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第3章
166.変態疑惑。
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皆の素晴らしいキメ顔を見たあと、話は俺が話すか話さないかの問題になった。
『どうするか、決まったのじゃろ?』
ケインは俺の心に耳を傾ければ答えがわかるはずなのに、俺の口から聞くことを望んでくれているようだった。
「うん。話すよ。うん、話す。はなす。………うん。」
上げた顔が下がっていく。
『そうか……理由を聞いても良いか?』
「……理由はね、怖いけど、怖いけどね、ここで逃げたら、一生、人を信じれない気がしたから……新しい人生をケインに与えてもらったんだもん。希望を持って、信じると決めて話すことを選んだと言うより、前に進むために、選んだの。」
『そうか……えらいのぉ……えらい……』
『うぅ……ぼく、そばに居るからね~ユキのこと傷つけるような態度とったら僕が喰いちぎってあげるからね……』
ケインもアミュートも泣きながら俺に引っ付いてくる。うれしい、が、アミュートが物凄く物騒で恐ろしいことを言っている気がする。
「え?……アミュート、今なんて言ったの?」
『ん?そばに居るからねって』
「その後」
『……喰いちぎる?』
「それ」
『アミュートはお主の守護獣じゃよ?たとえわしの選んだ守り人だろうが、お主の前向きな気持ちを踏みにじるのなら、それくらいして当然じゃ!』
『そうだよ!』
…………なにいってんの?思考回路バグりすぎじゃない?こわいよ?そこまで思ってくれてるのは正直、嬉しいけどさ、神様の癖に発想がヤンデレさんなんだけど……。
「フグリシュターナさんは、どう思いますか?」
『……あはは……はは……こんなケイン様ちょっと見たくなかったかなぁ……』
「ほら、引いてるじゃん!完全に笑顔が引き攣ってる…!2人ともその考えは過激なんだよ!」
『『………』』
2人は黙って目を逸らす。いざと言う時は実行するつもりなんだろうか……?不安だ。
「はぁ、とにかく、ケインは出来ないだろうからいいとして…アミュート、ダメだよ。そんなことしたら二度ともふもふしないからね!」
『え?!?!やだ…!!……というか、絶対もふもふするでしょ!ユキ、僕のこと大好きじゃん!毛、大好きじゃん!』
「……俺は大丈夫だよ」
『なんでさ!』
「アミュートジュニアがあるし……」
『なっ?!』
『アミュートジュニアとはなんじゃ?』
「アミュートの毛を集めて俺が作ったリスくんサイズのぬいぐるみの事だよ。」
『…それは…ちょっと変態じゃないかしら…?』
「え、変態なの?!」
『わしは良いと思うぞ!ユキの動物好きがよく分かる』
『いや……よくわかったわ。あなた達が私と価値観が違うことが……』
「え?!俺も?!」
『ええ、そうね。まだマシだけれど……』
俺はどうやら変態らしい。ブラッシングで集めた毛でクローンを大量に作ることは変態行為らしい………。
『沢山作ったのか?』
「あ……う、うん……まぁ……基本暇だし、抜けたとはいえもっふんもっふんのふんわんふんわんだし……つい魔が差して一体作ったら、気づいたら沢山できてたんだよね…サイズは小さくなったけど…」
『僕は嬉しかったよ!……でも今は止めてればよかったと思う…代わりにされるなんて嫌だもん……ユキ、僕、喰いちぎらないから、代わりにしないで?』
「喰いちぎらないならいいよ」
『やったーーー!!!』
真っ白の空間に、嬉しそうな表情が1つ、微笑ましい表情が1つ、なんとも言えない表情が1つ。
俺はそれを見て、やっぱり変態なのだろうか?と少し不安になった。
𓂃◌𓈒𓐍◌𓈒
設定ミスで1番上になってしまっていました…。すみませんでしたm(_ _)m
『どうするか、決まったのじゃろ?』
ケインは俺の心に耳を傾ければ答えがわかるはずなのに、俺の口から聞くことを望んでくれているようだった。
「うん。話すよ。うん、話す。はなす。………うん。」
上げた顔が下がっていく。
『そうか……理由を聞いても良いか?』
「……理由はね、怖いけど、怖いけどね、ここで逃げたら、一生、人を信じれない気がしたから……新しい人生をケインに与えてもらったんだもん。希望を持って、信じると決めて話すことを選んだと言うより、前に進むために、選んだの。」
『そうか……えらいのぉ……えらい……』
『うぅ……ぼく、そばに居るからね~ユキのこと傷つけるような態度とったら僕が喰いちぎってあげるからね……』
ケインもアミュートも泣きながら俺に引っ付いてくる。うれしい、が、アミュートが物凄く物騒で恐ろしいことを言っている気がする。
「え?……アミュート、今なんて言ったの?」
『ん?そばに居るからねって』
「その後」
『……喰いちぎる?』
「それ」
『アミュートはお主の守護獣じゃよ?たとえわしの選んだ守り人だろうが、お主の前向きな気持ちを踏みにじるのなら、それくらいして当然じゃ!』
『そうだよ!』
…………なにいってんの?思考回路バグりすぎじゃない?こわいよ?そこまで思ってくれてるのは正直、嬉しいけどさ、神様の癖に発想がヤンデレさんなんだけど……。
「フグリシュターナさんは、どう思いますか?」
『……あはは……はは……こんなケイン様ちょっと見たくなかったかなぁ……』
「ほら、引いてるじゃん!完全に笑顔が引き攣ってる…!2人ともその考えは過激なんだよ!」
『『………』』
2人は黙って目を逸らす。いざと言う時は実行するつもりなんだろうか……?不安だ。
「はぁ、とにかく、ケインは出来ないだろうからいいとして…アミュート、ダメだよ。そんなことしたら二度ともふもふしないからね!」
『え?!?!やだ…!!……というか、絶対もふもふするでしょ!ユキ、僕のこと大好きじゃん!毛、大好きじゃん!』
「……俺は大丈夫だよ」
『なんでさ!』
「アミュートジュニアがあるし……」
『なっ?!』
『アミュートジュニアとはなんじゃ?』
「アミュートの毛を集めて俺が作ったリスくんサイズのぬいぐるみの事だよ。」
『…それは…ちょっと変態じゃないかしら…?』
「え、変態なの?!」
『わしは良いと思うぞ!ユキの動物好きがよく分かる』
『いや……よくわかったわ。あなた達が私と価値観が違うことが……』
「え?!俺も?!」
『ええ、そうね。まだマシだけれど……』
俺はどうやら変態らしい。ブラッシングで集めた毛でクローンを大量に作ることは変態行為らしい………。
『沢山作ったのか?』
「あ……う、うん……まぁ……基本暇だし、抜けたとはいえもっふんもっふんのふんわんふんわんだし……つい魔が差して一体作ったら、気づいたら沢山できてたんだよね…サイズは小さくなったけど…」
『僕は嬉しかったよ!……でも今は止めてればよかったと思う…代わりにされるなんて嫌だもん……ユキ、僕、喰いちぎらないから、代わりにしないで?』
「喰いちぎらないならいいよ」
『やったーーー!!!』
真っ白の空間に、嬉しそうな表情が1つ、微笑ましい表情が1つ、なんとも言えない表情が1つ。
俺はそれを見て、やっぱり変態なのだろうか?と少し不安になった。
𓂃◌𓈒𓐍◌𓈒
設定ミスで1番上になってしまっていました…。すみませんでしたm(_ _)m
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