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能力の覚醒

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潮谷を家まで送り外に出ていた。
「デストロイカーっか、面倒だな」
さっき買った缶コーヒーを飲みながら考える「どうするかな」
やはり、アイと兄さんを巻き込んだんだ。そして…
「いるんだろ?そこに」
「…分かっていたのか。やはりシアが気に入るほどだ。どうだ?お前も組織に入らないか?」
「そんな鬼みたいに言わんでも…分かってるだろう?断る!お前がアイとシアと兄さんを巻き込んだ!そんな奴の組織に入れ?ふざけるな!」
「…そうか…ならお前の仲間を」
「だったら、俺はお前を殺す!」
「なっ!」
その時強い風が吹いた。
「これは…」…
「ここは…」
「ここは無の空間、君は能力を手にすることができる。そのためには覚悟がいる。あなたはその命を捨てる覚悟がありますか?能力者同士の闘いは命に関わるそれでも君は」
「当たり前だ。それであの野郎を倒せるのなら」
「では人を殺す覚悟は?能力者同士の闘いはどちらかが死ぬ可能性があるそれを跳ね返す覚悟はありますか?」
「あぁ、ある」そう言うと
「だったら君は能力を得ることができるさぁあいつを倒しておいで私はただの能力者をアシストするだけの人間だよ」そうしてさっきの場所へと戻ってきた。
「お前…能力を…」
「さぁお前を倒すとするから」
そして闘いの火蓋が落とされるのだった。
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