能力が基本となった世界4

妙な感じ

俺が男の所に着くと男はそこにたっていた。
「なんだ？こいつ」
周りを見ると山積みになった爆発物が積まれていた。
「瑠璃川、勝…」
っと俺の名前を呼んだ。
「なぜ、お前が俺の名を知っている！？」
ただの一般人が俺の名前を知っていることはほとんど無い。だとするのならその答えは…
そんな事を考えていると爆発物が投げ込まれた。それも回避出来ないようにドーム型のような形をしていた。
「回避が目的では無い、俺が1発ずつでしか発砲出来ないことを知ってるからだ」
そして段々と爆発物が近ずいてくる。
「だがな、甘いぞ！ドーム状に投げるといつかものは近ずきぶつかる時がある。その時に1つでも撃てば全て爆発する事になる。
そしてその時は、今だ！」
そう言って俺の目の前にあったものを撃ち抜き全て爆発させた。
「やるじゃないか、瑠璃川勝」
「っ！」
その言葉を受けながら俺は敵へと向かっていく。
「能力を使うのか？」っともう1人の俺が聞いてくる。…俺は能力を滅多に使わない。相手が強い時、仲間がピンチな時に使う。今は仲間を守らないといけない。だから、だから俺は…
『能力、解、放！』
そして俺は閉じていた目をゆっくりと開く。
「ほぅ、能力を覚醒させていたか。
なら手を抜く必要はないな」
そう言って男は地面を蹴り俺の間合へと入ってくる。
「早いっ！」
俺は後ろへと飛躍し回避する。
「やれやれ、銃が使えないのならナイフしかないじゃねぇかよ」
そう言いながら俺はポケットからナイフを取り出す。
「覚悟しろよ？お前、こうなったら俺はもう全力で、叩き潰してやるよ！」
そう言って俺は男へと向かって行くのだった…