35 / 50
話し合い8
しおりを挟む
山田
「終わりやんって言う言い方をね、あのー、ちょっとね捉え違えされてると思うんですよ。だから、今ね、言われてる事とか、聞かせていただいて、で、聞き取りもさせていただいて、で、5月14日来ていただいた時に、じゃあ回答しますね。って言う話をさせていただいたところが、我々ができる限界と言うか、させていただいた部分でお話させていただいた。そういう意味で言ってる訳ですよ。だから、そこでの、言うてみたらできる全てを尽くさせていただいて、確認できませんでした。と。なかったと言っているのではなくて。それぞれの証言からそれは、もう当然、基準も含めて、認定する事ができないです。っていう話を言った訳ですよ」
土井
「あのーだからね、まぁ言葉で誤解されて申し訳ないですけど、我々としては、みゆきさんの訴えを、まぁ、山田君なんかは丁寧にやってもうたんですう。で、僕ら報告受けて、会議の中でこれは確かに5年前の事やから、と言う事で。確かにね、ご本人は傷ついたって事はあると思うし、安田先生の方も、今申し上げた通り、ちょっと引っかかるものがあるんかもしらんですけど。だから、そこら辺を繋ぐくらいはできます。と。だけど、実際はパワハラあるかないか。言われた時は確かに、不鮮明なとこはあるんで。だけど、あるかないかと言われたら、我々としては現状態では分からないんですけ、ないとしか言わざるを得ないんですよ。今の状態で言うたら」
みゆき
「さっきないと言い切りましたけど」
土井
「だから、今の状態であるかないかで、ない、って話ですよ」
みゆき
「今の状態で、とは聞いてません。総合的に考えてないと。きっぱりと言いました。とても大切な事です」
土井
「いや、あのね、あのね。言葉は色々と話をしているので、話は聞きます。と。何回も言うてますやん。聞きます。と。みゆきさんも色んな、状態の安定すらせんとかね、やっぱり状態もあるでしょうから。僕もやっぱりそこら辺はね、非常に気になるところであるので、今、丁度回復なさってると聞きましたから、そう言った話はできるんやったらしようかなと思いますけど。ちょっと不安定な状態でそれもなかなかねえ、でしたら、なかなか、その、繋ぎにくいのもあるし、ですので。ハッキリ言わなあかん事は僕ら言わなあかんのですわ。仕事としては。なので、曖昧な事を言うと余計にご不安になる事もあるでしょうからね。なので、僕はハッキリと言わせてもらった言うのもあるし、実際にはグレーな部分もあるんですよ?今言うたようにそのー…」
みゆき
「では、ないと言う回答はおかしいんじゃないですか?」
土井
「いやいやいや」
みゆき
「総合的に考えてパワハラはない。もうこの話は終わったんです。っていうのはおかしいんじゃないですか?」
土井
「実際には終わってるんですよ。会議の流れでは全て調査も終えて。終わってるんです。ただ、今言うたように、繋ぐ事はできるし。って申し上げているんですよ」
みゆき
「だから今後の展開としては、安田教員と話をして事実を認めさせたいと思っています」
土井
「あのね、もう一つだけ申し上げておくと、我々としては、学校には話をします。と。会う時間は設定する事はできる。できるのかそれは分からないですけど」
みゆき
「いや、してもらわないと困ります。それはできると聞いている…」
土井
「あー、まぁそれは。ただ、例えば、みゆきさん自身がね、暴力的にとかね、例えば、そう言った言葉の事について、今はね、そうやって話をされてますけど、ちょっと過激になられたりすると、学校の方もシャットアウトする可能性はありますからね。それだけはちょっとね」
みゆき
「勿論、私は大人として冷静に話をしていきたいとは考えています」
土井
「そこら辺だけちょっと気になるところなので」
みゆき
「勿論、私も気になるとこはあります。安田教員がしっかりと、誠実な対応をするのかどうか。っていうのはとても気になるとこですよ」
土井
「そこは聞いてみます」
みゆき
「お互い様でしょう」
教育委員会側の主張はかなりブレブレです。さっき言った事と異なる事を言ったり。しかし、一方的なスタンスなので、反論しても意味がないものでした。
私の反応が思ったよりも強いものだったのか、話し合いの場を盾にしている事も分かります。
学校も教育委員会もシャットアウトすると、パワーハラスメントの相談をできる場所がありません。これが、現在の教育界でも続いている訳ですから残念です。
いじめ問題で、学校側も教育委員会も対応しなかった。とありますが、オーバーな表現ではなく、紛れもない事実です。
「終わりやんって言う言い方をね、あのー、ちょっとね捉え違えされてると思うんですよ。だから、今ね、言われてる事とか、聞かせていただいて、で、聞き取りもさせていただいて、で、5月14日来ていただいた時に、じゃあ回答しますね。って言う話をさせていただいたところが、我々ができる限界と言うか、させていただいた部分でお話させていただいた。そういう意味で言ってる訳ですよ。だから、そこでの、言うてみたらできる全てを尽くさせていただいて、確認できませんでした。と。なかったと言っているのではなくて。それぞれの証言からそれは、もう当然、基準も含めて、認定する事ができないです。っていう話を言った訳ですよ」
土井
「あのーだからね、まぁ言葉で誤解されて申し訳ないですけど、我々としては、みゆきさんの訴えを、まぁ、山田君なんかは丁寧にやってもうたんですう。で、僕ら報告受けて、会議の中でこれは確かに5年前の事やから、と言う事で。確かにね、ご本人は傷ついたって事はあると思うし、安田先生の方も、今申し上げた通り、ちょっと引っかかるものがあるんかもしらんですけど。だから、そこら辺を繋ぐくらいはできます。と。だけど、実際はパワハラあるかないか。言われた時は確かに、不鮮明なとこはあるんで。だけど、あるかないかと言われたら、我々としては現状態では分からないんですけ、ないとしか言わざるを得ないんですよ。今の状態で言うたら」
みゆき
「さっきないと言い切りましたけど」
土井
「だから、今の状態であるかないかで、ない、って話ですよ」
みゆき
「今の状態で、とは聞いてません。総合的に考えてないと。きっぱりと言いました。とても大切な事です」
土井
「いや、あのね、あのね。言葉は色々と話をしているので、話は聞きます。と。何回も言うてますやん。聞きます。と。みゆきさんも色んな、状態の安定すらせんとかね、やっぱり状態もあるでしょうから。僕もやっぱりそこら辺はね、非常に気になるところであるので、今、丁度回復なさってると聞きましたから、そう言った話はできるんやったらしようかなと思いますけど。ちょっと不安定な状態でそれもなかなかねえ、でしたら、なかなか、その、繋ぎにくいのもあるし、ですので。ハッキリ言わなあかん事は僕ら言わなあかんのですわ。仕事としては。なので、曖昧な事を言うと余計にご不安になる事もあるでしょうからね。なので、僕はハッキリと言わせてもらった言うのもあるし、実際にはグレーな部分もあるんですよ?今言うたようにそのー…」
みゆき
「では、ないと言う回答はおかしいんじゃないですか?」
土井
「いやいやいや」
みゆき
「総合的に考えてパワハラはない。もうこの話は終わったんです。っていうのはおかしいんじゃないですか?」
土井
「実際には終わってるんですよ。会議の流れでは全て調査も終えて。終わってるんです。ただ、今言うたように、繋ぐ事はできるし。って申し上げているんですよ」
みゆき
「だから今後の展開としては、安田教員と話をして事実を認めさせたいと思っています」
土井
「あのね、もう一つだけ申し上げておくと、我々としては、学校には話をします。と。会う時間は設定する事はできる。できるのかそれは分からないですけど」
みゆき
「いや、してもらわないと困ります。それはできると聞いている…」
土井
「あー、まぁそれは。ただ、例えば、みゆきさん自身がね、暴力的にとかね、例えば、そう言った言葉の事について、今はね、そうやって話をされてますけど、ちょっと過激になられたりすると、学校の方もシャットアウトする可能性はありますからね。それだけはちょっとね」
みゆき
「勿論、私は大人として冷静に話をしていきたいとは考えています」
土井
「そこら辺だけちょっと気になるところなので」
みゆき
「勿論、私も気になるとこはあります。安田教員がしっかりと、誠実な対応をするのかどうか。っていうのはとても気になるとこですよ」
土井
「そこは聞いてみます」
みゆき
「お互い様でしょう」
教育委員会側の主張はかなりブレブレです。さっき言った事と異なる事を言ったり。しかし、一方的なスタンスなので、反論しても意味がないものでした。
私の反応が思ったよりも強いものだったのか、話し合いの場を盾にしている事も分かります。
学校も教育委員会もシャットアウトすると、パワーハラスメントの相談をできる場所がありません。これが、現在の教育界でも続いている訳ですから残念です。
いじめ問題で、学校側も教育委員会も対応しなかった。とありますが、オーバーな表現ではなく、紛れもない事実です。
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説

【ショートショート】おやすみ
樹(いつき)@作品使用時は作者名明記必須
恋愛
◆こちらは声劇用台本になりますが普通に読んで頂いても癒される作品になっています。
声劇用だと1分半ほど、黙読だと1分ほどで読みきれる作品です。
⚠動画・音声投稿サイトにご使用になる場合⚠
・使用許可は不要ですが、自作発言や転載はもちろん禁止です。著作権は放棄しておりません。必ず作者名の樹(いつき)を記載して下さい。(何度注意しても作者名の記載が無い場合には台本使用を禁止します)
・語尾変更や方言などの多少のアレンジはokですが、大幅なアレンジや台本の世界観をぶち壊すようなアレンジやエフェクトなどはご遠慮願います。
その他の詳細は【作品を使用する際の注意点】をご覧下さい。
【Vtuberさん向け】1人用フリー台本置き場《ネタ系/5分以内》
小熊井つん
大衆娯楽
Vtuberさん向けフリー台本置き場です
◆使用報告等不要ですのでどなたでもご自由にどうぞ
◆コメントで利用報告していただけた場合は聞きに行きます!
◆クレジット表記は任意です
※クレジット表記しない場合はフリー台本であることを明記してください
【ご利用にあたっての注意事項】
⭕️OK
・収益化済みのチャンネルまたは配信での使用
※ファンボックスや有料会員限定配信等『金銭の支払いをしないと視聴できないコンテンツ』での使用は不可
✖️禁止事項
・二次配布
・自作発言
・大幅なセリフ改変
・こちらの台本を使用したボイスデータの販売
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
生きる 〜アルコール依存症と戦って〜
いしかわ もずく(ペンネーム)
エッセイ・ノンフィクション
皆より酒が強いと思っていた。最初はごく普通の酒豪だとしか思わなかった。
それがいつに間にか自分で自分をコントロールできないほどの酒浸りに陥ってしまい家族、仕事そして最後は自己破産。
残されたものはたったのひとつ。 命だけ。
アルコール依存専門病院に7回の入退院を繰り返しながら、底なし沼から社会復帰していった著者の12年にわたるセミ・ドキュメンタリー
現在、医療従事者として現役。2024年3月で還暦を迎える男の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる