上 下
25 / 32
第四章 重度のヤンデレ化 

久々冥界でも (尊視点)

しおりを挟む
~冥界・城の廊下~

ヒュン

尊「あれ…此処は」

?「ミコトちゃん!」

尊「!」

誰かが俺を抱きしめた。
これは…

尊「パパ…?」

ハデス「良かった…元気だったんだね」

ハデス「でも…他の奴らの匂いついちゃってるから、消さないと…」

ハデス「首輪も…あぁ、あと足枷だね」

なんか不穏な言葉ばっかり言ってる…
誰かヘルプ…
と、助けを求めてたところに…

1人の美人な女の人と、1人のイケメンな男の人が話しながらこっちに向かっている。

お願い…気づいて…

?「いや~、父さんから聞いてたけど、「ミコト」って、どんな子だろー、さーすがに此処冥界にはいないと思うけど」

?「とても可愛いらしい女の子って聞いたわ」

?「マジ?えー、ワンチャン狙えるかな?」

?「無理だと思うわ」

?「あははっ!ジョークジョーク!」

?「何よそれ…」

?「さーて、さっさとそのミコトちゃん捕まえて、父さんのところに…」

?「あぁぁぁぁぁああっ!!!」

?「えっ!?何!?どうしたの…」

?「うえぇぇぇぇえぇっ!!!」

あ、こっちに気づいた…
助けて…

ハデス「あれは…」

ハデス「ゼウスの息子と娘の…アポロンとアルテミス…何故此処に?」

ハデス「それに、ミコトの事を話してた…」

ハデス「まさか…」

ハデス「私のミコトを奪う気か?」

尊「…え?」

ハデス「ちょっと待ってて、ミコトちゃん。」

尊「えっちょっ…」

アルテミス「え、なんか…こっち来てるよ…?」

アポロン「ハデス様の手に持ってるのは…鎌!?」

ハデス「ミコトはワタサナァァァァァイ!!!」

アポロン&アルテミス「うわあぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

やばいやばい!ガチで殺そうとしてる!

尊「パパ!やめ…あー、行っちゃった…」

尊「ここからどうしよう…」

?「ミコトちゃん!」

尊「ママ…」

ペルセポネ「そこじゃ寒いでしょ?部屋においで」

尊「う、うん…」


~ハデス&ペルセポネの部屋~

本当…皆、どうしちゃったんだろう。

ペルセポネ「ミコトちゃん…何か、あったの?」

尊「あのね…」

ママに今まであった事を話した

尊「って事なんだけど…」

ペルセポネ「…そっか」

尊「いやぁ…本当、皆どうしちゃったんだろう」

ペルセポネ「そうよね…」

尊「俗に言うってやつかな…」

ペルセポネ「いいえ、それは違うわ」

尊「?」

ペルセポネ「あれはね…」

ペルセポネ「泥棒猫って言うのよ」

尊「…うん?」

ペルセポネ「だっておかしいでしょ?」

ペルセポネ「私とハデス様のミコトちゃんなのよ?たった1人の娘なのに!!!」

ペルセポネ「それを知らずにあの人達は!!!」

尊「えっえっえっ!?」

まさかママもヤンデレに!?
これやばいよ…
ヤンデレになったないのは、ヘルメスさんと
さっきパパが言ってたアポロンさんとアルテミスさんだけ!?

パニック状態になってた俺を見てママは、俺に近づいてきた。

ペルセポネ「大丈夫…痛い事はしないから…ね?」

あれ何このデジャブ!!!

尊「だ、誰かヘルプーっ!!!」
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話

矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」 「あら、いいのかしら」 夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……? 微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。 ※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。 ※小説家になろうでも同内容で投稿しています。 ※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

[恥辱]りみの強制おむつ生活

rei
大衆娯楽
中学三年生になる主人公倉持りみが集会中にお漏らしをしてしまい、おむつを当てられる。 保健室の先生におむつを当ててもらうようにお願い、クラスメイトの前でおむつ着用宣言、お漏らしで小学一年生へ落第など恥辱にあふれた作品です。

蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる

フルーツパフェ
大衆娯楽
 転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。  一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。  そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!  寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。 ――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです  そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。  大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。  相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。      

名前を書くとお漏らしさせることが出来るノートを拾ったのでイジメてくる女子に復讐します。ついでにアイドルとかも漏らさせてやりたい放題します

カルラ アンジェリ
ファンタジー
平凡な高校生暁 大地は陰キャな性格も手伝って女子からイジメられていた。 そんな毎日に鬱憤が溜まっていたが相手が女子では暴力でやり返すことも出来ず苦しんでいた大地はある日一冊のノートを拾う。 それはお漏らしノートという物でこれに名前を書くと対象を自在にお漏らしさせることが出来るというのだ。 これを使い主人公はいじめっ子女子たちに復讐を開始する。 更にそれがきっかけで元からあったお漏らしフェチの素養は高まりアイドルも漏らさせていきやりたい放題することに。 ネット上ではこの怪事件が何らかの超常現象の力と話題になりそれを失禁王から略してシンと呼び一部から奉られることになる。 しかしその変態行為を許さない美少女名探偵が現れシンの正体を暴くことを誓い…… これはそんな一人の変態男と美少女名探偵の頭脳戦とお漏らしを楽しむ物語。

RUBBER LADY 屈辱の性奴隷調教

RUBBER LADY
ファンタジー
RUBBER LADYが活躍するストーリーの続編です

先生!放課後の隣の教室から女子の喘ぎ声が聴こえました…

ヘロディア
恋愛
居残りを余儀なくされた高校生の主人公。 しかし、隣の部屋からかすかに女子の喘ぎ声が聴こえてくるのであった。 気になって覗いてみた主人公は、衝撃的な光景を目の当たりにする…

処理中です...