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そこでやむなく女性限定の募集に変えるしかなかったようだ。
ただ女性限定にしたのはいいが、女性で【パレード】のように最前線で活動できるような人材はなかなかおらず、困っていた。
僕が推薦されたのは、元々男性も参加可能だったことと、戦闘経験者でミリアが信頼できる男性として俺が紹介された。
「ミリアさんの推薦とはいえ、本当にいいのですか?」
ミリアが僕のことを信頼してくれていることは伝わった。
しかし、【パレード】のメンバーにそれほどの信頼があるとは思えなかった。
そこでメンバーに聞いてみる。
「正直、ライドさんのことはまだよくわかりません。
ただ最前線で活動していたことも知っていますし、私達もミリアさんとは付き合いが長いので、ミリアさんの推薦なら信頼できるかと・・・」
そう話してくれたのは【パレード】のリーダーである【大剣使いのクイナ】だった。
他のパーティーメンバーも同じような感じで、まだ警戒はあるものの、僕のパーティー参加に反対の意見はなかった。
そうと決まれば、後は5人でのチームワークになる。
チームとして上手くいかなければパーティーに参加しても意味がない。
「【パレード】の皆さんの戦闘スタイルは以前と変わっていませんか?」
昔、【竜の爪】と【パレード】は交流があった分、お互いの戦闘スタイルを知っている。
【竜の爪】は、大剣と大槌を主軸にした力でごり押しするスタイル。
それに対して【パレード】は、大剣と双剣2人の機動力を活かした手数で戦うスタイルだった。
僕が知っている【パレード】のままなら『付与』も役に立つと思えた。
「はい。
パーティーを抜けてしまったのは【魔法使いのリタ】なので、動き自体は変わりません」
「それなら役に立てるかと思います」
魔法職の役割は主に遠距離からの妨害攻撃にある。
【パレード】の機動力を活かすために魔法で障害物を作り出し、翻弄していたことを思い出す。
僕ができることとは少し違うが、妨害攻撃も【付与師】の十八番の1つなので、役に立てると思った。
「お互い問題なさそうなら、チームワークを確かめるためにも一度浅い階層で腕試ししてみたら?」
役割について問題ないとわかった所で、ミリアがそう提案してきた。
ミリアの提案に僕と【パレード】の4人は賛成し、最下層である60階層よりだいぶ浅い40階層に挑むこととなった。
【パレード】は50階層からの攻略に参加できておらず、地形もボスもまだ知らない。
それによって、更に前の階層である40階層の攻略をすることにしたのだ。
ただ女性限定にしたのはいいが、女性で【パレード】のように最前線で活動できるような人材はなかなかおらず、困っていた。
僕が推薦されたのは、元々男性も参加可能だったことと、戦闘経験者でミリアが信頼できる男性として俺が紹介された。
「ミリアさんの推薦とはいえ、本当にいいのですか?」
ミリアが僕のことを信頼してくれていることは伝わった。
しかし、【パレード】のメンバーにそれほどの信頼があるとは思えなかった。
そこでメンバーに聞いてみる。
「正直、ライドさんのことはまだよくわかりません。
ただ最前線で活動していたことも知っていますし、私達もミリアさんとは付き合いが長いので、ミリアさんの推薦なら信頼できるかと・・・」
そう話してくれたのは【パレード】のリーダーである【大剣使いのクイナ】だった。
他のパーティーメンバーも同じような感じで、まだ警戒はあるものの、僕のパーティー参加に反対の意見はなかった。
そうと決まれば、後は5人でのチームワークになる。
チームとして上手くいかなければパーティーに参加しても意味がない。
「【パレード】の皆さんの戦闘スタイルは以前と変わっていませんか?」
昔、【竜の爪】と【パレード】は交流があった分、お互いの戦闘スタイルを知っている。
【竜の爪】は、大剣と大槌を主軸にした力でごり押しするスタイル。
それに対して【パレード】は、大剣と双剣2人の機動力を活かした手数で戦うスタイルだった。
僕が知っている【パレード】のままなら『付与』も役に立つと思えた。
「はい。
パーティーを抜けてしまったのは【魔法使いのリタ】なので、動き自体は変わりません」
「それなら役に立てるかと思います」
魔法職の役割は主に遠距離からの妨害攻撃にある。
【パレード】の機動力を活かすために魔法で障害物を作り出し、翻弄していたことを思い出す。
僕ができることとは少し違うが、妨害攻撃も【付与師】の十八番の1つなので、役に立てると思った。
「お互い問題なさそうなら、チームワークを確かめるためにも一度浅い階層で腕試ししてみたら?」
役割について問題ないとわかった所で、ミリアがそう提案してきた。
ミリアの提案に僕と【パレード】の4人は賛成し、最下層である60階層よりだいぶ浅い40階層に挑むこととなった。
【パレード】は50階層からの攻略に参加できておらず、地形もボスもまだ知らない。
それによって、更に前の階層である40階層の攻略をすることにしたのだ。
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