6 / 20
五更五本
しおりを挟む
『それで? 先生はなんでそのまま帰ってきちゃったんだ?』
……なんだぃ鷹っ子、せっかくの夕涼み中に。まるで帰る前にあっしにゃもっとやる事があったみたいな言い方じゃあねぇか。
『そう言ってるぞ! だって先生、この家、人間ひとり呼べるくらいの広さはあるじゃないか!』
はぁん?
『連れてきたらいいじゃないか、あの人間。麻桶のあやしは人間をいっぱい自分の家に住ませてるぞ』
おいおい鷹っ子、麻桶の姫さんはちょっと神寄りの妖なんだぜ。だだっ広い居場所が必要で、だだっと場ぁ整える従者とかが要んのさ。ひとり者で通ってるあっしとは具合が違う。
『そのひとりっていうの、変えちゃいけないのか?』
変えるってな簡単に言うねぇ、まったく。おどろおどろっしくて焔がゆらゆらしちまうぜ。今はあぁたひとっ子抱えるだけで精いっぱ……
『じゃあ、焔先生に迷惑をかけてるんだな……』
待て待て、そこまで言っちゃあいねぇだろう。それにあぁたを巣立ちくらいまでは面倒見るってのが、この無職にしか見えねぇあっしが一番胸張れるお勤めなんだからな。ひとの仕事に感謝はしても申し訳無さなんぞを感じる事ぁ無ぇぜ。へそと笑い皺で茶ぁ沸かされちまう。
『でも、迷惑かけてるのは変わってないぞ』
だぁからなあ、いつのいつ、あっしがあの小僧っ子を家に上げたいなんて言ったよ。いかがなさったかどなたもこなたも、こてっこてにあっしの事固めようとしやがるが、固まるか融けるか燃え上がるかはあっしの心ひとつさ。あぁたらが気もんで変えるもんじゃあねぇ。
それにな、あっしはここ五十年、一っ度たりとも何かを迷惑だと感じた事ぁ無い。
『……ほんとか?』
本当さ。これは神……あぁたにだって誓えるぜ。
『それなら、心配じゃないぞ!』
おうよ。そうやって笑ってな。
さて、そんじゃあ鷹っ子よ、これからひとりで餌狩ってみな。
『いいのか? この前は、まだまだ早いって言ってたのに』
ああ、そろそろあぁたも巣立ちの準備の手前の段に入っても良いだろうさ。あっしはちゃあんと目ん中で見守ってるから。
『分かった。頑張るぞ!』
気張り過ぎんなよ。ふわっとぱっと飛び立って、静かにそっと風に乗るんだぜ。
さあてさて、っと。
神の瞳の中ってのは一人部屋さ。人間と違って神は灯を燃やさないからなあ。ただのがらんどうって訳でもなく、妖気霊気と比べんなら神気みてぇなものが心地良く漂ってるのも好印象ですねぇ。ま、そこら辺は雰囲気で言葉変えてるだけで、妖気だろうが神気だろうが瘴気だろうが香りが違う程度のもんですがね。
褒めやしないが鷹っ子の飛び方はなかなかのもんさ。よっぼどの奴に因縁でもつけられて狙われなきゃ空で危険に遭うことはもう無いでしょうよ。おっと、逃げて神の面子が保てるかは別の話ですぜ。何が来ても堂々正面から吹き飛ばせるようになるのはまだまだ先の話。幸いにして今代の鷹神さんは大の大層お元気でねぇ、鷹っ子が継ぐまでにゃたっぷり時間がありそうだ……。
ーーーーーーーーーー
――なあ、百一本。俺さまの子を育てないか。
はっははっはははっ! そう渋い顔をするものじゃあない叩き壊すぞ。その蝋を全部砕いてもお前というものは壊せるものではないのかな。どうだ。俺さまは、お前の外面を全て剥がして芯だけにしてその性根を見てみたいと思う時があるよ。物騒だろう、鷹だからな。
なあ、百一本。俺を見ろ。俺の爪の先をお前に向けさせるな。そろそろ責任を抱える身になれ。お前がいつまでも身軽だと、俺さまたちは安らげないのさ。
はっははっはははっ! なあ百一本――縛られろ。楽になってしまえよ。
ーーーーーーーーーー
……ううむ、思い出すだけで堪えるねぇ。当分あんなのくたばりゃしねえ。あっしが弟子の扱いしくじったってどうとでも取り返しがつくように猶予を多めに設けてるんだろうさ。ついでに長いことあっしに枷をつけておけるってわけだ。あれに比べりゃ、どんな事だって迷惑になりゃしねえっての。
最近はやっと目ん中でひと息つけるようになったわけですがね。鷹っ子が死んじまわないようにすんのに三十年は苦心したかな。成っちまった神は殺せないが、がきなら、って狙う阿呆ってのは尽きねぇもんさ。できるできないに関わらず、あいや、拘らずね。
葉擦れの音に言われた気がして、闇から脚を引かれて、はたまた頭に嘘を垂らして。どろどろどろぅり、業引きずって来んののあまりに多いこと。あらゆるものを、神の命と引き換えに打ち壊せると思ってやがる。あまりあまりに無責任な話だが、神なんてのは、いつまでも湧き出るそういう輩をどうにかするお立場って決められてるようなもんなのさ。
それを、食う。
鷹には鷹のやり方があんのさ。麻桶の姫さんみてぇに、自分に歯向かってくる奴みぃんな邪魔と断じて飲みこんじまう性質じゃあねぇ。毛色が違うのさ。そして鷹神の親父ともまた違う風だ。
だから、あぁたのやり方でやりな。
ほぉら、今夜もやって来た。
「あの子はあんたに殺されたの――たまたま空気が乾いてたあの日だけ暖炉の火が消えてなくて水の抜けてない薪が悪くはぜて飛んできた埃とかち合って――それが深夜で偶然風があの子の部屋の方に吹いていて窓の留金がいちばん先に動かなくなって運悪く男の人がみんな村の外に出ていて手が足りなくて――そんなただの不幸がどうしてあるというの」
どろどろどろぅり、言葉を吐くほど体が崩れて。
どろどろどろぅり、溶けたまつ毛が瞳をなぞって。
焦げた写真がずっと熱くて、指と一緒に落っこちて。
『うん、無いかもしれないぞ』
「どうして――ただの偶然だと――たまたまだと――あんたは悪くないと――」
『そうは言ってないんだぞ』
「そんな――運が悪いと――不注意だと――」
『不注意かどうかもまだ分からないぞ』
「どうして、わたしが悪いと――家族のせいだと――」
『言ってないぞ。言っているのは、ずっと人間の方だ。なあ、どうして人間はここに来たんだ? それが分からないぞ』
ばさり。ひゅるり。溶けた肌がひたひた波打ち。
ざらり。じゅるり。骨が剥き出て溶け落ちる。
『ここに来なければよかったじゃないか!「神のせい」だなんて言ったら、たまたまで、不幸で、偶然で、不注意で、誰かが悪いかもしれないって自分で認めたようなものだぞ!』
「そんな――」
『来てほしくなかったんだぞ』
爪のひと振りで人の姿は散り散りになり果てて、細かい欠片を毒が蝕む。沸き立ったように肉と骨はぶくぶく溶けながら、どろどろどろぅり、消える。
消えて消えてみんな消えて、最後に残るのはやっぱり小さな石ころだけさ。そいつをごくりと飲みこんで、また次のやつを先回りして探しに行く……そんなつまんねぇのが神の狩りですよ。鷹っ子にはまだ新鮮らしいがね。ふぅん、今日の餌どもはどれもおっかねえもんじゃないな。良い狩りの練習になる。
良い神に成るだろうぜ、あぁた。直接言ってやりゃしないけどな。
……神に誓うなんてのはあっしらみたいなのにとっては重い、重ぅいもんだからねぇ。弾みで言おうがまだ幼い神だろうが、嘘なんざ吐きゃしませんよ。
あの坊主っ子があっしにつきまとってくるのだって、やたら熱い目で見られんのだって。
迷惑と思っちゃいないさ。
ただ。
あっしなんて、やめておいた方が良いと思うがねぇ。
……なんだぃ鷹っ子、せっかくの夕涼み中に。まるで帰る前にあっしにゃもっとやる事があったみたいな言い方じゃあねぇか。
『そう言ってるぞ! だって先生、この家、人間ひとり呼べるくらいの広さはあるじゃないか!』
はぁん?
『連れてきたらいいじゃないか、あの人間。麻桶のあやしは人間をいっぱい自分の家に住ませてるぞ』
おいおい鷹っ子、麻桶の姫さんはちょっと神寄りの妖なんだぜ。だだっ広い居場所が必要で、だだっと場ぁ整える従者とかが要んのさ。ひとり者で通ってるあっしとは具合が違う。
『そのひとりっていうの、変えちゃいけないのか?』
変えるってな簡単に言うねぇ、まったく。おどろおどろっしくて焔がゆらゆらしちまうぜ。今はあぁたひとっ子抱えるだけで精いっぱ……
『じゃあ、焔先生に迷惑をかけてるんだな……』
待て待て、そこまで言っちゃあいねぇだろう。それにあぁたを巣立ちくらいまでは面倒見るってのが、この無職にしか見えねぇあっしが一番胸張れるお勤めなんだからな。ひとの仕事に感謝はしても申し訳無さなんぞを感じる事ぁ無ぇぜ。へそと笑い皺で茶ぁ沸かされちまう。
『でも、迷惑かけてるのは変わってないぞ』
だぁからなあ、いつのいつ、あっしがあの小僧っ子を家に上げたいなんて言ったよ。いかがなさったかどなたもこなたも、こてっこてにあっしの事固めようとしやがるが、固まるか融けるか燃え上がるかはあっしの心ひとつさ。あぁたらが気もんで変えるもんじゃあねぇ。
それにな、あっしはここ五十年、一っ度たりとも何かを迷惑だと感じた事ぁ無い。
『……ほんとか?』
本当さ。これは神……あぁたにだって誓えるぜ。
『それなら、心配じゃないぞ!』
おうよ。そうやって笑ってな。
さて、そんじゃあ鷹っ子よ、これからひとりで餌狩ってみな。
『いいのか? この前は、まだまだ早いって言ってたのに』
ああ、そろそろあぁたも巣立ちの準備の手前の段に入っても良いだろうさ。あっしはちゃあんと目ん中で見守ってるから。
『分かった。頑張るぞ!』
気張り過ぎんなよ。ふわっとぱっと飛び立って、静かにそっと風に乗るんだぜ。
さあてさて、っと。
神の瞳の中ってのは一人部屋さ。人間と違って神は灯を燃やさないからなあ。ただのがらんどうって訳でもなく、妖気霊気と比べんなら神気みてぇなものが心地良く漂ってるのも好印象ですねぇ。ま、そこら辺は雰囲気で言葉変えてるだけで、妖気だろうが神気だろうが瘴気だろうが香りが違う程度のもんですがね。
褒めやしないが鷹っ子の飛び方はなかなかのもんさ。よっぼどの奴に因縁でもつけられて狙われなきゃ空で危険に遭うことはもう無いでしょうよ。おっと、逃げて神の面子が保てるかは別の話ですぜ。何が来ても堂々正面から吹き飛ばせるようになるのはまだまだ先の話。幸いにして今代の鷹神さんは大の大層お元気でねぇ、鷹っ子が継ぐまでにゃたっぷり時間がありそうだ……。
ーーーーーーーーーー
――なあ、百一本。俺さまの子を育てないか。
はっははっはははっ! そう渋い顔をするものじゃあない叩き壊すぞ。その蝋を全部砕いてもお前というものは壊せるものではないのかな。どうだ。俺さまは、お前の外面を全て剥がして芯だけにしてその性根を見てみたいと思う時があるよ。物騒だろう、鷹だからな。
なあ、百一本。俺を見ろ。俺の爪の先をお前に向けさせるな。そろそろ責任を抱える身になれ。お前がいつまでも身軽だと、俺さまたちは安らげないのさ。
はっははっはははっ! なあ百一本――縛られろ。楽になってしまえよ。
ーーーーーーーーーー
……ううむ、思い出すだけで堪えるねぇ。当分あんなのくたばりゃしねえ。あっしが弟子の扱いしくじったってどうとでも取り返しがつくように猶予を多めに設けてるんだろうさ。ついでに長いことあっしに枷をつけておけるってわけだ。あれに比べりゃ、どんな事だって迷惑になりゃしねえっての。
最近はやっと目ん中でひと息つけるようになったわけですがね。鷹っ子が死んじまわないようにすんのに三十年は苦心したかな。成っちまった神は殺せないが、がきなら、って狙う阿呆ってのは尽きねぇもんさ。できるできないに関わらず、あいや、拘らずね。
葉擦れの音に言われた気がして、闇から脚を引かれて、はたまた頭に嘘を垂らして。どろどろどろぅり、業引きずって来んののあまりに多いこと。あらゆるものを、神の命と引き換えに打ち壊せると思ってやがる。あまりあまりに無責任な話だが、神なんてのは、いつまでも湧き出るそういう輩をどうにかするお立場って決められてるようなもんなのさ。
それを、食う。
鷹には鷹のやり方があんのさ。麻桶の姫さんみてぇに、自分に歯向かってくる奴みぃんな邪魔と断じて飲みこんじまう性質じゃあねぇ。毛色が違うのさ。そして鷹神の親父ともまた違う風だ。
だから、あぁたのやり方でやりな。
ほぉら、今夜もやって来た。
「あの子はあんたに殺されたの――たまたま空気が乾いてたあの日だけ暖炉の火が消えてなくて水の抜けてない薪が悪くはぜて飛んできた埃とかち合って――それが深夜で偶然風があの子の部屋の方に吹いていて窓の留金がいちばん先に動かなくなって運悪く男の人がみんな村の外に出ていて手が足りなくて――そんなただの不幸がどうしてあるというの」
どろどろどろぅり、言葉を吐くほど体が崩れて。
どろどろどろぅり、溶けたまつ毛が瞳をなぞって。
焦げた写真がずっと熱くて、指と一緒に落っこちて。
『うん、無いかもしれないぞ』
「どうして――ただの偶然だと――たまたまだと――あんたは悪くないと――」
『そうは言ってないんだぞ』
「そんな――運が悪いと――不注意だと――」
『不注意かどうかもまだ分からないぞ』
「どうして、わたしが悪いと――家族のせいだと――」
『言ってないぞ。言っているのは、ずっと人間の方だ。なあ、どうして人間はここに来たんだ? それが分からないぞ』
ばさり。ひゅるり。溶けた肌がひたひた波打ち。
ざらり。じゅるり。骨が剥き出て溶け落ちる。
『ここに来なければよかったじゃないか!「神のせい」だなんて言ったら、たまたまで、不幸で、偶然で、不注意で、誰かが悪いかもしれないって自分で認めたようなものだぞ!』
「そんな――」
『来てほしくなかったんだぞ』
爪のひと振りで人の姿は散り散りになり果てて、細かい欠片を毒が蝕む。沸き立ったように肉と骨はぶくぶく溶けながら、どろどろどろぅり、消える。
消えて消えてみんな消えて、最後に残るのはやっぱり小さな石ころだけさ。そいつをごくりと飲みこんで、また次のやつを先回りして探しに行く……そんなつまんねぇのが神の狩りですよ。鷹っ子にはまだ新鮮らしいがね。ふぅん、今日の餌どもはどれもおっかねえもんじゃないな。良い狩りの練習になる。
良い神に成るだろうぜ、あぁた。直接言ってやりゃしないけどな。
……神に誓うなんてのはあっしらみたいなのにとっては重い、重ぅいもんだからねぇ。弾みで言おうがまだ幼い神だろうが、嘘なんざ吐きゃしませんよ。
あの坊主っ子があっしにつきまとってくるのだって、やたら熱い目で見られんのだって。
迷惑と思っちゃいないさ。
ただ。
あっしなんて、やめておいた方が良いと思うがねぇ。
0
あなたにおすすめの小説
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】 男達の性宴
蔵屋
BL
僕が通う高校の学校医望月先生に
今夜8時に来るよう、青山のホテルに
誘われた。
ホテルに来れば会場に案内すると
言われ、会場案内図を渡された。
高三最後の夏休み。家業を継ぐ僕を
早くも社会人扱いする両親。
僕は嬉しくて夕食後、バイクに乗り、
東京へ飛ばして行った。
BL 男達の性事情
蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。
漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。
漁師の仕事は多岐にわたる。
例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。
陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、
多彩だ。
漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。
漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。
養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。
陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。
漁業の種類と言われる仕事がある。
漁師の仕事だ。
仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。
沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。
日本の漁師の多くがこの形態なのだ。
沖合(近海)漁業という仕事もある。
沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。
遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。
内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。
漁師の働き方は、さまざま。
漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。
出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。
休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。
個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。
漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。
専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。
資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。
漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。
食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。
地域との連携も必要である。
沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。
この物語の主人公は極楽翔太。18歳。
翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。
もう一人の主人公は木下英二。28歳。
地元で料理旅館を経営するオーナー。
翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。
この物語の始まりである。
この物語はフィクションです。
この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる