74 / 114
第4章 魔王の影を払う少女
第74話 協力し合う冒険者たち
しおりを挟む
アルティスの冒険者組合の個室にて、レオ達は静かに待っていた。
あの後、戻ってきた受付嬢は実力のある冒険者が別件で少しだけ遅れるとのことで、レオ達を個室に案内した。
レオ達の前に置かれた空いている椅子の数は2つ。
つまり実力のある冒険者というのは2人組なのだろう。
(依頼を受けるのは構わないけど、合同か……)
レオとしては気の乗らない依頼である。
受付では勇者か実力のある冒険者のどちらかを選択する形で問われたために後者を選んだ。
魔王を倒す前までのレオならば誰かと共に任務をこなすのは何の問題もなかったのだが、今のレオは右目が呪われていて他者に強烈な恐怖と嫌悪を与えてしまう。
いくら実力のある冒険者でも任務に支障が出てしまうだろう。
だから今回行動を共にする予定の冒険者には悪いが、顔合わせをした後に断ろうとした。
その後で受付嬢と話をして、個人で黒い鎧の兵士を討伐するのが良いと考えたのだ。
「レオ様、この街にいる勇者について教えていただきたいのですが……それと、黒い鎧の魔物についても何か知っているのですか?」
隣に座るアリエスが覗き込むようにして尋ねる。
そちらへと視線を向けてみれば、同様に気になったのであろうリベラとパインの視線も感じた。
「あぁ、じゃあまずは勇者から。
この街に居るのは、スイードの言っていた通りならヴァンとスピカの二人の筈だよ」
「……それって、仲が悪い勇者だよね?」
「……ああ」
リベラの小さな声に対して、レオははっきりと答えた。
以前、自分と敵対する勇者としてヴァンの名前をアリエス達には話していた。
「ヴァンは……なんていうか、凶暴な性格で他の勇者とも仲が悪いんだ。
カイルや他の勇者にも当たりが強いから」
スイードが彼の事を狂犬だと呼んでいたことを思い出した。
今になって思ってみれば、ピッタリな表現だと思える。
「……孤児院のいじめっ子みたいな感じかぁ……そのヴァンって人はあのシェイミって子よりも強いの?」
「まさか」
「……それ、シェイミって子は黙っているの?」
「シェイミは他の勇者には興味が無いみたいで、口を出しているところは見たことがないね」
カイルに暴力を振るったり暴言を吐くヴァンに、それを冷たい目で見るスイードの姿を思い出す。
その状況においても、シェイミはただ窓の外をぼーっと見ているだけだった。
レオ本人も当時は他人に興味が無く、目を瞑って自分の戦いを脳内で再現していたためシェイミの事は悪くは言えないのだが。
「まあ、納得というかなんというか……」
カマリの街やレーヴァティを出た後でシェイミと会っているリベラは苦笑いしながら呟いた。
彼女もまたシェイミという少女の特異性に気づいているようだ。
たった二回の邂逅で強烈な衝撃を残した灰色の少女が特殊であることを感じているのだろう。
「それと、黒い鎧の兵士だけど……俺の記憶が正しければアルゴルで倒した筈なんだ」
「魔王ミリアの城に居たということでしょうか?」
「うん。門番のような役割をしていて、消滅する姿も確認したんだけどな……」
魔王城の門番だけあってそこら辺の魔物よりは強かったものの、レオからすれば苦労なく倒すことができた。
記憶では確かに黒い鎧の兵士は斬り殺された後に灰になって風に流されていったはずだ。
「神様がミスをするはずがありません。この街での黒い鎧の兵士は別の魔物です」
「……そ、そうだね」
信仰心が限界突破しているパインの一点の曇りもない宣言に、レオは戸惑った声を出した。
信じてくれる彼女の気持ちは嬉しいのだが、自分はそんな完璧な人間ではないために少し気後れする。
「黒い鎧を着て、しかも黒い靄を出した人型の魔物なんてすごく珍しいと思うけど……」
「信徒リベラ、神様を疑うというのですか?」
腕を組んで疑問を呈したリベラに対して、パインの鋭い視線と言葉が飛んだ。
まるでナイフのようで、視線や言葉だけなのに相手を殺せそうなほどの狂気を感じた。
しかしリベラは慣れてきているのか、ゆっくりと首を横に振って否定の意を示す。
「違うから落ち着いて。
私が言いたいのは、レオは確実にアルゴルでその魔物を倒した。
でも実はそれと似たような……魔物にこういうのがあるのか分かんないけど兄弟?みたいなやつが居て、それがこの街に来たんじゃないかってこと」
「同じ種族ですが、個体としては違うということですね」
リベラの意見に対して補足したアリエスの説明にレオは納得する。
今まで数多くの魔物を倒してきたが、例えば狼型の魔物など同じ種類の魔物は多くいる。
それと同じということか。確かにそれならば納得なのだが。
(そう……なのか?)
レオの記憶が正しければ、あの城の魔物は一つとして他と同じ形のものは居なかった。
それに、その全てが魔王ミリアの手で強化されていたような。
レオの属していた王国としても、その黒い靄が証なのではないかと考えていたはずだ。
もし同一種族の別個体ならば、魔王ミリアの城からこのアルティスにやってきたことになる。
けれど、あの城に居る全ての魔物は確実に壊した筈だ。
城を出るときに反応を探ったが、引っかかるものはなかったはず。
「……まあ、戦えばわかることか」
いずれにせよこの街で出現する黒い鎧の魔物の正体を探らない事には始まらない。
それが別個体であれば壊せばいいし、同個体ならば逃したという罪悪感は多少あるものの、責任を持って壊せばいい。
結果は変わらない。
結論を出したとき、ノックの音が部屋に響いた。
同じ大きさ、そして同じ間隔の音が室内に響く。
慌ててアリエスが答えると、音を立てて扉が開いた。
「すまない、待たせてしまったな」
入ってきたのは金髪の中性的な顔立ちをした男性だった。
甲冑に身を包み、穏やかだが鋭い目をしている。
アリエス達は女性から人気が出そうな人物だと評価を下したが、レオは別の部分、彼の動きや装備、そして雰囲気に注目した。
(……強いな)
ハマルやカマリで多くの冒険者を目にしたが、ここまでの冒険者は初めて見る。
使い込まれた鎧や剣の柄。そして室内にもかかわらず、あらゆる警戒を怠らない観察眼。
隙のない立ち振る舞いに、ピリピリするような雰囲気。
勇者達には及ばないものの、それに迫る程の実力をレオは感じ取っていた。
(これは実力があるっていうのも納得だ)
アルティスは元々冒険者のレベルが高い国だ。
中でもさらに実力のある冒険者となれば、彼くらいのレベルになるのだろう。
その実力はハマルやカマリの冒険者とは一線を画するように思えた。
そしてその後ろから入ってきたのは一人のメイドだった。
彼女は部屋に入るや否や深く頭を下げ、そそくさと手前の椅子を引いた。
「すまない」
男性はそう言って椅子へと着席する。メイドは付き人のようなものなのだろうか。
メイドは隣には着席することなく、男性の後ろに直立して目を閉じた。
それと同時、一人の少女が扉をくぐった。
(…………)
その少女を見て、レオは言葉を失った。
彼女は真っ白な髪を雑に切った小柄な少女だった。
その体には無数の傷があり、頭長にはペタンと伏した犬耳が見えることから獣人のようだ。
耳も切り傷が多く、数多くの修羅場を潜り抜けてきたことが伺える。
けれどそれ以上にレオが衝撃を受けたのは、彼女の目だった。
光がない。
シェイミのように何も感じさせない、無機質な瞳ではない。
そもそも感じることを放棄した、何もない虚無の瞳だ。
人は見かけには寄らないとアリエスは言うが、この少女は見かけと同じ、いやそれ以上の何かを見てきたのかもしれない。
少女は何も言うことなく足を進め、空いている席に腰を下ろした。
彼女はその場に居ながらも、他者を認識していなかった。
かつてのアリエスのように目が見えないわけではない。
(……俺と、同じだ)
彼女には他者を見るという意思がない。
かつてのレオと同じように、彼女には何もないのだ。
それがなぜか、酷くレオの心を締め付けて離さなかった。
こうして、当初はレオの呪いによりすぐに終わると思えた実力のある冒険者との邂逅は思わぬ形を迎えたのである。
あの後、戻ってきた受付嬢は実力のある冒険者が別件で少しだけ遅れるとのことで、レオ達を個室に案内した。
レオ達の前に置かれた空いている椅子の数は2つ。
つまり実力のある冒険者というのは2人組なのだろう。
(依頼を受けるのは構わないけど、合同か……)
レオとしては気の乗らない依頼である。
受付では勇者か実力のある冒険者のどちらかを選択する形で問われたために後者を選んだ。
魔王を倒す前までのレオならば誰かと共に任務をこなすのは何の問題もなかったのだが、今のレオは右目が呪われていて他者に強烈な恐怖と嫌悪を与えてしまう。
いくら実力のある冒険者でも任務に支障が出てしまうだろう。
だから今回行動を共にする予定の冒険者には悪いが、顔合わせをした後に断ろうとした。
その後で受付嬢と話をして、個人で黒い鎧の兵士を討伐するのが良いと考えたのだ。
「レオ様、この街にいる勇者について教えていただきたいのですが……それと、黒い鎧の魔物についても何か知っているのですか?」
隣に座るアリエスが覗き込むようにして尋ねる。
そちらへと視線を向けてみれば、同様に気になったのであろうリベラとパインの視線も感じた。
「あぁ、じゃあまずは勇者から。
この街に居るのは、スイードの言っていた通りならヴァンとスピカの二人の筈だよ」
「……それって、仲が悪い勇者だよね?」
「……ああ」
リベラの小さな声に対して、レオははっきりと答えた。
以前、自分と敵対する勇者としてヴァンの名前をアリエス達には話していた。
「ヴァンは……なんていうか、凶暴な性格で他の勇者とも仲が悪いんだ。
カイルや他の勇者にも当たりが強いから」
スイードが彼の事を狂犬だと呼んでいたことを思い出した。
今になって思ってみれば、ピッタリな表現だと思える。
「……孤児院のいじめっ子みたいな感じかぁ……そのヴァンって人はあのシェイミって子よりも強いの?」
「まさか」
「……それ、シェイミって子は黙っているの?」
「シェイミは他の勇者には興味が無いみたいで、口を出しているところは見たことがないね」
カイルに暴力を振るったり暴言を吐くヴァンに、それを冷たい目で見るスイードの姿を思い出す。
その状況においても、シェイミはただ窓の外をぼーっと見ているだけだった。
レオ本人も当時は他人に興味が無く、目を瞑って自分の戦いを脳内で再現していたためシェイミの事は悪くは言えないのだが。
「まあ、納得というかなんというか……」
カマリの街やレーヴァティを出た後でシェイミと会っているリベラは苦笑いしながら呟いた。
彼女もまたシェイミという少女の特異性に気づいているようだ。
たった二回の邂逅で強烈な衝撃を残した灰色の少女が特殊であることを感じているのだろう。
「それと、黒い鎧の兵士だけど……俺の記憶が正しければアルゴルで倒した筈なんだ」
「魔王ミリアの城に居たということでしょうか?」
「うん。門番のような役割をしていて、消滅する姿も確認したんだけどな……」
魔王城の門番だけあってそこら辺の魔物よりは強かったものの、レオからすれば苦労なく倒すことができた。
記憶では確かに黒い鎧の兵士は斬り殺された後に灰になって風に流されていったはずだ。
「神様がミスをするはずがありません。この街での黒い鎧の兵士は別の魔物です」
「……そ、そうだね」
信仰心が限界突破しているパインの一点の曇りもない宣言に、レオは戸惑った声を出した。
信じてくれる彼女の気持ちは嬉しいのだが、自分はそんな完璧な人間ではないために少し気後れする。
「黒い鎧を着て、しかも黒い靄を出した人型の魔物なんてすごく珍しいと思うけど……」
「信徒リベラ、神様を疑うというのですか?」
腕を組んで疑問を呈したリベラに対して、パインの鋭い視線と言葉が飛んだ。
まるでナイフのようで、視線や言葉だけなのに相手を殺せそうなほどの狂気を感じた。
しかしリベラは慣れてきているのか、ゆっくりと首を横に振って否定の意を示す。
「違うから落ち着いて。
私が言いたいのは、レオは確実にアルゴルでその魔物を倒した。
でも実はそれと似たような……魔物にこういうのがあるのか分かんないけど兄弟?みたいなやつが居て、それがこの街に来たんじゃないかってこと」
「同じ種族ですが、個体としては違うということですね」
リベラの意見に対して補足したアリエスの説明にレオは納得する。
今まで数多くの魔物を倒してきたが、例えば狼型の魔物など同じ種類の魔物は多くいる。
それと同じということか。確かにそれならば納得なのだが。
(そう……なのか?)
レオの記憶が正しければ、あの城の魔物は一つとして他と同じ形のものは居なかった。
それに、その全てが魔王ミリアの手で強化されていたような。
レオの属していた王国としても、その黒い靄が証なのではないかと考えていたはずだ。
もし同一種族の別個体ならば、魔王ミリアの城からこのアルティスにやってきたことになる。
けれど、あの城に居る全ての魔物は確実に壊した筈だ。
城を出るときに反応を探ったが、引っかかるものはなかったはず。
「……まあ、戦えばわかることか」
いずれにせよこの街で出現する黒い鎧の魔物の正体を探らない事には始まらない。
それが別個体であれば壊せばいいし、同個体ならば逃したという罪悪感は多少あるものの、責任を持って壊せばいい。
結果は変わらない。
結論を出したとき、ノックの音が部屋に響いた。
同じ大きさ、そして同じ間隔の音が室内に響く。
慌ててアリエスが答えると、音を立てて扉が開いた。
「すまない、待たせてしまったな」
入ってきたのは金髪の中性的な顔立ちをした男性だった。
甲冑に身を包み、穏やかだが鋭い目をしている。
アリエス達は女性から人気が出そうな人物だと評価を下したが、レオは別の部分、彼の動きや装備、そして雰囲気に注目した。
(……強いな)
ハマルやカマリで多くの冒険者を目にしたが、ここまでの冒険者は初めて見る。
使い込まれた鎧や剣の柄。そして室内にもかかわらず、あらゆる警戒を怠らない観察眼。
隙のない立ち振る舞いに、ピリピリするような雰囲気。
勇者達には及ばないものの、それに迫る程の実力をレオは感じ取っていた。
(これは実力があるっていうのも納得だ)
アルティスは元々冒険者のレベルが高い国だ。
中でもさらに実力のある冒険者となれば、彼くらいのレベルになるのだろう。
その実力はハマルやカマリの冒険者とは一線を画するように思えた。
そしてその後ろから入ってきたのは一人のメイドだった。
彼女は部屋に入るや否や深く頭を下げ、そそくさと手前の椅子を引いた。
「すまない」
男性はそう言って椅子へと着席する。メイドは付き人のようなものなのだろうか。
メイドは隣には着席することなく、男性の後ろに直立して目を閉じた。
それと同時、一人の少女が扉をくぐった。
(…………)
その少女を見て、レオは言葉を失った。
彼女は真っ白な髪を雑に切った小柄な少女だった。
その体には無数の傷があり、頭長にはペタンと伏した犬耳が見えることから獣人のようだ。
耳も切り傷が多く、数多くの修羅場を潜り抜けてきたことが伺える。
けれどそれ以上にレオが衝撃を受けたのは、彼女の目だった。
光がない。
シェイミのように何も感じさせない、無機質な瞳ではない。
そもそも感じることを放棄した、何もない虚無の瞳だ。
人は見かけには寄らないとアリエスは言うが、この少女は見かけと同じ、いやそれ以上の何かを見てきたのかもしれない。
少女は何も言うことなく足を進め、空いている席に腰を下ろした。
彼女はその場に居ながらも、他者を認識していなかった。
かつてのアリエスのように目が見えないわけではない。
(……俺と、同じだ)
彼女には他者を見るという意思がない。
かつてのレオと同じように、彼女には何もないのだ。
それがなぜか、酷くレオの心を締め付けて離さなかった。
こうして、当初はレオの呪いによりすぐに終わると思えた実力のある冒険者との邂逅は思わぬ形を迎えたのである。
0
お気に入りに追加
50
あなたにおすすめの小説

(完結)魔王討伐後にパーティー追放されたFランク魔法剣士は、超レア能力【全スキル】を覚えてゲスすぎる勇者達をザマアしつつ世界を救います
しまうま弁当
ファンタジー
魔王討伐直後にクリードは勇者ライオスからパーティーから出て行けといわれるのだった。クリードはパーティー内ではつねにFランクと呼ばれ戦闘にも参加させてもらえず場美雑言は当たり前でクリードはもう勇者パーティーから出て行きたいと常々考えていたので、いい機会だと思って出て行く事にした。だがラストダンジョンから脱出に必要なリアーの羽はライオス達は分けてくれなかったので、仕方なく一階層づつ上っていく事を決めたのだった。だがなぜか後ろから勇者パーティー内で唯一のヒロインであるミリーが追いかけてきて一緒に脱出しようと言ってくれたのだった。切羽詰まっていると感じたクリードはミリーと一緒に脱出を図ろうとするが、後ろから追いかけてきたメンバーに石にされてしまったのだった。

悪役貴族の四男に転生した俺は、怠惰で自由な生活がしたいので、自由気ままな冒険者生活(スローライフ)を始めたかった。
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
俺は何もしてないのに兄達のせいで悪役貴族扱いされているんだが……
アーノルドは名門貴族クローリー家の四男に転生した。家の掲げる独立独行の家訓のため、剣技に魔術果ては鍛冶師の技術を身に着けた。
そして15歳となった現在。アーノルドは、魔剣士を育成する教育機関に入学するのだが、親戚や上の兄達のせいで悪役扱いをされ、付いた渾名は【悪役公子】。
実家ではやりたくもない【付与魔術】をやらされ、学園に通っていても心の無い言葉を投げかけられる日々に嫌気がさした俺は、自由を求めて冒険者になる事にした。
剣術ではなく刀を打ち刀を使う彼は、憧れの自由と、美味いメシとスローライフを求めて、時に戦い。時にメシを食らい、時に剣を打つ。
アーノルドの第二の人生が幕を開ける。しかし、同級生で仲の悪いメイザース家の娘ミナに学園での態度が演技だと知られてしまい。アーノルドの理想の生活は、ハチャメチャなものになって行く。

異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第三章フェレスト王国エルフ編

スキル喰らい(スキルイーター)がヤバすぎた 他人のスキルを食らって底辺から最強に駆け上がる
けんたん
ファンタジー
レイ・ユーグナイト 貴族の三男で産まれたおれは、12の成人の儀を受けたら家を出ないと行けなかった だが俺には誰にも言ってない秘密があった 前世の記憶があることだ
俺は10才になったら現代知識と貴族の子供が受ける継承の義で受け継ぐであろうスキルでスローライフの夢をみる
だが本来受け継ぐであろう親のスキルを何一つ受け継ぐことなく能無しとされひどい扱いを受けることになる だが実はスキルは受け継がなかったが俺にだけ見えるユニークスキル スキル喰らいで俺は密かに強くなり 俺に対してひどい扱いをしたやつを見返すことを心に誓った
[鑑定]スキルしかない俺を追放したのはいいが、貴様らにはもう関わるのはイヤだから、さがさないでくれ!
どら焼き
ファンタジー
ついに!第5章突入!
舐めた奴らに、真実が牙を剥く!
何も説明無く、いきなり異世界転移!らしいのだが、この王冠つけたオッサン何を言っているのだ?
しかも、ステータスが文字化けしていて、スキルも「鑑定??」だけって酷くない?
訳のわからない言葉?を発声している王女?と、勇者らしい同級生達がオレを城から捨てやがったので、
なんとか、苦労して宿代とパン代を稼ぐ主人公カザト!
そして…わかってくる、この異世界の異常性。
出会いを重ねて、なんとか元の世界に戻る方法を切り開いて行く物語。
主人公の直接復讐する要素は、あまりありません。
相手方の、あまりにも酷い自堕落さから出てくる、ざまぁ要素は、少しづつ出てくる予定です。
ハーレム要素は、不明とします。
復讐での強制ハーレム要素は、無しの予定です。
追記
2023/07/21 表紙絵を戦闘モードになったあるヤツの参考絵にしました。
8月近くでなにが、変形するのかわかる予定です。
2024/02/23
アルファポリスオンリーを解除しました。

チートな嫁たちに囲まれて異世界で暮らしています
もぶぞう
ファンタジー
森でナギサを拾ってくれたのはダークエルフの女性だった。
使命が有る訳でも無い男が強い嫁を増やしながら異世界で暮らす話です(予定)。

チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。

実験施設から抜け出した俺が伝説を超えるまでの革命記! 〜Light Fallen Angels〜
朝日 翔龍
ファンタジー
それはある世界の、今よりずっと未来のこと。いくつもの分岐点が存在し、それによって分岐された世界線、いわゆるパラレルワールド。これは、そ無限と存在するパラレルワールドの中のひとつの物語。
その宇宙に危機を及ぼす脅威や魔族と呼ばれる存在が、何度も世界を消滅させようと襲撃した。そのたびに、最強無血と謳われるレジェンド世代と称されたデ・ロアーの8人集が全てを解決していった。やがては脅威や魔族を封印し、これ以上は世界の危機もないだろうと誰もが信じていた。
しかし、そんな彼らの伝説の幕を閉ざす事件が起き、封印されていたはずの脅威が蘇った。瞬く間に不安が見え隠れする世界。そこは、異世界線へと繋がるゲートが一般的に存在し、異世界人を流れ込ませたり、例の脅威をも出してしまう。
そんな世界の日本で、実験体としてとある施設にいた主人公ドンボ。ある日、施設から神の力を人工的に得られる薬を盗んだ上で脱走に成功し、外の世界へと飛び出した。
そして街中に出た彼は恐怖と寂しさを覆い隠すために不良となり、その日凌ぎの生き方をしていた。
そんな日々を過ごしていたら、世界から脅威を封印したファイター企業、“デ・ロアー”に属すると自称する男、フラットの強引な手段で険しい旅をすることに。
狭い視野となんの知識もないドンボは、道中でフラットに教えられた生きる意味を活かし、この世界から再び脅威を取り除くことができるのであろうか。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる