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私の探してほしい人は・・・・

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「それであんたの探してほしい人ってのは一体誰なんだ?」
すると少女は一瞬押し黙って
「私の探している人は・・・分かんない・・・」
っと答えた
「・・・・いや・・分かんないって、何で?」
そしてその少女は
「名乗って無かったわね」
そして右手を出してきて
「潮谷未来」
っと言った
「潮・・谷・・」
そこで理解した。嗚呼、こいつは、桜の木の下で約束を交わした潮谷未来ってことが。「よろしく」
そして俺はその手を取った。そして、場所を変えて、カフェに来ていた。
「なんで分かんない人を探してるんだ?だったら警察に・・いや分かんなかったら警察も動かないか。」
潮谷は俯いたまま言葉をつないだ
「何で探しているかは、私は・・」
「昔から体が弱くある少年と約束をした。その内容は、生きてまた俺の前に現れること。違うか?」
「何でそれを・・まさか・・あんたは・・竜一!・・そうなの!」
・・いや普通は部活のメンバーくらい調べて来いよっと思ったが、それは心にしまっておき
「そうだ久ぶりだな潮谷」
「やっと・会えたあんたもずっと会いたかった。なら話は早いわね。竜一あんたには、私の命の恩人を探してほしいの」
そういう潮谷に俺は、こう返した。
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