World End

nao

文字の大きさ
上 下
243 / 273
第8章:王国決戦編

7章の登場人物とあらすじ(ネタバレあり)

しおりを挟む
<7章:再会編の登場人物>
『ジン一行』
ジン
17歳 闘気と剣術に加えて、ラグナから与えられた【強化の権能】を身につける。全能力を解放すれば、並みの使徒達よりも強い。武器は双剣を扱うが、武器を闘気に纏わせる技術は使えはするが得意ではないため、強敵と戦うと基本壊す。2年間アカツキで修行をしたものの、時間の問題から修行を完了する前にアカツキを離れている。
外見:身長183センチメートル、筋肉質、【強化の権能】の特性から常に筋トレをしているので胸板厚めでがっしりとしている。髪と瞳は本来黒髪黒目だが、現在変装中のため、茶髪に灰色の目になっている。

ミコト
相変わらず活発な美少女 18歳 実は巫女姫と呼ばれる存在。狐人とのハーフであるため、実は狐っ娘。変装を解くと狐耳が出る。大飯食らいなのは能力のせいではなく、ただの趣味。大量のものを保管できる空間を内包している国宝の『吸封管』をこっそり拝借し、食材を大量に詰めて持ち運んでいる。【領域】の権能を持つカムイ・アカツキの血を濃く受け継いでおり、その派生である【結界】という異能を持つ。ゴウテンという婚約者がいるものの蔑ろに扱っている。周囲の反対を押し切り、ジンの旅についてきた。
外見:158センチメートル、程よい肉付きで胸はCカップぐらいでお尻は若干大きめ。腰まである長い金髪。

ハンゾー
老練の強者 67歳 ミコトのお目付役。小さい頃から彼女の面倒を見てきたので唯一彼女に意見が言える。彼女にサバイバル技術を叩き込んだ。ミコトに「嫌い」と言われると混乱し、泣きそうになる。元々ジンの母親であるアカリの護衛をしていた。アカリの息子であるジンに忠誠を誓っている。ちなみにアカリが駆け落ちする際、彼女の世話係として一緒に国を去った末娘のツクヨを勘当している。『蒼気』の更に上の力である『紅気』を不完全ながら扱う事ができるため、瞬間的には四魔を超える力を発揮する事ができる。刀というアカツキで剣士が主に扱う武器を基本的に使用するが、修行の過程で様々な武具を扱える様に訓練している。
外見:162センチメートル、高齢ながら筋肉質(ただし不要な筋肉は削ぎ落としているので見た目は細い)、短い白髪。

ゴウテン
間章から登場。20歳でミコトの婚約者。彼女のベタ惚れしているため、ミコトと旅をしてきたジンを敵視している。眼鏡をかけており、若干神経質な性格。ハンゾーの弟子の一人で闘気の才があり、闘気の扱いはジンよりも上。アカツキの重鎮の一族の嫡子だが、シオンに付いて行くために責務を全て放り出してきた。ハンゾーと同様に刀を扱う。『蒼気』を扱える。身長はあまり高くなく、最近までミコトに身長が追い付かれるのではないかと不安に思っていた。
外見:四捨五入で159センチメートル。体格は細マッチョ。目が悪く、眼鏡がないと何も見えない。茶色い短髪と同じように茶色い瞳。

『王国騎士団』+α
シオン
17歳。王国騎士団副団長にして、王国7番目の使徒。闇以外の全ての属性の法術が扱える。武器は細剣。国の宰相であるグルード・フィル・ルグレの唯一の娘。ジンの姉のナギとは深い関係がある。ジンが去った後、すぐに王国騎士団に入り、2年間彼を探し続けていた。身体的な特徴も相まって、美少年にも美少女にも見える。ジンと会ってからは女性に見てもらえるよう、髪を伸ばしている。ちなみに彼女を溺愛する父親のせいで、あるジャンルの知識に関してはかなり疎い。コウノトリやキャベツ畑は流石に信じていないが、その行為が何に繋がるかの認識は薄い。
外見:168センチメートル。体格は余分な脂肪は付かない様にしているので、無い訳では無い、というのは本人談。カップ数は怖くて測っていない。絶壁。灰色の瞳で、銀色の髪を後ろで束ねている。

アレキウス・ビルスト
王国の使徒で王国騎士団長。荒々しい性格をしている様に見せて実は冷静に物事を判断する人物。大柄でムキムキ。暑苦しい口髭を生やしている。赤髪。

スコット
シオンとともにアレキウスを支える王国騎士団の副団長。シオンが来るまでは書類作業と現場をどちらも担っていたが、現在はシオンに実務を任せて書類作業に専念している。
テンザ・ビルスト
アレキウスの息子でフォルス・ビルストの兄。荒々しい性格の問題児。

ウィリアム・ハント
法術師団長にして王国の使徒。制服を雑に着こなしている。おちゃらけた性格で女にだらしない様に見えて、本当に好きな相手には奥手。サリカを揶揄うのが好き。イケメンであるため入れ食い状態で、当のサリカからは嫌われていると思っている。法術の扱いでは右に出るものはいない。

『・・・・・』
ナギ・レナウス
ジンの姉と全く同じ外見の女性。過去の記憶がないが、ジンに既視感を抱いている。失われた記憶を求めて、ジンから話を聞きたがる。「お父さん」という存在が行う実験の手伝いをしており、そのせいか倫理観が若干ずれている。たまに記憶に空白が生まれる事があり、その頻度は増えてきている。

エルマー
行方不明になっていたジン達の同級生。行方不明になった直後にナギに出会い、それ以来彼女に使えている。ナギが携わっている研究について、詳しく知らないが、何か危険なものであることには気づいている。ジンに強い恨みを抱いている。

「お父さん」
ナギが慕う謎の研究者。非人道的実験を数多く行い、人工魔人を自らの手で造り出す事を至上の命題にしている。

『その他』
ティータ
リウーネの街でジンがスラムで出会った13歳の売春婦。弟のカルルと精神を壊した母親の面倒を一人で見ている。ジンに助けられ、彼に憧れを抱く。

【レト】
四魔の一体である法魔で、全ての法術を扱い、世界の理にも介入する事が出来る。

【レヴィ】
四魔の内の一体である龍魔で、ジンの育ての親の息子。ノヴァと魂で結ばれており、どちらが優位を取るか戦っている。ジンに敵意を持つと同時に自分の存在を唯一認めてくれる存在である事に気がついている。女神フィリアに愛されたいと強く願っている。

<ストーリー>※ネタバレ注意
アカツキで修行をしたジンは、オリジンに向かう途中で立ち寄った街でシオンに再会し、かつて殺したはずの姉に瓜二つの女性に出会う。彼はシオンとの仲を深めつつも、謎の女性の正体を探り、彼女が姉の複製体であり、姉の記憶を持っている事を知る。その後、四魔の一体である法魔がその複製体の体を使って復活し、彼はもう一度姉を殺す事で法魔を倒す。心が壊れそうになった彼を救ったのはシオンだった。ジンはシオンに今までに彼が経験した事を全て話し、彼にとっての真の敵が女神フィリアである事を伝えるが、シオンはその話を聞いて違和感を感じた。
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

女神から貰えるはずのチート能力をクラスメートに奪われ、原生林みたいなところに飛ばされたけどゲームキャラの能力が使えるので問題ありません

青山 有
ファンタジー
強引に言い寄る男から片思いの幼馴染を守ろうとした瞬間、教室に魔法陣が突如現れクラスごと異世界へ。 だが主人公と幼馴染、友人の三人は、女神から貰えるはずの希少スキルを他の生徒に奪われてしまう。さらに、一緒に召喚されたはずの生徒とは別の場所に弾かれてしまった。 女神から貰えるはずのチート能力は奪われ、弾かれた先は未開の原生林。 途方に暮れる主人公たち。 だが、たった一つの救いがあった。 三人は開発中のファンタジーRPGのキャラクターの能力を引き継いでいたのだ。 右も左も分からない異世界で途方に暮れる主人公たちが出会ったのは悩める大司教。 圧倒的な能力を持ちながら寄る辺なき主人公と、教会内部の勢力争いに勝利するためにも優秀な部下を必要としている大司教。 双方の利害が一致した。 ※他サイトで投稿した作品を加筆修正して投稿しております

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった

なるとし
ファンタジー
 鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。  特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。  武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。  だけど、その母と娘二人は、    とおおおおんでもないヤンデレだった…… 第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。

石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。 だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった 何故なら、彼は『転生者』だから… 今度は違う切り口からのアプローチ。 追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。 こうご期待。

スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活

昼寝部
ファンタジー
 この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。  しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。  そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。  しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。  そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。  これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

前世で八十年。今世で二十年。合わせて百年分の人生経験を基に二週目の人生を頑張ります

京衛武百十
ファンタジー
俺の名前は阿久津安斗仁王(あくつあんとにお)。いわゆるキラキラした名前のおかげで散々苦労もしたが、それでも人並みに幸せな家庭を築こうと仕事に精を出して精を出して精を出して頑張ってまあそんなに経済的に困るようなことはなかったはずだった。なのに、女房も娘も俺のことなんかちっとも敬ってくれなくて、俺が出張中に娘は結婚式を上げるわ、定年を迎えたら離婚を切り出されれるわで、一人寂しく老後を過ごし、2086年4月、俺は施設で職員だけに看取られながら人生を終えた。本当に空しい人生だった。 なのに俺は、気付いたら五歳の子供になっていた。いや、正確に言うと、五歳の時に危うく死に掛けて、その弾みで思い出したんだ。<前世の記憶>ってやつを。 今世の名前も<アントニオ>だったものの、幸い、そこは中世ヨーロッパ風の世界だったこともあって、アントニオという名もそんなに突拍子もないものじゃなかったことで、俺は今度こそ<普通の幸せ>を掴もうと心に決めたんだ。 しかし、二週目の人生も取り敢えず平穏無事に二十歳になるまで過ごせたものの、何の因果か俺の暮らしていた村が戦争に巻き込まれて家族とは離れ離れ。俺は難民として流浪の身に。しかも、俺と同じ難民として戦火を逃れてきた八歳の女の子<リーネ>と行動を共にすることに。 今世では結婚はまだだったものの、一応、前世では結婚もして子供もいたから何とかなるかと思ったら、俺は育児を女房に任せっきりでほとんど何も知らなかったことに愕然とする。 とは言え、前世で八十年。今世で二十年。合わせて百年分の人生経験を基に、何とかしようと思ったのだった。

転生したら死んだことにされました〜女神の使徒なんて聞いてないよ!〜

家具屋ふふみに
ファンタジー
大学生として普通の生活を送っていた望水 静香はある日、信号無視したトラックに轢かれてそうになっていた女性を助けたことで死んでしまった。が、なんか助けた人は神だったらしく、異世界転生することに。 そして、転生したら...「女には荷が重い」という父親の一言で死んだことにされました。なので、自由に生きさせてください...なのに職業が女神の使徒?!そんなの聞いてないよ?! しっかりしているように見えてたまにミスをする女神から面倒なことを度々押し付けられ、それを与えられた力でなんとか解決していくけど、次から次に問題が起きたり、なにか不穏な動きがあったり...? ローブ男たちの目的とは?そして、その黒幕とは一体...? 不定期なので、楽しみにお待ち頂ければ嬉しいです。 拙い文章なので、誤字脱字がありましたらすいません。報告して頂ければその都度訂正させていただきます。 小説家になろう様でも公開しております。

処理中です...