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第4章 魔王の影を払う少女
第103話 今度こそ彼女を救うために
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リベラ自身、自暴自棄になっていたというのはよく分かっている。
レオの右目の呪いが移せなかった一件はアリエスとの会話の中で前に進むという意味で決着をつけたけれど、かといって移せなかった悔しさが完全に消えたわけではない。
だから、エリシアに宿った呪いであるアトにレオが苦戦しているときに、リベラは一つの光明を見出した。
アリエスか自分ならば、アトという存在をエリシアから引き離せるのではないかと、そう考えた。
レオの呪いはダメだったけれど、彼を苦しめるものを対処することはできるのではないかと。
だからアリエスが失敗したときに、リベラは退かなかった。
結果として自分が死ぬかもしれなくてもアトに触れて呪いを移すことを選んだ。
いや、今になって思えば、どんな危機でもレオが、レオの祝福が助けてくれるという驕りがあった。
退こうとするアリエスを見ないふりをして、手を伸ばした。
レオの助けになるために、自分なら出来るかもしれない。いや出来るとそう信じてしまった。
――そんなことをしたから、罰が当たったんだ。
リベラはアトを自身に移すことはできず、結果としてレオはエリシアの手を斬り飛ばした。
自分の軽はずみな行動が彼を助けるどころか、彼を傷つけたと目の前で自覚した。
どこまでも自分は無力であることを思い知らされた気がした。
結果としてシェイミという灰色の少女の予想外の介入で戦闘は一時中断となったものの、リベラの心は晴れていなかった。
エリシアを救おうと必死になるレオ達の会話に混ざりつつも、心のどこかで負い目があった。
「俺を壊し、それをエリシアに渡す。俺が、エリシアに命を与える」
そんなレオの意見には心では反対だが、否定することはできなかった。
自身を犠牲に他者を救うということをリベラ自身もやってきたというのはただの建前で。
本当はレオを苦しめた自分には否定する権利なんて無いと思ったからだ。
――そんなことをしたから、罰が当たったんだ
「リベラ、俺に他者に呪いを移すことを教えて欲しい。
残った時間は少ないけど、必ずものにして自分の命を渡してみせる」
まっすぐな視線に、迷いのないはっきりとした言葉で言われてしまった。
「自分の命を渡してみせる」
あまりにも残酷すぎるその言葉を、彼は分かっているのだろうか。
分かっているけれど、理解ってはいないのだろうなと思う。
彼のその言葉がアリエスの、そしてパインの心にどれだけの傷を与えているのかまでは、彼は理解していない筈だ。
「……本当に、酷い人」
誰にも聞こえない声量で、リベラはぽつりと呟いた。
自分を犠牲にしてもまだ余裕があるから大丈夫だと思っている分余計に性質が悪い。
犠牲にしている段階で私達は受け入れたくないと、分かってくれないのか。
断りたい。そんなことは辞めようと、そう言いたい。けれど。
(レオの意見に賛成した以上……ここで断るなんてできないじゃないの……)
それに彼女自身、レオの意志を尊重したいという思いがある。
自分の中でレオに犠牲になって欲しくないという思いと、レオの意志を尊重したいという思いが永久の葛藤を続けている。
「……いいよ。レオが出来るようになるまで、教えてあげる」
叶うなら、彼が命を分け与える手段など習得できませんように。
そう願っても、戦闘や祝福に関しては人外ともいえる力を持つレオはどうせ習得してしまうのだろう。
湧き出た気持ちを自虐的に笑ったとき。
「ありがとう。なら今リベラの中にある呪いを俺に移して、悪いけどそれをまたリベラに移すってことを繰り返してほしいんだ。
辛い思いをさせて本当にすまない。でも、頼むよ」
心の底から申し訳なさそうに目じりを下げるレオを見て、リベラは笑うしかなかった。
気持ちの籠っていない乾いた笑みを浮かべるしか、出来なかった。
「うん……わか……った」
――ほら、そんなこと思ったから、また罰が当たった
×××
時間は残り少なく、余裕があるわけではなかった。
だがレオは自分自身を、自分の能力を信じていた。
リベラに頼み込み、彼女の祝福をもって呪いを移して、戻してを数回繰り返してもらった後に、レオは他者に分け与える感覚を覚え、そういった祝福を創造した。
「ありがとう、もう大丈夫みたいだ」
「……そう」
礼を告げれば、ずっと目を伏せて呪いを動かしてくれていたリベラはさらに暗い表情をした。
彼女の雰囲気やアリエスの様子を見て、レオは心が締め付けられる思いを覚える。
彼女達には申し訳ないとは思う。けれど、エリシアを救うにはこれしかない。
エリシアを救うために気持ちを切り替え、レオはシェイミに声をかけた。
「待たせた。準備はできた。エリシアを好きな場所に落とすことはできるか?」
窓から空を見上げていたシェイミは窓枠に手をついて姿勢を正すと、ゆっくりと振り返る。
光の少ない灰色の瞳が、レオを射抜いた。
「この近くなら問題ない」
「この近くか」
シェイミの言葉を聞いて、バランがすぐに動いた。
片手で地図をテーブルの上に広げ、場所を考えてくれているようだ。
アリエス達と一緒にテーブルに近づくと同時に、バランは地図上の一か所を指さした。
「なら北にあるプリオル山脈に落とせるか? あそこなら人も少ない。
可能ならさらに北にアルナス山脈があるから、その間だとありがたいが」
シェイミは地図に視線を落とし、押し黙る。
彼女の灰色の瞳が素早く動き、アルティスと二つの山脈を行き来する。
それぞれの距離を測っているのだろう。
やがて彼女はゆっくりと地図に指を落とした。
「無理。ギリギリ落とせてここが限界。
これ以上離れると、正確な場所に落とせない」
シェイミが指さしたのはプリオル山脈のほんの僅か南だった。
バランの依頼した場所とは違うものの、ほぼ山脈と言っても差し支えない地点だ。
「いや、そこでも全然大丈夫だ。人はいないだろうからな。頼む」
こちらも問題ないと判断したのか、バランがそう言えばシェイミは頷きで返した。
反応を確認して、バランも深く頷きレオ達に視線を向ける。
「馬車は俺の方で手配する。今すぐになってしまうが、行けるか?」
その言葉にレオはアリエス、リベラ、そしてパインに順番に視線を合わせた。
誰もが、まっすぐな視線を向けて、頷いてくれた。
「ああ、行こう。エリシアを救いに」
前回はできなかったことを今回はするために、レオ達は再びエリシアの呪いに挑む。
レオの右目の呪いが移せなかった一件はアリエスとの会話の中で前に進むという意味で決着をつけたけれど、かといって移せなかった悔しさが完全に消えたわけではない。
だから、エリシアに宿った呪いであるアトにレオが苦戦しているときに、リベラは一つの光明を見出した。
アリエスか自分ならば、アトという存在をエリシアから引き離せるのではないかと、そう考えた。
レオの呪いはダメだったけれど、彼を苦しめるものを対処することはできるのではないかと。
だからアリエスが失敗したときに、リベラは退かなかった。
結果として自分が死ぬかもしれなくてもアトに触れて呪いを移すことを選んだ。
いや、今になって思えば、どんな危機でもレオが、レオの祝福が助けてくれるという驕りがあった。
退こうとするアリエスを見ないふりをして、手を伸ばした。
レオの助けになるために、自分なら出来るかもしれない。いや出来るとそう信じてしまった。
――そんなことをしたから、罰が当たったんだ。
リベラはアトを自身に移すことはできず、結果としてレオはエリシアの手を斬り飛ばした。
自分の軽はずみな行動が彼を助けるどころか、彼を傷つけたと目の前で自覚した。
どこまでも自分は無力であることを思い知らされた気がした。
結果としてシェイミという灰色の少女の予想外の介入で戦闘は一時中断となったものの、リベラの心は晴れていなかった。
エリシアを救おうと必死になるレオ達の会話に混ざりつつも、心のどこかで負い目があった。
「俺を壊し、それをエリシアに渡す。俺が、エリシアに命を与える」
そんなレオの意見には心では反対だが、否定することはできなかった。
自身を犠牲に他者を救うということをリベラ自身もやってきたというのはただの建前で。
本当はレオを苦しめた自分には否定する権利なんて無いと思ったからだ。
――そんなことをしたから、罰が当たったんだ
「リベラ、俺に他者に呪いを移すことを教えて欲しい。
残った時間は少ないけど、必ずものにして自分の命を渡してみせる」
まっすぐな視線に、迷いのないはっきりとした言葉で言われてしまった。
「自分の命を渡してみせる」
あまりにも残酷すぎるその言葉を、彼は分かっているのだろうか。
分かっているけれど、理解ってはいないのだろうなと思う。
彼のその言葉がアリエスの、そしてパインの心にどれだけの傷を与えているのかまでは、彼は理解していない筈だ。
「……本当に、酷い人」
誰にも聞こえない声量で、リベラはぽつりと呟いた。
自分を犠牲にしてもまだ余裕があるから大丈夫だと思っている分余計に性質が悪い。
犠牲にしている段階で私達は受け入れたくないと、分かってくれないのか。
断りたい。そんなことは辞めようと、そう言いたい。けれど。
(レオの意見に賛成した以上……ここで断るなんてできないじゃないの……)
それに彼女自身、レオの意志を尊重したいという思いがある。
自分の中でレオに犠牲になって欲しくないという思いと、レオの意志を尊重したいという思いが永久の葛藤を続けている。
「……いいよ。レオが出来るようになるまで、教えてあげる」
叶うなら、彼が命を分け与える手段など習得できませんように。
そう願っても、戦闘や祝福に関しては人外ともいえる力を持つレオはどうせ習得してしまうのだろう。
湧き出た気持ちを自虐的に笑ったとき。
「ありがとう。なら今リベラの中にある呪いを俺に移して、悪いけどそれをまたリベラに移すってことを繰り返してほしいんだ。
辛い思いをさせて本当にすまない。でも、頼むよ」
心の底から申し訳なさそうに目じりを下げるレオを見て、リベラは笑うしかなかった。
気持ちの籠っていない乾いた笑みを浮かべるしか、出来なかった。
「うん……わか……った」
――ほら、そんなこと思ったから、また罰が当たった
×××
時間は残り少なく、余裕があるわけではなかった。
だがレオは自分自身を、自分の能力を信じていた。
リベラに頼み込み、彼女の祝福をもって呪いを移して、戻してを数回繰り返してもらった後に、レオは他者に分け与える感覚を覚え、そういった祝福を創造した。
「ありがとう、もう大丈夫みたいだ」
「……そう」
礼を告げれば、ずっと目を伏せて呪いを動かしてくれていたリベラはさらに暗い表情をした。
彼女の雰囲気やアリエスの様子を見て、レオは心が締め付けられる思いを覚える。
彼女達には申し訳ないとは思う。けれど、エリシアを救うにはこれしかない。
エリシアを救うために気持ちを切り替え、レオはシェイミに声をかけた。
「待たせた。準備はできた。エリシアを好きな場所に落とすことはできるか?」
窓から空を見上げていたシェイミは窓枠に手をついて姿勢を正すと、ゆっくりと振り返る。
光の少ない灰色の瞳が、レオを射抜いた。
「この近くなら問題ない」
「この近くか」
シェイミの言葉を聞いて、バランがすぐに動いた。
片手で地図をテーブルの上に広げ、場所を考えてくれているようだ。
アリエス達と一緒にテーブルに近づくと同時に、バランは地図上の一か所を指さした。
「なら北にあるプリオル山脈に落とせるか? あそこなら人も少ない。
可能ならさらに北にアルナス山脈があるから、その間だとありがたいが」
シェイミは地図に視線を落とし、押し黙る。
彼女の灰色の瞳が素早く動き、アルティスと二つの山脈を行き来する。
それぞれの距離を測っているのだろう。
やがて彼女はゆっくりと地図に指を落とした。
「無理。ギリギリ落とせてここが限界。
これ以上離れると、正確な場所に落とせない」
シェイミが指さしたのはプリオル山脈のほんの僅か南だった。
バランの依頼した場所とは違うものの、ほぼ山脈と言っても差し支えない地点だ。
「いや、そこでも全然大丈夫だ。人はいないだろうからな。頼む」
こちらも問題ないと判断したのか、バランがそう言えばシェイミは頷きで返した。
反応を確認して、バランも深く頷きレオ達に視線を向ける。
「馬車は俺の方で手配する。今すぐになってしまうが、行けるか?」
その言葉にレオはアリエス、リベラ、そしてパインに順番に視線を合わせた。
誰もが、まっすぐな視線を向けて、頷いてくれた。
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