俺とあなたが出会うまで

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迷い

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ラブレターと言う人を推し始めてしばらく経つと少し迷いが出てきた。
「自信なくした」
「やっぱりか」
今日は休みと言う兄貴に相談していた。
「っでなんで自信なくした?何か言われたとかか?」
っとコーヒーを一口飲みながら言った。
「実はな、俺もこんな配信者になれるのかとか、あの人人気あるからさ、なんか心が乗らないんだよ」
「純粋に楽しめなくなったと」
「まぁ、そうですね」
すると兄貴はため息をついて言った。
「お前がどう思ってるかははっきり言って俺にはどうでもいい。
ただ推したのなら嫌われるかブロック‥‥だったか。
それをされるまで推す、まぁ嫌われたらそうなるだろうが。昔お前俺に言ったよな、「俺は言ったことは最後までやりきる」と人は迷い、挫折し、絶望などを経験して強くなる。
それから逃げようが何だろうが結局はその道に進むことになる。対応が冷たかろうと陰で何を言われようと折れない心、今のお前に必要なのはそれだ。
本を書く手がともることもあるだろう、誰にも本や配信を見てもらえず辛く、寂しく、むかつく事
もあるだろう。だがみんなそうなんだ。人が何かをしようとするときは人は皆どんな状況か分かるか?」
「それは‥分からない、そんなのは気にしたこともないから」
「そうか‥」
兄貴は背もたれにもたれながら
「それは孤独なんだ。受験、配信、すべてにおいて何かを始めるときは皆孤独だ。
孤独じゃなきゃダメなんだ。そうじゃないと人は成長しない。
きっとその推しも最初は孤独だっただろう。しかし今は沢山のリスナーがいてお前もその内の1人だ。
お前はまだ伸びる。
お前の頑張りを、努力を、配信だろうが本だろうが努力を認めてくれるやつが必ず現れる。
そして、お前の目的をも応援してくれるだろう。
だがそう言っても自信を持ち直すのは時間がかかる。
だからこうはどうだ?」
っと兄貴は言った。
その一言を
「しばらく、その人の配信を見るのをやめろ」
っと
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