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第2話 本部
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新島カツキ/博士
No.260/リリア
荒木メイ
カツキ
「あー!ついた!260ちゃん!ここが本部だ」
メイ
「酔ってない?260ちゃん。」
260
「うん。大丈夫」
メイ
「ほら、おいで。お姉ちゃんから離れないでね♡」
260
「うん。」
メイ
「ひゃあああああ!可愛い!260ちゃんの手小さい!
かわいい~」
カツキ
「メイが壊れておかしくなった。
260が可哀想だ」
メイ
「は?殺すよ」
カツキ
「めっちゃこわ!?260ちゃんメイが怖いよ~」
260
「よしよし。怖くない、怖くない。」
メイ
「おい、カツキ。260ちゃんから離れろ。
ぶち殺すぞ」
カツキ
「怖いというより、もうバケモンになりかけてる。」
メイ
「はぁ?」
カツキ
「こわいよ。260が怯えてる。」
260
「ブルブル。お姉ちゃん怖い。」
メイ
「がああああん」
膝から崩れ落ちる。
カツキ
「あーポキッと何かが折れた音がしたな。」
260
「よしよし。可哀想に。ぎゅしてあげる。ぎゅ」
メイ
「260ちゃん。もう好き!大好き!ぎゅー」
カツキ
「死ぬぞ!そんな力いれたら!お前ゴリラなんだから!」
メイ
「そんな力ないし!てかゴリラって言った?殺されたい」
260
「お姉ちゃん怒らない、怒らない。」
メイ
「うぅありがとう。もうしゅき」
カツキ
「うわ…子供になだめられてる。」
メイ
「まじ殺そうかな。」
260
「よしよし。ぎゅ」
メイ
「260…んー可愛いあだ名をつけてあげよう!」
カツキ
「じゃあ!260...にろお?」
メイ
「二浪みたいで嫌だ。てかセンス無さすぎ。
じゃあさ!りー…リリアはどう?」
カツキ
「リリア?どこをもじったんだ?」
メイ
「もじったわけじゃないけど…ちょっときて、カツキ」
カツキ
「ん?なんだ?」
メイ
「あの子の服に名前が書いてあったの。
リリアって。もしかしたら、あの子の名前かも。」
カツキ
「ほう…でも、拾った服の可能性もあるが…
あの子次第だな。」
メイ
「どうかな?260ちゃん。」
260
「リリア…リリアいい名前。私この名前好き」
メイ
「良かった。じゃあ、リリアって呼ぶね。」
リリア
「お姉ちゃん大好き!ぎゅー」
メイ
「ふあああ!?可愛い。しぬ!死んじゃう!ああ鼻血が」
カツキ
「え!?まじで鼻血出した!?そんな事ある!?」
リリア
「大好き!大好き!お姉ちゃん!」
メイ
「ああああああしぬしぬしぬ!?」
カツキ
「うわあああ!?鼻血がドバドバと!しぬぞ!」
リリア
「お姉ちゃん!ありがとう!」
メイ
「あはは…あ…」
倒れる
カツキ
「あ…しんだ。」
リリア
「お姉ちゃん!?お姉ちゃん!お姉ちゃん!」
カツキ
「おい!まじかよ!タンカ!タンカを!誰か!」
リリア
「私が移動させる。
んーんー重い。」
カツキ
「あー重いってさ。メイ」
メイ
「は!重くないわ!ばぁか!」
カツキ
「お!蘇った。」
リリア
「あ、起きた!お姉ちゃん!大丈夫?」
メイ
「ごめんね。大丈夫だよ。」
カツキ
「早く行くぞ」
メイ
「えぇ、リリア。いまからあなたを検査するの。
痛くしないからね。」
リリア
「お姉ちゃん、一緒にいてくれる?」
メイ
「うん。隣にいるね」
リリア
「わかった。受けてみる。」
カツキ
「さぁ。ここだ。」
メイ
「いくよ。リリア」
リリア
「うん。」
博士
「おぉ、いらっしゃい。」
メイ
「博士、こんにちわ。この子が。」
博士
「おぉ。この子がホムンクルスの…」
リリア
「うぅ。こわい。」
メイ
「大丈夫だよ。怖くないよ。
もう!博士が髭を剃らないから」
博士
「そうか?この髭が怖いか。じゃあ、剃ってこようかな」
リリア
「大丈夫…こ、こわ…く。ない…
う…う…」
頭を抱えはじめる。
メイ
「リリア!?どうしたの?」
リリア
「う…う…頭が痛い…ああああ!いやああああ
嫌だ!嫌だ!嫌だ!いかないで!おね…え…ちゃん。」
バタっと倒れる。
メイ
「リリア!?大丈夫!?リリア!リリア!」
博士
「かわれ!気絶している。研究室に行こう!」
メイ
「私が連れていきます!」
博士
「行くぞ!こっちだ!」
メイ
「はい!リリア!大丈夫だからね」
博士
「さぁ!ここに!服をぬがしてあげて!私は準備する」
メイ
「はい!ごめんね。リリア!」
博士
「プラグと機械を起動させて。
よし!あ…まさか…これが…ホムンクルス
高度すぎる。どうやったらこんなのを…
すごすぎる。」
メイ
「博士?」
博士
「あぁ。すまない。始めるぞ。」
博士
「あれから1時間。色んな調査を実施した。」
メイ
「リリアは…大丈夫なのでしょうか。」
博士
「あぁ…調べ始め1時間。
調べたところ、色んなデータがあった。
工場にまつわること、月神家の長女、十花にまつわること。
そして。リリア君の過去の映像」
メイ
「過去の映像?」
博士
「あぁ…なぜ、ホムンクルスが作られたのか。
君には見てほしい。
メイ君。このプロジェクトには君の父。トウシロウも関わっている。」
メイ
「お父さんが…」
博士
「まずは見てくれ。」
リリア
「きいてくれてありがとう。
だいすき…ん?お姉ちゃん?」
メイ
「だーいすきだよって可愛いく言うのよ?」
リリア
「うん…だーいすきだよ!」
メイ
「ぐふあああ!」
バタっと倒れる
No.260/リリア
荒木メイ
カツキ
「あー!ついた!260ちゃん!ここが本部だ」
メイ
「酔ってない?260ちゃん。」
260
「うん。大丈夫」
メイ
「ほら、おいで。お姉ちゃんから離れないでね♡」
260
「うん。」
メイ
「ひゃあああああ!可愛い!260ちゃんの手小さい!
かわいい~」
カツキ
「メイが壊れておかしくなった。
260が可哀想だ」
メイ
「は?殺すよ」
カツキ
「めっちゃこわ!?260ちゃんメイが怖いよ~」
260
「よしよし。怖くない、怖くない。」
メイ
「おい、カツキ。260ちゃんから離れろ。
ぶち殺すぞ」
カツキ
「怖いというより、もうバケモンになりかけてる。」
メイ
「はぁ?」
カツキ
「こわいよ。260が怯えてる。」
260
「ブルブル。お姉ちゃん怖い。」
メイ
「がああああん」
膝から崩れ落ちる。
カツキ
「あーポキッと何かが折れた音がしたな。」
260
「よしよし。可哀想に。ぎゅしてあげる。ぎゅ」
メイ
「260ちゃん。もう好き!大好き!ぎゅー」
カツキ
「死ぬぞ!そんな力いれたら!お前ゴリラなんだから!」
メイ
「そんな力ないし!てかゴリラって言った?殺されたい」
260
「お姉ちゃん怒らない、怒らない。」
メイ
「うぅありがとう。もうしゅき」
カツキ
「うわ…子供になだめられてる。」
メイ
「まじ殺そうかな。」
260
「よしよし。ぎゅ」
メイ
「260…んー可愛いあだ名をつけてあげよう!」
カツキ
「じゃあ!260...にろお?」
メイ
「二浪みたいで嫌だ。てかセンス無さすぎ。
じゃあさ!りー…リリアはどう?」
カツキ
「リリア?どこをもじったんだ?」
メイ
「もじったわけじゃないけど…ちょっときて、カツキ」
カツキ
「ん?なんだ?」
メイ
「あの子の服に名前が書いてあったの。
リリアって。もしかしたら、あの子の名前かも。」
カツキ
「ほう…でも、拾った服の可能性もあるが…
あの子次第だな。」
メイ
「どうかな?260ちゃん。」
260
「リリア…リリアいい名前。私この名前好き」
メイ
「良かった。じゃあ、リリアって呼ぶね。」
リリア
「お姉ちゃん大好き!ぎゅー」
メイ
「ふあああ!?可愛い。しぬ!死んじゃう!ああ鼻血が」
カツキ
「え!?まじで鼻血出した!?そんな事ある!?」
リリア
「大好き!大好き!お姉ちゃん!」
メイ
「ああああああしぬしぬしぬ!?」
カツキ
「うわあああ!?鼻血がドバドバと!しぬぞ!」
リリア
「お姉ちゃん!ありがとう!」
メイ
「あはは…あ…」
倒れる
カツキ
「あ…しんだ。」
リリア
「お姉ちゃん!?お姉ちゃん!お姉ちゃん!」
カツキ
「おい!まじかよ!タンカ!タンカを!誰か!」
リリア
「私が移動させる。
んーんー重い。」
カツキ
「あー重いってさ。メイ」
メイ
「は!重くないわ!ばぁか!」
カツキ
「お!蘇った。」
リリア
「あ、起きた!お姉ちゃん!大丈夫?」
メイ
「ごめんね。大丈夫だよ。」
カツキ
「早く行くぞ」
メイ
「えぇ、リリア。いまからあなたを検査するの。
痛くしないからね。」
リリア
「お姉ちゃん、一緒にいてくれる?」
メイ
「うん。隣にいるね」
リリア
「わかった。受けてみる。」
カツキ
「さぁ。ここだ。」
メイ
「いくよ。リリア」
リリア
「うん。」
博士
「おぉ、いらっしゃい。」
メイ
「博士、こんにちわ。この子が。」
博士
「おぉ。この子がホムンクルスの…」
リリア
「うぅ。こわい。」
メイ
「大丈夫だよ。怖くないよ。
もう!博士が髭を剃らないから」
博士
「そうか?この髭が怖いか。じゃあ、剃ってこようかな」
リリア
「大丈夫…こ、こわ…く。ない…
う…う…」
頭を抱えはじめる。
メイ
「リリア!?どうしたの?」
リリア
「う…う…頭が痛い…ああああ!いやああああ
嫌だ!嫌だ!嫌だ!いかないで!おね…え…ちゃん。」
バタっと倒れる。
メイ
「リリア!?大丈夫!?リリア!リリア!」
博士
「かわれ!気絶している。研究室に行こう!」
メイ
「私が連れていきます!」
博士
「行くぞ!こっちだ!」
メイ
「はい!リリア!大丈夫だからね」
博士
「さぁ!ここに!服をぬがしてあげて!私は準備する」
メイ
「はい!ごめんね。リリア!」
博士
「プラグと機械を起動させて。
よし!あ…まさか…これが…ホムンクルス
高度すぎる。どうやったらこんなのを…
すごすぎる。」
メイ
「博士?」
博士
「あぁ。すまない。始めるぞ。」
博士
「あれから1時間。色んな調査を実施した。」
メイ
「リリアは…大丈夫なのでしょうか。」
博士
「あぁ…調べ始め1時間。
調べたところ、色んなデータがあった。
工場にまつわること、月神家の長女、十花にまつわること。
そして。リリア君の過去の映像」
メイ
「過去の映像?」
博士
「あぁ…なぜ、ホムンクルスが作られたのか。
君には見てほしい。
メイ君。このプロジェクトには君の父。トウシロウも関わっている。」
メイ
「お父さんが…」
博士
「まずは見てくれ。」
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「きいてくれてありがとう。
だいすき…ん?お姉ちゃん?」
メイ
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バタっと倒れる
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