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怪しい人物からの贈り物
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そして、俺たちは理沙の話を部室で聞いていた。
「竜一さんから貰ったものでは足りないと言われ姉は困っていた時に男だと思ったと姉は言っています。その人に助けられたと。そしてその人に竜一さんにとこれを渡してきたそうです」
そう言いながら理沙和は布袋を渡してき
た。その中には一つの封筒と手紙そして端末が入っていた。
「なんだ…これは…」
「封筒の中身は…あんたが渡した以上の額が入ってるよ!」
「なに!」
見ると確かに入っていた。
「これ、本物ですよ?」
「それに手紙には『まずは、ボクの代わりにその子たちのことを解決してくれてありがとう。そうそうその端末は、何かあったら呼ぶから持っておいて。その額はボクが君に送ったものがよ。あぁ気にしないで、その分の金はあいつらから貰うから。その姉妹を苦しめてたのはすごく悪いやつでね。まぁそいつらから脅してでも返して貰うから気にしないで。君とは協力関係、もしくはそれ以上の関係を築きたいと思っている。安心して、ボクは警察じゃないから。…また連絡するよ。君がそれを持ってたらの話だけどね』っと書いてあるし…」
「どうする?竜一、私たちはあんたに従う」「はい!もちろんです」
「…少し考えさせ」
その時端末が鳴った。
「…はい」
恐る恐る出てみると
「やぁ、どうやら受け取ったみたいだねぇ。ボクは君と同じ高校だよそして同じ学年だ。よろしく」
…どうやら声を変える何かをつけているらしい。
「それで、なんの用だ」
「はぁ…君はもう少しボクの話を聞いてくれてもいいじゃないか…まぁいいよ。いやね、昨日2人何者かによって殺害された人がいてね。その犯人を一緒に探してほしいんだよ。もちろん命の保証はする。あと君だけ来てほしいさすがに3人も守りながは戦えないからね。場所は送っておくから。もしよかったら、来てね。それじゃあ待ってるよ」
っと言って通話を切った。
「どうすんの?明らかに怪しいけど」
「そうですね…何か企んでるかもしれませんし」
…
「いや、行ってみる。潮谷お前は俺の家に居ろ。鍵は渡しとく」
そう言いながら鍵を投げ渡した。
「大丈夫なんですか?」
っと理沙は言う。
「大丈夫だ。安心しろ。潮谷も待っとけ、すぐに帰るから」
そう言うと潮谷は
「分かった。でも何かあったら連絡して」
っと言った。
「分かった。行ってくる」
そう言ってその場所まで行くと
「来てくれたんだね。嬉しいよ、中田竜一君」
そう言いながら俺の目の前に現れながら言った。そいつの目は…赤く輝いていた。そして、肩まで伸びた髪の毛が風邪でなびいていた。
「お前が…俺にあれを渡した人物か?」
そう言うと
「そう、ボクはシア…さて…一緒に来てもらうよ…」
そう言われ首筋に電気が走り意識は落ちていった。…そして意識が覚めると
「…ここは…」
おそらくどこかの地下室に吊るされていた。「っち!外れない…」
すると足音が聞こえてきた。
「起きたかい?」
「…シア‥だったか…お前一体何する気だ?」
そう言うと
「そんなことより、手は痛くないかい?怪我はしない強さで縛ってるけど…まぁそれを見る限り大丈夫そうだね。あぁそうそうここは私の家…っとでも言っておこう。そして私の目的は…君をボクの相棒…またはパートナーにすること、手紙にも似たようなことが書いてあったでしょ?」
「…まずはいくつか訊かせろ。ここがお前の家だと?地下室が家とはずいぶん変わったやつだな。それに俺を相棒に?すまんが相棒みたいなのっと言うか、彼女がいる。だからすまんな。お前の誘いはここで断る!」
そう言うとシアは少し笑いながら近づいて来るのだった。
「竜一さんから貰ったものでは足りないと言われ姉は困っていた時に男だと思ったと姉は言っています。その人に助けられたと。そしてその人に竜一さんにとこれを渡してきたそうです」
そう言いながら理沙和は布袋を渡してき
た。その中には一つの封筒と手紙そして端末が入っていた。
「なんだ…これは…」
「封筒の中身は…あんたが渡した以上の額が入ってるよ!」
「なに!」
見ると確かに入っていた。
「これ、本物ですよ?」
「それに手紙には『まずは、ボクの代わりにその子たちのことを解決してくれてありがとう。そうそうその端末は、何かあったら呼ぶから持っておいて。その額はボクが君に送ったものがよ。あぁ気にしないで、その分の金はあいつらから貰うから。その姉妹を苦しめてたのはすごく悪いやつでね。まぁそいつらから脅してでも返して貰うから気にしないで。君とは協力関係、もしくはそれ以上の関係を築きたいと思っている。安心して、ボクは警察じゃないから。…また連絡するよ。君がそれを持ってたらの話だけどね』っと書いてあるし…」
「どうする?竜一、私たちはあんたに従う」「はい!もちろんです」
「…少し考えさせ」
その時端末が鳴った。
「…はい」
恐る恐る出てみると
「やぁ、どうやら受け取ったみたいだねぇ。ボクは君と同じ高校だよそして同じ学年だ。よろしく」
…どうやら声を変える何かをつけているらしい。
「それで、なんの用だ」
「はぁ…君はもう少しボクの話を聞いてくれてもいいじゃないか…まぁいいよ。いやね、昨日2人何者かによって殺害された人がいてね。その犯人を一緒に探してほしいんだよ。もちろん命の保証はする。あと君だけ来てほしいさすがに3人も守りながは戦えないからね。場所は送っておくから。もしよかったら、来てね。それじゃあ待ってるよ」
っと言って通話を切った。
「どうすんの?明らかに怪しいけど」
「そうですね…何か企んでるかもしれませんし」
…
「いや、行ってみる。潮谷お前は俺の家に居ろ。鍵は渡しとく」
そう言いながら鍵を投げ渡した。
「大丈夫なんですか?」
っと理沙は言う。
「大丈夫だ。安心しろ。潮谷も待っとけ、すぐに帰るから」
そう言うと潮谷は
「分かった。でも何かあったら連絡して」
っと言った。
「分かった。行ってくる」
そう言ってその場所まで行くと
「来てくれたんだね。嬉しいよ、中田竜一君」
そう言いながら俺の目の前に現れながら言った。そいつの目は…赤く輝いていた。そして、肩まで伸びた髪の毛が風邪でなびいていた。
「お前が…俺にあれを渡した人物か?」
そう言うと
「そう、ボクはシア…さて…一緒に来てもらうよ…」
そう言われ首筋に電気が走り意識は落ちていった。…そして意識が覚めると
「…ここは…」
おそらくどこかの地下室に吊るされていた。「っち!外れない…」
すると足音が聞こえてきた。
「起きたかい?」
「…シア‥だったか…お前一体何する気だ?」
そう言うと
「そんなことより、手は痛くないかい?怪我はしない強さで縛ってるけど…まぁそれを見る限り大丈夫そうだね。あぁそうそうここは私の家…っとでも言っておこう。そして私の目的は…君をボクの相棒…またはパートナーにすること、手紙にも似たようなことが書いてあったでしょ?」
「…まずはいくつか訊かせろ。ここがお前の家だと?地下室が家とはずいぶん変わったやつだな。それに俺を相棒に?すまんが相棒みたいなのっと言うか、彼女がいる。だからすまんな。お前の誘いはここで断る!」
そう言うとシアは少し笑いながら近づいて来るのだった。
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