39 / 50
話し合い12
しおりを挟む
土井
「そういう事ですわ。もうそうして下さい。なので、話だけはしますと。ただ、今の様子も、この様子も、学校の先生に伝えさせてもらってそうすると、会う会わないの事に影響出てくるので。だから、我々が折角会っていただいてと思ってるんですけど、しにくくなりますよ。やっぱり。そういった態度で出られますと」
みゆき
「え、私もとても不信感しか出ないですけど。山田様と一対一で話をしている時は、山田様、すごく丁寧な対応していただいてるからすごく信頼してたんですよ。山田様の事は。けど、ほんまに失礼ですが、山田様の上司に対しては、馬鹿にした笑いばっかりして…」
土井
「いや、馬鹿にしてるんじゃなくて」
みゆき
「そう受け取られるような笑い方ばっかりして。対応も勝手にそちらで決めつけ私の主張は一切、聞かないよ。っていう態度を取ってると受け取るような事をしているので、とても信頼は落ちましたね」
土井
「あー、なるほど」
みゆき
「山田様は、とても丁寧な対応を」
土井
「分かりました。ほならね、山田の方に話をしてもらって。ただし、できるできないはあるのでね。それだけは言うときますわ」
みゆき
「それは山田様から聞いております。できる範囲の限界はもう、安田教員と話をする機会をセッティングするぐらいしかないんじゃないかなと」
土井
「校長先生と話しますんでね」
みゆき
「はい?」
土井
「校長先生と話して、会わせる会わせないを決めてもらうんで。セッティングの努力はさせますけど」
みゆき
「待ってください。それは初耳です」
土井
「いやいやいや。当然、安田さんに直接話できないですよ。」
みゆき
「なんでですかね?」
土井
「いや、それは校長先生通じて全てが話しているあのー管理していらっしゃる方ですから」
みゆき
「では私はもう、二度と安田教員と会えない可能性もあると言う事なんですかね?」
土井
「そこは、説明させますけど」
土井
「勿論ね、こういった事で。前こう言っていただいとんで、話。これ現校長先生やろ?これって」
山田
「はい、そうです」
山田
「さっき申し上げた通り、時間が経ってる事も言いましたよね。で、前回話した内容も当然、ね、こういう事ですって事で。待っておられましたからね。向こうも。話し合いがあるんかないんか言うとこで。一回、それで区切りがついておる訳ですよ。今回、こういう話があって。言われてるような事をお伝えしますよね。それについてどういう反応されるのかっていうのは未知なので。そういう事です。だから、可能性の話を言いだしたらキリがないんですけども」
みゆき
「ただ、セッティングする機会が作れなかったと言う場合は、もう二度と会えないと言う事でよろしいですか?」
土井
「それはまた連絡させますわ」
みゆき
「連絡させますわ、じゃなくて、今ここでハッキリさせてもらってよろしいですか」
土井
「分からないです」
みゆき
「いえいえいえ、分からないじゃなくて、ハッキリさせて。曖昧な返事はやめて下さい。さっき言ったじゃないですか。私達はハッキリ言わなければいけない立場なんです。と。だから曖昧な返事はやめて下さいね」
土井
「ほな、電話させないと分かんないんで。また電話させますよ」
みゆき
「また校長先生がもしも、私との話をさせる機会を作らせないと言えば、私はもう二度と安田教員と話す機会を得る事はできないんですかね?」
山田
「可能性はありますね」
山田
「ただ、その安田先生の気持ちもそうですし。安田先生も思いがあってじゃないですか」
みゆき
「はい。心当たりがあるから謝罪も含めて検討したいと言う…」
山田「いや、その時はね、その話をされてたと思うんですけど。で、さっきみたいに今回、また同じようにね、こういう話がありましたって聞いた時に安田先生がどう思われるのかと言う事も含めたら分からなくなりますよね。当然。そういう事です。私が言わせてもらったのは。聞いてみないと分からないですよ。時間経ってますよっていうのは」
みゆき
「本人と対話できない可能性もあると言う事で」
山田
「そこは聞いてみないと分からないですね」
みゆき
「可能性としてはありえるってことですね」
土井
「ありえますね」
みゆき
「分かりました。でセッティングの方はどうやってなさるんですかね?その機会のセッティングは」
山田
「まず電話しない事にはね」
みゆき
「今勤務している学校の先生に?」
山田
「それこそみゆきさん言われる監督責任がありますので」
みゆき
「それで安田教員に話が通って返答が返ってくると言う事になるんですかね?」
土井「どうなりますかねえ、ちょっとタイミングもありますし。連絡先は知ってんの?」
山田
「はい」
自分達が都合の悪い事は、一切利く耳を持たず、発言した事も曖昧な言葉で濁らせる。しかし、都合の良い事だけは…
とりあえず、土井は敬語じゃなくても丁寧語くらいは使って欲しいものですね。プライベートな場面ではないので。
「そういう事ですわ。もうそうして下さい。なので、話だけはしますと。ただ、今の様子も、この様子も、学校の先生に伝えさせてもらってそうすると、会う会わないの事に影響出てくるので。だから、我々が折角会っていただいてと思ってるんですけど、しにくくなりますよ。やっぱり。そういった態度で出られますと」
みゆき
「え、私もとても不信感しか出ないですけど。山田様と一対一で話をしている時は、山田様、すごく丁寧な対応していただいてるからすごく信頼してたんですよ。山田様の事は。けど、ほんまに失礼ですが、山田様の上司に対しては、馬鹿にした笑いばっかりして…」
土井
「いや、馬鹿にしてるんじゃなくて」
みゆき
「そう受け取られるような笑い方ばっかりして。対応も勝手にそちらで決めつけ私の主張は一切、聞かないよ。っていう態度を取ってると受け取るような事をしているので、とても信頼は落ちましたね」
土井
「あー、なるほど」
みゆき
「山田様は、とても丁寧な対応を」
土井
「分かりました。ほならね、山田の方に話をしてもらって。ただし、できるできないはあるのでね。それだけは言うときますわ」
みゆき
「それは山田様から聞いております。できる範囲の限界はもう、安田教員と話をする機会をセッティングするぐらいしかないんじゃないかなと」
土井
「校長先生と話しますんでね」
みゆき
「はい?」
土井
「校長先生と話して、会わせる会わせないを決めてもらうんで。セッティングの努力はさせますけど」
みゆき
「待ってください。それは初耳です」
土井
「いやいやいや。当然、安田さんに直接話できないですよ。」
みゆき
「なんでですかね?」
土井
「いや、それは校長先生通じて全てが話しているあのー管理していらっしゃる方ですから」
みゆき
「では私はもう、二度と安田教員と会えない可能性もあると言う事なんですかね?」
土井
「そこは、説明させますけど」
土井
「勿論ね、こういった事で。前こう言っていただいとんで、話。これ現校長先生やろ?これって」
山田
「はい、そうです」
山田
「さっき申し上げた通り、時間が経ってる事も言いましたよね。で、前回話した内容も当然、ね、こういう事ですって事で。待っておられましたからね。向こうも。話し合いがあるんかないんか言うとこで。一回、それで区切りがついておる訳ですよ。今回、こういう話があって。言われてるような事をお伝えしますよね。それについてどういう反応されるのかっていうのは未知なので。そういう事です。だから、可能性の話を言いだしたらキリがないんですけども」
みゆき
「ただ、セッティングする機会が作れなかったと言う場合は、もう二度と会えないと言う事でよろしいですか?」
土井
「それはまた連絡させますわ」
みゆき
「連絡させますわ、じゃなくて、今ここでハッキリさせてもらってよろしいですか」
土井
「分からないです」
みゆき
「いえいえいえ、分からないじゃなくて、ハッキリさせて。曖昧な返事はやめて下さい。さっき言ったじゃないですか。私達はハッキリ言わなければいけない立場なんです。と。だから曖昧な返事はやめて下さいね」
土井
「ほな、電話させないと分かんないんで。また電話させますよ」
みゆき
「また校長先生がもしも、私との話をさせる機会を作らせないと言えば、私はもう二度と安田教員と話す機会を得る事はできないんですかね?」
山田
「可能性はありますね」
山田
「ただ、その安田先生の気持ちもそうですし。安田先生も思いがあってじゃないですか」
みゆき
「はい。心当たりがあるから謝罪も含めて検討したいと言う…」
山田「いや、その時はね、その話をされてたと思うんですけど。で、さっきみたいに今回、また同じようにね、こういう話がありましたって聞いた時に安田先生がどう思われるのかと言う事も含めたら分からなくなりますよね。当然。そういう事です。私が言わせてもらったのは。聞いてみないと分からないですよ。時間経ってますよっていうのは」
みゆき
「本人と対話できない可能性もあると言う事で」
山田
「そこは聞いてみないと分からないですね」
みゆき
「可能性としてはありえるってことですね」
土井
「ありえますね」
みゆき
「分かりました。でセッティングの方はどうやってなさるんですかね?その機会のセッティングは」
山田
「まず電話しない事にはね」
みゆき
「今勤務している学校の先生に?」
山田
「それこそみゆきさん言われる監督責任がありますので」
みゆき
「それで安田教員に話が通って返答が返ってくると言う事になるんですかね?」
土井「どうなりますかねえ、ちょっとタイミングもありますし。連絡先は知ってんの?」
山田
「はい」
自分達が都合の悪い事は、一切利く耳を持たず、発言した事も曖昧な言葉で濁らせる。しかし、都合の良い事だけは…
とりあえず、土井は敬語じゃなくても丁寧語くらいは使って欲しいものですね。プライベートな場面ではないので。
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説

【ショートショート】おやすみ
樹(いつき)@作品使用時は作者名明記必須
恋愛
◆こちらは声劇用台本になりますが普通に読んで頂いても癒される作品になっています。
声劇用だと1分半ほど、黙読だと1分ほどで読みきれる作品です。
⚠動画・音声投稿サイトにご使用になる場合⚠
・使用許可は不要ですが、自作発言や転載はもちろん禁止です。著作権は放棄しておりません。必ず作者名の樹(いつき)を記載して下さい。(何度注意しても作者名の記載が無い場合には台本使用を禁止します)
・語尾変更や方言などの多少のアレンジはokですが、大幅なアレンジや台本の世界観をぶち壊すようなアレンジやエフェクトなどはご遠慮願います。
その他の詳細は【作品を使用する際の注意点】をご覧下さい。
【Vtuberさん向け】1人用フリー台本置き場《ネタ系/5分以内》
小熊井つん
大衆娯楽
Vtuberさん向けフリー台本置き場です
◆使用報告等不要ですのでどなたでもご自由にどうぞ
◆コメントで利用報告していただけた場合は聞きに行きます!
◆クレジット表記は任意です
※クレジット表記しない場合はフリー台本であることを明記してください
【ご利用にあたっての注意事項】
⭕️OK
・収益化済みのチャンネルまたは配信での使用
※ファンボックスや有料会員限定配信等『金銭の支払いをしないと視聴できないコンテンツ』での使用は不可
✖️禁止事項
・二次配布
・自作発言
・大幅なセリフ改変
・こちらの台本を使用したボイスデータの販売
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
生きる 〜アルコール依存症と戦って〜
いしかわ もずく(ペンネーム)
エッセイ・ノンフィクション
皆より酒が強いと思っていた。最初はごく普通の酒豪だとしか思わなかった。
それがいつに間にか自分で自分をコントロールできないほどの酒浸りに陥ってしまい家族、仕事そして最後は自己破産。
残されたものはたったのひとつ。 命だけ。
アルコール依存専門病院に7回の入退院を繰り返しながら、底なし沼から社会復帰していった著者の12年にわたるセミ・ドキュメンタリー
現在、医療従事者として現役。2024年3月で還暦を迎える男の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる