26 / 114
第2章 呪いを治す聖女
第26話 路地裏での出会い
しおりを挟む
カマリの街の大通りでカイルとヘレナと出会ったレオは、ふとアリエスに告げる。
「なあアリエス、ちょっと話したいことがあるんだけど、こっちいいか」
「え? あ、あの……い、いいですけど」
突然のレオの言葉にアリエスは驚くが、二人は大通りから外れて路地裏へと入っていく。
路地裏には人の姿はなく、奥に入ってしまえば大通りの喧騒も聞こえなくなる。
二人だけの世界が、一瞬で出来上がる。
振り返ったレオはアリエスの目をしっかりと見て、意を決したように頷く。
いつもとは少し違う彼の様子に、アリエスが目を丸くした。
「え……な、なんですこの雰囲気……そりゃあレオ様のことはお慕いしていますけど、でもでも――」
「アリエス、ずっと前から話そうと思っていたことがあるんだ」
「は、はい……」
ごくりと、アリエスが固唾を飲んだ。緊張している様子が外からでもよく分かる。
よくよく見てみれば、顔も少し赤らんでいるようだ。
誰も居ないシチュエーションに路地裏という場所が、アリエスを緊張させているのだろう。
そしてレオはアリエスに言葉を告げる。
ずっと前から思っていた、ついさっき強くなった想いを。
「アリエスの首輪、壊した方がいいかな?」
それは彼女を奴隷足らしめるものを、壊すかどうかの質問だった。
「……はぁー」
「え、何その顔」
レオの言葉を頭の中でかみ砕いたアリエスは深く息を吐いて明後日の方向を見る。
「やってられねーっすわー」という表情。
しかしレオはなぜ彼女がそんな顔をしているのか分からない。
「いや、まあレオ様ですからそうですよね……えっと首輪でしたか?なぜ急に?」
「前から思ってたんだ。いろんな人がアリエスを見るときに、その首輪にも目を向ける。
それにさっき、ヘレナはその首輪を見てアリエスを奴隷って言った。
奴隷ってあんまりよくないものみたいだし、だから壊した方がいいのかなって」
アリエスを救出したとき、他にも奴隷になる予定の少女たちを見た。
皆が皆、首輪を嵌めていて、それが奴隷の証であることは、分かっている。
アリエスとの奴隷契約は解除したが、首輪は彼女の首に嵌ったままだ。
それは街に行けば、自然と人々の目に入る。
アリエスの顔を見て驚いた後に、首輪を見て似た目をするのだ。
自分を見ようとした者と似たような目を。
自分の呪いは隠せないし、消せないけれどアリエスの首輪を壊すことはできる。
それを先ほどのヘレナとのやり取りで強く思った。だから聞いたのだ。
彼女ならば、首輪を壊した方がよいと言ってくれるだろうと思っていたのだが。
「……純粋だと自分で気づいたときに対処が難しいですね」
返ってきたのは、聞き取れないほど小さな声だった。
「……なんて?」
「あ、すみません、えっとですね……この首輪、実は結構思い入れがあると言いますか、大切なものなんですよ。
だから壊したくないというか……でも街中で見られると確かに面倒ですし、なにかで隠しますね」
大切なものだったのか。壊す前に聞いて良かった。
首輪は良くないものなのかと勝手に思っていたが、どうやらそうでない場合もあるらしい。
それなら壊すのは辞めようと思った。アリエスの大切なものを、壊したくはない。
こうして、白銀の少女の7割くらい本当の嘘に元勇者は騙された。
ちなみに大切なのは首輪そのものではなく、首輪が示してくれるレオとの繋がりである。
そのことをレオは知らないのは言うまでもないだろう。
「あ、それならこれ」
首輪を何かで隠さなくては、というアリエスにレオは自分の首に巻いている橙の布を取ってそれを差し出した。
いちいち買いに行かなくても、これでいいのではないかと思ったのだが、目を見開くアリエスを見て正気に戻った。
「あ、ごめん、アリエスだって好きな色とかある――」
「いえ、わたしこの色すっごく好きですし、ずっと前から欲しいと思っていました。はい。ありがとうございます」
もっと明るい色が良いかと思い、引っ込めようとした手。
しかしそれよりも速く、アリエスが布を搔っ攫ってしまった。
素早い動きで、歴戦の猛者であるレオの目でさえ追えない程だった。
彼女はそれを首に素早く回し、首輪を完全に隠すようにする。
レオのサイズだったために、アリエスからするとやや大きめだ。
けれど奴隷の証である首輪を隠すには十分な役割を果たしてくれた。
「これ、頂いてもいいんですか?」
「ああ、いいよ」
別に高価なものでもなく、ただ王国で貰ったもので、そこまで思い入れのあるわけでもない。
あれがあってもなくても自分の任務には何の影響も与えないだろう。
けれどアリエスが喜んでいるなら、それでいいと思った。
何はともあれ、これでアリエスの首輪に関しては解決だ。
ご満悦な表情を見るに、最適な答えのようにも思える。
(そんなに橙色が良かったのか)
嬉しそうなアリエスを見て、明後日の方向の結論を出したレオは頷く。
これでもう、この路地裏に用はない。
「さて、それじゃあ今度こそ宿屋に行こう。遠回りしちゃったね」
「はい……もう夕方ですが、どうしますか?」
「宿屋取った後に、少しだけ任務をしようかな」
「レオ様、任務ではなく依頼です」
他愛ない話をしながら路地裏の角を曲がる。
曲がった先を進み大通りに戻る筈だった。
だが曲がったところで、外套を纏った人物とレオがぶつかった。
外套を纏った人物は走っていたために衝突後に少しよろけたようだが、レオはその衝撃でも倒れることはなかった。
「す、すみません」
灰色の瞳をした女性だった。
ぶつかったときにはフードを深くかぶっていたが、衝撃でそれが外れてしまっている。
瞳と同じ灰色の長い髪をした、幸薄そうな印象の女性で、こう言ってはなんだがあまり記憶に鮮明に残るタイプではないように思えた。
そんな彼女は走っていたためか、息が上がっているものの、レオの顔を見ると驚いたように目を見開いた。
「ご、ごめんなさい、失礼します」
彼女はすぐに自分のフードが外れていることに気づくと、それをまた深く被り、目線を伏せてレオの横をすり抜けるように走り去ってしまった。
まるでやましいことから逃げるように、自分の姿を誰にも見られたくないという思いが見て取れた。
振り返り、小さくなっていく背中を見つめる。
彼女は路地裏の複雑な通りに左に曲がって入ってしまい、すぐに見えなくなった。
「…………」
レオは彼女が入っていったところをじっと見つめる。
別に顔を見られて逸らされたことが気に障ったわけではない。
そんなこと日常茶飯事だ。
それよりも。
「なあアリエス、あの人……」
「はい、変身魔法を使っていました」
やはりとレオは内心で呟く。
ぶつかり、目が合ったとき、レオの中に不思議な感覚が過ぎった。
以前アリエスが変身魔法を使ってくれていたからこそ気づけた感覚。
あの女性は、姿を偽っている。
「……ですが様子を見るに、わたしみたいに目が見えないわけではないようです。
それに、変身魔法の一部に綻びが見受けられました。
熟練の魔法使いさん、というわけでもなさそうでした」
「アリエスレベルの使い手が居るとは思えないけどね」
(にしても……変身魔法を使って向かう先が路地裏……)
もう会うことはないと思いながらも、レオは先ほどぶつかった女性が悪意を持って変身魔法を使っているようには思えなかった。
どちらかというと。
「……?」
「いや、とりあえず宿に行こう」
視線を向けたら、こちらを見ていたアリエスと目が合った。
彼女は不思議そうに首を傾げるが、レオは首を振って歩き出した。
(あの女性からは、アリエスと同じ感じがした)
あくまでも直感でしかないものの、どうしてもレオにはあの女性が理由があって変身魔法を使っている気がした。
変身魔法を使っているために、灰色の髪の瞳を見ても読み取れるものは虚構でしかない。
それはアリエスですでに経験済みだ。
けれど変身したアリエスの纏う雰囲気から彼女の感情や人となりが少しでも読み取れたように、彼女からもそれを読み取っていた。
ふと、レオは今自分達が居る場所を再確認する。
「路地……裏……」
なぜか分からないが、この街で初めて会った老人が話していた「路地裏の聖女」という言葉が頭を過ぎった。
「なあアリエス、ちょっと話したいことがあるんだけど、こっちいいか」
「え? あ、あの……い、いいですけど」
突然のレオの言葉にアリエスは驚くが、二人は大通りから外れて路地裏へと入っていく。
路地裏には人の姿はなく、奥に入ってしまえば大通りの喧騒も聞こえなくなる。
二人だけの世界が、一瞬で出来上がる。
振り返ったレオはアリエスの目をしっかりと見て、意を決したように頷く。
いつもとは少し違う彼の様子に、アリエスが目を丸くした。
「え……な、なんですこの雰囲気……そりゃあレオ様のことはお慕いしていますけど、でもでも――」
「アリエス、ずっと前から話そうと思っていたことがあるんだ」
「は、はい……」
ごくりと、アリエスが固唾を飲んだ。緊張している様子が外からでもよく分かる。
よくよく見てみれば、顔も少し赤らんでいるようだ。
誰も居ないシチュエーションに路地裏という場所が、アリエスを緊張させているのだろう。
そしてレオはアリエスに言葉を告げる。
ずっと前から思っていた、ついさっき強くなった想いを。
「アリエスの首輪、壊した方がいいかな?」
それは彼女を奴隷足らしめるものを、壊すかどうかの質問だった。
「……はぁー」
「え、何その顔」
レオの言葉を頭の中でかみ砕いたアリエスは深く息を吐いて明後日の方向を見る。
「やってられねーっすわー」という表情。
しかしレオはなぜ彼女がそんな顔をしているのか分からない。
「いや、まあレオ様ですからそうですよね……えっと首輪でしたか?なぜ急に?」
「前から思ってたんだ。いろんな人がアリエスを見るときに、その首輪にも目を向ける。
それにさっき、ヘレナはその首輪を見てアリエスを奴隷って言った。
奴隷ってあんまりよくないものみたいだし、だから壊した方がいいのかなって」
アリエスを救出したとき、他にも奴隷になる予定の少女たちを見た。
皆が皆、首輪を嵌めていて、それが奴隷の証であることは、分かっている。
アリエスとの奴隷契約は解除したが、首輪は彼女の首に嵌ったままだ。
それは街に行けば、自然と人々の目に入る。
アリエスの顔を見て驚いた後に、首輪を見て似た目をするのだ。
自分を見ようとした者と似たような目を。
自分の呪いは隠せないし、消せないけれどアリエスの首輪を壊すことはできる。
それを先ほどのヘレナとのやり取りで強く思った。だから聞いたのだ。
彼女ならば、首輪を壊した方がよいと言ってくれるだろうと思っていたのだが。
「……純粋だと自分で気づいたときに対処が難しいですね」
返ってきたのは、聞き取れないほど小さな声だった。
「……なんて?」
「あ、すみません、えっとですね……この首輪、実は結構思い入れがあると言いますか、大切なものなんですよ。
だから壊したくないというか……でも街中で見られると確かに面倒ですし、なにかで隠しますね」
大切なものだったのか。壊す前に聞いて良かった。
首輪は良くないものなのかと勝手に思っていたが、どうやらそうでない場合もあるらしい。
それなら壊すのは辞めようと思った。アリエスの大切なものを、壊したくはない。
こうして、白銀の少女の7割くらい本当の嘘に元勇者は騙された。
ちなみに大切なのは首輪そのものではなく、首輪が示してくれるレオとの繋がりである。
そのことをレオは知らないのは言うまでもないだろう。
「あ、それならこれ」
首輪を何かで隠さなくては、というアリエスにレオは自分の首に巻いている橙の布を取ってそれを差し出した。
いちいち買いに行かなくても、これでいいのではないかと思ったのだが、目を見開くアリエスを見て正気に戻った。
「あ、ごめん、アリエスだって好きな色とかある――」
「いえ、わたしこの色すっごく好きですし、ずっと前から欲しいと思っていました。はい。ありがとうございます」
もっと明るい色が良いかと思い、引っ込めようとした手。
しかしそれよりも速く、アリエスが布を搔っ攫ってしまった。
素早い動きで、歴戦の猛者であるレオの目でさえ追えない程だった。
彼女はそれを首に素早く回し、首輪を完全に隠すようにする。
レオのサイズだったために、アリエスからするとやや大きめだ。
けれど奴隷の証である首輪を隠すには十分な役割を果たしてくれた。
「これ、頂いてもいいんですか?」
「ああ、いいよ」
別に高価なものでもなく、ただ王国で貰ったもので、そこまで思い入れのあるわけでもない。
あれがあってもなくても自分の任務には何の影響も与えないだろう。
けれどアリエスが喜んでいるなら、それでいいと思った。
何はともあれ、これでアリエスの首輪に関しては解決だ。
ご満悦な表情を見るに、最適な答えのようにも思える。
(そんなに橙色が良かったのか)
嬉しそうなアリエスを見て、明後日の方向の結論を出したレオは頷く。
これでもう、この路地裏に用はない。
「さて、それじゃあ今度こそ宿屋に行こう。遠回りしちゃったね」
「はい……もう夕方ですが、どうしますか?」
「宿屋取った後に、少しだけ任務をしようかな」
「レオ様、任務ではなく依頼です」
他愛ない話をしながら路地裏の角を曲がる。
曲がった先を進み大通りに戻る筈だった。
だが曲がったところで、外套を纏った人物とレオがぶつかった。
外套を纏った人物は走っていたために衝突後に少しよろけたようだが、レオはその衝撃でも倒れることはなかった。
「す、すみません」
灰色の瞳をした女性だった。
ぶつかったときにはフードを深くかぶっていたが、衝撃でそれが外れてしまっている。
瞳と同じ灰色の長い髪をした、幸薄そうな印象の女性で、こう言ってはなんだがあまり記憶に鮮明に残るタイプではないように思えた。
そんな彼女は走っていたためか、息が上がっているものの、レオの顔を見ると驚いたように目を見開いた。
「ご、ごめんなさい、失礼します」
彼女はすぐに自分のフードが外れていることに気づくと、それをまた深く被り、目線を伏せてレオの横をすり抜けるように走り去ってしまった。
まるでやましいことから逃げるように、自分の姿を誰にも見られたくないという思いが見て取れた。
振り返り、小さくなっていく背中を見つめる。
彼女は路地裏の複雑な通りに左に曲がって入ってしまい、すぐに見えなくなった。
「…………」
レオは彼女が入っていったところをじっと見つめる。
別に顔を見られて逸らされたことが気に障ったわけではない。
そんなこと日常茶飯事だ。
それよりも。
「なあアリエス、あの人……」
「はい、変身魔法を使っていました」
やはりとレオは内心で呟く。
ぶつかり、目が合ったとき、レオの中に不思議な感覚が過ぎった。
以前アリエスが変身魔法を使ってくれていたからこそ気づけた感覚。
あの女性は、姿を偽っている。
「……ですが様子を見るに、わたしみたいに目が見えないわけではないようです。
それに、変身魔法の一部に綻びが見受けられました。
熟練の魔法使いさん、というわけでもなさそうでした」
「アリエスレベルの使い手が居るとは思えないけどね」
(にしても……変身魔法を使って向かう先が路地裏……)
もう会うことはないと思いながらも、レオは先ほどぶつかった女性が悪意を持って変身魔法を使っているようには思えなかった。
どちらかというと。
「……?」
「いや、とりあえず宿に行こう」
視線を向けたら、こちらを見ていたアリエスと目が合った。
彼女は不思議そうに首を傾げるが、レオは首を振って歩き出した。
(あの女性からは、アリエスと同じ感じがした)
あくまでも直感でしかないものの、どうしてもレオにはあの女性が理由があって変身魔法を使っている気がした。
変身魔法を使っているために、灰色の髪の瞳を見ても読み取れるものは虚構でしかない。
それはアリエスですでに経験済みだ。
けれど変身したアリエスの纏う雰囲気から彼女の感情や人となりが少しでも読み取れたように、彼女からもそれを読み取っていた。
ふと、レオは今自分達が居る場所を再確認する。
「路地……裏……」
なぜか分からないが、この街で初めて会った老人が話していた「路地裏の聖女」という言葉が頭を過ぎった。
0
お気に入りに追加
50
あなたにおすすめの小説

悪役貴族の四男に転生した俺は、怠惰で自由な生活がしたいので、自由気ままな冒険者生活(スローライフ)を始めたかった。
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
俺は何もしてないのに兄達のせいで悪役貴族扱いされているんだが……
アーノルドは名門貴族クローリー家の四男に転生した。家の掲げる独立独行の家訓のため、剣技に魔術果ては鍛冶師の技術を身に着けた。
そして15歳となった現在。アーノルドは、魔剣士を育成する教育機関に入学するのだが、親戚や上の兄達のせいで悪役扱いをされ、付いた渾名は【悪役公子】。
実家ではやりたくもない【付与魔術】をやらされ、学園に通っていても心の無い言葉を投げかけられる日々に嫌気がさした俺は、自由を求めて冒険者になる事にした。
剣術ではなく刀を打ち刀を使う彼は、憧れの自由と、美味いメシとスローライフを求めて、時に戦い。時にメシを食らい、時に剣を打つ。
アーノルドの第二の人生が幕を開ける。しかし、同級生で仲の悪いメイザース家の娘ミナに学園での態度が演技だと知られてしまい。アーノルドの理想の生活は、ハチャメチャなものになって行く。

異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第三章フェレスト王国エルフ編

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。

チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。

スキル喰らい(スキルイーター)がヤバすぎた 他人のスキルを食らって底辺から最強に駆け上がる
けんたん
ファンタジー
レイ・ユーグナイト 貴族の三男で産まれたおれは、12の成人の儀を受けたら家を出ないと行けなかった だが俺には誰にも言ってない秘密があった 前世の記憶があることだ
俺は10才になったら現代知識と貴族の子供が受ける継承の義で受け継ぐであろうスキルでスローライフの夢をみる
だが本来受け継ぐであろう親のスキルを何一つ受け継ぐことなく能無しとされひどい扱いを受けることになる だが実はスキルは受け継がなかったが俺にだけ見えるユニークスキル スキル喰らいで俺は密かに強くなり 俺に対してひどい扱いをしたやつを見返すことを心に誓った

チートな嫁たちに囲まれて異世界で暮らしています
もぶぞう
ファンタジー
森でナギサを拾ってくれたのはダークエルフの女性だった。
使命が有る訳でも無い男が強い嫁を増やしながら異世界で暮らす話です(予定)。
[鑑定]スキルしかない俺を追放したのはいいが、貴様らにはもう関わるのはイヤだから、さがさないでくれ!
どら焼き
ファンタジー
ついに!第5章突入!
舐めた奴らに、真実が牙を剥く!
何も説明無く、いきなり異世界転移!らしいのだが、この王冠つけたオッサン何を言っているのだ?
しかも、ステータスが文字化けしていて、スキルも「鑑定??」だけって酷くない?
訳のわからない言葉?を発声している王女?と、勇者らしい同級生達がオレを城から捨てやがったので、
なんとか、苦労して宿代とパン代を稼ぐ主人公カザト!
そして…わかってくる、この異世界の異常性。
出会いを重ねて、なんとか元の世界に戻る方法を切り開いて行く物語。
主人公の直接復讐する要素は、あまりありません。
相手方の、あまりにも酷い自堕落さから出てくる、ざまぁ要素は、少しづつ出てくる予定です。
ハーレム要素は、不明とします。
復讐での強制ハーレム要素は、無しの予定です。
追記
2023/07/21 表紙絵を戦闘モードになったあるヤツの参考絵にしました。
8月近くでなにが、変形するのかわかる予定です。
2024/02/23
アルファポリスオンリーを解除しました。
【書籍化進行中、完結】私だけが知らない
綾雅(ヤンデレ攻略対象、電子書籍化)
ファンタジー
書籍化進行中です。詳細はしばらくお待ちください(o´-ω-)o)ペコッ
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2024/12/26……書籍化確定、公表
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる