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11.目を合わせたらいけないものは?
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居並ぶ妖怪たちが「目が合った」に反応した。
「目が合ったんだってよ!」「目が合ったんだって!」「目が合ったって!」「目が合った!」次から次に「目が」というものだから「め」「め」「め」「め」「め」とラジオが壊れたみたいになった。
なんだよ、「め」のスタンディングオーベーション? かなりブキミじゃない?まじゾッとする。こういうのって、やめてくれないかな。目が合ったからってなんだっていうの? 目が合っちゃいけないのはヤクザとネコだけではなかったのかよ。いや、ぼくはウワバミに目を合わせたつもりはなかったよ。見ただけだよ。そりゃ見るよ。うちの玄関から入ってきたお客さんは見るでしょう。フツー。
もとはと言えば里子おばさんがお化けの小説を書いて売り出したいってことで妖怪を呼び寄せたんじゃない? お化けも有名になりたいってことでおばさんのところに来たんだろう? それまでぼくはお化けなんか何にも見えなかったし、見たいとも思わなかったよ。100歩ゆずってだよ、お化けの皆さんがやってきたからぼくに見えるようになったとしよう。だけど、なんでパパやママには見えないの? そこんとこ説明してよ!
……と、ぼくが言ったわけではなく、思っただけなのだが、なぜか鳥取出身のアマノジャクが代わりにしゃべってくれた。しゃべってはくれたけど、居並ぶお化けどもは互いの顔を見合わせて、肩をすくめるばかり。
しばらくして座敷オヤジが腕を組んだまま、まずふーむとうなり、もったいをつけながら言った。
「説明のつくものは、そりゃ、科学の分野じゃ。わしらはもともと説明のつかない世界の住人じゃから、説明などはつかん。
しかーし、ものごとちゅうもんは意外と単純なもんじゃ。人間はすぐ意味ちゅうようなものを考えたがるがな、見えるものは見える、見えないものは見えないんじゃ。要するに目という器官がとらえられる範囲のものが見えるわけで、目という器官が感知できなければ見えない。ということはじゃ、ぼうずには普通の人にはない、わしらが見える性能をもった目を持っているんじゃないかと考えられるのじゃな。
では、なんでこの時期に見えるようになったか。それはわしらが集結したことで大気の密度が濃くなったということもあるじゃろう。じゃが、例えばじゃ、男の子なら声変わりするじゃろう? 女の子は声変わりしない。つまりぼうずにはこの時期目変わりのようなものがあって、それがわしらが集結した時期に重なった、と、こう考えるのが妥当のような気がするが、どうじゃ?」
説明がつかない世界の住人と言いながら結構まともそうな説明をつけるじゃないか。
「じゃさ、おばさんも今頃目変わりしたわけ?」
「おお、そうじゃのう。ぼうずに比べるとおばさんはちとオクテじゃのう。人間は個人差があるからのう。ぼうずもほれ、オネショが止まるのは人より遅かったろうが。そんなもんじゃ。ほっほっほっ」
全くいやなことを言う。
ぼくは顔をしかめたが、座敷オヤジは意に介することなく膝をすすめ、やや声をひそめて言った。
「しかしな、ここだけの話、神無月先生の場合はそうとばっかりは言い切れん。先生の中にはな、なんとしても世に出たいという焦がれるような思いがあってな、それが、われらの、もう一花咲かせたい、世に出たい、という思いとシンクロしたのじゃ。そんなわけで不肖、このわしがプロジェクト推進委員長として・・・」
「ちょっと待ったあ。委員長はこのおれじゃないのか」
再び野太い声がして三つ目入道が首をつっこんできた。
「そのなんちゃら言う実行委員長はこのおれ様じゃないのか?」
座敷オヤジが瞬間、舌打ちしたようなのをぼくは見た気がした。しかしすぐにオヤジは顔をほほえみでくるむと三つ目入道に向かって言った。
「おお、そうじゃとも、実際に行動するときの実行委員長はおぬしだ。しかしな、ものごとにはそこに到るまでの下準備がいる。わかるか?下準備じゃ」
座敷オヤジは下準備の下という言葉をことさらに強調して発音した。
「あ、ああ、下準備、うん…」
「それを不肖、このわしが務めている、とこういうわけじゃ。ほれ、人間でゆうたら、よびかけ、つまり手紙の宛名書きをするとか、本拠地の決定、つまり会場の手配をするとか、方針をたてたり意見の調整をしたり、苦情や申し込みの窓口になったりとか、そうした雑用をな、するのがわし、推進委員長とこういうわけじゃ」
「なるほど、わかった。しかし、なんでおぬしが前の席にいて、わしが後ろにいるのじゃ?」
へえ、三つ目入道もなかなかしつこく突っ込むじゃないか。
座敷オヤジはとみれば、またちらりといやな顔を見せたが、すぐに笑顔に差し替え、
「おぬしは人間界の国会中継を見たことがあるか?」と逆に質問した。
いったい何が言いたいのだろう?
「い、いや、な、ないが・・・」三つ目入道は言いよどんだ。三つ目入道は国会中継があることさえ知らないんじゃないかとぼくは感じた。座敷オヤジは様子をうかがうような目つきをしながら話を進めた。
「国会ではな、議長が一番前の高いところに座っていて、総理大臣はその下の何人も並んでいるところに座っておるんじゃ。おぬしは総理大臣と議長とどちらが偉いか知っておるか?」
「えーと・・・」
なぜか三つ目入道は自分の指を立てて見比べ始めた。
「総理大臣ですよ」こうもり傘お化けが三つ目入道の耳元でまわりに聞こえるようにささやいた。
「あ、ああ、わかっとるわい。総理大臣のほうが偉いに決まってるだろうが」
その答えに座敷オヤジはにんまり笑った。
「そうじゃ、総理大臣のほうが偉い。一国の宰相じゃからの。それが国会では二番目の席じゃ。そんなわけで、おぬしはその場所に座っておるのじゃ」
それを聞いて三つ目入道は満足げな顔で左右をみわたした。なるほど、座敷オヤジはこのために国会中継の話を持ち出したのか。三つ目入道はすっかり言いくるめられてしまった。おまけに「実際、事が起こった時は、おぬしが委員長なので、矢面に立ってくれ。わしは、準備委員会の委員長だから、そん時は後ろに下がるわ」なんて、責任を押し付けられそうな発言をされたにもかかわらず、三つ目入道は満面の笑みで「あいわかつた」などと言って満足そうに座った。
待てよ、ひょっとしてさっきのぼくも言いくるめられたのかな?
その時、ウワバミがふらふらっと立ち上がった。
「あ、酒の匂いだ・・・」
ウワバミは襖を開けると引き寄せられるように階下へ降りていってしまった。
きっとパパたちがお酒を出してきたんだ。
するとウワバミとは入れ違いのようにしてフクワライが下から上がってきて叫んだ。
「たいへん! 神無月ひかる先生の縁談が持ち上がっている」。
同時にろくろっ首も階段にそって下まで伸ばしていた首をするすると引っ込めて自分の肩の上に頭をガシャッと格納して言った。
「相手は今下に来てる大場くんだって!」
「 結婚したら、ディズニーランドの花火が見えるマンションに引っ越すそうよ!」これはフクワライとろくろっ首が同時に叫んだ。
「なんだって!?」
お化けどもは総立ちになった。
「するとわしらはどうなるんじゃ?」
会場はたちまち騒然となった。
「わしらのひと花はどうなるんしゃ?」
「咲くのか?咲かないのか?」
「名も無いものはこのまま埋もれ、名のあるものであっても忘れ去られるのか?」
「そしておれたちは再び暗がりの中で息をつめながらひっそりと暮らしていかなければならないのか?」
「あたいはまだ書いてもらってないんだよォ~、オン、オン、オン」
「うるせえ!」
後でカラス天狗のようなやつがわめいた。
「てめえのような小者妖怪の個人的な事情なんざどうでもいいんだ。それよりもわれら魑魅魍魎の世界を再びこの地上に展開させ、恐怖と畏敬で人間たちを支配する遠大なる計画はどうなるというんだ!?」
「へえ、そうだったの?」
ぼくは思わず座敷オヤジを振り返った。座敷オヤジは先程ちらっと見せたような苦い顔つきになっていた。カラス天狗のほうといえば、周りのやつらからげんこつをくらっている。失言をたしなめられているという構図だ。
「へえ、そうなんだ。でもさ、うちみたいなところにやってきて、おばさんに小説書かせたところで、そんな遠大な計画なんて成るのかな。だって、妖怪を扱った本なんてゴマンと出てるんだよ。そんなんでできるなら、今頃とっくにできてなきゃおかしいじゃん」
そう言ったら、座敷オヤジはしばらく宙をにらんで呆然としていたが、ややあって膝をポンとたたくと立ち上がった。
「目が合ったんだってよ!」「目が合ったんだって!」「目が合ったって!」「目が合った!」次から次に「目が」というものだから「め」「め」「め」「め」「め」とラジオが壊れたみたいになった。
なんだよ、「め」のスタンディングオーベーション? かなりブキミじゃない?まじゾッとする。こういうのって、やめてくれないかな。目が合ったからってなんだっていうの? 目が合っちゃいけないのはヤクザとネコだけではなかったのかよ。いや、ぼくはウワバミに目を合わせたつもりはなかったよ。見ただけだよ。そりゃ見るよ。うちの玄関から入ってきたお客さんは見るでしょう。フツー。
もとはと言えば里子おばさんがお化けの小説を書いて売り出したいってことで妖怪を呼び寄せたんじゃない? お化けも有名になりたいってことでおばさんのところに来たんだろう? それまでぼくはお化けなんか何にも見えなかったし、見たいとも思わなかったよ。100歩ゆずってだよ、お化けの皆さんがやってきたからぼくに見えるようになったとしよう。だけど、なんでパパやママには見えないの? そこんとこ説明してよ!
……と、ぼくが言ったわけではなく、思っただけなのだが、なぜか鳥取出身のアマノジャクが代わりにしゃべってくれた。しゃべってはくれたけど、居並ぶお化けどもは互いの顔を見合わせて、肩をすくめるばかり。
しばらくして座敷オヤジが腕を組んだまま、まずふーむとうなり、もったいをつけながら言った。
「説明のつくものは、そりゃ、科学の分野じゃ。わしらはもともと説明のつかない世界の住人じゃから、説明などはつかん。
しかーし、ものごとちゅうもんは意外と単純なもんじゃ。人間はすぐ意味ちゅうようなものを考えたがるがな、見えるものは見える、見えないものは見えないんじゃ。要するに目という器官がとらえられる範囲のものが見えるわけで、目という器官が感知できなければ見えない。ということはじゃ、ぼうずには普通の人にはない、わしらが見える性能をもった目を持っているんじゃないかと考えられるのじゃな。
では、なんでこの時期に見えるようになったか。それはわしらが集結したことで大気の密度が濃くなったということもあるじゃろう。じゃが、例えばじゃ、男の子なら声変わりするじゃろう? 女の子は声変わりしない。つまりぼうずにはこの時期目変わりのようなものがあって、それがわしらが集結した時期に重なった、と、こう考えるのが妥当のような気がするが、どうじゃ?」
説明がつかない世界の住人と言いながら結構まともそうな説明をつけるじゃないか。
「じゃさ、おばさんも今頃目変わりしたわけ?」
「おお、そうじゃのう。ぼうずに比べるとおばさんはちとオクテじゃのう。人間は個人差があるからのう。ぼうずもほれ、オネショが止まるのは人より遅かったろうが。そんなもんじゃ。ほっほっほっ」
全くいやなことを言う。
ぼくは顔をしかめたが、座敷オヤジは意に介することなく膝をすすめ、やや声をひそめて言った。
「しかしな、ここだけの話、神無月先生の場合はそうとばっかりは言い切れん。先生の中にはな、なんとしても世に出たいという焦がれるような思いがあってな、それが、われらの、もう一花咲かせたい、世に出たい、という思いとシンクロしたのじゃ。そんなわけで不肖、このわしがプロジェクト推進委員長として・・・」
「ちょっと待ったあ。委員長はこのおれじゃないのか」
再び野太い声がして三つ目入道が首をつっこんできた。
「そのなんちゃら言う実行委員長はこのおれ様じゃないのか?」
座敷オヤジが瞬間、舌打ちしたようなのをぼくは見た気がした。しかしすぐにオヤジは顔をほほえみでくるむと三つ目入道に向かって言った。
「おお、そうじゃとも、実際に行動するときの実行委員長はおぬしだ。しかしな、ものごとにはそこに到るまでの下準備がいる。わかるか?下準備じゃ」
座敷オヤジは下準備の下という言葉をことさらに強調して発音した。
「あ、ああ、下準備、うん…」
「それを不肖、このわしが務めている、とこういうわけじゃ。ほれ、人間でゆうたら、よびかけ、つまり手紙の宛名書きをするとか、本拠地の決定、つまり会場の手配をするとか、方針をたてたり意見の調整をしたり、苦情や申し込みの窓口になったりとか、そうした雑用をな、するのがわし、推進委員長とこういうわけじゃ」
「なるほど、わかった。しかし、なんでおぬしが前の席にいて、わしが後ろにいるのじゃ?」
へえ、三つ目入道もなかなかしつこく突っ込むじゃないか。
座敷オヤジはとみれば、またちらりといやな顔を見せたが、すぐに笑顔に差し替え、
「おぬしは人間界の国会中継を見たことがあるか?」と逆に質問した。
いったい何が言いたいのだろう?
「い、いや、な、ないが・・・」三つ目入道は言いよどんだ。三つ目入道は国会中継があることさえ知らないんじゃないかとぼくは感じた。座敷オヤジは様子をうかがうような目つきをしながら話を進めた。
「国会ではな、議長が一番前の高いところに座っていて、総理大臣はその下の何人も並んでいるところに座っておるんじゃ。おぬしは総理大臣と議長とどちらが偉いか知っておるか?」
「えーと・・・」
なぜか三つ目入道は自分の指を立てて見比べ始めた。
「総理大臣ですよ」こうもり傘お化けが三つ目入道の耳元でまわりに聞こえるようにささやいた。
「あ、ああ、わかっとるわい。総理大臣のほうが偉いに決まってるだろうが」
その答えに座敷オヤジはにんまり笑った。
「そうじゃ、総理大臣のほうが偉い。一国の宰相じゃからの。それが国会では二番目の席じゃ。そんなわけで、おぬしはその場所に座っておるのじゃ」
それを聞いて三つ目入道は満足げな顔で左右をみわたした。なるほど、座敷オヤジはこのために国会中継の話を持ち出したのか。三つ目入道はすっかり言いくるめられてしまった。おまけに「実際、事が起こった時は、おぬしが委員長なので、矢面に立ってくれ。わしは、準備委員会の委員長だから、そん時は後ろに下がるわ」なんて、責任を押し付けられそうな発言をされたにもかかわらず、三つ目入道は満面の笑みで「あいわかつた」などと言って満足そうに座った。
待てよ、ひょっとしてさっきのぼくも言いくるめられたのかな?
その時、ウワバミがふらふらっと立ち上がった。
「あ、酒の匂いだ・・・」
ウワバミは襖を開けると引き寄せられるように階下へ降りていってしまった。
きっとパパたちがお酒を出してきたんだ。
するとウワバミとは入れ違いのようにしてフクワライが下から上がってきて叫んだ。
「たいへん! 神無月ひかる先生の縁談が持ち上がっている」。
同時にろくろっ首も階段にそって下まで伸ばしていた首をするすると引っ込めて自分の肩の上に頭をガシャッと格納して言った。
「相手は今下に来てる大場くんだって!」
「 結婚したら、ディズニーランドの花火が見えるマンションに引っ越すそうよ!」これはフクワライとろくろっ首が同時に叫んだ。
「なんだって!?」
お化けどもは総立ちになった。
「するとわしらはどうなるんじゃ?」
会場はたちまち騒然となった。
「わしらのひと花はどうなるんしゃ?」
「咲くのか?咲かないのか?」
「名も無いものはこのまま埋もれ、名のあるものであっても忘れ去られるのか?」
「そしておれたちは再び暗がりの中で息をつめながらひっそりと暮らしていかなければならないのか?」
「あたいはまだ書いてもらってないんだよォ~、オン、オン、オン」
「うるせえ!」
後でカラス天狗のようなやつがわめいた。
「てめえのような小者妖怪の個人的な事情なんざどうでもいいんだ。それよりもわれら魑魅魍魎の世界を再びこの地上に展開させ、恐怖と畏敬で人間たちを支配する遠大なる計画はどうなるというんだ!?」
「へえ、そうだったの?」
ぼくは思わず座敷オヤジを振り返った。座敷オヤジは先程ちらっと見せたような苦い顔つきになっていた。カラス天狗のほうといえば、周りのやつらからげんこつをくらっている。失言をたしなめられているという構図だ。
「へえ、そうなんだ。でもさ、うちみたいなところにやってきて、おばさんに小説書かせたところで、そんな遠大な計画なんて成るのかな。だって、妖怪を扱った本なんてゴマンと出てるんだよ。そんなんでできるなら、今頃とっくにできてなきゃおかしいじゃん」
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