あをによし ~年下宰相様は日本画家の地味系女子にご執心です~

柚木音哉

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47.幸せのカタチ

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(別荘の留守番なんて、そう何日も出来るものではないな。ハリソン様の従者の腰が治ってくれて良かった)

宰相まで上り詰めたハリソンの古くからの部下であるセドリックは独り言ちた。

ハリソンに頭が上がらないのは昔からだが、ノーマンに何の罪も無いことを知っているだけにセドリックの気は滅入っていた。

休みを貰ったが、雨の日に家の中にいても暗く、余計にどんよりしてきたので、セドリックはゆるゆると当てのない散歩に出掛けた。

ふらりと入った公園は、屋根付きのベンチやパラソル付きのテーブルセットなどが所々に置いてあって、こんな雨の日でも照りつける暑い日でも過ごしやすいようになっていた。

小振りなテーブルセットに腰を下ろしたセドリックは、斜め向かいに若くて可愛らしい女の子が3人いることに気付いた。

若くして平民落ちした元子爵令息のセドリックは青春時代の全てを労働と隣国との諍いに費やしてなんとか騎士爵を掴んだが、40も半ばになろうかという今まで恋人に恵まれたことは無かった。

恋とも言えない程の慕情を感じた娘はいたが、セドリックにはどうすることも出来なかった。
後に再び彼女と出会えたが、隠居した貴族の後妻になっていた。

ジャクリーンは隣国との境近くの村の食事処の娘だった。
彼女の両親はジャクリーンを表に出したがらなかったが、長引く諍いで駐屯する兵士は増員していて、どうしても手が足りずジャクリーンも店を手伝っていた。

たちの悪い連中の話はセドリックも耳にしていた。

だが、ある夜、セドリックを見張りに立ててジャクリーンを襲ったのは上司だったハリソンだった。

何もかも終わってから全てを知って崩れ落ちるセドリックに、ハリソンは「お前も共犯だからな」と言った。
平民落ちしたセドリックを拾ってくれたハリソンには逆らえず、セドリックはそのままずっとハリソンの犬だった。

そしてその隣国との諍いで武功を上げたセドリックとハリソンは爵位を賜った。
セドリックは結局騎士爵止まりだったが、ハリソンは元の男爵から子爵になり、侯爵家に婿入りして宰相にまでなった。

その原動力が復讐であることをセドリックは知っていた。

求心力を失いつつあった前国王と、当時は王太子だったレモネルは、起死回生の手段として“辺境伯の子供たち”を使った。
横領や領地での圧政、不当な増税、密輸、それらにおもねる者、見逃す者、全てが摘発された。

セドリックの子爵家は密輸グループに追随していたことで取り潰しとなり、王都追放で一家は離散して13だったセドリックは理不尽な思いを堪えながら、住み込みで港の荷運び労働をしていた。

ハリソンの公爵家は男爵落ちで留まれていたが、ハリソン自身が学園での王太子の婚約破棄騒動に巻き込まれていた。
婚約者のオランディーヌ嬢がいるレモネル王太子との親密な関係を装って高位の令息たちを翻弄した男爵令嬢サティに、ハリソンは惹かれていた。

オランディーヌ嬢を誹り、レモネル王太子の失脚を画策したハリソンは、王都追放を命じられたのだ。
なんとしてでも返り咲くことを決意したハリソンは、同じ恨みを持つ仲間を増やしていった。

港で出会ったセドリックとハリソンは兵士に志願して武功を立て、王都に舞い戻ることを誓い合ったのだった。

(ハリソン様に恩義は感じているが、ジャクリーンのことを思うと……ん?あの子が着けているペンダントは…ジャクリーンに娘がいると聞いて居ても立ってもいられずに贈ってしまった物と似て…いや、メイベルに贈ったのと同じ物だ。あの子のブレスレットも、あの子の髪飾りも…!こんな偶然があるか?まさか…)

“辺境伯の子供たち”を撲滅したいハリソンは、マイラー・ネルソンの屋敷が“表”の施設であることを突き止めて、行商人を装ったセドリックに偵察に行かせた。
その先でセドリックは期せずしてジャクリーンと出会い、拾い聞きした会話からメイベルという娘がいることを知ったのだった。

視力がとても良いセドリックは、3人組の女の子たちが身に着けているアクセサリーに見覚えがあった。
見知らぬ娘にジャクリーンを重ねて選び抜いたのだから見違えることはなかった。

(待ち合わせか?あの男の子たちか。1人は保護者か?どういうグループなんだ?)

セドリックは6人の後を追って、馴染みの無いカフェに入った。
近付こうとしたが入り口近くの1人用の席に通されたセドリックは、よく分からないメニューを適当に選んで食べた。

6人は盛り上がっていてデザートまで頼んでいるようだったので、間が持たなくなったセドリックは店を出て6人を待って、後を尾行した。

(バラバラのペースで歩いているが、どうやら同じ所に向かっているみたいだな。え?…この先は確かドルトレッド伯爵の…もしかしてあの男の子たちのどちらかがフレッドなのか?…だとしたらあの金髪の小柄なほうだな)

ゆっくり歩いていた最後の女の子が屋敷に入るまで見送ったセドリックは、5人しか屋敷に入っていないことに気付かないまま、踵を返した。

逆に自分が尾行されていることにも気付かずに。


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感想 9

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みんなの感想(9件)

@@@@
2021.08.30 @@@@
ネタバレ含む
2022.03.15 柚木音哉

古い作品ですが、感想ありがとうございました。
筆者の実力不足ですとしか申し上げられませんが、閲覧して下さりありがとうございました。
お話がロビー君さん?.さん?の肌に合わなかったみたいですね。
作品は好きだと仰ってくださった方もいるので、筆者は全否定はしませんし、出来ません。書きたかったから書いただけです。直す気もありません。
読んでないのに絵描きがお話に関係ないなどと仰るのは少々決めつけだとは思いますが。
合わないなら読まなければいいのではないでしょうか。気に入らない。前置きが長いからと中身も読まずに作者にこのような感想を送られても納得出来ません。
前置きが長かったのはそうですね。今読み返してみれば削れる部分はあったかもしれません。
執筆から数年経ち幾分冷静に見えるようになりましたので、ご指摘等は筆者もまた未熟さを感じている部分ではございます。
今後執筆活動をするかはわかりませんが、参考にさせて頂きます。ありがとうございました。

解除
Jasmin
2018.05.15 Jasmin

まずは完結ありがとうございました(*-ω人)
投稿サイトでお話読むようになってから、いかにきちんと完結する作品が少ないかを知りました。いや。いつかは完結するのかも知れませんが、長く未完で放置されている…私には、そういうのはなかなかつらかったりします。その作者さんが未完は未完のまま、他の作品の執筆を始めていることも多くて、ね。
私、夢見る少女ではありませんが、話には何かしらの力があると勝手に思っています。その話を読む前には戻れない…そういう経験ありませんか?もうね、その話を読んだあとでは、読む前と同じ自分ではいられない…そういう経験こそが、私を読書に駆り立てていると言って間違ってません。笑
人生は選択の連続…よく言われているその言葉の真意は掴みかねますが、なにかを感じ、感じた結果とそれまでの知識、経験から、追い立てられるようにより好ましい道を選びとっていく…その連続が生きて毎日を生きるということだ!そう実感したことは何度もあります。読書というのはその感じ方に一番影響を与える気がします。そういう意味では話というものは生きて魂を持つ…そんな風に思うんですよね。笑
なので、まず何よりもお話が完結したこと、感謝感謝でございます♪

あおによし…この古風なTHE KING of 枕詞が日本画と転移先の洋風な世界で、どう、関わってくるのか…読む前から興味深く思っていたのですが、そうですね…一言で言うなら、あのくだりは胸に刺さりました。笑
美月たちの恋愛の進行を追いながら、恋愛の意味とか価値を同時に追って行くお話なのかと思いきや!うん。良かったな、と思います。
あおによし…奈良ではありませんけど、私の住むところにも花の盛りと実感する季節は毎年、必ず廻ってきます。その時には乙女ではない私でも、生きている喜びを素直に感じるものですが…きっと、これからはそんな喜びを感じながら、美月たちのことを思い出すのだろうな。そう思います。もうね、このお話を読む前には戻れない。まさに、私が読書に求めていたことです。そういう意味でも改めてありがとうございます(*-ω人)

青は私がよく着る色ですが…夏に向けて必ず毎年、新しい青い服を買ってしまうのですが…今年はいろんな青の混ざりあったトップスを買ってみました♪元々、いろんな青が好きでしたが、今年は青を感じる感性が1つ増えた気がして嬉しいです。サンキュ!

2018.05.15 柚木音哉

Jasmin様
感想ありがとうございます!
ちょこちょこと更新に間が空く時期が出てしまいましたが、何とか完結まで至ることが出来ました♪
それもこれも、Jasmin様を始め、沢山の方々に感想欄や近況ボードで励まして頂いたおかげで最後まで逃げずに書き終えることが出来たのだと思います。
まだまだ作品も少なく、未熟な作者ではありますが、Jasmin様の感想は、私の中には無かった視点で別の角度から作品を見るとどうなのか理論的に整理して感想下さってるので、かなり勉強になりました!!
本当にありがとうございます♪
作者様にも色んな方がいらっしゃるので、書き方のスタイルは様々かと思いますが、私自身がちょっと不器用なので(^_^;)一つの物語を書き始めたら完結しないとなかなか頭が切り替えられないタイプでして、沢山の物語を同時進行は出来ませんが、その分じっくりと作品に集中して執筆は出来たと思います。
自分の書く物語を楽しく読んで頂けたなら、これに勝る幸せは有りません。
本当に本当に嬉しいです(*´∀`*)
拙作「あをによし」において、ファンタジー(異世界)と日本の伝統美術(日本画)は、そのままレオンと美月を象徴するものです。そして、「あをによし〜」を枕言葉とするその和歌は、そのまま美月の中の、日本や生まれた世界のことを望郷している感じ……いや、帰りたいとは望んでいないので、懐かしんでいるような、そんなイメージでも使用しています。

何だろう……作者的には、ちょっとほろ苦さの残るような、少し切ないような余韻の残るような作品にしたかったのですが、伝わっていると良いなぁ。
青色は素敵ですよね。色んな青がありますが、私は空の青が好きで、よく空を眺めつつ物語をぽやんと考えています♪
日常の、何気なく……ふとした瞬間に、美月やレオンのことを思い出して頂けたなら、こんなに幸せなことはないです(*´∀`*)

最後まで美月とレオンハルトの物語にお付き合い頂き、また沢山の感想と励ましで力を頂きまして、本当にありがとうございましたm(_ _)m

解除
Jasmin
2018.04.10 Jasmin

本気出したレオンの変貌っぷりを見るつもりでいたのですが。変貌すると思っていたのは私の勝手な思い込みでしたねwww
レオンはやっぱりレオンだったw
思えば…いつもレオンは本気だったのだな、と。どっち向けて本気なのかに違いがあっただけで。食べちゃわないように本気出してたか、食べることに本気出したかの違い?
私個人はリアルでも豹変って苦手なんです。積み重ねてきたその人への理解みたいなものが、ファイルのなかの書類ぶちまけたみたいに一気にゼロになる気がして。もう一度書類拾って順番に並べて…なんて、面倒くさいし、無駄に思えて、もういいや、このまままとめて捨ててしまえ!…そうなりがち。笑
レオンがレオンのままでホッとしたし…いつもいつでも美月に本気なレオンに軽く尊敬の念を覚えました( ̄ー ̄)

恋にいつも本気って、ありがちっていうか…よく聞くことではありますが…私、内心、実際はちょいちょい面倒くさくない?(^_^;)…って思っています。て言うかね。本気出したら相手の魂とか先の人生とか、壊しちゃいそうになりませんか?そこに責任が持てないから加減する…加減する本気なんてないですからね。私は最初から本気じゃないってことなんでしょうねw
改めて、レオンの覚悟を実感しました。あれはそういうことだったかと。
いや、でも…覚悟があれば壊していいってもんでもないし。壊したあとの責任の取り方なんて、絶望的なものしか思い浮かばないし。出来れば適当に誤魔化して…壊さない程度で遊びたい。そう思ってしまうのを止めるのはなかなか難しいですね(^_^;)
続き、楽しみにしてます♪

2018.04.10 柚木音哉

Jasmin様
感想ありがとうございます!
レオンはいつでも本気です。本気で美月を囲い込んで、何が何でも今回は離さないと言う気持ちで彼女を追いかけています。
年齢が若いから本気じゃないとかは無いと思いますし、思えば最初から本気で好きだったんでしょうね。だから、本気出す方向で言えば……本気で心身ともに落としに行った……と、言うのが正解かもしれません^^;
彼は……もしかしたら、美月に出会わなければ、家柄や言い方は悪いけども、自分のあしらいやすいような適当な人と政略結婚して人生を終えるつもりだったのかもしれません。
美月はこの世界にしがらみがなくて、とても自由に生きていて、彼女自身が他の色に染まらず、純粋な人だからこそ、レオンは惹かれたんだと思います。
壊さない程度に遊びたい……そんな考え方もありかもしれませんねぇ。うん。

レオンは、若くして政治の中枢に身を置くようになっていますし、心から気を抜いても許されるような、美月のような人を欲していて、たまたま二人の歯車がカチリとハマったのだと思います。
会わなければ、もしかするとレオンはJasmin様の仰るような考え方似た部分があったかもしれないなぁと……感想を拝読していて思いました。


いつも感想ありがとうございます♪
引き続き、頑張ります(*´∀`*)

解除

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