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またしても廃校

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「っでなんでボクを誘ったの?」
「お前しかホラー耐性ないんだから」
「でも、ボク女の子だよ?」
「そうだが…」
そう言いながらシアは俺に寄ってくる。
「近づきすぎるなよ、なにかあったらどうすんだよ」
「大丈夫何かあったらボクの能力で守ってあげるから」そう言いながら先頭を歩く。「おい待てって」
そう言いながら音楽室に来た。
「ピアノの音が聞こえるってのが定番だね」「そうだが…なってないな…」
「そりゃぁ毎回ならないでしょ」
そしてまわりまわって…
「3回女子トイレかぁ」
「シア‥頼んでもいいか?」
「‥‥分かったよ君は入れないからねぇ」
そうして順番にノックをしていく、そして最後の部屋にノックをすると
「…何もないね、さて、帰ろうか」
「…そうだな…」
そして廃校を出ようとしたときシアが
「全く…こんなことでボクを使わないで欲しいな」
「ごめんって、今度なんかしてやるから」「彼女がいるのにかい?」
「それとこれは別じゃないか?」
そんな会話をしながら廃校を出る。
「っでさぁ、なんでボクたちはなんでこんなに家が近いのなぁ」
そう言いながらバイクに乗った。そして帰り道
「君は確か3階で理沙が5階でボクが6階の潮谷以外同じマンションとはね」
後ろでシアが言った。
「まるでマンガだな」
そう言いながら飛ばすと
「ちょっと止まって!」
っといきなりシアが言った。
「なんだよ!」
シアが飛びかけたので押さえつけた。
「出てきなよ、隠れてないで」
そう言うと
「あはは、ばれた?」
そう言いながらサングラスをかけた赤紙の女が出てきた。
「…知り合いか?」
っと訊くと
「ボクが探している組織の幹部だよ」
「組織?…ははぁ、お前らなぁマンガみたいなこと言うなよなぁ」
そう言うとその女は刀を投げてきた。
「ぼおっとしないで!」
そう言いながらシアは俺を押し飛ばした。「あっぶねぇ…おいシア、あれはお前の持ってる刀と同じなのか?」
そう言うと
「はぁ…」
っとため息をつきながら
「見ればわかるでしょ?違うよ」
そう言いながらまたどこからか刀を取り出した。
「お前はどっから刀出してんだ?」
「これはボクの能力メイク・ア・ルームの能力で作った部屋に置いてるからそこから出してるの」
っと答えた。
「そうか…っでどうする?」
「決まってるじゃないか。ここで戦うに決まってるじゃん」
っと言うのだった。
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