能力が基本となった世界

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瑠璃川勝の過去

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俺は、…俺の家計は代々能力者が産まれている。しかし俺は異例の無能力者。だから俺はさげすまれ、家から嫌がられていた。そして俺は嫌気がさして家を出た。‥‥しかし幼馴染であり、メイドののアイリはずっとそばにいてくれた 。けがをしたらきちんと処置をしてくれた。そしてずっと同じ目線でいてくれた。俺みたいな無能力者でも
「勝様は私のご主人様です。それに、私はあなたのことが好きなのです。一人の人間として。‥‥あなたはメイドである私でさえ、優しくしてくれました。そんなあなたを嫌いになんてなれません」
っといつもそう言ってくれた。…そんなアイリを俺はおいて融獄家を捨て瑠璃川になったのだ。‥‥そして俺はよくわからない男に組織に入れられそして姫野と組みアイリと出会ったのだ。‥‥そして‥‥俺たちは姫野と合流していた。
「ねぇ、その子って確か…」
「あぁ、この間俺達を助けてくれたアイリだ」
「どうも、先日はどうも」
「えぇ、こんにちは 。あなたの捜索願が出てるの。私達と一緒に来てくれる?」
と姫野はアイリに手を差し伸べるが
「いいえ、私は勝様とあなたと一緒に組織に帰ってあなたたちに仕えるともう決めているので」
っと言った。…
「あんた、この子に何か言ったの?」
っと俺を睨みながら言う姫野にアイリは
「私は私の意志でここにいるのです。勝様は全く関係ありません」
ッとはっきり言われて姫野は
「…何かあったの?」
「‥‥私は勝様について行くと決めたんです。誰が何といを言おうとこれは揺るぎません」
っとアイリは答えた。
「‥‥っとまぁ、アイリは俺たちと一緒に組織に帰りたいらしい。融獄家ではなく、組織にな」
「…まぁ、この子の性格上そうだろうね」
そうして、しばらく姫野と話し合うと
「本人がそう言ってるんだからそうしないと可哀そうだしね」
「まぁ、そうだが‥‥組織にはどう説明する?」
そう言うと
「だね、‥‥」
するとアイリが
「それなら、もう手は打ってあります。もう融獄家のメイドはやめると届も出してきましたから」
そう言ったが
「だったらどうして親父はお前を‥‥」
「恐らく、私をあなた様について行かないようにするために連れ戻す気なのかと」
なるほどな…
「そこまでして俺のことを嫌うか‥‥」
そう言いながら煙草に火をつける。
「私にすべえお任せください」
そう言って俺たちに言うのだった。
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