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第一章 黄泉の国
声 (尊視点)
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誰かの声が聞こえた。
この声は…
尊「イザナギ、さん…!」
イザナギさんが俺の手を繋ぎ、引っ張る。
地上に出て、イザナギさんが出口を岩で塞いだ。
イザナギ「申し訳ございません…巫女姫様」
イザナギ「僕が、貴女様をいち早く助けに行けれなくて…」
尊「あな、たは…悪く、ない…」
尊「だか、ら…謝らな、い、で?」
イザナギ「巫女姫様…」
イザナミ「ねぇ…返してよ…イザナギ」
イザナミ「私の…私の尊を!!!」
岩の向こうからイザナミさんの声が聞こえた。
イザナギ「イザナミ…」
イザナギ「…ごめん」
イザナギ「それはできない」
イザナミ「…ふふ」
イザナミ「あははっ…あはははははっ」
イザナギ「…何だよ」
イザナミ「尊自身が手に入れられないなら…」
イザナミ「尊の声を、もらうわ」
イザナギ「…は?」
尊「うぐっ!?」
イザナギ「巫女姫様!?」
突然、喉が焼けるように熱く、痛くなった
そして、だんだん喉が冷めてきて…
イザナギ「お前…巫女姫様に何をした?」
イザナミ「何って…尊の声をもらったわ」
尊「!?」
声が、でない…
イザナミ「…いつか、尊自身をもらいに行くわね。その時には声を返すわ。」
コツコツと、イザナミさんは去った。
イザナギ「巫女姫様…?」
尊「…」
呆気にとられていた。
イザナギ「…帰りましょう」
この声は…
尊「イザナギ、さん…!」
イザナギさんが俺の手を繋ぎ、引っ張る。
地上に出て、イザナギさんが出口を岩で塞いだ。
イザナギ「申し訳ございません…巫女姫様」
イザナギ「僕が、貴女様をいち早く助けに行けれなくて…」
尊「あな、たは…悪く、ない…」
尊「だか、ら…謝らな、い、で?」
イザナギ「巫女姫様…」
イザナミ「ねぇ…返してよ…イザナギ」
イザナミ「私の…私の尊を!!!」
岩の向こうからイザナミさんの声が聞こえた。
イザナギ「イザナミ…」
イザナギ「…ごめん」
イザナギ「それはできない」
イザナミ「…ふふ」
イザナミ「あははっ…あはははははっ」
イザナギ「…何だよ」
イザナミ「尊自身が手に入れられないなら…」
イザナミ「尊の声を、もらうわ」
イザナギ「…は?」
尊「うぐっ!?」
イザナギ「巫女姫様!?」
突然、喉が焼けるように熱く、痛くなった
そして、だんだん喉が冷めてきて…
イザナギ「お前…巫女姫様に何をした?」
イザナミ「何って…尊の声をもらったわ」
尊「!?」
声が、でない…
イザナミ「…いつか、尊自身をもらいに行くわね。その時には声を返すわ。」
コツコツと、イザナミさんは去った。
イザナギ「巫女姫様…?」
尊「…」
呆気にとられていた。
イザナギ「…帰りましょう」
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