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第1章 呪いを恐れない奴隷少女
第7話 恐怖の右目、呪眼
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「そちらにどうぞ」
部屋をぶしつけに見回していたレオは、男性にそう告げられてソファーに腰かける。
柔らかい感触に、一瞬だが驚いた。
案内された部屋は来客用だけあって、ロビー以上に煌びやかなつくりになっていた。
流石に王城の控室とは比べるまでもないが、レオの宿屋の一室よりは間違いなくかかっている金額は高いだろう。
「まずはご挨拶を。初めまして勇者様。私はこの館の主、奴隷商のサルマン・アイリーニです」
「レオだ」
いつものように挨拶をする。
サルマンは頷いて息を吐いた。
昨日の宿屋の店主といい、兵士といい、レオと会話をする人は昔からそうだが、緊張をしていることが多い。
そのことが昔からレオは不思議だった。
ある程度会話をすると慣れてくるようなのだが、初回はいつもこうだ。
「ま、まずは我が館について説明をしましょう。
この館はお客様に対して奴隷を販売する商売を行っています。
金銭を頂き、奴隷を提供します。
ど、奴隷はその奴隷が許可している範囲や、奴隷としての水準などによって金額が変動します」
「ふむ」
(水準……どれだけ戦えるかということか。
許可は前衛とか、後衛とか? それに関しては問題ない。
強くても弱くても、関係ない)
サルマンの言葉を自分の中で間違った方向でかみ砕きながら、レオは今のところは問題なさそうだなと内心で頷く。
戦闘は自分が行えばいい。
人ひとり護ることなど、これまで世界を救ってきた自分ならば容易だろう。
「奴隷とは契約を結びます。
この契約では、主と奴隷の関係性を契約で確固たるものにします。
ただし、当館としては主と奴隷の関係を良いものに出来ればと考えていますので、どちらかというと厳しい内容の契約を結ばずに、逃げたり主に危害を加えないといった比較的緩やかな契約を結ぶことが多いです」
「なるほど」
(実力で認められろということか。これも問題なさそうだ)
レオは自分の強さには自信があった。
それだけが、今のレオにとっての強みと言ってもいいくらいだ。
背中を預けるどころか、護りきってみせよう。
「以上を踏まえたうえで……ゆ、勇者さまのご希望を聞かせていただければと」
「ああ、ありがとう……俺からの要求だが、世間の常識に詳しく、さらにここら辺の地理に詳しいとありがたい。
悩みや分からないことに関して的確に答えてくれると、とても助かる」
「……はい?」
レオが切り出したのは自分の知らないことを教え、彼を導いてくれるという条件だった。
にもかかわらず、サルマンは目を見開いて間抜けな声を出している。
何を言っているんだ?とでも言いだしそうな表情だ。
(しまった、条件が厳しすぎたか……? で、でもこれ以上は……)
「それ以外には?」
内心慌てそうになったレオだが、すぐにサルマンは言葉を続ける。
それ以外、という言葉に思考を巡らせるレオ。
(それ以外……それ以外……)
「……意思疎通がしやすいと……助かる?」
「……はぁ」
必死に絞り出した条件。
しかしそれを聞いてもサルマンは怪訝な声を出すだけだった。
彼は何かを考えているようだったが、しばらくしてレオに声をかけた。
「あまり事前にこういったことを聞くことはしないのですが、予算はどれくらいでしょうか?」
「あぁ、これだけある」
それならと、サルマンに言われるままレオは王城で受け取った報酬を机の上に置く。
しかしサルマンはそんなレオの行動に対しても苦笑いをしていた。
「……なるほど、予算的には問題なさそうですね」
「そうか、それは良かった」
実は金銭的にも少し心配していたのだが、サルマンが問題ないというなら大丈夫だろう。
あとは条件に合致する奴隷が居るかどうかだが、どうだろうか。
そんなレオの疑問に答えるように、サルマンは真面目な顔をする。
遠くから見たことがある。
商人の顔だ。
「結論から延べると、勇者様の条件は奴隷にとってかなり良いものと思われます。
多くの奴隷が喜んで受け入れる事でしょう」
「そうか」
いつも通りぶっきらぼうな返答をするが、内心でレオは飛び上がりそうなほど喜んでいた。
ここにきて、ついに良い風が吹き始めた。
予算も問題ない。
これなら。
「ただし……そ、その……勇者様に対して奴隷が恐怖を感じることはあります」
「…………」
「ど、奴隷が拒否、拒絶をするのではなく、本能的に恐れを抱いて行動できなくなる恐れがあります。
そ、それはご容赦ください」
「……そうか」
盛り上がっていたレオの心が一気に凍り付く。
ここでも、結局は右目の呪いなのか。
吹き始めたばかりの良い風は、もう感じることができなくなっていた。
「とりあえずは紹介しないことには始まりません。
私の方で見繕った奴隷を連れてまいりますので、しばしお待ちください」
「……あぁ、頼んだ」
足早に出て行くサルマンとその後を追っていく四人の男性達。
自分一人になった部屋で、レオは不安になる。
サルマンは商人としてはやり手なのだろう。極力レオを刺激しない言い回しをしていた。
けれど、そんな彼でもレオに対する恐怖心は隠しきれていない。
一流の商人であろう彼であれなら、奴隷も。
言いようもない不安がレオの中に渦巻く。
悪い考えが頭の中で巡る。
色々なことを考えているとやがて再び扉が開き、サルマンが戻ってくる。
彼の後ろには先ほど出て行った四人の男。
そしてその後ろから、連れられる形で3人の男女が入ってきた。
そのどれもが首輪をしているものの、身なりは簡易ながら、しっかりとしていた。
彼らはレオの前に横一列に並び、サルマンが紹介にかかる。
「しょ、紹介します。
私の館で一番よく出来た奴隷たちでして、左から――」
「いや、もういい」
しかし、サルマンが紹介しようとする声を、レオは遮った。
もう、十分だった。
紹介されるまでもない。
一人の男性は震えあがり、一人の女性は口を押え悲鳴を堪え、最後の少女は泣くのを必死に我慢していた。
誰もがダメであることは、見れば明らかだった。
一瞬見た瞳の奥にあるものは、誰もがレオに対する恐怖と、買われるかもしれないという絶望だった。
「し、しかし……いえ、失礼しました。お前達、連れて行ってくれ」
サルマンは頭を押さえ、後ろに立つ男性達に指示を出す。
一刻も早く逃げたいといった風に、三人の奴隷たちは部屋を後にした。
扉の締まる音だけが、やけに大きくレオの耳に響いた。
「……悪い。でも責めないでやってくれ。彼らは悪くないはずだ」
「……はい」
何か言いたげに、サルマンはちらりとレオに目を向けてすぐに逸らす。
「ほ、他にも奴隷はいます。お時間はあるでしょうか?
よ、よろしければ、見て回りませんか? レオ様に合う奴隷が、居るかもしれません」
「……頼む」
それは一縷の望みのようなものだった。
あの三人の奴隷は、よく出来た奴隷だとサルマンは語っていた。
事実、男性の奴隷は屈強で鍛え上げられていたし、女性の奴隷は僅かだが魔法の心得があるようだった。
少女に関しては見抜けなかったが、なにか隠れた才能というのがあるのだろう。
そんな三人でも、レオの前に恐れを抱いた。
ただ顔を合わせて会話するなら、ただ一時的なものならそれでも良かっただろう。
でもあの瞬間、彼らは思ったはずだ。
買われたくないと。
これからの時間を、レオと一緒に過ごすなど、できないと。
だからこそ男性は震えあがり、女性は悲鳴を飲み込み、少女は今にも泣きそうな顔をしていたのだ。
そんな彼らの内の一人に、これから一緒に行動してくれと頼むなんてレオにはできなかった。
それは誰かを救う行為とは真逆のものであると、本能的にそう悟ったからだ。
ソファーからゆっくりと立ち上がり、サルマンの指し示す扉へと向かう。
奥には、まだ会っていない奴隷たちが居るのだろう。
その中に自分を恐れない人など居るのだろうか。
(いやそもそもこの国に、世界に、俺を恐れない人なんて居ないのかもな……)
内心でそんなことを思い、レオは扉を開けたサルマンに続いて、その奥の部屋へと足を踏み入れた。
部屋をぶしつけに見回していたレオは、男性にそう告げられてソファーに腰かける。
柔らかい感触に、一瞬だが驚いた。
案内された部屋は来客用だけあって、ロビー以上に煌びやかなつくりになっていた。
流石に王城の控室とは比べるまでもないが、レオの宿屋の一室よりは間違いなくかかっている金額は高いだろう。
「まずはご挨拶を。初めまして勇者様。私はこの館の主、奴隷商のサルマン・アイリーニです」
「レオだ」
いつものように挨拶をする。
サルマンは頷いて息を吐いた。
昨日の宿屋の店主といい、兵士といい、レオと会話をする人は昔からそうだが、緊張をしていることが多い。
そのことが昔からレオは不思議だった。
ある程度会話をすると慣れてくるようなのだが、初回はいつもこうだ。
「ま、まずは我が館について説明をしましょう。
この館はお客様に対して奴隷を販売する商売を行っています。
金銭を頂き、奴隷を提供します。
ど、奴隷はその奴隷が許可している範囲や、奴隷としての水準などによって金額が変動します」
「ふむ」
(水準……どれだけ戦えるかということか。
許可は前衛とか、後衛とか? それに関しては問題ない。
強くても弱くても、関係ない)
サルマンの言葉を自分の中で間違った方向でかみ砕きながら、レオは今のところは問題なさそうだなと内心で頷く。
戦闘は自分が行えばいい。
人ひとり護ることなど、これまで世界を救ってきた自分ならば容易だろう。
「奴隷とは契約を結びます。
この契約では、主と奴隷の関係性を契約で確固たるものにします。
ただし、当館としては主と奴隷の関係を良いものに出来ればと考えていますので、どちらかというと厳しい内容の契約を結ばずに、逃げたり主に危害を加えないといった比較的緩やかな契約を結ぶことが多いです」
「なるほど」
(実力で認められろということか。これも問題なさそうだ)
レオは自分の強さには自信があった。
それだけが、今のレオにとっての強みと言ってもいいくらいだ。
背中を預けるどころか、護りきってみせよう。
「以上を踏まえたうえで……ゆ、勇者さまのご希望を聞かせていただければと」
「ああ、ありがとう……俺からの要求だが、世間の常識に詳しく、さらにここら辺の地理に詳しいとありがたい。
悩みや分からないことに関して的確に答えてくれると、とても助かる」
「……はい?」
レオが切り出したのは自分の知らないことを教え、彼を導いてくれるという条件だった。
にもかかわらず、サルマンは目を見開いて間抜けな声を出している。
何を言っているんだ?とでも言いだしそうな表情だ。
(しまった、条件が厳しすぎたか……? で、でもこれ以上は……)
「それ以外には?」
内心慌てそうになったレオだが、すぐにサルマンは言葉を続ける。
それ以外、という言葉に思考を巡らせるレオ。
(それ以外……それ以外……)
「……意思疎通がしやすいと……助かる?」
「……はぁ」
必死に絞り出した条件。
しかしそれを聞いてもサルマンは怪訝な声を出すだけだった。
彼は何かを考えているようだったが、しばらくしてレオに声をかけた。
「あまり事前にこういったことを聞くことはしないのですが、予算はどれくらいでしょうか?」
「あぁ、これだけある」
それならと、サルマンに言われるままレオは王城で受け取った報酬を机の上に置く。
しかしサルマンはそんなレオの行動に対しても苦笑いをしていた。
「……なるほど、予算的には問題なさそうですね」
「そうか、それは良かった」
実は金銭的にも少し心配していたのだが、サルマンが問題ないというなら大丈夫だろう。
あとは条件に合致する奴隷が居るかどうかだが、どうだろうか。
そんなレオの疑問に答えるように、サルマンは真面目な顔をする。
遠くから見たことがある。
商人の顔だ。
「結論から延べると、勇者様の条件は奴隷にとってかなり良いものと思われます。
多くの奴隷が喜んで受け入れる事でしょう」
「そうか」
いつも通りぶっきらぼうな返答をするが、内心でレオは飛び上がりそうなほど喜んでいた。
ここにきて、ついに良い風が吹き始めた。
予算も問題ない。
これなら。
「ただし……そ、その……勇者様に対して奴隷が恐怖を感じることはあります」
「…………」
「ど、奴隷が拒否、拒絶をするのではなく、本能的に恐れを抱いて行動できなくなる恐れがあります。
そ、それはご容赦ください」
「……そうか」
盛り上がっていたレオの心が一気に凍り付く。
ここでも、結局は右目の呪いなのか。
吹き始めたばかりの良い風は、もう感じることができなくなっていた。
「とりあえずは紹介しないことには始まりません。
私の方で見繕った奴隷を連れてまいりますので、しばしお待ちください」
「……あぁ、頼んだ」
足早に出て行くサルマンとその後を追っていく四人の男性達。
自分一人になった部屋で、レオは不安になる。
サルマンは商人としてはやり手なのだろう。極力レオを刺激しない言い回しをしていた。
けれど、そんな彼でもレオに対する恐怖心は隠しきれていない。
一流の商人であろう彼であれなら、奴隷も。
言いようもない不安がレオの中に渦巻く。
悪い考えが頭の中で巡る。
色々なことを考えているとやがて再び扉が開き、サルマンが戻ってくる。
彼の後ろには先ほど出て行った四人の男。
そしてその後ろから、連れられる形で3人の男女が入ってきた。
そのどれもが首輪をしているものの、身なりは簡易ながら、しっかりとしていた。
彼らはレオの前に横一列に並び、サルマンが紹介にかかる。
「しょ、紹介します。
私の館で一番よく出来た奴隷たちでして、左から――」
「いや、もういい」
しかし、サルマンが紹介しようとする声を、レオは遮った。
もう、十分だった。
紹介されるまでもない。
一人の男性は震えあがり、一人の女性は口を押え悲鳴を堪え、最後の少女は泣くのを必死に我慢していた。
誰もがダメであることは、見れば明らかだった。
一瞬見た瞳の奥にあるものは、誰もがレオに対する恐怖と、買われるかもしれないという絶望だった。
「し、しかし……いえ、失礼しました。お前達、連れて行ってくれ」
サルマンは頭を押さえ、後ろに立つ男性達に指示を出す。
一刻も早く逃げたいといった風に、三人の奴隷たちは部屋を後にした。
扉の締まる音だけが、やけに大きくレオの耳に響いた。
「……悪い。でも責めないでやってくれ。彼らは悪くないはずだ」
「……はい」
何か言いたげに、サルマンはちらりとレオに目を向けてすぐに逸らす。
「ほ、他にも奴隷はいます。お時間はあるでしょうか?
よ、よろしければ、見て回りませんか? レオ様に合う奴隷が、居るかもしれません」
「……頼む」
それは一縷の望みのようなものだった。
あの三人の奴隷は、よく出来た奴隷だとサルマンは語っていた。
事実、男性の奴隷は屈強で鍛え上げられていたし、女性の奴隷は僅かだが魔法の心得があるようだった。
少女に関しては見抜けなかったが、なにか隠れた才能というのがあるのだろう。
そんな三人でも、レオの前に恐れを抱いた。
ただ顔を合わせて会話するなら、ただ一時的なものならそれでも良かっただろう。
でもあの瞬間、彼らは思ったはずだ。
買われたくないと。
これからの時間を、レオと一緒に過ごすなど、できないと。
だからこそ男性は震えあがり、女性は悲鳴を飲み込み、少女は今にも泣きそうな顔をしていたのだ。
そんな彼らの内の一人に、これから一緒に行動してくれと頼むなんてレオにはできなかった。
それは誰かを救う行為とは真逆のものであると、本能的にそう悟ったからだ。
ソファーからゆっくりと立ち上がり、サルマンの指し示す扉へと向かう。
奥には、まだ会っていない奴隷たちが居るのだろう。
その中に自分を恐れない人など居るのだろうか。
(いやそもそもこの国に、世界に、俺を恐れない人なんて居ないのかもな……)
内心でそんなことを思い、レオは扉を開けたサルマンに続いて、その奥の部屋へと足を踏み入れた。
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