冴えない僕の日常が逆転してしまった件について

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昼休みの時間になったから
先生の所に向かう、職員室かな？と思っていたら
準備室に来いと放送が流れたので準備室に向かう


向かう最中に学生さん達の目線がグサグサ刺さって恐縮する
端っこに移動したいのに両サイドに人集りが出来てしまい真ん中を歩くしかなくもう、嫌だ！と言って泣き叫びたいがそんな事して恥をかくのもっと嫌だからポーカーフェイスで頑張って準備室に向かう最中に先生と出会い
一緒に行く事なった

先生、ありがとう!!


準備室について椅子がある所に座る。

「はぁー。親父もタチが悪い。歩が来た時ほんと驚いたからな。それにしても久しぶりだなぁ！身長は変わらないな（笑）」

ガシガシと僕の頭を撫でる先生

先生の名前は
五十嵐颯太
理事長の息子さん。僕の従兄弟のお兄ちゃんだ。

ものぐさな颯にぃは寝癖がついた黒髪に
赤と黒が混じった夕焼けみたいな瞳をいつも眠たそうにしている。

「『やめてよね！まだ、成長はしてますぅ！いつかは颯にぃを追い越してやる！あっ、叔父さんが颯にぃには内緒でねって』」

そう、僕の身長は低い方だが毎年の健康診断では1mmは伸びつつあるからまだ希望をもつ！

「ちっ！後で親父に文句言ったる。あー、歩を呼んだのはこの学園の特色についての説明と確認だ。多少は変装しているがお前要素はかなり目立つからなるべく1人で行動することがないように過ごせ。一応この準備室の合鍵を渡すから身の危険を感じたらここまで逃げろ。いいな？分かっていると思うけどサボり目的で使う場合にお仕置するからな」

と言って合鍵を貰う。
颯にぃの言っている事が半分以上理解出来ずに??ってなっていると
また、深いため息をつかれてしまった。

颯にぃによるとここは男子しかいないから
必然的に男性同士の恋愛が発生するらしく
特に僕みたいな小柄の男を襲いかかる事件がチラホラあるらしい。

えっ？めっちゃ事件事じゃないかと思っていると
ここにいる学生は皆お金持ちだからそれでもみ消しているらしい。
金持ちめっちゃ怖い…:( ;´꒳`;):


怖がっていると
コンコンとドアがなり
颯にぃが入っていいぞ～と言う。

「先生、失礼します。もうそろそろ話終わりましたか？歩とご飯食べる約束してるのですが…」

入って来たのは須藤君
もうそろそろご飯食べないと授業に遅れる時間になっていた。

「わりぃわりぃ、村瀬話は以上だ。気をつけろな。それと須藤、一応村瀬にはこの学園の特色は説明したがいまいちピンと来てないような気がするからお前からも説明してやってほしい。」

「分かりました先生。それじゃあ、歩行こ？学食に案内してあげるよ。」

「『ほんと？ありがとう！それでは先生、失礼します。』」


颯にぃの話は食べながら聞こう
学食楽しみだなぁ