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作品で何が大切なのか
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駅を出た俺たちはバスに乗りバウンドワンのボーリング場に入っていた。
ゲームとかバスケとかできるコースもあったが今回はボーリングだけとの事。
「それであの話の続きだがよ、杉」
ドリンクバーからメロンソーダを入れてきたカリアがストローから飲みソファに座りながら言った。
「IFの世界、だろもうその話いいだろ」
「いや、IFじゃなくてifでいいだろ、パソコンとスマホで打つのとは違う、パソコンは大文字で打たないとやけどスマホやと(いふ)て打つとifって出るし」
「…何の話だよ、頭大丈夫?熱あるのか?それなら早く言えよ、今から兄貴呼んでくるから病院行こ?な?タクシー呼ぶから」
「おい、病人扱いすんな、平常運転やわ」
「だってよ」
カリアは肩を落としながらも机に顔を伸ばしストローからメロンソーダを結構な量を吸い込んだ。
「それで、話を戻すがあの人にお前が出会わなければどうなってたと思う?」
その問いに俺はミラがボーリングの玉を投げるのを横で見ながら
「おそらく、本はあそこまで書けなかっただろうな」
「ほぅ?確かあの人とあった時書いていたのは」
その言葉を背にボーリングの玉を手に取りレーンに向かって歩きボーリングの玉を投げる。
「『気付いたら異世界に迷い込んでました』だ、あの時はいわゆるスランプだった。
何を書いているのかも、何を目指しているのか、配信すらダメで楽しくなかった」
「で、お前はそこからどうやって今までの本を書けたんだ?読んだことはないがお前の話をきく限り面白そうではあるが」
カリアの隣に座りさっきドリンクバーから持ってきたコーヒーを飲みながら
「ラブレターという人のおかげだよ、あの人の配信を見ているとな制作意欲が湧いてくる。シナリオ、世界線、キャラの性格などがむんむんと、でも…」
「キャラクター名は中々思いつかないと」
「あぁ」
そう、キャラクター名はどの作品にも大切なもので第2の心臓ではないのかと思っている。
アニメ、ドラマ、漫画、小説この中で大切なのは世界線でも、内容でもない、キャラクター名だと思う。
例えばアニメのキャラクター名が砂糖塩(さとうしお)だとしよう。
これだとインパクトがなく見る人も減るであろう。
だから名前は大切なのだ。
ゲームとかバスケとかできるコースもあったが今回はボーリングだけとの事。
「それであの話の続きだがよ、杉」
ドリンクバーからメロンソーダを入れてきたカリアがストローから飲みソファに座りながら言った。
「IFの世界、だろもうその話いいだろ」
「いや、IFじゃなくてifでいいだろ、パソコンとスマホで打つのとは違う、パソコンは大文字で打たないとやけどスマホやと(いふ)て打つとifって出るし」
「…何の話だよ、頭大丈夫?熱あるのか?それなら早く言えよ、今から兄貴呼んでくるから病院行こ?な?タクシー呼ぶから」
「おい、病人扱いすんな、平常運転やわ」
「だってよ」
カリアは肩を落としながらも机に顔を伸ばしストローからメロンソーダを結構な量を吸い込んだ。
「それで、話を戻すがあの人にお前が出会わなければどうなってたと思う?」
その問いに俺はミラがボーリングの玉を投げるのを横で見ながら
「おそらく、本はあそこまで書けなかっただろうな」
「ほぅ?確かあの人とあった時書いていたのは」
その言葉を背にボーリングの玉を手に取りレーンに向かって歩きボーリングの玉を投げる。
「『気付いたら異世界に迷い込んでました』だ、あの時はいわゆるスランプだった。
何を書いているのかも、何を目指しているのか、配信すらダメで楽しくなかった」
「で、お前はそこからどうやって今までの本を書けたんだ?読んだことはないがお前の話をきく限り面白そうではあるが」
カリアの隣に座りさっきドリンクバーから持ってきたコーヒーを飲みながら
「ラブレターという人のおかげだよ、あの人の配信を見ているとな制作意欲が湧いてくる。シナリオ、世界線、キャラの性格などがむんむんと、でも…」
「キャラクター名は中々思いつかないと」
「あぁ」
そう、キャラクター名はどの作品にも大切なもので第2の心臓ではないのかと思っている。
アニメ、ドラマ、漫画、小説この中で大切なのは世界線でも、内容でもない、キャラクター名だと思う。
例えばアニメのキャラクター名が砂糖塩(さとうしお)だとしよう。
これだとインパクトがなく見る人も減るであろう。
だから名前は大切なのだ。
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