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もしもの世界
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「それで、名前の話しはそれで良いとして会わなかった世界線でのお前の本はどうなってたと思う?これはお前にしか分からないものだ」
「う~ん、そもそもあの数を書けたとは思えないがまずは『能力が基本となった世界』の話だな、あの後あれ書いたし」
「んな事は知らねぇよ、でどうなんだ?」
「恐らくだが、主人公の『瑠璃川勝』あの性格ではなく、内容も全く違っていたと思う。」
「なるほどな、そこまで違ってくるか。
ならどんな内容だったと思う?お前よく言ってるが続き物を書くだろ?ならお前は…」
「こんなとこで来てなんの話ししてんだ!」
『痛えぇ!』
背後から兄貴にグーで頭をしばかれた。
「ちょっと兄さん何やってんの?」
地面に倒れた俺達を見ながらミラと兄貴が言い争っている。
「だってこいつらボーリングしにきてんのにifの話ばっかしてるし」
「if?あ~なんとなく分かった。
もしもラブレターさんに合わなかったらっていう世界線でも想像してんでしょ」
『正解、さすがはミラ』
「同時に言わないでよ、バカみたい」
っと頭をやれやれと言うかのように振りながらボーリングの玉を手に取った。
「とにかく、今はその話はなにしよ。
杉もラブレターさんのこと推してるのは分かってる。色々すすめたいし話したいよね、でも今はっ!辞めよっか」
そう言いながらボーリングの玉を投げるがピンに当たるまでにみぞに落ちて転がって言った。
俺が話し始めた訳でもないのに…
「わぁったよ、今はなしにしといてやる。
そもそも俺からこいつに降った訳だし、
あとは帰りの電車で話そうや」
「了解、今はその話は梨ってか?
なしだけに!」
『しょーむねぇ!』
「う~ん、そもそもあの数を書けたとは思えないがまずは『能力が基本となった世界』の話だな、あの後あれ書いたし」
「んな事は知らねぇよ、でどうなんだ?」
「恐らくだが、主人公の『瑠璃川勝』あの性格ではなく、内容も全く違っていたと思う。」
「なるほどな、そこまで違ってくるか。
ならどんな内容だったと思う?お前よく言ってるが続き物を書くだろ?ならお前は…」
「こんなとこで来てなんの話ししてんだ!」
『痛えぇ!』
背後から兄貴にグーで頭をしばかれた。
「ちょっと兄さん何やってんの?」
地面に倒れた俺達を見ながらミラと兄貴が言い争っている。
「だってこいつらボーリングしにきてんのにifの話ばっかしてるし」
「if?あ~なんとなく分かった。
もしもラブレターさんに合わなかったらっていう世界線でも想像してんでしょ」
『正解、さすがはミラ』
「同時に言わないでよ、バカみたい」
っと頭をやれやれと言うかのように振りながらボーリングの玉を手に取った。
「とにかく、今はその話はなにしよ。
杉もラブレターさんのこと推してるのは分かってる。色々すすめたいし話したいよね、でも今はっ!辞めよっか」
そう言いながらボーリングの玉を投げるがピンに当たるまでにみぞに落ちて転がって言った。
俺が話し始めた訳でもないのに…
「わぁったよ、今はなしにしといてやる。
そもそも俺からこいつに降った訳だし、
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『しょーむねぇ!』
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