あなたの悩みご相談ください2

文字の大きさ
上 下
2 / 21

その依頼とは

しおりを挟む
「あんたの、姉?」
助けるって…
「そのお姉さんはなにかあったの?助けるって」
っと潮谷は言った。
「私の姉は、変な店で働かされていて、私達は親がいないので姉もぜんぜん家に帰ってなくて、もう私、どうしたら…」
そこでその少女は泣き崩れた。
「分かった。何とかする。その前に名前となんで俺たちに依頼してきたか訊こう」
そう訊くと
「私の名前は山田理沙といいます。あなた達に依頼したのは、警察はあんまり信用できなくて、それに先輩の楓さんがこの部活は何でも解決してくれるからって言ってたので」
っと答えた。
「分かった。まぁあまり期待はするなよ、もしかしたら警察沙汰になるかもだし」
「…わかりました」
「じゃあ、あいつらも呼ばないとな」
そうして山田の姉がいるという店の前まで来た。
「っでなんで俺たちを?」
っと兄貴の車から降りながら岩下が言った。「俺一人だと怪しまれるし、何かあったら危ないしな。それに兄貴がその格好だと危ない奴だと思われんだろ」
『確かに…』
「いや確かにじゃないだろ」
そう言いながら車を降りてくる兄貴。
「まぁいい、その代わりここは竜一、岩下、高杉の3人の奢りな、あと酒は飲むなよ」『了解』
そうして全員でその店に入った。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

能力が基本となった世界0

SF
これは、ある場所に向かう道すがら、とある男が子供の頃から組織に入るまでのことを仲間に話す。物語 能力が基本となった世界では語りきれなかった物語

気付いたら異世界に迷い込んでました

SF
気付けば、異世界に迷い込んでいた竜一と潮谷そして、シア。これは、あなたの悩みご相談くださいのもう一つの物語。

❤️レムールアーナ人の遺産❤️

apusuking
SF
 アランは、神代記の伝説〈宇宙が誕生してから40億年後に始めての知性体が誕生し、更に20億年の時を経てから知性体は宇宙に進出を始める。  神々の申し子で有るレムルアーナ人は、数億年を掛けて宇宙の至る所にレムルアーナ人の文明を築き上げて宇宙は人々で溢れ平和で共存共栄で発展を続ける。  時を経てレムルアーナ文明は予知せぬ謎の種族の襲来を受け、宇宙を二分する戦いとなる。戦争終焉頃にはレムルアーナ人は誕生星系を除いて衰退し滅亡するが、レムルアーナ人は後世の為に科学的資産と数々の奇跡的な遺産を残した。  レムールアーナ人に代わり3大種族が台頭して、やがてレムルアーナ人は伝説となり宇宙に蔓延する。  宇宙の彼方の隠蔽された星系に、レムルアーナ文明の輝かしい遺産が眠る。其の遺産を手にした者は宇宙を征するで有ろ。但し、辿り付くには3つの鍵と7つの試練を乗り越えねばならない。  3つの鍵は心の中に眠り、開けるには心の目を開いて真実を見よ。心の鍵は3つ有り、3つの鍵を開けて真実の鍵が開く〉を知り、其の神代記時代のレムールアーナ人が残した遺産を残した場所が暗示されていると悟るが、闇の勢力の陰謀に巻き込まれゴーストリアンが破壊さ

惑星保護区

ラムダムランプ
SF
この物語について 旧人類と別宇宙から来た種族との出来事にまつわる話です。 概要 かつて地球に住んでいた旧人類と別宇宙から来た種族がトラブルを引き起こし、その事が発端となり、地球が宇宙の中で【保護区】(地球で言う自然保護区)に制定され 制定後は、他の星の種族は勿論、あらゆる別宇宙の種族は地球や現人類に対し、安易に接触、交流、知能や技術供与する事を固く禁じられた。 現人類に対して、未だ地球以外の種族が接触して来ないのは、この為である。 初めて書きますので読みにくいと思いますが、何卒宜しくお願い致します。

鋼殻牙龍ドラグリヲ

南蛮蜥蜴
ファンタジー
歪なる怪物「害獣」の侵攻によって緩やかに滅びゆく世界にて、「アーマメントビースト」と呼ばれる兵器を操り、相棒のアンドロイド「カルマ」と共に戦いに明け暮れる主人公「真継雪兎」  ある日、彼はとある任務中に害獣に寄生され、身体を根本から造り替えられてしまう。 乗っ取られる危険を意識しつつも生きることを選んだ雪兎だったが、それが苦難の道のりの始まりだった。 次々と出現する凶悪な害獣達相手に、無双の機械龍「ドラグリヲ」が咆哮と共に牙を剥く。  延々と繰り返される殺戮と喪失の果てに、勇敢で臆病な青年を待ち受けるのは絶対的な破滅か、それともささやかな希望か。 ※小説になろう、カクヨム、ノベプラでも掲載中です。 ※挿絵は雨川真優(アメカワマユ)様@zgmf_x11dより頂きました。利用許可済です。

シーフードミックス

黒はんぺん
SF
ある日あたしはロブスターそっくりの宇宙人と出会いました。出会ったその日にハンバーガーショップで話し込んでしまいました。 以前からあたしに憑依する何者かがいたけれど、それは宇宙人さんとは無関係らしい。でも、その何者かさんはあたしに警告するために、とうとうあたしの内宇宙に乗り込んできたの。 ちょっとびっくりだけど、あたしの内宇宙には天の川銀河やアンドロメダ銀河があります。よかったら見物してってね。 内なる宇宙にもあたしの住むご町内にも、未知の生命体があふれてる。遭遇の日々ですね。

入れ替われるイメクラ

廣瀬純一
SF
男女の体が入れ替わるイメクラの話

呆然自失のアンドロイドドール

ショー・ケン
SF
そのアンドロイドは、いかにも人間らしくなく、~人形みたいね~といわれることもあった、それは記憶を取り戻せなかったから。 ある人間の記憶を持つアンドロイドが人間らしさを取り戻そうともがくものがたり。

処理中です...