙しくめぐって、性器に集中すべき血液までも押し流していく。気持ちいいのに、臨戦態勢になれないもどかしさが腰を押し出して狭い口内に剛直を擦り付けた。
「んぐっ……」
意に反して喉に硬いものを差し入れられて苦しいだろうに、涙目になりながら受け入れてくれる。腰を揺らして、膝を擦り寄せているのは、彼女も感じているからだろうか。
「んんんっ……!」
腕を伸ばして、雪乃の濡れそぼった部分に指先を差し込んだ。突然の刺激に細い身体が震えて、喉の奥がすぼまる。締め付けられた鷹瑛自身にも甘美な痺れが走った。
なぜ男性器というものは身体の前面中央についているのだ。さりげなく隠すことすらできないではないか。
明後日の方向に文句を連ねるのは、想像だにしないハプニングに混乱しているからである。
こちらが心の中で滝のような冷や汗をかいている一方で、雪乃は落ち着いた動きで身を起こした。そして、目の前に座り直す。
ベッドに膝をついたまま腰を下ろすことも立ち上がることもできずにいたために、ソレの高さと彼女の目線が並ぶ。さすがに腰が引けた。
「雪乃……?」
股間に視線をピタリと合わせている雪乃にこわごわ声をかけた。
いっそあからさまに失望でもしてくれたなら言い訳のしようもあるものを。ほとんど真顔といっていい表情は感情が全く見えず、もの静かな股間をその瞳に映しながらなにを考えているのかうかがい知ることはできない。
ゆっくりと彼女が顔を上げた。
「……てもいいですか?」
「え?」
聞き取った言葉があまりにも想定外で、喉から気の抜けた声が出た。
今、控えめな彼女に似つかわしくない発言が飛び出した気がする。
耳が拾い上げた言葉をもう一度思い浮かべ、鷹瑛は即座にそれを聞き間違いと断じた。自分の妄想が生み出した幻聴だろう。己に言い聞かせつつも、心臓はばくばくとうるさく高鳴っている。
まさか。まさか雪乃が――
「口でしてもいいですか?」
なんて言うはずが……。
二度目にして一音一音はっきりと耳にした音は、まさしく否定しようとしていたものだった。それでもなお疑うように清楚な顔を穴が開くほど見つめた。
瞳と瞳をピタリと合わせたまま、瞬きを、二回。
雪乃は鷹瑛の返事をじっと待っている。彼女の発言に間違いはなかった。
先ほどまで消極的に行為を受け入れるだけだったはずなのに、いったいなにが起きたのだろう。なにかのスイッチでも入ったかのように姿勢が前のめりになっていた。
泣きそうな瞳であんあんよがっていたくせに、心なしか目も据わっているように思える。
形勢が逆転しそうな気配に鷹瑛は引き気味になった己を叱咤した。彼女の変化に驚きつつも、湧き出る疑問はひとまず脇に追いやる。
意識的に深く息を吸った。そして吐き出す。
「……あのな。無理にそういう気遣いをする必要、ないから」
努めて冷静に断りを入れると、澄んだ瞳に窺うような色がまじる。
「いやでしたか……?」
「そういうわけでは……ないが……」
むしろ、口でしてもらうのが嫌いな男というのは、かなりの少数派なのではないだろうか。
無論、自分は多数派である。
確かに口淫でもしてもらえば、萎えたソレだって元気になるかもしれない。だが、問題なのはそこではない。
鷹瑛から見る限り、雪乃はあまり恋愛経験が豊富ではない。
男性のエスコートにすら彼女は慣れていないのだ。
女性の歩調に合わせるとか、車道側は歩かせないとか、扉を開いてあげるとか。そんなエスコートの基礎ともいえる振る舞いをするだけで、雪乃の身体には微かな緊張が走る。申し訳なさそうな目をする。
そんな初心な女の子に、奉仕させるだって?
「雪乃にそんなことはさせられない。そもそもしたことだってないだろ?」
いつかしてくれたら嬉しいとは思う。だが、今すぐに、というのは時期尚早だ。自分の不調のせいで不慣れな彼女に無理をさせるのは鷹瑛だって忍びない。
そう考えての結論だったのに、雪乃は微かに首を傾げる。
「ありますよ?」
「え」
「したことあります」
何回も。
小声で付け足された内容に、顔の筋肉が強ばった。
普段の初々しさに反したその発言。平然とした口調は、嘘をついているようには聞こえない。だが、本当だとしたらギャップどころの話ではない。
いったい、彼女の男性経験はどうなっているんだ?
初めて、恋人の過去を掘り返したくなった。
「やってみますね」
スラックスのファスナーに手を伸ばし、引き下げていく動きに戸惑いはない。流されるようにして腰を下ろした。
脚の間に身を伏せた雪乃は、下着からとりだした男の象徴を絶妙な力加減で握った。及び腰で奉仕を受け入れていた鷹瑛だったが、その躊躇いはすぐさま吹き飛ばされることになる。
上下にゆっくりと扱かれるだけで、声が出そうになった。慌てて唇を引き結びつつ、同じ疑問を脳内で繰り返す。
彼女の男性経験はいったいどうなっているんだ!
慣れているとかいうレベルではない。指や舌がくびれやら裏筋やらを驚くほど的確に刺激していく。
自分の手で慰めているのかと錯覚しそうなほどに、触れてほしいところに触れてくる。
それでいて意表をつく動きも織り交ぜてくるからたまらない。
左右の手が半勃ちのそれと睾丸にそれぞれ添えられて、舌は先のほうを舐め上げる。視線は当然のごとく上目遣いで鷹瑛の顔に据えられている。
巧みな刺激と卑猥な光景にしびれるような快楽を覚えた。
雪乃は男の快感のツボを知り尽くしている。
やわやわと竿を撫でて焦らしきったところに敏感な箇所をくすぐられると、自然と熱い溜息がこぼれた。唇を噛んで、せめて喘ぎ声だけは上げるまいとささやかな抵抗をしつつ、その手練にひたすら翻弄される。
それでも陥落しないのは柔らかな手の内の肉棒である。めくるめく快楽に突き落とされてなお完全に勃ちきらないそれのせいで鷹瑛はじれるように息を吐く。雪乃の奉仕はこれ以上ないほど巧みなのに、それを受け止めきれない自分の身体が恨めしい。
弱火でじりじりと攻め立てられるようなもどかしさにつま先がシーツを掻く。腰のあたりに揺らめく熱を高ぶらせて昇りつめたいのに、拾い上げようとした快感は指の間をすり抜けていき、熱を押し上げることができない。
「はぁ、くっ……」
苦しまぎれに腰を揺らめかせる。気持ちいいのに苦しい。イキたいのにイケない。
どうして今日に限って大事なそれは勃ち上がってくれないのだろう。
思い当たるのは、いささか飲みすぎたワインだ。アルコールを摂取すると、勃ちにくくなるというのはよく聞く話だが、自身がそれを経験したことはなかったから油断した。ワインとは相性が悪いと自覚していたのに注意を怠ったことを悔いる。
それさえなければ今頃は天国を見ていたかもしれないのに。
鷹瑛を見つめていた雪乃がふと視線を下げて、いまだ完全に勃起できずにいるソレを確かめた。握った手を上下に揺さぶりながら、その硬さを丁寧に見ている。
「すまない……」
ここまでされても期待に応えられないのが恥ずかしくて消え入りたくなった。これまで出来る上司として振る舞っていたから余計にだ。
けれども雪乃は優しく微笑んだ。
「気にしないでください。お酒を飲んだので仕方ないです」
幻滅されていないことに救いを見出しつつも、年下の恋人にフォローされる自分の不甲斐なさはいかんともしがたい。
硬度の足りない先端を愛らしい口の中に迎えられて、その温かさに喉が鳴る。情けなさと気持ちよさをこらえるようにシーツを握りしめる。
半勃ちでもそこそこの大きさがある陰茎を雪乃は深く咥えこみ、包み込むように頬張って揺する。弾力のある舌、滑らかな口蓋、頬の粘膜が、それぞれに違う刺激を与えてくる。鷹瑛の頭は溢れんばかりの快感に満たされてそれしか考えられなくなる。
「あ、くっ……雪乃っ…………」
滑らかな頬からさらさらの髪に手を差し入れて、小さな顔を上向かせる。男の性をしゃぶって、とろけた女の瞳が鷹瑛を射抜いた。
ほしい。今すぐ彼女とつながりたい。
本能はそう叫ぶのに、身体が思う通りにいかない。酒に酔った身体は、血流が忙しくめぐって、性器に集中すべき血液までも押し流していく。気持ちいいのに、臨戦態勢になれないもどかしさが腰を押し出して狭い口内に剛直を擦り付けた。
「んぐっ……」
意に反して喉に硬いものを差し入れられて苦しいだろうに、涙目になりながら受け入れてくれる。腰を揺らして、膝を擦り寄せているのは、彼女も感じているからだろうか。
「んんんっ……!」
腕を伸ばして、雪乃の濡れそぼった部分に指先を差し込んだ。突然の刺激に細い身体が震えて、喉の奥がすぼまる。締め付けられた鷹瑛自身にも甘美な痺れが走った。
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✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼
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