上 下
9 / 12

祝祭の街

しおりを挟む
 旅人は迷っていた。
 街へ入る門の横隅にしゃがみこんで、もう一体どのくらい時間がたっただろうか。街へ入って行く人、出て行く人。みな、旅人に気がつかない。祭りがあるのだろうか、街の中からは、賑やかな音楽が絶えず流れている。歩いている人たちの表情も明るい。
 きっと、街の中へ入ったら楽しい。それはわかっているのに、旅人は迷っていた。目の前を通り過ぎる人たちの笑顔が、突然崩れるように変わるかもしれない。サロモンやシエナのように。
 そういえば、と旅人は思い出す。煙の街にいた時、双子の子どもを連れた母親も、旅人を見て顔色を変えていた。
 ──近寄らないで!
 ──子どもに感染したら、どうするつもりなの?
 旅人に対する恐れや拒絶。あの時、向けられた目を思い出しただけで、胸が裂かれたように痛い。あの時は、なんともなかったのに。なにも感じなかったのに。旅人は自分の両手をぼんやりと見つめた。
「ぼくは、病気なんだろうか?」
 隣の黒猫が、身じろぎしたのが気配で伝わってくる。
「こんな、気持ちになったのは初めてだ」
「傷ついた?」
 言われて、旅人は不思議に思う。
「傷? 怪我はしていないけれど」
 隣にいた黒猫が、旅人の前へやって来る。
「お前の心が、傷ついたんだ」
「心が……。ああ、うん。それは、いい言葉だね。ぼくは、心が傷ついているんだ。痛くて、痛くて、どうしようもない。心がどこにあるかわからないから、手当てのしようもない」
 膝を引き寄せて、重ねた腕の上に顔をのせた。なんとなく、体が重たく感じた。
「黒猫も心が傷ついたことある?」
 旅人が尋ねると、黒猫は目を伏せる。
「あるよ。何度も、何度も、傷ついた」
「その時、どうしたの?」 
「見ないふりするんだ。傷をみないふり。そうしたら、痛かったことなんて、忘れてしまうから」
「そういうもの?」
「そういうものさ」
 旅人は手を伸ばして、黒猫の頭をなでた。耳と耳の間、少しだけ固いところを、やさしく指の腹でなでる。
「猫扱いするなよ」
 言いながらも、黒猫は気持ち良さそうに目を細めている。旅人は弱々しく笑った。そうやって黒猫をなでていると、お互いの傷を共有しているような気がして、少しだけ安心出来た。
「兄ちゃん、大丈夫か? 具合でも悪いのか?」
 話しかけられて、旅人はどきりとした。すぐ目の前に、よく日に焼けた肌の男と大きなお腹の女が立っていた。
「手をかそうか?」
「うちで休んでいくかい?」
 顔をのぞきこまれて、ますます緊張する。助け船を出したのは、黒猫だった。
「ちょっと休んでいただけだよ。ありがとな」
「まあ! 可愛らしい猫ちゃんだこと」
 女が手を叩いて喜んだ。
「それなら安心した! 今日は月光樹の祭りがあるから、あんたたちも早めに街に入るといいさ」
 白い歯を見せて男が笑う。「じゃあな」と手をあげて男たちは街へと入って行った。
「月光樹の祭りだって。なんだろう? 行ってみる? どうする?」
 黒猫が尋ねると旅人はうーんとうなった。迷っていた心が、好奇心によって傾きかけていることを、黒猫はもう知っていた。
「ちょっとだけ見に行く?」 
 言うと、旅人はうなずいた。
「ちょっとだけなら、大丈夫かな?」
「大丈夫だよ。ぼくがいるじゃないか」
 黒猫が威張ったように言うと、旅人は気持ちが切り替わったのか、口角を少しだけ持ち上げた。
「じゃあ、行こう」
 街の門をくぐると、陽気な音楽が聞こえてきた。その音色に旅人はすっかり、先程までの迷いや不安を忘れてしまった。旅人は黒猫が踏まれないようにと抱き上げて、子どもみたいにはしゃいでまわる。
「黒猫、たくさん人がいるね! 見て! 頭の上! 花がいっぱい!」
 街のアーケードや石造りの住宅の壁には、鮮やかな花が咲き乱れている。露店からは、甘い香りやスパイシーな香りが漂ってくる。ガラス瓶が心地よい音を響かせ、酒を飲みかわす声が聞こえてきた。
 旅人のすぐ脇を子どもたちが、笑い声を上げてかけ抜けていく。手には、赤や黄色の風船を持っていた。あふれる人にぶつからないように、旅人は歩いた。まるで、ダンスのステップを踏むような足取りだった。
 そして、旅人は気がついた。街の人たちが、胸元にブローチをつけていることに。それは、木の枝に丸い球のようなものが、いくつも付いている形をしていた。
「よお! 兄ちゃん、元気出たのか? よかった」
 声がした方を見ると、先程声をかけてくれた男女が手を振っていた。人をかき分けて近づいて来る。
「顔色が悪かったから、心配していたんだ」
 二人を前にして、旅人は再びどぎまぎした。
「えっと……あの……」
 視線を合わせられず、目が泳いでしまう。そんな旅人の様子を見て、街に慣れていないお上りさんと勘違いしたのだろう、男は人の良さそうな顔で笑って、旅人の肩に手を回した。
「兄ちゃんさえよけりゃ、俺が祭りを案内してやるよ」
「でも」
「遠慮しないで。今日この街に来れたのは、運が言いわよ!」
 女もにっこり笑った。
「俺は、エノク。妻のルツだ」
 言ってから、エノクが尋ねるように旅人の顔をのぞいた。
「ぼ、ぼくは……旅人。こっちは、黒猫」
 小さな声で言って、旅人はうつむいた。けれども、エノクたちは気にしない様子で、旅人の肩を叩いた。
「そうか、旅人に黒猫! 月光樹まで案内してやるよ!」
「月光樹?」
 旅人が尋ねると、ルツが答えた。
「今日のお祭りに欠かせない樹よ」
 これ、と言ってルツは自分の左胸につけたブローチを見せてくれた。
「月光樹は、細い幹からいくつにも枝分かれした樹なの。年に一度、新月の日に実がなるの。夜になると月光樹の実が、月のように輝いて神秘的な姿になるのよ」
「月光樹はこの街の守り樹でさ、妖精が宿る樹って言われているんだ。幸運とパワーを得ることが出来るって、俺たち小さい頃からそう信じているんだ。今日はその月光樹に実がなったから、街のみんなでお祝いしてんだ」
 言ってから、エノクは「おぅい」と子どもに声をかける。するとカゴを持った子どもがエノクの元へやって来た。カゴの中には、月光樹のブローチがたくさん入っている。
「二つくれ」
 子どもからブローチを受け取ると、エノクはそれを旅人の胸元につけてくれた。もう一つは、ルツが持っていたリボンにつけ、黒猫の首にかけてくれた。
「これで、完璧だな」
 エノクとルツは満足そうに互いを見合って手を叩いた。旅人は胸元のブローチに触れ、それから二人の顔を見た。二人が親切にしてくれることが嬉しかった。
「ありがとう、ございます」
 けれども同時に、言いようのない不安が胸の奥に残っていることも確かだった。二人の親切を避けるようにしてしまう、自分が悲しくもあった。
「月光樹の祭りは、愛を伝える祭りとも言われているんだ」
「あい?」
「月光樹の下で、言葉を交わすと永遠に結ばれるって言い伝えがあるんだ」
「永遠に、結ばれる」
 首を傾げる旅人に、エノクは闊達に笑った。
「気にすることないさ! なにも、愛を伝えるのは恋人同士じゃなくていいんだ。友人や家族、なんでもありだ!」
「普段、言えないことを伝えるのよ。ほら、見て。あれが月光樹よ」
 小高い丘の上に月光樹はあった。池の中ほどに、丸い小島がある。そこに月光樹は根を下ろしていた。
 灰色のすべらかな幹から、まるで成功なレースのように枝が分かれている。樹を覆う葉はなく、細い枝に乳白色の丸い実がいくつもぶら下がっていた。それは、月を枝に宿しているかのようだった。
「ああ……。だから、月光樹なんだ」
 月光樹の周りは、静かな音楽が流れていた。弦の細い音が静寂を縫うように、寄り添っている。小舟に乗った若い男女が、手を取り合いながら流れに身を任せているのが、あちこちで見られた。
 子どもたちは、飛び石の上を跳びながら、月光樹の元へと行ったり来たりを繰り返している。月光樹の下では、誰もが手を取り合い、ささやき合っていた。
「日が暮れた頃になると、それはそれは幻想的よ」
 ルツがうっとりとため息をもらした。
「ルツたちも、月光樹の下で言葉を交わしたのですか?」
 旅人が尋ねると、ルツとエノクは顔を見合わせて、それから照れたように笑った。
「まあな! けど、今日は新しい家族に愛を伝えに来たのさ」
 エノクはルツの肩を抱き寄せた。
「来月、生まれてくる子のために来たのよ」
 ルツは自分の大きくなったお腹を、やさしくなでた。
「子ども?」
 つぶやいて、旅人はルツのお腹をしげしげと眺めた。確かに、不自然なほど大きく膨らんだお腹だと思っていた。
「卵が入っているのですか?」
「え?」
 ルツは驚いて目を丸くした。
 旅人は、ルツがニワトリみたいに、卵をお腹に入れているのだと、そう思ったのだ。人が、お腹の中で育ち、そして生まれてくることを、旅人は知らなかった。
「悪いな。こいつは、星降る街の出身でさ。歳をとらないんだ。だから、人の誕生をよく知らない」
 横から黒猫が言った。するりと自然に、黒猫が嘘をついたことが、旅人には意外だった。驚く旅人に向かって、黒猫は片目をつむってみせた。
「旅人さん、私のお腹にはね、卵じゃなくて赤ちゃんがいるのよ。初めは本当に小さな存在だったけれど、今はこのくらい大きくなったの」
 ルツはまだ見ぬ子どもを両手で抱くようにして、生まれてくる子供の大きさを示す。
「お腹、触ってみる?」
 旅人はうなずいた。膝を折って、ルツのお腹に目線を合わせた。触れようとして、手を止める。胸が高鳴っている。ルツを見上げると、エノクと共に微笑んでいた。
 そっと、触れてみる。
 思っていたより、かたい。
 旅人の手のひらとルツのお腹。その繋ぎ目から、目には見えない命の温度が、まばゆい光となってあふれてくるようだった。
 旅人はそっと手を離して、体の中の息を吐き出した。無意識に息を止めていたことに、その時初めて気がついた。
「命が生まれるんだ」
 旅人は笑った。声に出して笑った。胸の奥からあたたかい感情が次々にわき上がって、弾けていく。
「すごい! すごいです、ルツ!」
 瞳を輝かせて、旅人はルツの両手を握りしめていた。
「すごいよな! あんたも、俺も、みんなこうやって生まれたんだぜ」
「……ぼくも?」
 ああ、とエノクは大きくうなずいた。旅人は首の後ろに触れた。冷たい感触が、そこにはある。
 ぼくも、誰かから生まれたのだろうか。
 ──それは、製造番号だろ。
 かつて黒猫に言われたことを、突然思い出して、旅人の胸が痛んだ。
「俺たちは、小舟に乗って月光樹まで行くが、あんたたちはどうする? 一緒に乗っていくか?」
 旅人は黙って首を横に振った。
「そうか。 次またこの街に寄ることがあったら、俺んちに来いよ。そん時は、あんたの旅の話しをゆっくり聞かせてくれ」
 エノクの大きい手が、旅人の頭に触れた。それは一瞬の出来事だったけれど、旅人の喉の奥の方を熱くさせた。頭をなでられたのは、旅人の人生で、初めてのことだった。
 エノクとルツを乗せた小舟が、離れようとしている。その縁をつかんで、旅人は止めた。
「あの。ありがとうございました」
 旅人を心配して声をかけてくれたこと、街の中を案内してくれたこと、命が宿ることを教えてくれたこと、話しを聞きたいと言ってくれたこと。全てを言葉にしたかったけれど、それが出来なくて旅人は、深く頭を下げた。
「お祭り、楽しんでね」
 ルツの声がした。「はい」とうなずいて、二人の乗った小舟を旅人がやさしく押した。
「またな」
 エノクが手を振った。旅人も手を振り返した。
「さよなら」ではなく「またな」と言ってくれたことが嬉しかった。初めは小さく、けれどもやがて大きく手を旅人は振った。離れていく、エノクたちに見えるように。


「そろそろ、ぼくたちも行こうか」
 夜がやって来たころ、黒猫が行った。ルツが言ったとおり、日が暮れたころの月光樹は幻想的だった。池の周りにランタンが灯され、月光樹が池に映っている。
 月のない夜に、月光樹の実が呼吸をするような光を放ちはじめた。淡くやさしい光は、月光樹の下を照らし出す。その場所だけが、まるで祝福されているように明るかった。
 旅人は黒猫を抱いて、飛び石の上に降り立った。同じようにして、飛び石を渡って月光樹の元まで行く人たちの行列が出来ている。一つ、一つと飛び石を越えるたびに、旅人の足元から波紋が広がっていった。小さな波は、やがて月光樹のある小島へと打ち寄せる。
 ちゃぷん、と音が聞こえた。
 月光樹の下には、たくさんの人がいるのに、水の音が響くほど静かだった。人々は寄り添いながら、ささやき合っている。
「綺麗だ」
 月光樹を見上げながら、旅人はつぶやいた。月光樹の丸い実が淡く輝いて、小さな月を手にしているような気分になる。
「この下で、言葉を交わせばいいんだよね?」
 旅人が尋ねると、黒猫がくつくつと笑った。
「ぼくになにか言いたいことあるの?」
 うーん、と考えて旅人は首をひねった。
「普段言えないことを伝える、か。あるかなぁ。黒猫は? ぼくに普段言えないこと、ある?」
「そうだなぁ」
 黒猫は目を閉じて考える。
「せっかくここまで来たのだから、なにか黒猫に伝えたいな」
 そうだ、と旅人は嬉しそうに言った。
「一言ずつ、お互いに言うのはどう?」
「はあ?」
 黒猫はしっぽを大きく一振りした。 
「ね、お願い」
 旅人が頼みこむと、黒猫は渋々と言った様に「わかったよ」と言った。
「じゃあ、黒猫から」
「ぼくからかよ」
 文句を垂れながら黒猫は旅人を見た。プレゼントを前にした子どもみたいに、目を輝かせて黒猫の言葉を待っている。
 旅人に普段言えないこと、本当は言わなきゃいけないことは、実はたくさんある。けれども、どれも今伝えるべきではないのは、黒猫が一番わかっていた。だから、黒猫がずっと、ずっと前から思っていたことを言うことにした。
「──に、しないでくれ」
「え? なに?」
 黒猫の言葉は、とても小さくて旅人の耳には届かなかった。
「もう一回。ぼくの声より小さくて聞こえなかったよ」
 黒猫はニヤリと笑う。聞こえないように、つぶやいたのだ。聞こえないほうが、その方がいい。
「ぼくは、言ったよ。ほら、お前の番だよ」
 勝ち誇ったように黒猫が言うと、唇をとんがらせた旅人が、不服そうな顔をした。
「じゃあ……言うね」
 旅人は黒猫の瞳を見つめた。黄色と青色の瞳。煙の街にいた時、初めて見た光の色と旅人が外へ出るきっかけとなった絵本『十二月のラピスラズリ』の猫と同じ色の青。
「ぼくとずっと一緒にいてよ、黒猫」
 細くなっていた黒猫の瞳が、大きく月みたいに丸く開かれていく。
「あの時、ぼくを外の世界に誘ってくれて、ありがとう。ぼくはあまり言葉を知らないから、上手く伝えられないけれど。何者かわからないぼくに、この世界の名前を教えてくれて、ありがとう。友達になってくれて、ありがとう」
 月光樹の下で、旅人はきらきらと輝いていた。旅人の輪郭に金の粉がついているように見えて、黒猫はまぶしかった。
「お前……」
 黒猫は口を開いて、一瞬の間、言うべき言葉を探した。けれども、その言葉を飲みこんで、くすりと笑った。
「全然、一言じゃないじゃないか」
 確かに、と神妙な顔でつぶやいた旅人を見て、黒猫は吹き出してしまった。声を上げて笑い転げる黒猫を見るのは初めてだったので、旅人もなんだかおかしくなって一緒に笑った。
 その時、夜空に鮮やかな灯りが咲いた。街の方から、花火が上がったようだ。それを合図に軽快な音楽が聞こえてくる。誰かが「はじまった」と声を上げると、月光樹の元からみなが離れ始めた。
「ぼくたちも行ってみよう!」
 旅人と黒猫はかけ出した。飛び石の上をぴょんと跳ねる。足取りは軽かった。最後の飛び石を渡った時、黒猫は月光樹を振り返った。真っ暗な夜の中に、その場所だけ切り取ったように明るい樹。
 もし、と黒猫は思う。
 もし、月光樹の言い伝えが本当ならば、この関係を繋ぎ止めて欲しい。だから、祈る様にこうつぶやいたのだ。
「ひとりぼっちに、しないでくれ」と。
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~

恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」 そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。 私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。 葵は私のことを本当はどう思ってるの? 私は葵のことをどう思ってるの? 意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。 こうなったら確かめなくちゃ! 葵の気持ちも、自分の気持ちも! だけど甘い誘惑が多すぎて―― ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

アイドルグループの裏の顔 新人アイドルの洗礼

甲乙夫
恋愛
清純な新人アイドルが、先輩アイドルから、強引に性的な責めを受ける話です。

あやかしよりまし~後ろ神編~

葉来緑
ライト文芸
選択肢アリのアプリ版の分岐シナリオです。八橋美生がメインヒロインのルートとなります。 最初は同じですが、二日目から展開が変わっていきます。当作品には続編がありますが、 そちらとはストーリーが繋がらないifルートシナリオとなります。

憧れの先輩とイケナイ状況に!?

暗黒神ゼブラ
恋愛
今日私は憧れの先輩とご飯を食べに行くことになっちゃった!?

イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?

すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。 「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」 家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。 「私は母親じゃない・・・!」 そう言って家を飛び出した。 夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。 「何があった?送ってく。」 それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。 「俺と・・・結婚してほしい。」 「!?」 突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。 かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。 そんな彼に、私は想いを返したい。 「俺に・・・全てを見せて。」 苦手意識の強かった『営み』。 彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。 「いあぁぁぁっ・・!!」 「感じやすいんだな・・・。」 ※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。 ※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。 ※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。 ※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。 それではお楽しみください。すずなり。

ドSでキュートな後輩においしくいただかれちゃいました!?

春音優月
恋愛
いつも失敗ばかりの美優は、少し前まで同じ部署だった四つ年下のドSな後輩のことが苦手だった。いつも辛辣なことばかり言われるし、なんだか完璧過ぎて隙がないし、後輩なのに美優よりも早く出世しそうだったから。 しかし、そんなドSな後輩が美優の仕事を手伝うために自宅にくることになり、さらにはずっと好きだったと告白されて———。 美優は彼のことを恋愛対象として見たことは一度もなかったはずなのに、意外とキュートな一面のある後輩になんだか絆されてしまって……? 2021.08.13

眠れない夜に贈る物語集

杏栞しえる
ライト文芸
眠れない夜に少しばかりお供します。

処理中です...