魔王討伐の勇者は国を追い出され、行く当てもない旅に出る ~最強最悪の呪いで全てを奪われた勇者が、大切なものを見つけて呪いを解くまで~

紗沙

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第4章 魔王の影を払う少女

第113話 呪いを解くために、大陸の西側へ

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 どこの国でも、死者を弔う儀式は存在する。
 例えばレーヴァティでは死者を目覚めさせないために関係者のみで儀式を行うらしい。
 王国もレーヴァティと同じで小規模のものが多かったはずだ。

 だがアルティスでは厳かに行うものの、大多数を集めて行うことが多いらしい。
 より多くの人がその人を忘れないために、といった意味があるようで、実にこの国らしいと感じた。
 どちらもそれぞれの良さがあると思うが、レオはアルティスの風習の方が好みではあった。

 そして今回、アトによる災害の影響での死者は3桁を越えた。
 原因不明の魔物の大量出現はアルティスで活動をしていた多くの人の命を奪った。
 もしも救いの雨と各冒険者や勇者の活躍がなければ、もっと多くの犠牲を出していただろうというのがほとんどの人が認識している事実だ。

 本当は少し異なる原因と結末だという事を知っているのはレオ達だけだった。

 一人、また一人と教会に備え付けられた棚に花を置いていく。
 死者への手向けとして、それぞれの人が自身で用意した花を置くそうだ。
 今もまた、子供が野で採ってきた花をゆっくりと添えた。

 レオ達は既に献花を終えている。
 彼らの周りには誰もおらず、レオはなるべく他者を刺激しないように壁を向いている。

「あ……エリシアさん」

 アリエスの言葉に左目だけを向けてみれば、献花の列に並ぶエリシアの姿が見えた。
 周りの人よりも多くの花を持っているのが印象的だった。

(エリシア……)

 今回の騒動は彼女が大きく関わっている。
 犯人はアトであるし、エリシアにとってはどうしようもなかった事件であるのは間違いない。
 だが、それで仕方なかったという一言だけで片付けられるわけではないと、レオはよく知っている。

 ちらりと横に立つ白銀の少女を見れば、彼女もまた心配そうにエリシアを見ていた。

 やがて列は進み、エリシアは多くの花を添える。
 その上で彼女は手を組み、祈りを捧げた。
 他の人よりも、長い祈りだった。



 ×××



 アルティスの借馬車の施設前で、レオ達6人は次の街へ移動しようとしていた。
 いつもの4人ではなく6人で、増えた2人はシェイミとエリシアである。

 エリシアはついていくことを決めていたし、事前に宿屋でアリエス達に話していた。
 けれどその時に、シェイミもついていくことを決めたのだった。
 なぜかアリエスがやや不満げだったのだが。

『あなたが力を取り戻したときに、最初に戦うのは自分。だから、一番近くに居る。
 それに、自分は戦力としては申し分ない筈』

 とシェイミがレオを見つつ告げたことでついていくことが決定した。
 アリエスは最後までなぜか唸っていたのだが、結局最後は認めてくれたためレオとしてはほっとしている。
 シェイミのような戦力は、かなりありがたいのだ。

(にしても、もう少し仲良く出来ないものか……)

 レオはアリエスの事を色々な意味で大人だと思っている。
 一行の中で最年長はリベラなのだが、精神的にはアリエスは母のような立ち位置だ。
 リベラやパインにも気にかけるような発言をすることも多い。
 現につい先ほど仲間に加わったエリシアも気にかけてくれていた。

 けれど一方で、なぜかシェイミとは相性がすこぶる悪い。
 シェイミはあの性格なので気にしていないようだが。
 そんなことを思っていたレオの耳に、声が届いた。

「にしても、もう少し居てもいいと思うんだがなぁ」

 レオ達を見送りに来てくれたバランは名残惜しそうな声を出した。
 その後ろに立つメイドは、呆れたように溜息を吐いて首を横に振っている。

「悪い」

 レオとしては謝ることしか出来ない。
 もうアルティスでやるべきことは全て終わらせてしまった。
 魔王城の魔物を模した敵は倒したし、右目の光景は乗り越えたし、エリシアは救った。

「いや、もう時間だもんな……」

 バランの言う通り、レオも名残惜しくはあるが、もう時間だ。

 ふと、足音が横から響いた。
 歩いて前に出る少女の白い髪が風に揺れる。鞘に収まった刀が、小さな音を立てる。
 エリシアは前に進み出て、バランと向き合った。

「バラン」

 名前を呼んだのも、向き合ったのも、初めてだったのかもしれない。
 バランが目を見開いて固まっているのが印象的だった。

「ごめんなさい。
 あなたがエリーを気にかけてくれたのに、エリーはそっけない態度ばかりしていて。
 でも……ありがとう。本当に……ありがとう」

「……あぁ」

 感情が抑えきれなくなったような声だった。
 バランは目じりを押さえ、俯き、やや涙声で一言「参ったな」と呟いた。

 深く息を吐いて、そして吸って、バランは顔を上げる。
 その目は、ほんの少しだけ潤んでいた。

「エリシア、お前は大丈夫だ。もう一人じゃない。
 呪いなんてものじゃなく、本当に一緒に居るべき人達と一緒に進め。
 ……でも、たまには帰ってきてもいいぞ。俺はずっとここに居るからな」

「……うん。ありがとう、バラン」

「……っ」

 微笑んだエリシアに、バランが寂しげな表情をした。
 しばらく会えなくなるということに、彼の感情がついていけて居ないのだろう。
 そんなバランにエリシアは小さく手を振って、振り返り馬車へと向かう。

 その背中を視線で追っていたバランだが、やがて視線を外し、レオを見た。
 恐怖も嫌悪もない、まっすぐな視線だった。

「なあレオ」

 エリシアに続いて馬車に向かおうとしたレオをバランは呼び止める。
 足を止めてみれば、バランは笑っていた。

「俺はお前の事を……友だと思っている。
 これから先、辛いことがあるかもしれない。レオからしても高い壁に当たるかもしれない。
 でも、お前なら大丈夫だよ。頑張れよ」

「……バラン」

 友。
 それは初めて聞いた言葉だった。
 もちろん意味は知っているし、その単語を聞いたことはある。
 けれど、自分に使われたことは初めてだった。

(でも、そうか)

 友とは、こういうものなのかもしれない。

「ああ、バランもな」

「ああ」

 二人して頷き合い、レオは視線を外して足を踏み出す。
 街を去るにもかかわらず、その足取りは軽やかだった。



 ×××



 四人掛けの馬車にもかかわらず、その馬車にはレオとアリエスとシェイミしか居なかった。
 合計で六人と、王都を出たときには思いもしなかった大所帯となり馬車を二つ借りることになった。
 どのように二つの分かれるかというのが問題に上がったが、レオ、シェイミ、アリエスで一つ、そして残りのリベラ、パイン、エリシアで一つとなった。

 空気を読んだリベラがパインを連れ出し、エリシアとレオを一緒にしようと画策したのだが、一瞬でシェイミが横入りしたために別の馬車となっている。
 ちなみにエリシアは気にしていないようで、それを見てリベラも「まあいいか」と内心では思っていた。
 今頃リベラとパインは獣人特有のエリシアの獣耳に夢中だろう。

 もちろん、裏でこういったやり取りがあったことをレオは知らない。
 というか、仮に知っていても気にしている場合ではなかった。

「…………」

「…………」

 空気が、重い。
 窓の外をぼんやりと見つつ、時折自分の方を見るシェイミ。
 そしてそのたびに自分とシェイミを交互に見るアリエス。

 二人は一言も話すことなく、視線だけを行き来させている。
 時折アリエスとシェイミの視線が合うのだが、その度に少し馬車の中の温度が下がっているのは気のせいだろう。
 火花が散っている錯覚すら見始めたレオは無理やり視線を外し、別の事を考えることにした。

 こういう時のアリエスには口出しをしないのが一番いいのだ。
 多分、というか間違いなくシェイミもそのタイプだろう。

(にしても……)

 窓の外に視線を向けて息を吐いて、真っ先に思い出したのはアトのことだった。

(呪い……か)

 アトは自分の事を呪いだと言っていた。
 意思を持っている呪いなど聞いたことがないし、アト自身の力も常軌を逸していた。
 一般的な呪いとは何もかも違う。それこそ。

 --俺の右目の呪いみたいな

 そこまで考えてレオは「まさか」と思い、笑った。
 この呪いは意思を持っていないし、アトとは全く違う。
 ただ普通の呪いと違うという点しか共通点がない。
 自分に一番近い呪いだから、そんな事を思ったのだろうとレオは結論付けた。

「あ、そういえば次の街で大陸の西側に入りますね」

「……そうなのか?」

 アリエスの声を聞いて、レオは彼女の方を振り向く。
 先ほどの背筋が凍るような雰囲気は霧散していて、いつもの彼女がそこに居た。

「はい、アルティスはほぼ大陸の中央に位置しますので、ここから先は西側ですね」

「……西側」

 デネブラ王国では、大陸の西ならば何か呪いを解くヒントがあるかもしれないと言っていた。
 右目の呪いを解く方法が、見つかるのだろうか。

「もし見つからなければ、北も南もあります」

 そんなレオの不安を感じ取ったかのように、アリエスがそう言った。

「それがダメでも、わたし達の知らない場所があるかもしれません。
 レオ様の右目が治るまで、一緒に頑張りましょう」

 一緒に、という言葉がすっとレオの心に入った。
 それは熱を帯び、心を温かくする。
 ずっとだ。本当にずっと、アリエスは。

(……頭が上がらないな)

「あぁ、そうだな……西にはなにがあるんだろう。楽しみだ」

「ここから先はわたしも知らないので、わくわくですね!」

 一番長い付き合いである少女に微笑み、レオは大陸の西側へ気持ちを馳せる。
 先ほど感じていた不安が完全に消えたレオの姿を、シェイミは無機質な瞳でじっと見つめていた。
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