チートなタブレットを持って快適異世界生活

ちびすけ

文字の大きさ
表紙へ
上 下
115 / 137
8巻

8-3

しおりを挟む
 タッティユとの決戦!


 そろそろハーネやライ、エクエスも戻ってきてるんじゃないかな。
 いつの間にか昼ご飯時だし、皆もお腹を空かせている頃でしょ。

「今回はかなりいい魔草と出会えたよね」

 飛びながら、僕はレーヌに話しかける。

《うむ。我もあんなに長生きな『ネル』を見たのは初めてだ。たぶん、『ネル』の中では最強ではなかろうか?》
「ほへぇ~、そうなんだ」
《我が君、あ奴からもらった精油は、特殊な方法じゃなければ使えん。『宿舎』に着いた時にでも、我が作業しようと思う》
「うん、分かった」

 レーヌを肩に載せながら低空飛行で飛んでいるうちに、僕達は目的地に着いた。

《あっ、主~!》
《ご主人、お帰りー!》
《双王様! レーヌ様! お待ちしておりましたぁーっ!》

 ライとハーネ、エクエスが、空から地面に降り立った僕のもとに駆け寄ってくる。
 そして皆が口々に自分達がした仕事を報告してくれた。
 討伐の仕方とか、成果などを興奮気味に話し出すライ達。
 僕は、寄ってくる皆の頭を撫でながら、魔法薬に使う素材を受け取った。
 どれも状態が良い物ばかりだ。
 偉いぞ、皆!

「それじゃあ、そろそろお昼の時間だし、ご飯にしようか」

 腕輪の中に素材を仕舞ってから、ライの背中に乗って皆で移動する。
 空中に浮かぶ画面を確認しながら魔草や魔獣がいない安全そうな場所を探していると、廃都市と集落のちょうど中間地点に、おあつらえ向きの場所を見つけた。

《着いたー!》

 ハーネが上空から周囲を見回し、敵がいないことを確認してから僕のもとへ戻ってきた。

「それじゃあ、ここでご飯にしよっか」

 自分達がいる場所の周りに匂い消しの魔法粉まほうこをまいてから、お昼の準備を始める。
 まず、腕輪の中からガスコンロと大きな鍋、ざるをそれぞれ二つずつ、それに塩とオリーブオイル、お皿やフォークなどを取り出しておく。
 それから『ショッピング』で業務用のパスタとカニクリームソースとお水、さらにフルーツ詰め合わせの箱を数十個購入した。
 鍋にお水を入れて火にかけて、沸騰ふっとうしてから塩を投入。
 そのお湯にパスタを入れて、パスタ同士がくっ付かないようにかき混ぜる。
 タブレットの画面で表示しているタイマーを確認しながら、パスタを一本取って食べてみる。で加減は問題なさそうだ。
 パスタをざるにあけて水気をきってからお皿に盛り付け、『ハーネレンジ』で温めてもらった。ちなみにこのハーネレンジは僕が命名した、ハーネに料理の周囲を回ってもらってその熱で料理をあっためてもらう方法だ。それからパスタソースをたっぷりとかけた。
 最後にフルーツをカットしてお皿に盛ったら完成だ。

《おにゃか、しゅたぁー》

 ごはんの匂いをぎつけたのか、今までフードの中で寝ていたイーちゃんが起きてきた。
 絶妙なタイミングだ。
 僕は腕輪の中からレジャーシートを取り出して地面に敷き、その上にフルーツが盛り付けられたお皿と皆の分のパスタが入ったお皿を置く。

「はい、熱いうちに召し上がれ!」

 ハーネとライ、イーちゃんがガツガツと食べ始めた。
 僕は大量に購入したフルーツ詰め合わせの箱の蓋を開けて、レーヌとエクエス、それからたくさんのアーフェレスティス達に振る舞った。
 今回も色々と大活躍だったからね。
 瑞々みずみずしい果物を食べられて大満足な様子のレーヌ達を見ながら、僕もパスタを口に運ぶ。
 いい仕事をした後の食事って、なんでこんなに美味おいしいのか。
 お腹を満たした後、僕達は午後も魔草採取に奔走ほんそうするのだった。


 それから午後の仕事も一区切りついた頃――

《我が主、そろそろ『夜』が来る》

 レーヌが僕にそう教えてくれた。
 二日目で大体の感覚が掴めたからか、彼女に焦った様子はなかった。

「分かった!」

 僕はそう答えてから、周囲の安全を確認して『宿舎しゅくしゃ』に避難した。
 前回よりも慌てることなく対応出来た。
 少しずつ進歩しているぞ!
 主にレーヌのおかげではあるけどね。
 タブレットで時間を確認すれば、昨日よりも二時間早く『夜』になっていたのが分かった。

「……これって、夜になる時間は決まってないってことなのかな?」

 僕の疑問にレーヌが答える。

《ふむ……まだ二回目だからなんとも言えぬが、決まった時間というわけではなさそうだ。今回よりももっと早くなるかもしれないし、遅くなることもあるだろう》
「そうなると、今日みたいにバラバラに行動するのは危険かな」
《そうだな。午前中ならともかく、午後になってからはいつ『夜』が来てもおかしくないからな。全員で行動した方が安心だろう》
「うん、そうするよ」
《お腹空いた~》

 レーヌさんのありがたいお言葉に同意していると、ライ達の腹の虫が鳴る音が響いた。
 僕は思わずプッと噴き出す。
 皆と一緒にいれば、どんな時も怖さや寂しさはないな。

《少しは大人しく出来ないのか、お前達は》

 呆れながら皆の所へ飛んで行くレーヌの後を追いつつ、僕は『レシピ』を開いた。


 翌日、『宿舎』を皆で出ると、エクエスが号令をかけた。
 アーフェレスティス達がその号令で一斉に飛び立っていく。
 昨日と同じような天気であるが、使役獣の皆は今日も今日とて元気だ。
 今日の方針は、アーフェレスティス達が戻ってきてから、その情報をもとに組み立てる予定だ。
 それまでは、とりあえずダンジョン内を探索することにした。
 表層階だからか、『夜』じゃなければ、僕が倒せないような魔獣や魔草が出てくることはほとんどないんだよね。
 体力を温存出来るから、悪くないけど。
 たまに魔獣と遭遇しても、ハーネやライだけで簡単に倒している。
 昇級試験の期間はまだ時間に余裕があるし、すでに討伐対象の一種『腐狼』を倒しているから順調だとは思うけれど、これから先も同じように進められるかは分からない。
 出来るだけ早めに次の討伐対象を見つけたいな。
 だけど、そんな思いもむなしく、今日は魔獣の気配がほとんどなかった。

「ん~……今日は魔獣が全然いないなぁ」

 ボロボロにてた廃墟を見回したり、画面を確認したりしても無反応だ。

《こっちもいないねぇ~》

 少し遠出して索敵さくてきしてくれたハーネも、魔獣をまったく見かけなかったと言って戻ってきた。
 それからも、しばらくの間は探索を続けていたんだけれど、やっと見つけた魔獣も討伐対象以外だ。
 この日は遭遇した魔獣を倒すだけで、これといった収穫のない一日を過ごしたのだった。


 さらに次の日、魔獣の反応がほとんどなかった前日とは打って変わって、大量の魔獣や魔草に出会うことになった。
 巨大なありの大群だったり、角が生えた巨大猿の群れだったり、それから酸を吐き出す空飛ぶくじらのような魔獣だったりに襲われて大変だった。
 一体ずつなら問題なかったんだけど、ほとんどが群れで行動する魔獣だった上に、一体一体が強いので、対処するのに手間取った。
 一番面倒だったのが、『トレロ』という、空中に浮かぶ鯨に似た魔獣だった。
 動き自体はゆったりしているんだけど、攻撃魔法の威力がえげつなかった。
 何個もの竜巻たつまきを発生させるし、雷も落とすし、おまけに口から火も噴くのだ。
 レーヌやエクエス、一緒にいたアーフェレスティス達が竜巻でふっ飛ばされたかと思えば、空を飛んで特攻したハーネも雷に撃ち落される。
 僕とライは噴射される炎の攻撃から、叫びながら逃げまどった。
 阿鼻叫喚あびきょうかんといった具合だ。
『傀儡師』を起動させて、なんとかトレロの背中に乗った僕が、剣を刺したんだけど、皮が硬すぎて傷も付かなかった。
 なんか、自然災害みたいで倒すのは無理だと判断し、僕達は雷に打たれてヘロヘロになっているハーネを回収して、その場から逃げることにした。
 うん、勝てそうにないし、討伐対象でもないなら、撤退あるのみだ。
 レーヌ達は吹っ飛ばされた後に安全な場所に避難していたようで、その後問題なく合流出来た。


『トレロ』との戦いの後も強い魔獣や魔草との戦いが続いたせいで、『夜』になって『宿舎』に入った頃には、皆口数が少なくなっていた。
 かなり疲弊ひへいしているようだ。
 ただ一人、イーちゃんだけは元気だったけど。
 その日はスタミナを回復させるために、夜ご飯はうな丼を作って食べた。
 美味しかった~。
 これで明日の探索も頑張れそうだ!
 二日連続で昇級試験の課題の魔獣討伐が出来なかったあたり、さすがAランク昇級試験。
 一筋縄ひとすじなわではいかないし、討伐対象以外の強力な魔獣を倒さないと進めないしで、かなり大変だ。

「明日こそは『タッティユ』、『チュリートリー』、『ジンクヴィーダー』、『ダールウィルグス』のどれか一種類でも出てきてくれたらなぁ~」

 ベッドの上でゴロゴロしながら僕が討伐対象との遭遇を祈っていると、エクエスが近づいてきた。

《双王様、ちょっとよろしいでしょうか》
「ん? どうしたの、エクエス」

 エクエスがマントをバサッと動かしながら、僕の顔の横にちょこんと座る。

《実は先ほど同胞どうほうから連絡がありまして、ダンジョンの一番右端付近に『タッティユ』の巣を見つけたようです》
「え、本当!?」
《少し時間はかかりますが、せっかくですので明日は『タッティユ』の巣がある場所へ足を運びませんか?》
「うん、そうしよう!」

 魔獣の種類によっては、アーフェレスティス達が見つけた後に移動しちゃって、見失う場合もある。
 でも、巣を作る習性がある魔獣の場合は、その場所からあまり離れないことが多いので、その周辺に行けば必ず遭遇出来る。
 表層階の全体が分かる地図を開き、『タッティユ』の巣がある場所をエクエスに聞いて確認する。
 これで明日の目標が決まった。
 エクエスが自分の寝床に飛んで行ったあと、僕はベッドの上で『ショッピング』を開いた。
 少しでも情報を集めるために、この世界の『魔獣図鑑まじゅうずかん』を購入して、『タッティユ』のページを開く。


 【タッティユ】
  ・見上げるほど巨大な体を持ち、弱点の頭部から背中にかけて鋭利えいりな角が生え揃っている。
  ・角に刺された場合、五分ほどの麻痺まひ状態になり動けなくなる。
  ・大きな体に似合わず俊敏しゅんびんで、敵の気配に敏感である。
  ・長い鼻と尻尾をむちのように振り回して、敵をはらう。


 図鑑での説明はこんな感じだった。
 隣に『タッティユ』の姿も描かれていたんだけど、巨大な象……というより、マンモスにめっちゃ似ていた。
 見た目はマンモスよりいかつい。
 僕は倒し方を頭の中でイメージトレーニングしてから、明日に備えて早めに睡眠をとることにした。


 翌朝、朝食をとって『宿舎』から出た僕は、移動しながら今日の目標である『タッティユ』について皆に話した。
 今いる場所から『タッティユ』の巣まではかなり距離があって時間がかかるので、今回はハーネの背に乗って移動する。
 ハーネの頭の上にはイーちゃんが、僕の前にはライがちょこんと座っている。
 レーヌとエクエスは、すっかり定位置になった僕の肩に座って、前を見据えていた。

「まず、『タッティユ』と遭遇したらライの氷攻撃で足元を凍らせて動けなくする。それから、ハーネが上空から風で攻撃して、『タッティユ』の意識を上に向けさせる。最後に、僕が『タッティユ』の体に乗って弱点である頭のてっぺんを斬る――こういう作戦でいこうと思う」
《分かった~!》
《はい!》

 レーヌとエクエスには、いつも通り少し離れた場所にいてもらい、イーちゃんのおりをお願いする予定だ。
 ダンジョン内の地図と空中に浮かぶ画面を見る限り、たぶん今のハーネの速度であれば一時間ほどで目的地に着きそうだ。
 移動中は、ハーネが疲れないように回復系の魔法薬を与えたり、イーちゃん達に間食かんしょくを与えたりしながらまったりと過ごした。


 途中変な魔獣に絡まれそうになることもあったけれど、それらも上手く回避出来て、僕達はついに『タッティユ』の巣の周辺にやってきたのだった。
 巣から少し離れた場所に着陸して、まずはイーちゃんとレーヌ、エクエスを安全な場所に避難させる。

「さてと……それじゃあ討伐を開始しますか!」

 ハーネの背中から降りて、周囲を確認すると、危険そうな魔獣を画面上で発見した。
 でもどうやら、僕達とは真逆の方に向かっていたので、こちらから近付けなければ大丈夫そうだ。
 魔法薬を補充しながら、危険を感じたらすぐに離脱するようにハーネとライに指示を出す。
『タッティユ』はとても気配に敏感らしいから、影を移動することが出来る不思議なアプリ『影渡かげわたり』を『傀儡師』と併用へいようして、地面の中から『タッティユ』に近付こうと考えていると――

《主~!》
《『タッティユ』、出てきた!》
「えぇっ!?」

 ハーネとライに言われて『タッティユ』の巣がある方へ視線を向けると、マンモス級にデカい『タッティユ』が、周囲を警戒しつつ洞窟どうくつの穴から顔を出していた。
 今まで感知したことのない僕達の気配を怪しがって、出てきたのかもしれない。
 視力もかなり高いのか、辺りをしばらく見回していたと思ったら、かなり離れた位置にいたはずの僕達に目を合わせた。上空で待機していたハーネも視認したようだった。
 この距離でも気付かれるなんて……
 これは難しい戦いになりそうだな。
 僕はパシパシッと両頬を叩き、自分に気合を入れた。

「よしっ、行くぞ!」

 その言葉とともに『タッティユ』がいる方へと駆け出す。
 隠れていた場所から僕とライが二手に分かれて接近すると、『タッティユ』はうなごえを上げながら前足で地面をドンドンッと蹴り上げる。
 同時に、『タッティユ』の足元から土で出来た鋭いとげのようなものが地面から盛り上がり、僕とライに向かってすごい速さで襲いかかってきた。
 僕もライもそれを俊敏しゅんびんな動きでけて、『タッティユ』との距離を縮める。
 ただ、土の棘が『タッティユ』をまもるように周囲にも生えていたため、容易には近付けない。

《これでもくらえ~!》

 上空で待機していたハーネが超特急で突っ込んできて、小回りを利かせながら氷のブレスを吐いた。
『タッティユ』を地面にけるように、足元を凍らせていく。
 ブレスを食らった『タッティユ』は大激怒して、長い鼻で足元の氷をバシバシ叩いて砕いていった。
 しかしハーネも負けじと、壊れたところをかたぱしから凍らせている。
 ハーネが長い鼻で攻撃されそうになっている時は、ライがそれを護るように棘の外から雷攻撃を仕掛けていた。
 良い連携を保っている。
 その隙に、僕は『影渡り』で地面に潜り、棘になっている地面の下をスイスイと移動していく。
 地上を走るより少し遅いけど、思ったより早く『タッティユ』の近くまでやってきた。
 影の中から真上を見れば、ハーネとライの攻撃を受けて『タッティユ』が激しく怒りながら、鼻をぶん回している姿が目に飛び込んできた。
 近くを飛ぶハーネを攻撃しているけど、彼は余裕綽々よゆうしゃくしゃくな感じで逃げ回っていた。
 その様子がさらに『タッティユ』を怒らせているようだ。
 ともかく、今は僕への注意がいい感じにれている。
 今がチャンス!
 僕は『タッティユ』の真後ろへ回り込むと、『魔獣合成』で背中に翼を生やした。
 音を立てないように翼をそっと動かして、影の中から『タッティユ』の背中目がけて飛び出す。首の近くに着地してから、腰の剣を鞘から引き抜く。
 同時に、使わなくなった『影渡り』と『魔獣合成』のアプリを閉じた。
 一時的にとはいえ、『危険察知注意報』を常に開きながら『傀儡師』、『影渡り』、『魔獣合成』と一緒にアプリを起動させていたので、魔力の消費量がとんでもないことになっていたからだ。
 あやうく『タッティユ』を倒す前に魔力切れで倒れるところだった。
 それから『タッティユ』の頭頂部目がけて剣を振り下ろしたんだけど――
 硬くて厚みのある毛皮によって傷一つ付けることが出来ない。
 案外すんなりと終わりそうだと期待していたのだが、これは困ったな。
 それなら、と持ち方を変えて剣先を頭の上に突き立てようとしたけれど、柔らかいゴムみたいなものに弾かれて、全くダメージを与えることが出来なかった。

うそでしょ!?」

 僕が呆然ぼうぜんとしていると、近くを飛んでいたハーネが叫ぶ。

《主、危ないっ!》

 ハッと顔を上げた時には、『タッティユ』の長い鼻がむちのようにしなって僕に襲いかかっていた。
『タッティユ』の頭から素早く離れようとしたものの、鼻が思ったより長く、すごい勢いで迫っていたので、避けることが出来なかった。
 なんとか防御態勢に入ったが、それと同時に、バシンッという音と衝撃が右半身に走り、僕の身体がすごい勢いで弾き飛ばされる。

《我が主を護れ!》

 レーヌの声が聞こえたと思ったら、土の棘に串刺しになりそうだった僕の体をアーフェレスティスの集団が受け止めてくれた。
 そのまま僕は安全な場所に持ち運ばれる。


しおりを挟む
表紙へ
感想 1,345

あなたにおすすめの小説

滅びる異世界に転生したけど、幼女は楽しく旅をする!

白夢
ファンタジー
 何もしないでいいから、世界の終わりを見届けてほしい。  そう言われて、異世界に転生することになった。  でも、どうせ転生したなら、この異世界が滅びる前に観光しよう。  どうせ滅びる世界なら、思いっきり楽しもう。  だからわたしは旅に出た。  これは一人の幼女と小さな幻獣の、  世界なんて救わないつもりの放浪記。 〜〜〜  ご訪問ありがとうございます。    可愛い女の子が頼れる相棒と美しい世界で旅をする、幸せなファンタジーを目指しました。    ファンタジー小説大賞エントリー作品です。気に入っていただけましたら、ぜひご投票をお願いします。  お気に入り、ご感想、応援などいただければ、とても喜びます。よろしくお願いします! 23/01/08 表紙画像を変更しました

一緒に異世界転生した飼い猫のもらったチートがやばすぎた。もしかして、メインは猫の方ですか、女神様!?

たまご
ファンタジー
 アラサーの相田つかさは事故により命を落とす。  最期の瞬間に頭に浮かんだのが「猫達のごはん、これからどうしよう……」だったせいか、飼っていた8匹の猫と共に異世界転生をしてしまう。  だが、つかさが目を覚ます前に女神様からとんでもチートを授かった猫達は新しい世界へと自由に飛び出して行ってしまう。  女神様に泣きつかれ、つかさは猫達を回収するために旅に出た。  猫達が、世界を滅ぼしてしまう前に!! 「私はスローライフ希望なんですけど……」  この作品は「小説家になろう」さん、「エブリスタ」さんで完結済みです。  表紙の写真は、モデルになったうちの猫様です。

少し冷めた村人少年の冒険記

mizuno sei
ファンタジー
 辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。  トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。  優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。

間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。 間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。 多分不具合だとおもう。 召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。 そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます ◇ 四巻が販売されました! 今日から四巻の範囲がレンタルとなります 書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます 追加場面もあります よろしくお願いします! 一応191話で終わりとなります 最後まで見ていただきありがとうございました コミカライズもスタートしています 毎月最初の金曜日に更新です お楽しみください!

異世界ソロ暮らし 田舎の家ごと山奥に転生したので、自由気ままなスローライフ始めました。

長尾 隆生
ファンタジー
【書籍情報】書籍3巻発売中ですのでよろしくお願いします。  女神様の手違いにより現世の輪廻転生から外され異世界に転生させられた田中拓海。  お詫びに貰った生産型スキル『緑の手』と『野菜の種』で異世界スローライフを目指したが、お腹が空いて、なにげなく食べた『種』の力によって女神様も予想しなかった力を知らずに手に入れてしまう。  のんびりスローライフを目指していた拓海だったが、『その地には居るはずがない魔物』に襲われた少女を助けた事でその計画の歯車は狂っていく。   ドワーフ、エルフ、獣人、人間族……そして竜族。  拓海は立ちはだかるその壁を拳一つでぶち壊し、理想のスローライフを目指すのだった。  中二心溢れる剣と魔法の世界で、徒手空拳のみで戦う男の成り上がりファンタジー開幕。 旧題:チートの種~知らない間に異世界最強になってスローライフ~

外れスキル持ちの天才錬金術師 神獣に気に入られたのでレア素材探しの旅に出かけます

蒼井美紗
ファンタジー
旧題:外れスキルだと思っていた素材変質は、レア素材を量産させる神スキルでした〜錬金術師の俺、幻の治癒薬を作り出します〜 誰もが二十歳までにスキルを発現する世界で、エリクが手に入れたのは「素材変質」というスキルだった。 スキル一覧にも載っていないレアスキルに喜んだのも束の間、それはどんな素材も劣化させてしまう外れスキルだと気づく。 そのスキルによって働いていた錬金工房をクビになり、生活費を稼ぐために仕方なく冒険者になったエリクは、街の外で採取前の素材に触れたことでスキルの真価に気づいた。 「素材変質スキル」とは、採取前の素材に触れると、その素材をより良いものに変化させるというものだったのだ。 スキルの真の力に気づいたエリクは、その力によって激レア素材も手に入れられるようになり、冒険者として、さらに錬金術師としても頭角を表していく。 また、エリクのスキルを気に入った存在が仲間になり――。

異世界転生~チート魔法でスローライフ

玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。 43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。 その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」 大型連休を利用して、 穴場スポットへやってきた! テントを建て、BBQコンロに テーブル等用意して……。 近くの川まで散歩しに来たら、 何やら動物か?の気配が…… 木の影からこっそり覗くとそこには…… キラキラと光注ぐように発光した 「え!オオカミ!」 3メートルはありそうな巨大なオオカミが!! 急いでテントまで戻ってくると 「え!ここどこだ??」 都会の生活に疲れた主人公が、 異世界へ転生して 冒険者になって 魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。 恋愛は多分ありません。 基本スローライフを目指してます(笑) ※挿絵有りますが、自作です。 無断転載はしてません。 イラストは、あくまで私のイメージです ※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが 少し趣向を変えて、 若干ですが恋愛有りになります。 ※カクヨム、なろうでも公開しています

10歳で記憶喪失になったけど、チート従魔たちと異世界ライフを楽しみます(リメイク版)

犬社護
ファンタジー
10歳の咲耶(さや)は家族とのキャンプ旅行で就寝中、豪雨の影響で発生した土石流に巻き込まれてしまう。 意識が浮上して目覚めると、そこは森の中。 彼女は10歳の見知らぬ少女となっており、その子の記憶も喪失していたことで、自分が異世界に転生していることにも気づかず、何故深い森の中にいるのかもわからないまま途方に暮れてしまう。 そんな状況の中、森で知り合った冒険者ベイツと霊鳥ルウリと出会ったことで、彼女は徐々に自分の置かれている状況を把握していく。持ち前の明るくてのほほんとしたマイペースな性格もあって、咲耶は前世の知識を駆使して、徐々に異世界にも慣れていくのだが、そんな彼女に転機が訪れる。それ以降、これまで不明だった咲耶自身の力も解放され、様々な人々や精霊、魔物たちと出会い愛されていく。 これは、ちょっぴり天然な《咲耶》とチート従魔たちとのまったり異世界物語。 ○○○ 旧版を基に再編集しています。 第二章(16話付近)以降、完全オリジナルとなります。 旧版に関しては、8月1日に削除予定なのでご注意ください。 この作品は、ノベルアップ+にも投稿しています。

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。