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第3章 神に愛された女教皇
第59話 神聖玉作成の旅
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宿に戻り、打つ手もなくなり、途方に暮れていたレオ達。
だが事態が動いたのは、夕食を食べた後の事だった。
部屋に、ノックの音が響き渡った。
突然の事に、三人は目を見合わせる。
カマリの街と違い、部屋を訪れる人などこの街には居ないはずだ。
「誰だ?」
「レオ様ですね、私は冒険者組合のものです。レオ様にご指名の依頼が入っています」
もしもの時のためにレオが対応をすると、扉の向こうから女性の声が響いた。
扉を開くと、咄嗟に目を逸らしたものの、冒険者組合で対応してくれた受付嬢が立っていた。
「い、依頼主様は入口の方でお待ちです。
や、宿屋の店主にはお話をして会談用の部屋を用意していただきましたので、そちらをお使いください」
震えるような声でそう告げると、女性は頭を下げて足早に立ち去ってしまった。
「依頼……ですか?」
「え……誰が?」
リベラの言葉はレオの心の中を代弁してくれていた。
この街で自分に依頼をする人間など居るだろうか。
ありえるとしたらスイード達だが、彼らならば冒険者組合など通さずに直接来そうだが。
そんな事を思いつつも、とりあえず行ってみない事には始まらないのでレオ達は宿屋に向かう。
待っていたのは、意外な人物だった。
「あ、夜分遅くにすみません、レオさん」
入口に立っていた人物を見て、レオは絶句した。
この場に似つかわしくない上品なたたずまいの桃色の髪の女性、ルシャ教皇が微笑んで立っていた。
その後ろにはファイ枢機卿とララ枢機卿の姿もある。
彼らが、今回の依頼主ということだろうか。
「それでは、私はこの辺で。あとはよろしくお願いします」
レオの部屋を訪れた受付嬢は宿屋の店主にそう告げると足早に宿屋を後にした。
案内役を引き渡された店主はレオ達には目を向けることもなく、すぐ近くの部屋へルシャ達を案内しようとした。
「さあ教皇様、どうぞこの部屋をお使いください」
「ありがとうございます。レオさん、どうぞ」
レオの目からしても、店主がルシャにのみ話しかけているのは明白だった。
にもかかわらず、ルシャは店主の目の前でレオを優先した。
「あ、ああ」
最近はこんな扱いを受けてきたことがなかったので、少し困ってしまったが、レオは何とか返事をして部屋へと入った。
部屋の中は長机を入れられていて、会談をするためだけの部屋のようだった。
ただの宿屋にこのような設備は不要だと思うので、急造で作ってくれたのだろう。
アリエスとリベラを引き連れて奥の席に座れば、ルシャ達も向かいの席に腰を下ろした。
レオの正面にルシャ、そしてその横にファイ、ララの順だ。
「レオさん、改めて昼間はありがとうございました。
命を救われたにもかかわらず、お礼が遅くなってしまい、申し訳ありません」
目じりを下げ、ルシャは感謝の気持ちを込めた深い礼をした。
ゆっくりとした動作で頭を上げ、じっと正面からレオを見つめる。
やはりその目には恐怖の色はあるものの、嫌悪の感情はないようだ。
「……昼間の件を見て思ったのですが、レオさんは相当お強い様子。
そこで、レオさんにぜひとも依頼をしたいのです」
「……依頼?」
自分に対して声をかけてくる理由は分かったものの、どんな依頼なのかは皆目見当がつかない。
サマカ枢機卿の死の理由を探ってくれ、といった内容だとお手上げなのだが。
「実は、教皇は交代制で神聖玉の作成任務を請け負うのです。
それをここから西にあるエニフ谷で行うのですが、そこまでの道がかなり険しく、強力な魔物も出現することで有名なのです」
そういえば、以前ファイとララが東の塔でそんなことを話していた気がする。
神聖玉の儀式とやらをやるのに十分な兵を集められたと。
そんな事を思っていたからだろう、レオはファイの事をじっと見てしまっていた。
(あっ)
気づいたときにはもう遅い。ファイは恐れを抱いた雰囲気のまま俯いてしまう。
だがそれ以上にレオとしては気が気ではなかった。
あのときレオ達は隠れてファイとララの話を盗み聞きしていた。
そのことがルシャ達に知られる可能性がある。
「本来なら教会側が兵を用意すべきだとお思いだと思います。
最初は十分な兵士を用意していたのですが、昼のサマカ枢機卿の一件でファイ枢機卿が手を離せなくなってしまいまして……」
「はぁ……」
どうやら怪しまれてはいない様子に一安心し、少し気の抜けた返事をしてしまうレオ。
それを訝しんでいると勘違いしたのか、ルシャは続けて口を開く。
「ファイ枢機卿はこの街における警部部門の代表なんです。
それでサマカ枢機卿の事件の件で手が離せなくなり、同時に彼の兵士もそちらの調査に駆り出されることになってしまいました。
深刻な人手不足に陥ったときにレオさんのような頼りになる方を見て、居てもたっても居られず……」
「レオ殿、私のせいで申し訳ない。だがどうか、頼む。
もちろん報酬も弾ませるつもりだ」
ルシャ教皇の横に座るファイ枢機卿は手をついて頭まで下げる始末。
その勢いにレオが頷きそうになってしまったそのとき。
「その神聖玉の作成を行うのはいつなのですか?」
横に座るアリエスが切り出した。
彼女はまっすぐな目でルシャ教皇を見つめている。
「……それが急で申し訳ないのですが、明日なのです」
「え? 明日?」
思わずといった様子で発言してしまったリベラ。
彼女の気持ちもよく分かる。あまりにも急すぎるのは間違いない。
「すみません、本当にタイミングが悪くてですね。
延期も考えたのですが、例年日付は決まっていますし、予定を確保するのも難しいと教皇達の間で決まってしまって……本当に急で申し訳ありません」
頭を下げるルシャ。彼女もまた突然の依頼であるということは重々承知らしい。
けれど、レオは考えを巡らせる。
確かに急な話だが、自分達は今何をすべきか分からない状態だ。
それに、目の前には右目が何度も光景で見せたルシャが居る。
もしここで断った場合、彼女たちは少ない兵と共に西へ向かうことだろう。
なら、その結果ルシャが何らかの理由で囚われ、あの牢屋のような状況に陥る可能性だってある。
いや、むしろその可能性がかなり高い気さえしてきた。
「分かった、引き受ける」
レオは引き受けることにした。
言葉を聞いて、ルシャ達はたちまち目を輝かせる。
「ありがとうございます!」
弾んだ声で感謝を告げるルシャ。その隣に座るファイは深く頭を下げ、ララも微笑んでいる。
「時間は昼過ぎなのですが、大丈夫ですか?」
「ああ、構わない」
「あ、その、よろしければなのですが門の外で待っていていただいても構いませんよ。
毎年教皇が儀式に向かう際は民衆たちが集まりますので……」
レオの右目の事を考えたのであろう、ルシャはそんな提案をしてきた。
ありがたい話である。気にしなくなったとはいえ、人々の目が消えるならその方が良い。
しっかりと頷くと、ルシャは花のように微笑んだ。
一寸の曇りもない、綺麗な笑顔だった。
レオ達が立ち上がり、ルシャ達もその後ろに続く。
部屋を出て、宿屋の入り口のところでルシャ達とは別れた。
一階奥の部屋に入るまで頭を下げることを辞めなかったので、少し足の速度が速くなった。
扉を閉め、部屋の中に入り、ようやくレオ達は一息つくことができた。
教皇のようなお偉いさんに頭を下げられることに慣れている人物は、この中には居ない。
「急で驚いたけど、ルシャ教皇と行動を共にできるのはいいね。
これで毎日確認しなくても済むし」
「そうですね……ただ神聖玉作成の旅の前日に事件が起きたことを考えると、かなり怪しく感じます。
レオ様の事ですから大丈夫だとは思いますが、警戒して望むべきです」
「ああ、そうだね」
サマカ枢機卿の死と、それが今回の旅の前日に起きたこと。
その二つがどう関わっているのかはまだ分からない。
けれど、ルシャに危害を加えたい人物からすればこの旅は絶好の機会だ。
必ず仕掛けてくる。そんな予感が、レオ達の中にはあった。
だが事態が動いたのは、夕食を食べた後の事だった。
部屋に、ノックの音が響き渡った。
突然の事に、三人は目を見合わせる。
カマリの街と違い、部屋を訪れる人などこの街には居ないはずだ。
「誰だ?」
「レオ様ですね、私は冒険者組合のものです。レオ様にご指名の依頼が入っています」
もしもの時のためにレオが対応をすると、扉の向こうから女性の声が響いた。
扉を開くと、咄嗟に目を逸らしたものの、冒険者組合で対応してくれた受付嬢が立っていた。
「い、依頼主様は入口の方でお待ちです。
や、宿屋の店主にはお話をして会談用の部屋を用意していただきましたので、そちらをお使いください」
震えるような声でそう告げると、女性は頭を下げて足早に立ち去ってしまった。
「依頼……ですか?」
「え……誰が?」
リベラの言葉はレオの心の中を代弁してくれていた。
この街で自分に依頼をする人間など居るだろうか。
ありえるとしたらスイード達だが、彼らならば冒険者組合など通さずに直接来そうだが。
そんな事を思いつつも、とりあえず行ってみない事には始まらないのでレオ達は宿屋に向かう。
待っていたのは、意外な人物だった。
「あ、夜分遅くにすみません、レオさん」
入口に立っていた人物を見て、レオは絶句した。
この場に似つかわしくない上品なたたずまいの桃色の髪の女性、ルシャ教皇が微笑んで立っていた。
その後ろにはファイ枢機卿とララ枢機卿の姿もある。
彼らが、今回の依頼主ということだろうか。
「それでは、私はこの辺で。あとはよろしくお願いします」
レオの部屋を訪れた受付嬢は宿屋の店主にそう告げると足早に宿屋を後にした。
案内役を引き渡された店主はレオ達には目を向けることもなく、すぐ近くの部屋へルシャ達を案内しようとした。
「さあ教皇様、どうぞこの部屋をお使いください」
「ありがとうございます。レオさん、どうぞ」
レオの目からしても、店主がルシャにのみ話しかけているのは明白だった。
にもかかわらず、ルシャは店主の目の前でレオを優先した。
「あ、ああ」
最近はこんな扱いを受けてきたことがなかったので、少し困ってしまったが、レオは何とか返事をして部屋へと入った。
部屋の中は長机を入れられていて、会談をするためだけの部屋のようだった。
ただの宿屋にこのような設備は不要だと思うので、急造で作ってくれたのだろう。
アリエスとリベラを引き連れて奥の席に座れば、ルシャ達も向かいの席に腰を下ろした。
レオの正面にルシャ、そしてその横にファイ、ララの順だ。
「レオさん、改めて昼間はありがとうございました。
命を救われたにもかかわらず、お礼が遅くなってしまい、申し訳ありません」
目じりを下げ、ルシャは感謝の気持ちを込めた深い礼をした。
ゆっくりとした動作で頭を上げ、じっと正面からレオを見つめる。
やはりその目には恐怖の色はあるものの、嫌悪の感情はないようだ。
「……昼間の件を見て思ったのですが、レオさんは相当お強い様子。
そこで、レオさんにぜひとも依頼をしたいのです」
「……依頼?」
自分に対して声をかけてくる理由は分かったものの、どんな依頼なのかは皆目見当がつかない。
サマカ枢機卿の死の理由を探ってくれ、といった内容だとお手上げなのだが。
「実は、教皇は交代制で神聖玉の作成任務を請け負うのです。
それをここから西にあるエニフ谷で行うのですが、そこまでの道がかなり険しく、強力な魔物も出現することで有名なのです」
そういえば、以前ファイとララが東の塔でそんなことを話していた気がする。
神聖玉の儀式とやらをやるのに十分な兵を集められたと。
そんな事を思っていたからだろう、レオはファイの事をじっと見てしまっていた。
(あっ)
気づいたときにはもう遅い。ファイは恐れを抱いた雰囲気のまま俯いてしまう。
だがそれ以上にレオとしては気が気ではなかった。
あのときレオ達は隠れてファイとララの話を盗み聞きしていた。
そのことがルシャ達に知られる可能性がある。
「本来なら教会側が兵を用意すべきだとお思いだと思います。
最初は十分な兵士を用意していたのですが、昼のサマカ枢機卿の一件でファイ枢機卿が手を離せなくなってしまいまして……」
「はぁ……」
どうやら怪しまれてはいない様子に一安心し、少し気の抜けた返事をしてしまうレオ。
それを訝しんでいると勘違いしたのか、ルシャは続けて口を開く。
「ファイ枢機卿はこの街における警部部門の代表なんです。
それでサマカ枢機卿の事件の件で手が離せなくなり、同時に彼の兵士もそちらの調査に駆り出されることになってしまいました。
深刻な人手不足に陥ったときにレオさんのような頼りになる方を見て、居てもたっても居られず……」
「レオ殿、私のせいで申し訳ない。だがどうか、頼む。
もちろん報酬も弾ませるつもりだ」
ルシャ教皇の横に座るファイ枢機卿は手をついて頭まで下げる始末。
その勢いにレオが頷きそうになってしまったそのとき。
「その神聖玉の作成を行うのはいつなのですか?」
横に座るアリエスが切り出した。
彼女はまっすぐな目でルシャ教皇を見つめている。
「……それが急で申し訳ないのですが、明日なのです」
「え? 明日?」
思わずといった様子で発言してしまったリベラ。
彼女の気持ちもよく分かる。あまりにも急すぎるのは間違いない。
「すみません、本当にタイミングが悪くてですね。
延期も考えたのですが、例年日付は決まっていますし、予定を確保するのも難しいと教皇達の間で決まってしまって……本当に急で申し訳ありません」
頭を下げるルシャ。彼女もまた突然の依頼であるということは重々承知らしい。
けれど、レオは考えを巡らせる。
確かに急な話だが、自分達は今何をすべきか分からない状態だ。
それに、目の前には右目が何度も光景で見せたルシャが居る。
もしここで断った場合、彼女たちは少ない兵と共に西へ向かうことだろう。
なら、その結果ルシャが何らかの理由で囚われ、あの牢屋のような状況に陥る可能性だってある。
いや、むしろその可能性がかなり高い気さえしてきた。
「分かった、引き受ける」
レオは引き受けることにした。
言葉を聞いて、ルシャ達はたちまち目を輝かせる。
「ありがとうございます!」
弾んだ声で感謝を告げるルシャ。その隣に座るファイは深く頭を下げ、ララも微笑んでいる。
「時間は昼過ぎなのですが、大丈夫ですか?」
「ああ、構わない」
「あ、その、よろしければなのですが門の外で待っていていただいても構いませんよ。
毎年教皇が儀式に向かう際は民衆たちが集まりますので……」
レオの右目の事を考えたのであろう、ルシャはそんな提案をしてきた。
ありがたい話である。気にしなくなったとはいえ、人々の目が消えるならその方が良い。
しっかりと頷くと、ルシャは花のように微笑んだ。
一寸の曇りもない、綺麗な笑顔だった。
レオ達が立ち上がり、ルシャ達もその後ろに続く。
部屋を出て、宿屋の入り口のところでルシャ達とは別れた。
一階奥の部屋に入るまで頭を下げることを辞めなかったので、少し足の速度が速くなった。
扉を閉め、部屋の中に入り、ようやくレオ達は一息つくことができた。
教皇のようなお偉いさんに頭を下げられることに慣れている人物は、この中には居ない。
「急で驚いたけど、ルシャ教皇と行動を共にできるのはいいね。
これで毎日確認しなくても済むし」
「そうですね……ただ神聖玉作成の旅の前日に事件が起きたことを考えると、かなり怪しく感じます。
レオ様の事ですから大丈夫だとは思いますが、警戒して望むべきです」
「ああ、そうだね」
サマカ枢機卿の死と、それが今回の旅の前日に起きたこと。
その二つがどう関わっているのかはまだ分からない。
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