ゾンビで 勇者な REVIVE Brave

マンゴリータ牧師

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トックン!新技1

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前回のあらすじ

「俺は…死んだのか?」

勇者は魔王との戦いで命を落とす。
そのあと勇者パーティーが青年に襲われた
だが時は巻きもどる。

「こんにちわ」

勇者の前に現れたのは、あの青年だった

「あなたはだれですか?」

青年は第1話に出てくるも、勇者は死んでおり知らなかった。

「僕の名は陽、よろしくね」

陽は笑顔で挨拶した。

「おれは勇者、よろしく」

勇者は手を前に出した

「君のことは知ってるよ」

陽は勇者に握手した

「俺の事知ってるのか!俺は人気者だな」

勇者は笑った

「君をここに連れてきたのは、僕だからね」

勇者は陽をみた

「え?俺をここにか?なぜ??」

陽は後ろを向き歩いた

「君は魔王に負け、死んだの、だけどまだ早い」

勇者は首を傾げた

「まだ早い?」

陽は勇者の方にくるりと回り

「魔王は序章にしかすぎない、これからやばくなる。」

陽の顔がけわしくになる

「序章って、魔王がか?あんなに強いやつがまだいるのか??」

「まだやつは動かない、やつは魔王の座を狙っている」

勇者は下を向いた

「勝てない、勝てるはずがない!」

陽は勇者の肩を両手で掴んだ

「だから!!勝つためにここに呼んだんだ」

勇者は顔を上げる

「え?」

陽は頷き

「作ろう!新技を!」

「え」

こうして始まった勇者と陽の新技作り

「まずは乱空剣撃をやってみて」

陽が肩に手を置きながら言った

「わかった」

勇者はジャンプし、乱空剣撃のモーションに入る

「ふむふむ」

勇者は乱空剣撃をやり着地する

「じゃあ次はジャンプせずにやろう」

勇者は頷く

「そりゃ!」

ジャンプ無しの乱空剣撃はただの素振りと同じである

「硬いな~もっと力を抜いて」

「はい」

勇者は力を抜き振った

「んーまだだな~」

勇者は陽を見てまた前を向き振った

「んー勇者君、楽にして」

勇者は振るのをやめた

陽はグーの状態から人差し指と中指を立て

「ここ!」

勇者の左胸の下当たりを刺した

「ぐぁ」

剣が体を貫通したような痛さが全身に響く

「ああああああああああああ」

勇者が悶え始める

「熱い!あつい!な、なにをしたああああ」

勇者が叫ぶ

「僕は君の封印を解いたのさ」

勇者はうずくまりながら陽を見た

「勇者君」

勇者の目前まできてしゃがむ陽

「君、竜人族のレッドドラゴンの末裔だよ」

勇者は衝撃的な事実に目を丸くする

「は?」

陽は立ち上がり後ろをむく

「竜人族、彼らは22年前に起きた 
アポカリプス次元戦争に参加し、多大なる功績を残した。」

陽は勇者の方をむく

「それと同時に滅んだんだ。」

勇者は?を浮かばせた

「分からない、なぜ滅んだんだ」

陽は近くの石に座る

「彼らはつよい、だから敵は戦争に出ていない、村の竜人族を狙ったんだ。」

勇者は驚く

「あれは酷かった。10機の宇宙船が突如現れ、一斉に地上の竜人族の村を襲ったんだ」

陽は悲しい顔をする

「きゃああああああああたすけてーー」
「こっちだ!うわああああああああ」
「こっちに来なさい!はやく!」
「ママーーーどこーーー」

「悲惨だった。村は火の嵐となり、そこらじゅうが燃えた。」

勇者の痛みが和らぎ始める

「僕らが着いたころはもう遅かった。」

勇者の痛みが消えた

「おさまったかい?」

勇者は頷く

「ということは、来るなこれは」

勇者が首を傾げた瞬間
胸が熱くなる

「なんか胸が…熱い?」

陽が構える

「ああああああああ」

胸から火が吹き出す

「がああああああああ」

勇者の胸からドラゴンの形が浮かび上がる

「消えし亡霊か」

ドラゴンは勇者を飲む混んでいく

「ああああがああああおのれ!おのれ!
人間!人間!」

勇者は亡霊に乗っ取られる

「やぁ君には帰ってもらう!」

陽が亡霊に向かいジャンプし、蹴りを入れる

亡霊は左腕で受け止め、そのまま陽を掴みにかかる

「やるね!でも!」

陽が亡霊の右手を掴み、引き寄せながら顔面に蹴りを入れた

「がああああ」

右足の拘束が解かれる

「消えろ!陽林拳!はっ!!!」

その場で亡霊を踏み台に一回転し、胸に
手を当て衝撃を与える

「ぐぉ」

亡霊は飛ばされた

「うがあああああ人間なんかが居るから!」

亡霊が立ち上がる

「人間殺す殺す殺す殺す殺す」

陽は左足を横に曲げ片足で立ち
手を合わせる

「その闇を僕が祓う」

亡霊は陽にダッシュで近づく

「待っていて勇者、はっ!!」

亡霊の左蹴りを右腕で受け流し、胸に発勁
をやる

「おらぁ!!」

陽の発勁が亡霊にあたる

「ぐがぁ」

よろける亡霊

「はぁ!はっ!!や!!」

亡霊に発勁を叩き込む

「はーーやっやっやっ」

亡霊の体には無数の突いた跡ができる

「うがああああああああ」

亡霊は横に腕を振り、炎をだす

「くっあぶないな」

なんとか回避する陽

「はぁぁぁぁ!太極拳最強奥義!」

陽は拳に気を溜める

「龍闘鳳炎けぇぇぇん!」

陽が拳を前に出すと、拳から鳳凰が現れる

「龍闘だと!?」

亡霊が声をだす

「吹き飛べー」

鳳凰を直で受け 飛ばされる

「勇者!」

亡霊が起き上がる

「龍闘つかいがまだいるとは…おどろ…き」

亡霊は消えた

中から勇者が現れる

「勇者!」

倒れかける勇者を支える陽

「よく頑張った」

抱きしめる陽

「俺、竜人にあったんだ」

「あの竜人かい?」

抱きしめるのをやめ、腕を伸ばした

「あぁ多分、俺を操っていたやつだと思う」

勇者は竜人の話をした

「竜人は教えてくれたんだ。炎の纏い方を」

陽の目が大きくなった

「見たい」

勇者は2歩下がった

「いくよ!まずは胸に集める感じ」

胸に炎が集まりはじめる

「ゆっくり外にだす」

胸から炎がで始める

「いいね!いい感じだよ!勇者!」

少しずつ、少しずつ

「いいぞ!」

よしよし!で作者!とめて!もう耐えれない

え?

止め方しらない!どうしよ!

え?なになに?楽しそうなことしてるじゃん

あなた…陽さん!?

そだよ!

何故あなたまで

楽しそうだから

はぁ誰が誰だか分からないでしょ、戻って
ください!!

あっああああ

え、ぼくも?うわぁ

「ちぇ~楽しかったのに」

ぶーぶーと叫ぶ陽

隣で焦る勇者

「どうしよう!これぇ!」

陽が近寄る

「大丈夫、そのまま出して」

勇者がメスの顔になる

「はい」

炎の量が増していく

「そう、流れる感覚を覚えて」

陽は勇者の胸に手を置く

「はぁはぁ収まり始めた?」

次第に炎は勇者の体に馴染んでいく

「す、すごい…」

勇者の力が上がった事を陽は感じていた。

「1戦したいです。」

勇者が戦闘態勢にはいる

「いきなりだね、いいよ」

陽も戦闘態勢にはいる

「はあ!」

勇者が陽に斬りかかる

陽は後ろに回避し、右足で剣をはらう

勇者は剣を持ち替え後ろに下がる

すかさず、陽が左足に力を入れ前進する

「おら!」

陽を近づけさせないよう、剣を振る

陽は前進をやめ、両手を合わせ空気を溜める

「空気弾」

透明な弾が飛んでくる

「大きさがわからねぇ」

勇者はやみくもに剣を振る

右胸に当たると服が弾けた

「ぐっ」

勇者はよろけた

「これは威力を落としてるから今は大丈夫だよ」

勇者が立つ

「いくぞ!」

勇者が走る

「空気弾×10いっけーー」

"ヒュン""ビュン"と音を立て飛んでくる

「おらおらおらおら」

勇者は見えない弾を何発か当てたがほとんどは命中

「ぐ、ぐぁ、うぐ、ぐほ…」

服が穴だらけとなる

勇者はなんとか陽のとこにつき、剣を振る

「まだまだだね」

勇者を笑顔で見る陽

「く、くそー!はあああああああああ」

勇者は炎を纏う

だが、未完成の灯火、髪もまだ前髪の一部しか赤くなかった。

「まずまずだね」

勇者は剣を構える

「行きます!」

陽は頷き

「きなさい!」

勇者は陽に斬りかかるフリをして、陽の前で
剣を手放した。

勇者は手に炎を溜め殴る

だがそれを読んでいた陽

「見え見えだ」

左の手で受け止め、右の手で更に勇者の攻撃を阻止する

勇者を引き寄せ膝蹴りをした。

「うぐ…」

"シュン"

炎化が解け、倒れ込む勇者
気絶していたのだ

陽が隣りに座り、言った。

「教えよう!鳳炎拳を」

次回3話  トックン!新技2
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