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狂信者達
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俺とアイリは街に食料やら日用品やら俺のタバコなどを買いに出ていた。
「にしても俺が日本に帰ってきて5年も経つがこの街はなんにも変わらないな」
「そんなすぐに街は変わりませんよ」
そんな会話をしながら街を歩く。
そこにはビルに大きなポスターがはられ街では音楽が流れていた。
その柄や音楽は誰?そんなのは言わずもがなさっき星野が見せてきた人だった。
「ほんとに有名な人なんですね」
「そうらしいな、俺にはアイドルだのネット活動者だのようわからん。言ってしまえばまあぁいうのは2次元みたいなもんだ。
そんな奴に恋したりわーきゃー騒いでどうなる?
それなら本読んだり運動したりしてる方がまだマシだ」
っと横に貼られているポスターを見ながら俺は言った。
「そうかもしれないですけどそれ絶対ファンの前で言わない方がいいですよ。絶対刺されます」
「分かってるよ」
俺としては全く分からんのだ、あんなのに固執する?好きになる?騒ぐんだ?あんなのは蓋を開ければリスナー、ファンの愚痴しか言わない。人間関係もぐちゃぐちゃで、口だけだ。だから俺は…
そして俺達は買い物を終え帰路を歩いていた。
するといきなりビルが轟音と共に崩壊した。
「なんだッ!」
ビルが俺達の方に倒れてきたため俺はアイリの手を引っ張り俺の胸にアイリの顔を押し付け顔に怪我をしないように抱きしめ回避した。
「大丈夫か?」
アイリを離しながら言うとアイリはしばらくぼーっとしていたが
「だ、大丈夫です!」
っと地面に落ちた買ったものを広い上げながら言った。
「にしてもなんでいきなりビルが」
「さぁな、老朽化で倒れた。てことは無いだろう」
そこにビルの崩壊により土煙がたっている中から人影らしきものが近づいて来た。
「なんだ?あれは」
俺は胸ポケットにしまっている銃を取り出そうとポケットに手を伸ばす。
だがどうやら部屋に置いてきてしまったようだ。
「まずいかもな」
っとぼそっとつぶやく。
そして土煙が一瞬で消えた。まるで風で消えたかのように。
「俺はある人を推している!ここのビルにいる何人かがその人を推さなかった。それは由々しき事態だ!
あの人はみんなを癒してくれる!だからみんなあの人を推すべきなのだ!」
「何言ってるんですか?あの人」
っとアイリが妙な事を言うヤツを指さしながら言った。
「いわゆる、狂信者みたいなもんだ」
俺は買ったものをアイリに持たせそいつに向かって跳躍する。
「『能力解放!』久々の能力だ、楽しませてもらうぞ!」
そして俺は目の前のヤツに拳を突きつけた。
「これだけか?能力者」
「ッ!?」
かなり本気の一撃だったのにほぼダメージはなかった。
「能力者などこの世に要らないのだ!あの人さえ居れば!」
「ちっ、黙りやがれ!この狂信者が!今度は本気で行くぞ!」
何言ってんだよ俺は、この場合は(なんでかなり本気の一撃食らって立ってんだよ!)だろうによ。
「くそっ、あの銃さえあれば…」
よりによって忘れるとはな
その時、アイリが俺の名前を叫び、俺が振り返ると昔アイリに渡した銃が投げられた。
「それなら、恐らく!」
「感謝する!」
俺は3歩程後ろに下がり銃をまるでアニメやドラマの刑事が持つように顔の横で握る。
そして俺は唱える。
「銃よ、我の力を使い力となれ!」
そして銃が少し光りだす。
そして体制をぐっと低くし相手に向かっていく。
そして相手の懐に入り腹部に銃口を向け引き金を引く。
「チェックメイト、だな」
「終わりましたね。大丈夫ですか?」
っと荷物を重そうに持ちながらアイリが近づいてくる。
「あぁ、大丈夫だ。まさかあそこで銃を投げ渡すとはな」
「まぁ、そうするしかいと思ったので」
そして俺達はアジトに戻り星野へ報告するのだった。
「にしても俺が日本に帰ってきて5年も経つがこの街はなんにも変わらないな」
「そんなすぐに街は変わりませんよ」
そんな会話をしながら街を歩く。
そこにはビルに大きなポスターがはられ街では音楽が流れていた。
その柄や音楽は誰?そんなのは言わずもがなさっき星野が見せてきた人だった。
「ほんとに有名な人なんですね」
「そうらしいな、俺にはアイドルだのネット活動者だのようわからん。言ってしまえばまあぁいうのは2次元みたいなもんだ。
そんな奴に恋したりわーきゃー騒いでどうなる?
それなら本読んだり運動したりしてる方がまだマシだ」
っと横に貼られているポスターを見ながら俺は言った。
「そうかもしれないですけどそれ絶対ファンの前で言わない方がいいですよ。絶対刺されます」
「分かってるよ」
俺としては全く分からんのだ、あんなのに固執する?好きになる?騒ぐんだ?あんなのは蓋を開ければリスナー、ファンの愚痴しか言わない。人間関係もぐちゃぐちゃで、口だけだ。だから俺は…
そして俺達は買い物を終え帰路を歩いていた。
するといきなりビルが轟音と共に崩壊した。
「なんだッ!」
ビルが俺達の方に倒れてきたため俺はアイリの手を引っ張り俺の胸にアイリの顔を押し付け顔に怪我をしないように抱きしめ回避した。
「大丈夫か?」
アイリを離しながら言うとアイリはしばらくぼーっとしていたが
「だ、大丈夫です!」
っと地面に落ちた買ったものを広い上げながら言った。
「にしてもなんでいきなりビルが」
「さぁな、老朽化で倒れた。てことは無いだろう」
そこにビルの崩壊により土煙がたっている中から人影らしきものが近づいて来た。
「なんだ?あれは」
俺は胸ポケットにしまっている銃を取り出そうとポケットに手を伸ばす。
だがどうやら部屋に置いてきてしまったようだ。
「まずいかもな」
っとぼそっとつぶやく。
そして土煙が一瞬で消えた。まるで風で消えたかのように。
「俺はある人を推している!ここのビルにいる何人かがその人を推さなかった。それは由々しき事態だ!
あの人はみんなを癒してくれる!だからみんなあの人を推すべきなのだ!」
「何言ってるんですか?あの人」
っとアイリが妙な事を言うヤツを指さしながら言った。
「いわゆる、狂信者みたいなもんだ」
俺は買ったものをアイリに持たせそいつに向かって跳躍する。
「『能力解放!』久々の能力だ、楽しませてもらうぞ!」
そして俺は目の前のヤツに拳を突きつけた。
「これだけか?能力者」
「ッ!?」
かなり本気の一撃だったのにほぼダメージはなかった。
「能力者などこの世に要らないのだ!あの人さえ居れば!」
「ちっ、黙りやがれ!この狂信者が!今度は本気で行くぞ!」
何言ってんだよ俺は、この場合は(なんでかなり本気の一撃食らって立ってんだよ!)だろうによ。
「くそっ、あの銃さえあれば…」
よりによって忘れるとはな
その時、アイリが俺の名前を叫び、俺が振り返ると昔アイリに渡した銃が投げられた。
「それなら、恐らく!」
「感謝する!」
俺は3歩程後ろに下がり銃をまるでアニメやドラマの刑事が持つように顔の横で握る。
そして俺は唱える。
「銃よ、我の力を使い力となれ!」
そして銃が少し光りだす。
そして体制をぐっと低くし相手に向かっていく。
そして相手の懐に入り腹部に銃口を向け引き金を引く。
「チェックメイト、だな」
「終わりましたね。大丈夫ですか?」
っと荷物を重そうに持ちながらアイリが近づいてくる。
「あぁ、大丈夫だ。まさかあそこで銃を投げ渡すとはな」
「まぁ、そうするしかいと思ったので」
そして俺達はアジトに戻り星野へ報告するのだった。
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