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ライカと白虎編
第十一話 料理長の腕前
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「ライカ坊っちゃん、私は驚きました……なんと立派なお屋敷なんでしょう」
「ニャーメイドさんたちが修繕してくれたんだ。元々はね、本当に酷かったんだ」
僕は料理長さんに、屋敷の案内をして回っている。
「おおぉ。ライカ坊っちゃん! 厨房が素晴らしい。ホワイトス公爵家の厨房に引けを取らないじゃあないですか」
厨房を見て回る料理長さんは、大興奮している。嬉しそうな彼を見ると、僕はうれしい。
僕が、家族から孤立していたときに、一番、話を聞いてくれていたのが料理長さんだった。また、あの料理が味わえるのかと思うと、胸が踊る。
「うん。うん。素晴らしい野菜だ。おお、味も良い」
「不思議なんだ。種を植えて一日で収穫できるほど育ってしまったんだ」
「おかしなこともあるもんですね。あ、あの丸々と太った鶏を締めてもよろしいですか?」
「ダメーーー! もう名前も付けちゃったんだ。絶対ダメ」
残念そうな顔をする料理長さんは、名残惜しそうに、鶏を見つめながら屋敷へと入っていった。
「さあ、今日は楽しみにしていてくださいね。この私めが、腕によりをかけてお料理させていただきます」
料理長さんは、貯蔵してある肉と果実、野菜を材料に、料理を始める。
その手際は流石だった。
小さい頃から、料理をしているところを覗いていた僕は、また、この光景を見られることが嬉しかった。
テーブルには、次々と料理が並んでいく。
小白虎を含めた人数分の料理。
「お猫様の分もお作りしましたが、よろしかったでしょうか」
「あ、小白虎とニャーメイドさんは人間の食べ物は口に合わないんだって」
「なんと、それは失礼いたしました」
さすがに、僕も三人分の、この量は食べられないな。
「ニャ! ニャニャ。この美味そうな匂い……クンクン」
「料理長サマ、ワタシも……この料理食べてみたいデス」
ペロッ。小白虎がスープを、ひと舐めすると同時に叫ぶ。
「う、うミャァァァァァ! なんニャこれは……」
「ハァァァァン」
ニャーメイドさんも、料理の味に恍惚とした表情を見せる。
僕たちは、あっという間に、料理を平らげ、食後のお茶を飲んでいる。
「ニャぁ、料理長、さっき聞こえたが、鶏を使いたがってたニャ」
「ええ、鶏肉料理のレパートリーが多いもので」
「あれは、ライカの大事な鶏ニャが、たとえば、魔獣ならどうニャ?」
魔獣って食べられるのかな。僕は一度も食べたことがない。
「コカトリスとか、昔よく食っておったんニャが、うミャかったぞ」
「えー。魔獣って食べられるの? 不味そうだなぁ」
「いえ、魔獣の肉は別格ですよ。しかも、コカトリス。あれは、幻の高級食材ですぞ!捕獲も難くてですね」
そんな珍しいのか。魔獣なんて、討伐対象としか考えてなかった僕には、食べるなんて言う発想はなかった。
「へぇ、そんなに、高価なんだ」
「はい。家が一軒立つほどの価格です」
「え! そんなに」
「あんな鳥風情、すぐ捕まえられるニャぞ」
次の日、僕らはコカトリス狩りに出かけることにした。
「じゃぁ、料理長さん、僕らはコカトリスを獲ってくるから、お留守番よろしくね。」
「はい、気を付けて行ってらっしゃいませ」
「あ、鶏も羊も、締めちゃだめだからね!」
◇◇◇
森を歩きながら、小白虎が話しかけてくる。
「コカトリスは、本当に美味いのニャ。ただニャ……アイツの唾だけは気をつけるニャ」
「唾かぁ、汚そうだなぁ」
「白虎のニャレでも、あの唾がかかると、ヒリヒリしてニャ。人間のライカなら、骨まで溶けるはずニャ」
「それ、嫌だなぁ。ニャーメイドさんなら大丈夫?」
「こいつの生態は、わからんニャ。ニャが、それでも食べたいくらいうまいのニャ」
水辺にコカトリスが座しているのが見える。それを取り囲む、大きなヘビ型の魔獣がいる。ヘビの魔獣に威嚇するコカトリスは唾液を撒き散らした。
それは瞬く間に広範囲に、そして大量に降りかかり、大半のヘビ型の魔獣は身体が溶けた。
「怖っ、唾っていうから、少量かとおもったけど、あれは噴水レベルだよ……」
「ほれ、ダウンジングで、遠くからやっちまうニャ」
ダウンジングは本当に便利なスキルだ。火の魔法剣なら丸焦げになるし、氷でも、氷焼けして味が悪くなる。
いかに魔法剣であろうが、鮮度の良い状態で仕留めるのは難しい。
「ダウンジング。やはり便利だなぁ、僕は狩りの天才かもしれない……」
コカトリスを倒すと、その下には、二つの卵があった。卵を温めている母親だったのか。屋敷の鶏を想像すると、少しかわいそうな気がしてきてしまう。
「卵ニャ……卵はぬるぬるして美味く無いにゃ」
「はは、そりゃ生卵だからね。料理長さんなら美味しく料理してくれるさ」
◇◇◇
「料理長さん! ただいま。コカトリス獲ってきたよ」
「おお! コカトリス! しかも、最高の状態です。しかも卵まで。これは素晴らしい。」
「料理できそう?」
「はいライカ坊っちゃん、ありがとうございます。私、料理人魂が燃えたぎっております!」
料理長さんは目を輝かせ、コカトリスを担いで厨房へと走っていった。
コカトリスの卵は、羊の乳とチーズ、ほうれん草と混ぜ合わせ、大きなフライパンで、両面じっくりと火を入れる。固まったオムレツのようなものは、まるでホールケーキのようだ。
根菜とコカトリスの首の肉を、コトコトと煮込むと、スープの表面はキラキラと輝き始める。
もも肉は、香草に包み、コカトリスの卵白を混ぜた塩で、塩釜を作りオーブンでじっくり火を通す。
「皆様、お待たせしました。コカトリスのフルコースの出来上がりです」
「「おおおおお」」
コカトリスのフルコースがテーブルに並ぶ。
いい香りが、部屋いっぱいに広がり、僕たちはヨダレを垂らした。
「それでは……いただきます!」
感想なんて、口にしなくても、美味しいことはわかってる。
当たり前に美味しいものに敢えて「美味しい」なんて言葉は不要なのだ。
「「美味ぁぁぁぁぁぁっ!」」
その、声は屋敷の外まで響き渡るのだった。
◇◆◇
ずんぐりむっくりの男が、鉱石を両手いっぱいに抱え、辺りを警戒しながら、洞窟に入っていく。
彼は、何かに怯えて居るような表情だった。
しばらくすると、洞窟の奥からは、なにか、金属を打ち付けるような音がし始め、それは、一晩中、鳴り続ける……。
「ニャーメイドさんたちが修繕してくれたんだ。元々はね、本当に酷かったんだ」
僕は料理長さんに、屋敷の案内をして回っている。
「おおぉ。ライカ坊っちゃん! 厨房が素晴らしい。ホワイトス公爵家の厨房に引けを取らないじゃあないですか」
厨房を見て回る料理長さんは、大興奮している。嬉しそうな彼を見ると、僕はうれしい。
僕が、家族から孤立していたときに、一番、話を聞いてくれていたのが料理長さんだった。また、あの料理が味わえるのかと思うと、胸が踊る。
「うん。うん。素晴らしい野菜だ。おお、味も良い」
「不思議なんだ。種を植えて一日で収穫できるほど育ってしまったんだ」
「おかしなこともあるもんですね。あ、あの丸々と太った鶏を締めてもよろしいですか?」
「ダメーーー! もう名前も付けちゃったんだ。絶対ダメ」
残念そうな顔をする料理長さんは、名残惜しそうに、鶏を見つめながら屋敷へと入っていった。
「さあ、今日は楽しみにしていてくださいね。この私めが、腕によりをかけてお料理させていただきます」
料理長さんは、貯蔵してある肉と果実、野菜を材料に、料理を始める。
その手際は流石だった。
小さい頃から、料理をしているところを覗いていた僕は、また、この光景を見られることが嬉しかった。
テーブルには、次々と料理が並んでいく。
小白虎を含めた人数分の料理。
「お猫様の分もお作りしましたが、よろしかったでしょうか」
「あ、小白虎とニャーメイドさんは人間の食べ物は口に合わないんだって」
「なんと、それは失礼いたしました」
さすがに、僕も三人分の、この量は食べられないな。
「ニャ! ニャニャ。この美味そうな匂い……クンクン」
「料理長サマ、ワタシも……この料理食べてみたいデス」
ペロッ。小白虎がスープを、ひと舐めすると同時に叫ぶ。
「う、うミャァァァァァ! なんニャこれは……」
「ハァァァァン」
ニャーメイドさんも、料理の味に恍惚とした表情を見せる。
僕たちは、あっという間に、料理を平らげ、食後のお茶を飲んでいる。
「ニャぁ、料理長、さっき聞こえたが、鶏を使いたがってたニャ」
「ええ、鶏肉料理のレパートリーが多いもので」
「あれは、ライカの大事な鶏ニャが、たとえば、魔獣ならどうニャ?」
魔獣って食べられるのかな。僕は一度も食べたことがない。
「コカトリスとか、昔よく食っておったんニャが、うミャかったぞ」
「えー。魔獣って食べられるの? 不味そうだなぁ」
「いえ、魔獣の肉は別格ですよ。しかも、コカトリス。あれは、幻の高級食材ですぞ!捕獲も難くてですね」
そんな珍しいのか。魔獣なんて、討伐対象としか考えてなかった僕には、食べるなんて言う発想はなかった。
「へぇ、そんなに、高価なんだ」
「はい。家が一軒立つほどの価格です」
「え! そんなに」
「あんな鳥風情、すぐ捕まえられるニャぞ」
次の日、僕らはコカトリス狩りに出かけることにした。
「じゃぁ、料理長さん、僕らはコカトリスを獲ってくるから、お留守番よろしくね。」
「はい、気を付けて行ってらっしゃいませ」
「あ、鶏も羊も、締めちゃだめだからね!」
◇◇◇
森を歩きながら、小白虎が話しかけてくる。
「コカトリスは、本当に美味いのニャ。ただニャ……アイツの唾だけは気をつけるニャ」
「唾かぁ、汚そうだなぁ」
「白虎のニャレでも、あの唾がかかると、ヒリヒリしてニャ。人間のライカなら、骨まで溶けるはずニャ」
「それ、嫌だなぁ。ニャーメイドさんなら大丈夫?」
「こいつの生態は、わからんニャ。ニャが、それでも食べたいくらいうまいのニャ」
水辺にコカトリスが座しているのが見える。それを取り囲む、大きなヘビ型の魔獣がいる。ヘビの魔獣に威嚇するコカトリスは唾液を撒き散らした。
それは瞬く間に広範囲に、そして大量に降りかかり、大半のヘビ型の魔獣は身体が溶けた。
「怖っ、唾っていうから、少量かとおもったけど、あれは噴水レベルだよ……」
「ほれ、ダウンジングで、遠くからやっちまうニャ」
ダウンジングは本当に便利なスキルだ。火の魔法剣なら丸焦げになるし、氷でも、氷焼けして味が悪くなる。
いかに魔法剣であろうが、鮮度の良い状態で仕留めるのは難しい。
「ダウンジング。やはり便利だなぁ、僕は狩りの天才かもしれない……」
コカトリスを倒すと、その下には、二つの卵があった。卵を温めている母親だったのか。屋敷の鶏を想像すると、少しかわいそうな気がしてきてしまう。
「卵ニャ……卵はぬるぬるして美味く無いにゃ」
「はは、そりゃ生卵だからね。料理長さんなら美味しく料理してくれるさ」
◇◇◇
「料理長さん! ただいま。コカトリス獲ってきたよ」
「おお! コカトリス! しかも、最高の状態です。しかも卵まで。これは素晴らしい。」
「料理できそう?」
「はいライカ坊っちゃん、ありがとうございます。私、料理人魂が燃えたぎっております!」
料理長さんは目を輝かせ、コカトリスを担いで厨房へと走っていった。
コカトリスの卵は、羊の乳とチーズ、ほうれん草と混ぜ合わせ、大きなフライパンで、両面じっくりと火を入れる。固まったオムレツのようなものは、まるでホールケーキのようだ。
根菜とコカトリスの首の肉を、コトコトと煮込むと、スープの表面はキラキラと輝き始める。
もも肉は、香草に包み、コカトリスの卵白を混ぜた塩で、塩釜を作りオーブンでじっくり火を通す。
「皆様、お待たせしました。コカトリスのフルコースの出来上がりです」
「「おおおおお」」
コカトリスのフルコースがテーブルに並ぶ。
いい香りが、部屋いっぱいに広がり、僕たちはヨダレを垂らした。
「それでは……いただきます!」
感想なんて、口にしなくても、美味しいことはわかってる。
当たり前に美味しいものに敢えて「美味しい」なんて言葉は不要なのだ。
「「美味ぁぁぁぁぁぁっ!」」
その、声は屋敷の外まで響き渡るのだった。
◇◆◇
ずんぐりむっくりの男が、鉱石を両手いっぱいに抱え、辺りを警戒しながら、洞窟に入っていく。
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