婚約破棄出来ない!?から始まる悪役令嬢の憂鬱

桜花ª

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1 introduction 私は悪役令嬢!! ここは恋愛アドベンチャーゲームの中!?

見世物リィナとクールビューティー

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 結局、サレニアーナ嬢は何がしたかったのだろうか。

 エルヴィス様と普段どのように過ごしているのかを訊かれても、特にお話するような出来事エピソードもないし、彼や家族との会話も他人ひとさまに披露するようなものでもない。

 ただ、しきりと、私が以前からサレズィオ様にお世話になっている事をアピールしていたようだった。兄君の自慢がなさりたかったのかしら?

「違う。……と思うが」

 サレズィオ様は苦々しいお顔をなさって、そっぽを向かれる。ワインに酢でも入っていたのかしらと思うような表情だ。

 招待客のほぼ全員との挨拶が一通り済み、目をキラキラさせた若い令嬢たちの質問攻めにあったけれど、一昨日以前の事をあまり覚えていないので、実は答えようがない。

「人のプライベートに、あまり突っ込んだ質問は控えたまえ」

 やはりサレズィオ様の助け船で、興味津々な令嬢の、時には明け透けな質問を逃れる。

 サレズィオ様は、質問を躱す手段の一つとして、可愛らしい花で飾られたベリーがたくさん乗った一口タルトを皿にとり、手渡してくれる。

「確か、蜜漬けベリーが好きだっただろう?」

 と仰られると、背後の令嬢達が黄色い声をあげた。なにか、私が失礼でもしてしまっただろうか?


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感想 2

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みんなの感想(2件)

櫻媛٩(*‘ω‘ *)٣🌸💖
ネタバレ含む
2019.09.24 桜花ª

うう…… ご報告いたみいります。

侯爵は、公爵の変換ミスなうえ、まだ、爵位を継いでないので、子爵の間違いです。

申し訳ない󾍄

ルビも、ルビ機能を使わず手入力したので単純にミスしました。

早速直させていただきますね。

続きを楽しみにしていただけるとの言葉は励みになります。

今後もよろしくお願いします。

解除
櫻媛٩(*‘ω‘ *)٣🌸💖

長さがちょうどいい!

いや、普通の小説に比べたら格段に短いけれど、私鉄で一駅1話、って区切りよく読みやすいです。

この分ストーリーの進行は遅く感じるとこもあるけれど、ウザいほどではないので、この先、リナが自分の立場を思い出して、エルヴィス様とどうなるのか、楽しみです。

タグの溺愛(予定)も、しっかり回収期待してます♥️

2019.09.15 桜花ª

感想ありがとうございます。初めての、感想、読んで貰えてる手応えが返ってきた実感がありとても嬉しいです。

確かに、他の作家さんに比べて短いと思いますが、その分更新しやすくて、頑張れると思うので、ご容赦ください。

進行が遅く感じられるとのこと、今後の課題として、拝聴させていただきました。

貴重な意見、ありがとうございます。

これからも、リナを見守ってあげてください。

お読みくださり、本当にありがとうございました(*'▽'*)♡

解除

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