【実話】私は人生を諦めた〜教育委員会の対応〜

調査結果が伝えられる

調査をすると言ってから、1か月半程度だったでしょうか。その頃に、調査結果を伝えられます。と聞いた。私は、足を運んで聞きに行った。

「結果から言うと、パワハラを確認できませんでした」

「それはどう言った方法で調査をしたのでしょうか？」

「当時の関係者に聞き取り調査を行った結果です」

当時の関係者？教科主任や当事者の事だろうか…？

「誰も、みゆきさんが主張するような事を見たり聞いたりした人はいませんでした」

私は不思議だった。どうしてそれだけで確認できなかった。だからパワハラはなかったと言う事にしようとするのか。

「誰に聞き取りを行ったのでしょうか？」

「それは答える事ができません」

「どのような方法で行ったのでしょうか？電話であったり、メールであったり。または文書であったり。」

「それも答える事ができません」

「どのような言葉で聞き取りを行ったのでしょうか？」

「答えられません」

これで、自分を客観的に見た結果、パワハラがなかったと言われて納得できる人はいるのでしょうか。少なくとも、私は説明が不足しているため、パワハラが確認されなかったと主張する事に納得はできません。

「もう調査も終わりました。パワハラも確認ができませんでした」

山田は説明を終えた。私はとても納得できるものではなかったので、具体的な説明を求めた。しかし、頑なにそれを拒む。

「責任者と話をさせて下さい。しっかりと責任を持った発言ができる方と。極論で言えば、教育長になりますが、教職員課の課長とかいるでしょう？」

私は、対応している山田が納得のできる説明をしてくれないので、責任者と話をしたいと伝えました。

「それはできません」

私の主張は一切、拒否されていました。そして、不満を抱きながら帰路についた。