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第3章 神に愛された女教皇
第71話 彼女は、神をみつけた
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ここは、どこだろう。
懐かしい草木の匂いがする。少し目を開けば、温かい白が目に入る。
温かい、気持ちいい、安心する。まるでお母さんに抱きしめられたときみたいだ。
眠くなってくる。
ぼやけた視界に一瞬だけ移ったのは、輝く銀色の女の子だった。
あぁ、この子が神様なんだ。そう思った。自分の事を助けてくれる、神様。
――あれ?
でも、神様は自分をあの地獄から救ってくれた金髪の男の人だったはずだ。
この銀色の子じゃない。でも、お父さんもお母さんも神様は一人だって言ってた。
でもこれだと神様は二人で、でもそれじゃあ皆が言う神様と違くて。
え?……え?
――あぁ、そっかぁ
皆が言ってた神様は違ったんだ。あんなの神様じゃないよ。
本当の神様は金髪の男の人なんだ。だから神様は一人じゃないの。
でも銀色の子も神様……? うーん……えっと……あっ!
分かった。女神様だ。
×××
リベラに街で服を買ってきてもらい、パインを着替えさせたレオ達は彼女を背負ったまま街へと入った。
背にパインを背負っていることで一瞬怪訝な顔をされたが、フードをかぶせていたので顔は確認できなかったはずだし、アリエスとリベラも居るということで不審に思って声をかけてくる人は居なかった。
いつも通りアリエスの素晴らしい手腕で宿屋を確保し、パインをベッドに寝かせて一息ついたときの事。
「んっ……」
身じろぎをして、パインが目を覚ました。
ゆっくりと目を開けて、ぼーっと天井を見つめる。
(こうして改めて見ると、ルシャにそっくりだな)
桃色の長い髪といい、薄紫の瞳といい、その豊満なボディラインといい、パインはルシャそのままだった。
双子と言っても差し支えないくらいに似ている。違うところと言えば、髪が波打っていることと、性格くらいか。
そんな彼女に、すぐ横に居たアリエスは心配そうに声をかけた。
「目が覚めましたか……自分が誰だか、分かりますか?」
パインはアリエスを見て、何も言わずにぼーっとする。
まだ意識が朦朧としているのかもしれない。そんな事を思ったが。
「パイン・レプラコーンです、女神様」
「……はい?」
声までルシャに似ていたのはさておき、告げられた言葉が衝撃的だった。
レオは一瞬言葉を失ったが、アリエスも同じようで思わず聞き返してしまっている。
パインはアリエスの言葉に、もう一度口を開いた。
「パイン・レプラコーンです、女神様」
「…………」
聞き取れなかったと勘違いしたのか、一言一句違わずに復唱したパイン。
まだ目が覚めて間もないものの、まっすぐな目でアリエスを見つめるその視線に揺らぎはまったくない。
「えっとですね……パインさんはレーヴァティの教会の地下で捕まっていたのですが、わたし達が助けました。
行く当てもないと思ったので連れてきてしまったのですが、よろしかったでしょうか?」
「はい、構いません」
状況を説明したアリエスに対して、パインは迷うことなく答えた。
それは今の状況を確認するであったり、レオ達が誰かを伺うようなものではなく、完全なる受容だった。
「あの……敬語は辞めてください。わたしよりも年上だと思いますし……」
「……いえ、女神様にそんなこと」
「そ、その女神というのも……アリエスと呼んで頂ければ……」
「女神さまの名前を呼ぶなんてできません」
「……えっと、パインさん、地下での出来事は覚えてる?」
パインとアリエスのやり取りに収拾がつかなくなったと思ったリベラは助け舟を出した。
声をかけたリベラを見たパインは、じーっと彼女を見つめる。
「……?」
「あ、私はリベラ、よろしくね」
「信徒リベラだね。お姉ちゃんはパイン。よろしく」
「……え? え? え?」
アリエスと違って急に敬語を外されたこと。
リベラ「信徒」と呼ばれたこと。
そして自分を「お姉ちゃん」と呼称したこと。
それらの情報が一気に押し寄せてきて、リベラは動きが止まった。
頭の容量が限界を越えたという言い方が正しいだろう。そんな彼女を無視してパインは続ける。
「もちろん覚えてるよ。絶体絶命なお姉ちゃんを救ってくれた神様のこと。
それに森の中で私を救ってくれた女神さまの事も。
神様、女神様、本当にありがとうございました」
深々と頭を下げるパインを見て、レオは頭が痛くなってきた。
「えっと、レオ様が神様で、わたしが女神様で、リベラが信徒で……?」
流石のアリエスも話についていけないのか頭にいくつもの「?」マークを浮かべた状態でうんうんと唸っている。
そしていち早く回復したリベラがパインに尋ねた。
「え、えっと……あなた法国の生まれだよね?
教会に囚われていたけど、信徒だったんじゃないの?
なのにその、レオを神様とか、アリエスを女神って……」
「神様と女神様を名前で呼ぶのはダメ!」
リベラがレオとアリエスを名前で呼んだ瞬間に、パインはくわっと怒った表情をする。
まるで悪さをした子供を叱るような表情だった。
「いや、構わない」
「はい、構いません」
話がややこしくなると思ったレオは口を挟む。
アリエスも同じようなことを思ったのか同様にすると、パインはすっと表情を戻した。
「……皆が信じている神様は偽物。本物の神様はそこにいらっしゃる金髪の方」
「……一応教会の神様は一人の筈なんだけど」
「だからそれは偽物なの。だからこちらの銀の方が女神様。これが本物の神様達」
一寸の疑いすらないまっすぐはっきりとした発言に、レオは狂気を見た。
だって自分よりもどう見ても年上の女性が、自分の事を神様と呼んで崇めてくるのだ。
狂気以外の何物でもない。
「……もはやなんでもありかよ」
思わず呟いたリベラの気持ちに、レオは共感した。
「ま、まあ良いのではないでしょうか……よろしくお願いします、パインさん」
「はい、女神様」
「……う、うん」
苦笑いを隠し切れないアリエス。
なにがあってパインがこんなことになったのかは分からないが、とりあえずは良しとした。
「……え、レオが神でアリエスが女神なのに私は信徒なの? 嘘でしょ?」
ポツリと聞こえたリベラの言葉は、無視した。
この後、アリエスは自分たちの旅の目的と、自分たちの力について説明した。
少しレオの説明の部分で力が入る個所もあったが、今回は勇者であることや、呪いの見せる光景も説明できていた。
ちなみにその間、パインは一言一句聞き逃すまいと目を見開いて瞬きせずに目を見開いて話を聞いていて、アリエスが少し引いていた。
最後の最後に、この話を誰にも言いふらさないで欲しいとアリエスが言うと、「この身に誓います。言いふらしたら死にます」と返されて絶句していた。
あの目は本当にやる目だよ、とリベラが耳打ちをしてくれたが、何とも言えない気持ちになった。
第3章 神に見捨てられた少女 完
懐かしい草木の匂いがする。少し目を開けば、温かい白が目に入る。
温かい、気持ちいい、安心する。まるでお母さんに抱きしめられたときみたいだ。
眠くなってくる。
ぼやけた視界に一瞬だけ移ったのは、輝く銀色の女の子だった。
あぁ、この子が神様なんだ。そう思った。自分の事を助けてくれる、神様。
――あれ?
でも、神様は自分をあの地獄から救ってくれた金髪の男の人だったはずだ。
この銀色の子じゃない。でも、お父さんもお母さんも神様は一人だって言ってた。
でもこれだと神様は二人で、でもそれじゃあ皆が言う神様と違くて。
え?……え?
――あぁ、そっかぁ
皆が言ってた神様は違ったんだ。あんなの神様じゃないよ。
本当の神様は金髪の男の人なんだ。だから神様は一人じゃないの。
でも銀色の子も神様……? うーん……えっと……あっ!
分かった。女神様だ。
×××
リベラに街で服を買ってきてもらい、パインを着替えさせたレオ達は彼女を背負ったまま街へと入った。
背にパインを背負っていることで一瞬怪訝な顔をされたが、フードをかぶせていたので顔は確認できなかったはずだし、アリエスとリベラも居るということで不審に思って声をかけてくる人は居なかった。
いつも通りアリエスの素晴らしい手腕で宿屋を確保し、パインをベッドに寝かせて一息ついたときの事。
「んっ……」
身じろぎをして、パインが目を覚ました。
ゆっくりと目を開けて、ぼーっと天井を見つめる。
(こうして改めて見ると、ルシャにそっくりだな)
桃色の長い髪といい、薄紫の瞳といい、その豊満なボディラインといい、パインはルシャそのままだった。
双子と言っても差し支えないくらいに似ている。違うところと言えば、髪が波打っていることと、性格くらいか。
そんな彼女に、すぐ横に居たアリエスは心配そうに声をかけた。
「目が覚めましたか……自分が誰だか、分かりますか?」
パインはアリエスを見て、何も言わずにぼーっとする。
まだ意識が朦朧としているのかもしれない。そんな事を思ったが。
「パイン・レプラコーンです、女神様」
「……はい?」
声までルシャに似ていたのはさておき、告げられた言葉が衝撃的だった。
レオは一瞬言葉を失ったが、アリエスも同じようで思わず聞き返してしまっている。
パインはアリエスの言葉に、もう一度口を開いた。
「パイン・レプラコーンです、女神様」
「…………」
聞き取れなかったと勘違いしたのか、一言一句違わずに復唱したパイン。
まだ目が覚めて間もないものの、まっすぐな目でアリエスを見つめるその視線に揺らぎはまったくない。
「えっとですね……パインさんはレーヴァティの教会の地下で捕まっていたのですが、わたし達が助けました。
行く当てもないと思ったので連れてきてしまったのですが、よろしかったでしょうか?」
「はい、構いません」
状況を説明したアリエスに対して、パインは迷うことなく答えた。
それは今の状況を確認するであったり、レオ達が誰かを伺うようなものではなく、完全なる受容だった。
「あの……敬語は辞めてください。わたしよりも年上だと思いますし……」
「……いえ、女神様にそんなこと」
「そ、その女神というのも……アリエスと呼んで頂ければ……」
「女神さまの名前を呼ぶなんてできません」
「……えっと、パインさん、地下での出来事は覚えてる?」
パインとアリエスのやり取りに収拾がつかなくなったと思ったリベラは助け舟を出した。
声をかけたリベラを見たパインは、じーっと彼女を見つめる。
「……?」
「あ、私はリベラ、よろしくね」
「信徒リベラだね。お姉ちゃんはパイン。よろしく」
「……え? え? え?」
アリエスと違って急に敬語を外されたこと。
リベラ「信徒」と呼ばれたこと。
そして自分を「お姉ちゃん」と呼称したこと。
それらの情報が一気に押し寄せてきて、リベラは動きが止まった。
頭の容量が限界を越えたという言い方が正しいだろう。そんな彼女を無視してパインは続ける。
「もちろん覚えてるよ。絶体絶命なお姉ちゃんを救ってくれた神様のこと。
それに森の中で私を救ってくれた女神さまの事も。
神様、女神様、本当にありがとうございました」
深々と頭を下げるパインを見て、レオは頭が痛くなってきた。
「えっと、レオ様が神様で、わたしが女神様で、リベラが信徒で……?」
流石のアリエスも話についていけないのか頭にいくつもの「?」マークを浮かべた状態でうんうんと唸っている。
そしていち早く回復したリベラがパインに尋ねた。
「え、えっと……あなた法国の生まれだよね?
教会に囚われていたけど、信徒だったんじゃないの?
なのにその、レオを神様とか、アリエスを女神って……」
「神様と女神様を名前で呼ぶのはダメ!」
リベラがレオとアリエスを名前で呼んだ瞬間に、パインはくわっと怒った表情をする。
まるで悪さをした子供を叱るような表情だった。
「いや、構わない」
「はい、構いません」
話がややこしくなると思ったレオは口を挟む。
アリエスも同じようなことを思ったのか同様にすると、パインはすっと表情を戻した。
「……皆が信じている神様は偽物。本物の神様はそこにいらっしゃる金髪の方」
「……一応教会の神様は一人の筈なんだけど」
「だからそれは偽物なの。だからこちらの銀の方が女神様。これが本物の神様達」
一寸の疑いすらないまっすぐはっきりとした発言に、レオは狂気を見た。
だって自分よりもどう見ても年上の女性が、自分の事を神様と呼んで崇めてくるのだ。
狂気以外の何物でもない。
「……もはやなんでもありかよ」
思わず呟いたリベラの気持ちに、レオは共感した。
「ま、まあ良いのではないでしょうか……よろしくお願いします、パインさん」
「はい、女神様」
「……う、うん」
苦笑いを隠し切れないアリエス。
なにがあってパインがこんなことになったのかは分からないが、とりあえずは良しとした。
「……え、レオが神でアリエスが女神なのに私は信徒なの? 嘘でしょ?」
ポツリと聞こえたリベラの言葉は、無視した。
この後、アリエスは自分たちの旅の目的と、自分たちの力について説明した。
少しレオの説明の部分で力が入る個所もあったが、今回は勇者であることや、呪いの見せる光景も説明できていた。
ちなみにその間、パインは一言一句聞き逃すまいと目を見開いて瞬きせずに目を見開いて話を聞いていて、アリエスが少し引いていた。
最後の最後に、この話を誰にも言いふらさないで欲しいとアリエスが言うと、「この身に誓います。言いふらしたら死にます」と返されて絶句していた。
あの目は本当にやる目だよ、とリベラが耳打ちをしてくれたが、何とも言えない気持ちになった。
第3章 神に見捨てられた少女 完
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