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第36話 挑む山の頂に居る者
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慣れ親しみ、今では庭とも呼べるTier2ダンジョン中層を俺達は駆ける。
これまでとは違い、止まることなく走りながら獲物を求める。
今この瞬間に関しては俺達は狩人で、モンスター達は獲物だった。
いや、ポイントと考えた方が正しいかもしれない。
「竜乃ちゃん、サンダーバードをお願い! 虎太郎君はスターモンキーを! 私はスコーピウスをやるよ!」
望月ちゃんの鋭い声が飛び、竜乃がドラゴンブレスで宙に浮いていた電気を纏う黄色い鳥モンスター、サンダーバードを焼き落とす。
俺も間髪入れずに青い毛皮に覆われたゴリラ型モンスター、スターモンキーを爪で斬り裂いた。
望月ちゃんもライトニングの魔法を放ち、スコーピウスに直撃させて痺れさせる。
その隙に、サンダーバードを片付けた竜乃がブレスで焼き殺した。
「竜乃ちゃん、虎太郎君、まだ行ける!?」
『えぇ!』
『あぁ!』
二匹して応えれば、望月ちゃんも頷き、俺達は再び駆けだした。
なるべく足を止めることなく中層を走り回り、モンスターを狩る。
危ない探索方法ではあるが、レベル、実力ともに十分足りている俺達だからこそできる芸当だ。
その探索方法に、コメント欄も盛り上がっていた。
“タイムアタックいい感じ”
“こうして見てみると、やっぱりモッチーって強いんやな”
“実力的には下層でもやっていけそう?”
“下層はもう少し実力必要かも”
出てくるモンスターをただ屠るだけの光景は作業のようにも感じるかもしれない。
けれどそれ以上に俺達の攻撃が痛快で、楽しんでいる視聴者が多いようだ。
この探索方法を提案したのは望月ちゃん。
彼女はJDCで結果を残すために、中層ボスに明日挑むことにした。
けれどその前に、この中層を俺達で可能な限り狩りまわることでどれだけ順位が上がるかを確認しようと考えたのだ。
そのため、今俺達は昨日までよりも遥かに速いスピードでモンスターを探しては倒してを繰り返していたのである。
「ふぅ、竜乃ちゃん、虎太郎君、お疲れ様。ちょっと休憩しようか」
中層モンスターとしてはやや防御力に特化しているゴーレムを俺が粉砕したところで、足を一旦止めることにした。
望月ちゃんの元へと駆けよれば、彼女は既に端末を操作していた。
「えっと……うーん、順位が上がってはいるけど、上位との差は凄いなぁ……」
彼女の声音を聞く限り、あまり良い結果ではないようだ。
大会の概要を聞くに、俺達は有利ではあるもののそれはあくまでも同じ実力の探索者との間での話だ。
俺がかつていたようなTier1ダンジョンに挑んでいる高位探索者の方がポイントを稼ぎやすいのは間違いないだろう。
この差を覆すには、そもそも探索する環境を変えなくてはならない。
(とはいえ、今の実力じゃTier1ダンジョンに行くのは無理だ。
つまりTier2ダンジョンの下層ボスを倒すのも難しいから、下層に到達してどれだけポイントを稼げるかが問題になるってところか)
ダンジョン事情を考えながら、俺は今後を展望する。
中層ボスを倒した時点でどれだけ順位が伸びるかも一つの目安になるだろう。
“今何位なの?”
「今は1000位代というところですね。始めたばかりでこれなら結果的には良いと思いますが…」
“参加している全探索者の中で1000位なら十分高いのか?”
“日本のTier1ダンジョンに挑戦している人数の合計が1000人より少ないんじゃなかった?”
“実際の数は言われてないけどね。でもモッチーがその仲間入りってことか”
「もちろん嬉しくはあるのですが……目標を考えると……」
やや不安そうな顔をする望月ちゃんは端末を操作している。
おそらく順位の1ページ目、つまりTOP10を見ているのだろう。
“まぁ、目標は上位10人だからね”
“モッチーなら行けるっしょ!”
“中層ボスを倒して一気に順位も上がるだろうし”
コメント欄には肯定的な意見が並ぶ。
それに俺も同調したいという気持ちはあるのだが。
(上位10人、ね)
先ほど盗み見た望月ちゃんの端末。
そこに表示された10名の名前にはどれも見覚えがあった。
各々が日本の探索者界を担う上位パーティの顔ともいえる、最上位探索者達。
彼らの実力がどれだけ乖離しているのかも、俺はよく理解している。
一般的な人間と比較してではなく、俺のような上位探索者と比較しても飛びぬけている、ということを。
「そうだね。今日の夜には優さんから貰った情報でしっかり勉強して、明日には中層ボスに挑みます。そこで順位が一気に上がること……期待です」
“はやる気持ちもわかるけど、命大事に、だよ!”
“モッチーの今の実力なら大丈夫だとは思うけど、しっかり準備してな。最悪明後日とかになっても全然待つで!”
“テイマー兼ソロで中層ボスか。ポイントも期待できるな”
「はい、ありがとうございます!」
温かいコメントで笑顔になる望月ちゃんを見ながら、俺は考える。
望月ちゃんが職業の中でも、もらえるポイントが多いテイマーであること。
俺という切り札を切ることで格上を倒すことができるということ。
そして俺と竜乃をテイムしていることで、望月ちゃんがソロの探索者であること
さまざまな要因がかみ合って、今の俺達に追い風を作り出している。
けれど幸運にもTOP10に入れて、公式配信でも取り上げられて、そこで望月ちゃんは止まれるだろうか。
(いや……きっと止まれない。10位に入れたならその上を、頂点を目指すはずだ)
先ほどの端末の順位を思い出しながら、俺は不安に駆られる。
現在の……いや、おそらくはこれから先ずっと変わらないであろう1位。
『氷堂心愛』
日本の全探索者の頂点にして、レベルランキング1位。
そして日本の最上位探索者達の中で唯一の、ソロ探索者だ。
これまでとは違い、止まることなく走りながら獲物を求める。
今この瞬間に関しては俺達は狩人で、モンスター達は獲物だった。
いや、ポイントと考えた方が正しいかもしれない。
「竜乃ちゃん、サンダーバードをお願い! 虎太郎君はスターモンキーを! 私はスコーピウスをやるよ!」
望月ちゃんの鋭い声が飛び、竜乃がドラゴンブレスで宙に浮いていた電気を纏う黄色い鳥モンスター、サンダーバードを焼き落とす。
俺も間髪入れずに青い毛皮に覆われたゴリラ型モンスター、スターモンキーを爪で斬り裂いた。
望月ちゃんもライトニングの魔法を放ち、スコーピウスに直撃させて痺れさせる。
その隙に、サンダーバードを片付けた竜乃がブレスで焼き殺した。
「竜乃ちゃん、虎太郎君、まだ行ける!?」
『えぇ!』
『あぁ!』
二匹して応えれば、望月ちゃんも頷き、俺達は再び駆けだした。
なるべく足を止めることなく中層を走り回り、モンスターを狩る。
危ない探索方法ではあるが、レベル、実力ともに十分足りている俺達だからこそできる芸当だ。
その探索方法に、コメント欄も盛り上がっていた。
“タイムアタックいい感じ”
“こうして見てみると、やっぱりモッチーって強いんやな”
“実力的には下層でもやっていけそう?”
“下層はもう少し実力必要かも”
出てくるモンスターをただ屠るだけの光景は作業のようにも感じるかもしれない。
けれどそれ以上に俺達の攻撃が痛快で、楽しんでいる視聴者が多いようだ。
この探索方法を提案したのは望月ちゃん。
彼女はJDCで結果を残すために、中層ボスに明日挑むことにした。
けれどその前に、この中層を俺達で可能な限り狩りまわることでどれだけ順位が上がるかを確認しようと考えたのだ。
そのため、今俺達は昨日までよりも遥かに速いスピードでモンスターを探しては倒してを繰り返していたのである。
「ふぅ、竜乃ちゃん、虎太郎君、お疲れ様。ちょっと休憩しようか」
中層モンスターとしてはやや防御力に特化しているゴーレムを俺が粉砕したところで、足を一旦止めることにした。
望月ちゃんの元へと駆けよれば、彼女は既に端末を操作していた。
「えっと……うーん、順位が上がってはいるけど、上位との差は凄いなぁ……」
彼女の声音を聞く限り、あまり良い結果ではないようだ。
大会の概要を聞くに、俺達は有利ではあるもののそれはあくまでも同じ実力の探索者との間での話だ。
俺がかつていたようなTier1ダンジョンに挑んでいる高位探索者の方がポイントを稼ぎやすいのは間違いないだろう。
この差を覆すには、そもそも探索する環境を変えなくてはならない。
(とはいえ、今の実力じゃTier1ダンジョンに行くのは無理だ。
つまりTier2ダンジョンの下層ボスを倒すのも難しいから、下層に到達してどれだけポイントを稼げるかが問題になるってところか)
ダンジョン事情を考えながら、俺は今後を展望する。
中層ボスを倒した時点でどれだけ順位が伸びるかも一つの目安になるだろう。
“今何位なの?”
「今は1000位代というところですね。始めたばかりでこれなら結果的には良いと思いますが…」
“参加している全探索者の中で1000位なら十分高いのか?”
“日本のTier1ダンジョンに挑戦している人数の合計が1000人より少ないんじゃなかった?”
“実際の数は言われてないけどね。でもモッチーがその仲間入りってことか”
「もちろん嬉しくはあるのですが……目標を考えると……」
やや不安そうな顔をする望月ちゃんは端末を操作している。
おそらく順位の1ページ目、つまりTOP10を見ているのだろう。
“まぁ、目標は上位10人だからね”
“モッチーなら行けるっしょ!”
“中層ボスを倒して一気に順位も上がるだろうし”
コメント欄には肯定的な意見が並ぶ。
それに俺も同調したいという気持ちはあるのだが。
(上位10人、ね)
先ほど盗み見た望月ちゃんの端末。
そこに表示された10名の名前にはどれも見覚えがあった。
各々が日本の探索者界を担う上位パーティの顔ともいえる、最上位探索者達。
彼らの実力がどれだけ乖離しているのかも、俺はよく理解している。
一般的な人間と比較してではなく、俺のような上位探索者と比較しても飛びぬけている、ということを。
「そうだね。今日の夜には優さんから貰った情報でしっかり勉強して、明日には中層ボスに挑みます。そこで順位が一気に上がること……期待です」
“はやる気持ちもわかるけど、命大事に、だよ!”
“モッチーの今の実力なら大丈夫だとは思うけど、しっかり準備してな。最悪明後日とかになっても全然待つで!”
“テイマー兼ソロで中層ボスか。ポイントも期待できるな”
「はい、ありがとうございます!」
温かいコメントで笑顔になる望月ちゃんを見ながら、俺は考える。
望月ちゃんが職業の中でも、もらえるポイントが多いテイマーであること。
俺という切り札を切ることで格上を倒すことができるということ。
そして俺と竜乃をテイムしていることで、望月ちゃんがソロの探索者であること
さまざまな要因がかみ合って、今の俺達に追い風を作り出している。
けれど幸運にもTOP10に入れて、公式配信でも取り上げられて、そこで望月ちゃんは止まれるだろうか。
(いや……きっと止まれない。10位に入れたならその上を、頂点を目指すはずだ)
先ほどの端末の順位を思い出しながら、俺は不安に駆られる。
現在の……いや、おそらくはこれから先ずっと変わらないであろう1位。
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日本の全探索者の頂点にして、レベルランキング1位。
そして日本の最上位探索者達の中で唯一の、ソロ探索者だ。
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