能力が基本となった世界

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姫野のピンチ?とクラスメイトとの協力

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そして俺たちは姫野を見つけた。
「待て、無能力者、なにかがおかしい」
そう言いながら男は姫野を観察し始めた。「恐らく、なにかに操られてるな。あの目、いつもの姫野じゃあない。‥‥横の建物の後ろ‥‥いるんだろ!出て来い」
「なんで無能力者のお前にそんなことが分かるんだよ」
っと男が言った瞬間
「‥‥理解していたのか‥‥お前は無能力者っとこの女から聞いていたが‥‥まぁいい、お前たちはここで死ぬのだからな」
そう言って姫野に攻撃をするように命令した。
「なるほどな、あいつは洗脳の能力者だ。お前はアジトに戻って応援を…おい!なにしてる!」
俺は姫野に歩み寄っていた。
「洗脳をとくには強力な衝撃、または本体を叩く。それしかない、お前は本体を殺れ、俺は姫野を相手する」
そう言って姫野の前に立つ。
「‥‥・分かった。俺にそこまで言うのなら、死ぬなよ」
っと言ってクラスメイトは男の方へと向かって行った。
「さて…お前と戦うのは初めてだな…ってか俺どうしよ…」
いつもは姫野と一緒のため戦い慣れてなかった。
「‥‥まったく、元に戻ったら俺こいつにぼこぼこにされないよな…」
そう言って姫野に向かって銃を発泡するのだった。‥‥
「お前は‥‥・弱いな…」
目の前の男恐らく姫野を操ってる男は言った。
「お前‥‥死にたいのか!」
そう言って構える。しかし
「そのセリフは、弱いものがセリフだ」
そう言って俺を吹っ飛ばした。
「言っとくが、俺は強くないぞ、あのおかたはもっと強い。お前たちではかなわないほどにな。そしてあの娘はあのおかたの能力の一つに過ぎない。だから俺を倒しても意味はない」そう言ってどこかに行こうとする男に「待て!お前たちの目的はなんだ!」
そう言うと男は
「この世界の崩壊…っとでも言っとく」
そう言って男は歩いて行った。
「っち…それよりも‥‥あいつはどうなった」
そう言いながらあいつのところに向かうのだった‥‥
「はぁ、はぁ、はぁ、‥‥・お前…やっぱり早いな‥‥懐に入るまでが一瞬だ。…がはっ…」
口の中ら血の味がする。体中が痛い…
「この間の傷が痛む‥‥・お前は…俺とは組まないほうがよかったのにな‥‥」
そう言いながら俺は姫野を抱きしめた。
「まさか…この能力があの男のものじゃないとすれば‥‥まさかな」
そんなことを考えていると姫野は俺を蹴り上げて、地面に着く瞬間にまた蹴り飛ばされた。
「がはっ‥‥」
受け身を取ったが、ダメージが大きくて、しばらく動けずにいた。

「まずい‥‥能力がない俺は勝負にはならない。ただのリンチだ。‥‥操られてるやつは、強い衝撃か、本体を叩く。今できることは‥‥」
そう言って立ち上がろうとするが…足に力が入らなかった。‥‥そして、そして、後ろから声がした。
「勝様‥‥」
その声の主はアイリだった。
「お前‥‥帰れと言っただろ」
「あなたには言いわれたくないです」
そう言いながら俺を支えながら立ち上がらせた。
「お前は、帰りたくないと」
「はい‥‥私はずっと隠していたセーフハウスに隠れ住んでるんです。でも見つかるのも時間の問題です」
そう言いながら俺に向き直った。
「お前は、何がしたいんだか‥‥・まぁそんなことは後でいい。手伝え、あいつを止める。お前ならいけるだろ?お前はあいつと同じ能力なんだからな」
そう言って俺は姫野に向かっていくと俺よりアイリの方が早く姫野に攻撃を仕掛けた。そうなっては俺はやくたたずなのでみてるだけになる。‥‥この人…かなり強力な能力‥勝様が私と同じような能力と言ったことがよくわかる…
「っ!…」
相手はかなりしんどそう
「このまま!」
そう言ってたたみかけようとすると‥‥
「そこまでにしといてもらおう。…俺の駒を台無しにしてもらっては困るんだよ」
‥‥・俺はアイリを下がらせ前に出た。
「周りを警戒したほうがいいぞ。いつか足元すくわれるぞ」
「そんなはったりには通じないぞ」
そう言った瞬間俺は男に向かって銃を撃った。…しかし…
「当たらないな」
わざと外したことは知らないらしい。男は流れて行った銃弾を見ながら言った。俺はその瞬間をついた。
「だから、周りを警戒しろと言ったんだ」
そう言って姫野を奪い取ってそして、アイリに言った。
「アイリ、少し任せるぞ」
そう言って物陰に隠れた。そして、そして、そして‥‥
「落ち着けって!姫野!!」
そう言って口付けをした‥‥
「っ!‥‥」
姫野は驚いたように抵抗をする。そこで俺は力強く抱きしめる。そしてしばらくして離してやると
「あぅぅぅぅぅ…」
っと変な声を出した。
「‥‥‥ああああああああああああ!。やっちまったぁ」
っとうずくまっていると。
「大丈夫?」
っと姫野が心配そうに肩に手を置いた。どうやら元に戻ったらしい。それを見て安心した俺は
「なっ…なんでもない」
っと言ってアイリのところに戻るのだった。
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