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第3章 神に愛された女教皇
第47話 双子の勇者
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レオ達は冒険者組合に行き、カマリの街と同じように滞在を申告した。
その途中で向けられた視線にうんざりしたリベラは愚痴を言ったが、レオとアリエスは慣れてしまっていたために、気にしないのが良いとアドバイスをした。
二人の胆力の凄さにリベラは舌を巻いたが、すぐに二人の世界を作っているだけだと思い直した。
そんな相手は居ないし、アリエスとレオの世界に入りたくもないリベラが視線に慣れるのはもう少し後になりそうだ。
「「レオさん」」
申告を終え振り返ったとき、目の前に立つ二人の男女を見てレオは内心で驚いた。
「スイードとメリナか?」
決して自分には視線を合わせようとしない二人の男女はレオの知り合いだ。
カマリの街で出会ったカイルとヘレナと同じ黒衣に身を包んだ二人は元勇者仲間である。
ただカイルと違い、話をした記憶はほとんどなかった。
「勇者の方ですか?」
「ああ……二人とも、久しぶり」
「「お久しぶりです」」
二人は似た顔、そして同じ動作でお辞儀をする。
一寸も違わぬその動きが美しいと感じる一方で、どこか不気味さも漂わせていた。
「二人は双子の勇者で、スイードとメリナだ」
そう言ってチラリと様子を伺うと、リベラは興味深そうに二人を見つめていた。
シェイミの時と違い、二人の勇者は威圧感を出していないため、その顔に恐怖の色はない。
「そういえば、カマリでカイル達に会った」
「ヘレナはカマリを」
「ヴァンはアルティスを」
「「それぞれ警護していますから」」
無表情のような顔から、同じような声色で答えられる。
「「レオさんは、呪いを解きに?」」
「ああ」
レオは勇者時代に彼ら二人と会話をした記憶があまりない。
彼らはどちらかというと二人だけの世界を作るタイプの勇者で、他の勇者ともあまり交流がなかったからだ。
それはレオに対しても同じである。
ただ二人の戦闘力は双子ゆえに単純な足し算ではなく掛け算の戦力であり、その強さは勇者の中でも上位に入る。
もちろんシェイミ程ではないものの、強者という意味でレオは彼らを捉えていた。
「「…………」」
その二人が、じっとアリエスとリベラを見る。
リベラはどこか居心地が悪そうに、そしてアリエスはどこか不機嫌にまっすぐに見つめ返している。
「二人とも?」
レオが声をかけると、二人は同じタイミングでリベラとアリエスから視線を外し、全く同じタイミングで前に進み出た。
肉薄するほどの距離で、レオにしか聞こえない声量で、呟く。
その顔は決してレオに向かず、その背後へと視線を飛ばしている。
「「教会には気を付けてください」」
二人はそう言うと二歩下がり、再び礼を行う。
「「それでは、また会いましょう」」
無機質な瞳と無表情でそう言い、スイードとメリナは振り返り、冒険者組合から立ち去ってしまった。
一体何をしに来たのかとレオは思ったものの、おそらく自分の姿を見て追いかけてきてくれたのだろうという結論に至った。
(それにしても……)
自分にしか聞こえない声量で告げられた言葉。
それを思い返したとき。
「教会に気を付けろですか……何かあるのかもしれませんね」
今度は三人にしか聞こえない声量で、アリエスが告げた。
ぎょっとして彼女を見るものの、すぐに彼女の耳が常人よりもまだ良いことを思い出し、ああ、と呟いた。
流石にスイード達も、超人的な聴覚を持つ人物が傍にいるとは分からなかったのだろう。
「……え? どういうこと?」
「あまり大きな声は出さないでください。さっきの勇者の方たちが言っていたんです」
話の流れが読めないリベラのためにアリエスが答えると、リベラは口を尖らせた。
「えー、なにそれ。教会はちゃんとした機関だよ」
「ですから声が大きいです……なぜあの二人がそんなことを言ったのかは分かりませんが、警戒するに越したことはないでしょう」
「ふーん。そんなことよりさ、あの二人……というか勇者についてもう少し聞きたいかな」
一度は教会に関して擁護したが、そこまで思い入れがあるわけでもないのか、リベラはすぐに話題を変えてくる。
アリエスも同じ気持ちのようで、チラチラとこちらの様子を伺っている。
「……分かった。けれどこの場で話すのは――」
「あ、それなら良い方法があります」
アリエスがすぐに反応し、背後の受付に話しかけた。
「あの、すみません、個室をお借りしたいのですが、よろしいですか?」
「はい、空いているので構いませんよ。ちょっと待ってくださいね……こちら、個室の鍵になります」
個室という用語を聞いて、受付嬢は頷いて引き出しから取り出した鍵をアリエスに手渡した。
その様子を見ながら、リベラがレオに耳打ちする。
「冒険者組合には、冒険者のパーティが相談をするための個室があるんだ。
個室は受付の人に言えば誰でも使えるんだよ。作戦立案とかに使う人も多いみたい」
「……わたしの役割を取らないでください」
ジト目で見つめるアリエスに対し、リベラは微笑みながらごめんごめんと言う。
反省している様子はないので、きっとまたやるだろうなとレオは確信した。
むーっと見つめるアリエスはやがて諦めたように近くの部屋を指さした。
「……すぐそこの部屋です」
そこに進み、扉を開けば、中には大きなテーブルと椅子が四つあるだけだった。
まさに会議をするためだけの部屋のようだ。
一番奥に着席すれば、間髪を入れずにアリエスが隣に座る。
その様子を見て、リベラは溜息を吐きながら「ごちそうさま」と呟いた。
「なんか食べたのか?」
「空気をね。いいから説明お願い」
よく分からないことを言うリベラだったが、レオは求められたために気にせず勇者について説明を始める。
「勇者は人類の守護者だから、警護の意味を含めて各地に派遣されているんだ。
その中でも、強い勇者は大きな街に行く。
カイルやさっきのスイード、それに話に出てきたヴァンとかだね」
「……これから先、どこの街でも会うかもしれないということですね。二人組の勇者と」
溜息を吐くアリエスに対して、おそらく会うのは後二人だけだろうと告げようとしたときリベラが食い気味に質問した。
「ねえ、まさかと思うけど、シェイミって子と同じくらい強いとは言わないよね?」
「まさか。あれは特別だ。シェイミは勇者の中でも俺と一二を争うからな」
あんな存在が二人と居るはずがないし、もしも勇者候補生がシェイミと同じ力を持つなら、そもそも席が足りない。
星域を考えるとレオと同じでなければありえないのだが、それを説明するとややこしくなると思い、レオは簡潔に答えた。
「敵になる可能性はないのでしょうか? 少なくともシェイミさんはありえそうでしたが」
「あり得るとしたらシェイミとヴァンかな。多分カイルとスイードはないよ」
過去に明確な敵意を向けられた二人と違い、カイルとスイードは比較的穏やかな勇者だ。
カイルは自分を慕ってくれているし、スイードは力量差をよく分かっているから挑まないと以前話していたのを聞いたことがある。
「とはいえ、所属元である王国の動き次第では敵対する可能性はありますよね。
なるべく関わらない方が良いのは間違いないでしょう」
「シェイミっていう子よりも弱いとはいえ、普通に考えれば相当強いんでしょ?
アリエスに賛成かなぁ」
「レオ様が負けるとは到底思えませんが、無用な争いは避けるべきでしょうね。
絶対に勝てる相手でも、力は温存すべきです」
アリエスの言葉に苦笑いしているリベラを見ながら、レオは深く頷く。
絶対勝てるかどうかはともかく、レオとしても昔の仲間である勇者達とは戦いたくはなかった。
その途中で向けられた視線にうんざりしたリベラは愚痴を言ったが、レオとアリエスは慣れてしまっていたために、気にしないのが良いとアドバイスをした。
二人の胆力の凄さにリベラは舌を巻いたが、すぐに二人の世界を作っているだけだと思い直した。
そんな相手は居ないし、アリエスとレオの世界に入りたくもないリベラが視線に慣れるのはもう少し後になりそうだ。
「「レオさん」」
申告を終え振り返ったとき、目の前に立つ二人の男女を見てレオは内心で驚いた。
「スイードとメリナか?」
決して自分には視線を合わせようとしない二人の男女はレオの知り合いだ。
カマリの街で出会ったカイルとヘレナと同じ黒衣に身を包んだ二人は元勇者仲間である。
ただカイルと違い、話をした記憶はほとんどなかった。
「勇者の方ですか?」
「ああ……二人とも、久しぶり」
「「お久しぶりです」」
二人は似た顔、そして同じ動作でお辞儀をする。
一寸も違わぬその動きが美しいと感じる一方で、どこか不気味さも漂わせていた。
「二人は双子の勇者で、スイードとメリナだ」
そう言ってチラリと様子を伺うと、リベラは興味深そうに二人を見つめていた。
シェイミの時と違い、二人の勇者は威圧感を出していないため、その顔に恐怖の色はない。
「そういえば、カマリでカイル達に会った」
「ヘレナはカマリを」
「ヴァンはアルティスを」
「「それぞれ警護していますから」」
無表情のような顔から、同じような声色で答えられる。
「「レオさんは、呪いを解きに?」」
「ああ」
レオは勇者時代に彼ら二人と会話をした記憶があまりない。
彼らはどちらかというと二人だけの世界を作るタイプの勇者で、他の勇者ともあまり交流がなかったからだ。
それはレオに対しても同じである。
ただ二人の戦闘力は双子ゆえに単純な足し算ではなく掛け算の戦力であり、その強さは勇者の中でも上位に入る。
もちろんシェイミ程ではないものの、強者という意味でレオは彼らを捉えていた。
「「…………」」
その二人が、じっとアリエスとリベラを見る。
リベラはどこか居心地が悪そうに、そしてアリエスはどこか不機嫌にまっすぐに見つめ返している。
「二人とも?」
レオが声をかけると、二人は同じタイミングでリベラとアリエスから視線を外し、全く同じタイミングで前に進み出た。
肉薄するほどの距離で、レオにしか聞こえない声量で、呟く。
その顔は決してレオに向かず、その背後へと視線を飛ばしている。
「「教会には気を付けてください」」
二人はそう言うと二歩下がり、再び礼を行う。
「「それでは、また会いましょう」」
無機質な瞳と無表情でそう言い、スイードとメリナは振り返り、冒険者組合から立ち去ってしまった。
一体何をしに来たのかとレオは思ったものの、おそらく自分の姿を見て追いかけてきてくれたのだろうという結論に至った。
(それにしても……)
自分にしか聞こえない声量で告げられた言葉。
それを思い返したとき。
「教会に気を付けろですか……何かあるのかもしれませんね」
今度は三人にしか聞こえない声量で、アリエスが告げた。
ぎょっとして彼女を見るものの、すぐに彼女の耳が常人よりもまだ良いことを思い出し、ああ、と呟いた。
流石にスイード達も、超人的な聴覚を持つ人物が傍にいるとは分からなかったのだろう。
「……え? どういうこと?」
「あまり大きな声は出さないでください。さっきの勇者の方たちが言っていたんです」
話の流れが読めないリベラのためにアリエスが答えると、リベラは口を尖らせた。
「えー、なにそれ。教会はちゃんとした機関だよ」
「ですから声が大きいです……なぜあの二人がそんなことを言ったのかは分かりませんが、警戒するに越したことはないでしょう」
「ふーん。そんなことよりさ、あの二人……というか勇者についてもう少し聞きたいかな」
一度は教会に関して擁護したが、そこまで思い入れがあるわけでもないのか、リベラはすぐに話題を変えてくる。
アリエスも同じ気持ちのようで、チラチラとこちらの様子を伺っている。
「……分かった。けれどこの場で話すのは――」
「あ、それなら良い方法があります」
アリエスがすぐに反応し、背後の受付に話しかけた。
「あの、すみません、個室をお借りしたいのですが、よろしいですか?」
「はい、空いているので構いませんよ。ちょっと待ってくださいね……こちら、個室の鍵になります」
個室という用語を聞いて、受付嬢は頷いて引き出しから取り出した鍵をアリエスに手渡した。
その様子を見ながら、リベラがレオに耳打ちする。
「冒険者組合には、冒険者のパーティが相談をするための個室があるんだ。
個室は受付の人に言えば誰でも使えるんだよ。作戦立案とかに使う人も多いみたい」
「……わたしの役割を取らないでください」
ジト目で見つめるアリエスに対し、リベラは微笑みながらごめんごめんと言う。
反省している様子はないので、きっとまたやるだろうなとレオは確信した。
むーっと見つめるアリエスはやがて諦めたように近くの部屋を指さした。
「……すぐそこの部屋です」
そこに進み、扉を開けば、中には大きなテーブルと椅子が四つあるだけだった。
まさに会議をするためだけの部屋のようだ。
一番奥に着席すれば、間髪を入れずにアリエスが隣に座る。
その様子を見て、リベラは溜息を吐きながら「ごちそうさま」と呟いた。
「なんか食べたのか?」
「空気をね。いいから説明お願い」
よく分からないことを言うリベラだったが、レオは求められたために気にせず勇者について説明を始める。
「勇者は人類の守護者だから、警護の意味を含めて各地に派遣されているんだ。
その中でも、強い勇者は大きな街に行く。
カイルやさっきのスイード、それに話に出てきたヴァンとかだね」
「……これから先、どこの街でも会うかもしれないということですね。二人組の勇者と」
溜息を吐くアリエスに対して、おそらく会うのは後二人だけだろうと告げようとしたときリベラが食い気味に質問した。
「ねえ、まさかと思うけど、シェイミって子と同じくらい強いとは言わないよね?」
「まさか。あれは特別だ。シェイミは勇者の中でも俺と一二を争うからな」
あんな存在が二人と居るはずがないし、もしも勇者候補生がシェイミと同じ力を持つなら、そもそも席が足りない。
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「敵になる可能性はないのでしょうか? 少なくともシェイミさんはありえそうでしたが」
「あり得るとしたらシェイミとヴァンかな。多分カイルとスイードはないよ」
過去に明確な敵意を向けられた二人と違い、カイルとスイードは比較的穏やかな勇者だ。
カイルは自分を慕ってくれているし、スイードは力量差をよく分かっているから挑まないと以前話していたのを聞いたことがある。
「とはいえ、所属元である王国の動き次第では敵対する可能性はありますよね。
なるべく関わらない方が良いのは間違いないでしょう」
「シェイミっていう子よりも弱いとはいえ、普通に考えれば相当強いんでしょ?
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「レオ様が負けるとは到底思えませんが、無用な争いは避けるべきでしょうね。
絶対に勝てる相手でも、力は温存すべきです」
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