魔王討伐の勇者は国を追い出され、行く当てもない旅に出る ~最強最悪の呪いで全てを奪われた勇者が、大切なものを見つけて呪いを解くまで~

紗沙

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第4章 魔王の影を払う少女

第79話 パインの力

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 宿屋の自室に戻り、レオ達は示し合わせることもなく備え付けのテーブルの席についた。
 今回レオの呪いは初めてであるパインも同じようにしたが、彼女はレオ達がそうしたから合わせたような形だ。

「レオ様……今回は、エリシアさんですか?」

 真正面に座ったアリエスの言葉に、レオは少しだけ悩むそぶりを見せて首を横に振った。

「いや……違うと思う。髪の色は黒で、肌の色は褐色だった。
 エリシアとはまるで違う少女が、魔物に襲われている光景だった」

「以前女神さまがお話ししてくださった、神様の右目の不思議な呪い……ですね」

 以前アリエスから説明を受けていたパインの言葉に一度だけ頷き、レオはさらに詳しく光景について告げる。

「見えた光景で、その少女は笑っていた。まるでそうなるのが望み通りだったみたいに」

「……なるほど」

 いつものように握りこぶしの人差し指を唇に当てながら考え込むアリエス。

「……場所はどこでしたか?」

「分からない」

 右目が見せた光景は少女が魔物に喰い壊される瞬間を上から見たものだった。
 そのためにたった一回見ただけでは場所がどこかまでは判断がつかなかった。
 今日の夜ならば、もう少し何か分かるかもしれない。

「今日の夜に、もう一度見るからその時にヒントがないか探ってみる」

「……気を付けてくださいね」

 一瞬だけ悲痛な表情を見せたように思えたアリエスは、しかし次の瞬間には心配そうな顔でレオに警告をした。

「……うーん」

 ここで、話を黙って聞いていたリベラがレオの方を向いて前のめりで上体を傾ける。
 組んだ腕をテーブルに置き、じーっとレオを見つめた。

「ちょっと話が変わるんだけどさ……アリエスの時はアリエスを見てレオの右目は反応した。
 そして私の時は私を見たときに反応した。これで合ってる?」

「……ああ」

 質問の意図は分からないものの、間違いはないので肯定の意を示すと、リベラはもう一度「うーん」と唸った

「でも、そうするとパインの時っておかしくない?
 レオの右目が反応したのは、ルシャ教皇を見た時だったよね?」

「……あ」

 なぜ今まで気づかなかったのかといったようにアリエスは呟いた。

「確かにそうです。よくよく考えてみれば、レーヴァティではレオ様の目はパインではなくルシャ教皇に……呪いの右目が見た人物は関係がない?」

「私も最初はそう思ったんだけど、ルシャ教皇ってあのときパインの祝福を奪ってたんだよね?
 だから、それを見てパインの死の光景を見たって考えられない?」

「なら、エリシアさんもルシャ教皇と同じような力を持っているということですか?
 そうは見えませんでしたが……」

 二人で矢継ぎ早に会話を繰り広げる様子を眺めながら、レオはどうしていいか分からなくなり、パインを見た。
 同じような立場である彼女ならば、この気持ちが分かってくれると思ったのだ。
 しかし、目を向けたパインは、いや敬虔な信徒は尊敬の念の籠ったキラキラした目を向けてくるだけだった。
 おそらく彼女の中ではレオの呪いすらも美化されているのだろう。

 しかたなく、レオはパインから視線を外した。

「……変身魔法を使っているようには見えませんでした。
 もしかするとエリシアさんの背後には人の流れがありましたし、そこで見た別の人という可能性……は低いですかね」

「うーん、そうだね。そこまで考えるともう分らないから、一旦エリシアさんを気に掛けるってことでいいんじゃないかな」

「……分かった」

 エリシアを気にかければいい。
 そうレオは記憶した。これで完璧だと、自分に言い聞かせた。
 彼女達の難しすぎる討論は一旦忘れることにした。

「そうなると……宿が問題ですね。あと数日しか滞在できないですし……」

「バランさんって皇子なんでしょ?この後の食事で頼んでみようよ」

「あぁ、分かった。別の宿を紹介してくれないか、相談してみる」

 権力に頼っているようで少し気が引けるが、右目の見せてくる光景の事を考えると、背に腹は代えられない。
 バランに頼むことで宿が確保できて、さらに長くアルティスに滞在できるならそうすべきだ。

 レオ達の中で今後の方針がある程度決まったとき、タイミングを計っていたのか不意にパインが立ち上がり、向かいに座るアリエスの手を取った。

「女神様! 私の力は女神さまにも貢献できると思うんです!」

「え、えっと……」

 急に手を握られ、迫られ、その勢いに困ったような声を出すアリエス。
 しかしリベラはその様子を見て何かを思ったらしく、手のひらを握りこぶしで叩いた。

「ひょっとしてパインの力なら、アリエスの祝福も強くなるんじゃない?」

「え!?」

 驚いた声を上げ、アリエスはじっとパインを見る。
 これまでにない反応を受けたパインは逆に縮こまってしまうくらいには、彼女の目は鬼気迫っていた。

「パイン、お願いします。あなたに全てがかかっています」

「あ、ちょっとそんなこと言ったら……」

「はい、命に代えてでも!!」

 決意の籠った目をしたアリエスに、やる気満々のパイン。
 その様子を見て、リベラは頭を押さえた。
 しかしアリエス達はリベラの事など目にも入れず、レオの席の横へと移動する。

 レオの隣にアリエスが立ち、椅子から立ち上がったパインも移動してアリエスの隣に立った。
 パインはアリエスの左手を恐る恐る握り、力を行使する。
 アリエスの体を、金の光が包むのをレオの左目が捉えた。

「こ、これがパインさんの力……すごいです、力が湧き上がってきます」

「きょ、恐縮です!」

 右手を強く握り、強く頷いたアリエスはゆっくりとレオの左手を右手で握る。
 久しぶりに感じた熱に、少しレオの心が躍る。

「い、いきます……」

 緊張で震えたアリエスの体から純白の光が漏れ出る。
 光を見て、パインは思わず「綺麗……」と呟いていた。
 レオとしても同感である。

 何よりもまず感じたのは、自分の体内にある呪いの変化だった。
 リベラから受け取った呪いはこれまでもアリエスによってその量を減らしていたが、ここに来てこれまで以上に呪いが消滅していくのを感じる。
 消滅させていく速度は今までの2倍にも迫る勢いだ。

「だ、だめでした……」

 しかし、レオの左耳にはアリエスの暗い一言が届いた。
 リベラから受け取った呪いは量を減らしたが、本命である右目の呪いには何も変化がなかったようだ。

「わ、私は神様達の役には……」

 沈みきったアリエスに、今にも消えてしまいそうなパイン。
 そんな二人を見て、リベラが溜息を吐いた。

「だから言ったのに……レオ、体の中の呪いはどう?」

「いつもよりも多く消えてる」

「ほら、パインの力はちゃんとレオとアリエスの役に立ってるから……だからそんな顔しないの。アリエスもだよ」

 パインとアリエスを見ながら彼女達を慰めるリベラ。
 その言葉に、パインは恐る恐ると言った形でレオを見つめた。

「神様……私、役に立ちましたか?」

「ああ、助かったよ。ありがとう……」

「よかったです」

 ルシャのような綺麗な笑みではなく、子供のような心からの笑顔を浮かべるパイン。
 レオの役に立てたことがとても嬉しくて、同時に安堵もしているようだった。

「……ごめんなさい、取り乱しました。
 レオ様、体内の呪いはどのくらいまで消えたのでしょうか?」

 持ち直したアリエスの言葉に、レオは意識を自分の中に向けた。
 祝福で押さえ込んでいた呪いは、暴れているものの勢いが以前とは比べ物にならないほど弱い。

「……もう2割くらいまで消えている。
 このスピードなら、数日で完全に消えるはずだ」

「本当ですか!? それは良かったです……」

 珍しく声を張り上げて喜びを表現するアリエスに穏やかな気持ちになる。
 カマリの街で呪いを引き受けてから時間が経ったが、ようやく終わりも見えてきた。
 治してくれたアリエスには感謝してもしきれないだろう。

「ありがとう信徒リベラ。お姉ちゃん、まだやっていけそうだよ」

「そ、そう……」

 苦笑いを浮かべたリベラはいつも通りの信者であるパインから視線を外し、レオを見る。

「……あと2割、ね」

「?」

 なぜ呪いの残量の事を呟いたのか分からずにレオは疑問に思ったが、聞くほどの事でもないために口には出さなかった。

「これからも神様と女神様の役に立つために、頑張ります!」

「はい、よろしくお願いします」

 微笑みあうパインとアリエス。
 夕暮れ時にはパインに対してやや剣呑な雰囲気を出していたアリエスだが、今回の一件でパインをかなり好意的に見てくれているらしい。

 いや夕暮れ時がアリエスらしくなかっただけで、彼女はずっとパインを気にかけてくれていたな。
 服屋でのアリエスの心情を察することなどできるはずもないレオは、人知れずそう思った。

 けれどそんな三人の、いやレオの様子を強い決意の籠った目でリベラが見ていることには、レオは気づかなかった。
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