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第5章:ファレス武闘祭
いざさらば
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「行くのか?」
「ああ、いくらなんでも俺の都合でここを危険には晒せねえよ」
ヴォルクの肩を借りて起き上がり、車椅子に移動する。雷神術を込めれば自動で駆動する優れ物だ。
「しかし本当に奴は来るのか?とてもじゃないが信じられんのだが」
「来るさ、絶対にな。結界が何か途轍もないもんに破られたんだろ?そんなら時が来たってことだ」
「そうか」
「おう……それじゃあ生きていたらまた会おうぜ」
ウィルは笑う。
「……ああ、そうだな」
いつのまにか転移門の前まで来ていた。これが最後の別れであることをヴォルクは理解している。この友人はこれから死ぬのだ。確実に。それなのにその笑顔は晴れやかだった。
「ジンには……ジンには伝えるか?」
「……いや、あいつには伝えないでくれ。あいつにはガキの頃から沢山のことを強いちまった。今更だけどさ、少しでも楽しい時間を過ごして欲しいんだ」
「そうか、わかったよ」
「悪いな」
「ここの連中には挨拶したのか?」
「おう、昨日な。ティファニア様たちにもここから出ないように伝えてある」
「そうか……」
これ以上彼を引き止める言葉をヴォルクは思い浮かばなかった。
「じゃあな」
そう言って飄々と親友は転移門へと向かう。
「ああ、またな」
その背を力なく見送り続けた。
~~~~~~~~~~~~~~
転移門を通り抜ける感触には未だに慣れない。ヌルッと何か生暖かいものが体に纏わりついて来るのだ。便利ではあるのだが苦手だった。
「さてと、まだ来てねえみてえだな」
周囲を見回すが、そこには誰もいない。あの戦い以降、ここには戻って来なかった。少し先に麗しの我が家があった。
「せっかくだし、覗いてみるか」
車椅子を巧みに使って家の中に入る。中は想像していたよりもずっと綺麗だった。おそらく数ヶ月前まで誰かが手入れをしていたのだろう。
「ま、あいつしかいねえか」
頭の中に黒髪の少年を思い描く。自分には秘密で修行の合間にこんなことをやっていたとは。短い時間ではあったが、きっと彼にとってここで過ごした数年は得難いものであってくれたのだろう。
「元気にしてるかね」
ぼそりとそんなことを呟く。思えば後悔ばかりの人生だった。子供を失い、妻を失い、小さな子供に残酷な運命を強いて、自分でも音を上げそうな訓練を課した。そしてこれから自分の息子に殺されるのだ。全てはあの時レヴィを殺すことができなかったから。
「本当にくだらねえ人生だったな」
「なんだい父さん。随分感傷的になってるじゃない」
玄関の方から声が聞こえてきた。その声は声変わりでもしたのか、低いものになっている。
「来たか」
「ああ、遅くなって悪かったね」
「はっ、別に来なくても良かったんだぜ?」
二人は気安く話し合う。まるで両者の間には何もなかったかのように。
「それこそ冗談だろ。僕が何をしたいのか、父さんはよく理解しているだろう?」
「ああ、そうだな」
ゆっくり後ろを振り向くと、ジンと同じぐらいの年齢の少年が立っていた。
「お前はいつも年恰好が違うんだな」
「ああ、まあね。龍には年齢って概念が無いに等しいからね。だから人化した時の容姿は自由自在なんだ」
「へえ、そうなのか」
「うん、今回はジンくんの年齢に合わせて見たんだけど、それで……こんなところでやるのかな?」
「全くせっかちな奴だな。5年ぶりなんだ、少しぐらい親子の会話っていうのを楽しもうぜ」
ウィルは戯けたように言う。それを見てレヴィは柔らかく笑う。
「そうしたいのもやまやまなんだけどね。この後予定があるんだよ」
「なんだよ、親父との触れ合いより優先すべきことなのか?」
「そう言うものだろ、子供って」
「さあな。なにせ俺にはお前ぐらいの年齢のガキはいなかったからな」
「そうだっけ?」
すっとぼけたような表情を浮かべるレヴィに、ウィルはなぜだか可笑しくなってきた。
「ああ、そうだ」
「まあいいや。それよりもう一度聞くけど、こんな狭いところでやるのかな?」
「いや、やるわけねえだろ。前戦った場所でやろうぜ」
「なんだ、あの時のオマージュでもするのかと思ったのに」
ウィルは、全てに絶望した始まりの日を思い出す。そういえばあの時は正体もわからなかった龍を思い切り、家から外に吹き飛ばしたのだ。
「はは、さすがにこの家は壊したくないんだよ」
「ふぅん、それじゃあ行こうか」
「ああ、押してくれるか?」
「いいよ」
まるでいつもやっているかのように優しくレヴィが車椅子を押す。これぞまさに茶番だ。しかしそこには確かに家族の絆があるようにも見えた。彼に連れられて、ウィルはあの場所へと辿り着いた。
「それでどうする?」
「もちろん最後まで戦うさ。ガキには親父の格好良いところを見せてやりてえだろ?」
「父親のプライドってやつ?」
「ああ」
「でもそんな状態でどうやって戦うって言うんだい?」
目の前にいるウィルは瘦せ細り、老人のような容貌で、しかも右腕がない。車椅子から立ち上がるのも辛そうだ。
「もっと早くに会いにくればよかったよ」
そんな彼を見てぼそりと呟いた。
「言うじゃねえか、クソガキ。こんな爺の命を奪うためにわざわざ来るとはご苦労なことで」
その言葉を聞いてウィルは鼻で笑う。そんな彼の様子に少し腹が立ったのか眉根を寄せている。まだレヴィが小さかった頃、不満がある時によくしていた表情だ。時間が経っても、人間ではなくなっても、変わらないものがある。ウィルはそれが少し面白かった。
「まあね。でもあんたは必ず僕が殺すって言っただろ?老衰で死なれちゃ困るんだよ」
自分では気づいていないのだろうか。レヴィは少し伏し目がちになって、吐き捨てるように言った。まるでこれからやることを本当はやりたくないのではないかと見える。ただそれはウィルがそうあって欲しいと望んでいるからそう見えただけなのかもしれないが。
「はっ、そんじゃあさっさとやろうぜ」
ウィルは力のこもらない足に鞭を打って立ち上がる。この動作だけでも汗が噴き出てくる。それから彼は闘気を高め始めた。
『蒼気』。彼をこのような体にした原因であると同時に、命を代償にかつての体を取り戻してくれる術でもある。蒼色の粒子に包まれ、肉体を活性化させたウィルは車椅子から取り付けていた剣を外して構える。
数瞬の間彼らは睨み合い、そしてウィルが動き出した。
「行くぜクソガキ!」
「あは! 来なよ父さん!」
だが互いの技量は残酷なほどに離れている。当然の話だ。かたや死にかけで、かたや育ち盛りだ。二人の差は絶望的なまでに開いてしまった。
だからこれは戦いですらなかった。ウィルの振り下ろそうとした剣は、振り上がった状態で腕ごとちぎり取られた。バランスを崩した両脚は一瞬にして切り飛ばされた。
無様に地面に転がる男をレヴィは見下ろす。その顔はやはり泣きそうだ。
「あいつは今どこにいるんだい?」
すぐに思い浮かんだのはジンの顔だ。親子と言えるのかと思えるほど二人の関係は歪なものだったと自分でも思う。だがそんな彼をジンは『父さん』と呼んでくれた。それが心苦しくもあり、誇らしくもあった。
「はっ、言うと思うか?」
自分がジンにしてやれることはもうない。だから少しでも、少しだけでも彼に幸福な時間を過ごしてもらいたいと思うのはエゴだろうか。いや、きっとマリアなら笑って許してくれるだろう。
「いーや、思わない。それじゃあこれでサヨナラだけど何か言い残すことはないかな?」
辛そうな顔を浮かべる彼を見て、なぜだか思わず胸が痛くなる。だがここは決断の時だ。あの時できなかったことを果たすべき時だ。
「……1つだけ。地獄で待ってるぜレヴィ」
戦いの中で、最後に使う術は実は決めてあった。もちろん周りに大事な人がいない等の様々な条件をクリアしてのことではあるが、死ぬ時は派手に死にたい。そう常々考えていた。だからこの術を発動する。自分の中で最大最強の術を。学びはしたが一度も使ったことがなかった術、『水爆』を。
体が崩壊していくのを感じながらウィルは不敵に笑った。
「マリア……俺、頑張ったよな」
その声は誰にも届かないはずだ。だが不思議なことに、マリアの、あのバカみたいに明るい笑い声が聞こえた気がした。
「なんだ、こんなところにいたのかよ」
優しく差し伸べてくる白い手を右手でしっかりと握った。
「ああ、いくらなんでも俺の都合でここを危険には晒せねえよ」
ヴォルクの肩を借りて起き上がり、車椅子に移動する。雷神術を込めれば自動で駆動する優れ物だ。
「しかし本当に奴は来るのか?とてもじゃないが信じられんのだが」
「来るさ、絶対にな。結界が何か途轍もないもんに破られたんだろ?そんなら時が来たってことだ」
「そうか」
「おう……それじゃあ生きていたらまた会おうぜ」
ウィルは笑う。
「……ああ、そうだな」
いつのまにか転移門の前まで来ていた。これが最後の別れであることをヴォルクは理解している。この友人はこれから死ぬのだ。確実に。それなのにその笑顔は晴れやかだった。
「ジンには……ジンには伝えるか?」
「……いや、あいつには伝えないでくれ。あいつにはガキの頃から沢山のことを強いちまった。今更だけどさ、少しでも楽しい時間を過ごして欲しいんだ」
「そうか、わかったよ」
「悪いな」
「ここの連中には挨拶したのか?」
「おう、昨日な。ティファニア様たちにもここから出ないように伝えてある」
「そうか……」
これ以上彼を引き止める言葉をヴォルクは思い浮かばなかった。
「じゃあな」
そう言って飄々と親友は転移門へと向かう。
「ああ、またな」
その背を力なく見送り続けた。
~~~~~~~~~~~~~~
転移門を通り抜ける感触には未だに慣れない。ヌルッと何か生暖かいものが体に纏わりついて来るのだ。便利ではあるのだが苦手だった。
「さてと、まだ来てねえみてえだな」
周囲を見回すが、そこには誰もいない。あの戦い以降、ここには戻って来なかった。少し先に麗しの我が家があった。
「せっかくだし、覗いてみるか」
車椅子を巧みに使って家の中に入る。中は想像していたよりもずっと綺麗だった。おそらく数ヶ月前まで誰かが手入れをしていたのだろう。
「ま、あいつしかいねえか」
頭の中に黒髪の少年を思い描く。自分には秘密で修行の合間にこんなことをやっていたとは。短い時間ではあったが、きっと彼にとってここで過ごした数年は得難いものであってくれたのだろう。
「元気にしてるかね」
ぼそりとそんなことを呟く。思えば後悔ばかりの人生だった。子供を失い、妻を失い、小さな子供に残酷な運命を強いて、自分でも音を上げそうな訓練を課した。そしてこれから自分の息子に殺されるのだ。全てはあの時レヴィを殺すことができなかったから。
「本当にくだらねえ人生だったな」
「なんだい父さん。随分感傷的になってるじゃない」
玄関の方から声が聞こえてきた。その声は声変わりでもしたのか、低いものになっている。
「来たか」
「ああ、遅くなって悪かったね」
「はっ、別に来なくても良かったんだぜ?」
二人は気安く話し合う。まるで両者の間には何もなかったかのように。
「それこそ冗談だろ。僕が何をしたいのか、父さんはよく理解しているだろう?」
「ああ、そうだな」
ゆっくり後ろを振り向くと、ジンと同じぐらいの年齢の少年が立っていた。
「お前はいつも年恰好が違うんだな」
「ああ、まあね。龍には年齢って概念が無いに等しいからね。だから人化した時の容姿は自由自在なんだ」
「へえ、そうなのか」
「うん、今回はジンくんの年齢に合わせて見たんだけど、それで……こんなところでやるのかな?」
「全くせっかちな奴だな。5年ぶりなんだ、少しぐらい親子の会話っていうのを楽しもうぜ」
ウィルは戯けたように言う。それを見てレヴィは柔らかく笑う。
「そうしたいのもやまやまなんだけどね。この後予定があるんだよ」
「なんだよ、親父との触れ合いより優先すべきことなのか?」
「そう言うものだろ、子供って」
「さあな。なにせ俺にはお前ぐらいの年齢のガキはいなかったからな」
「そうだっけ?」
すっとぼけたような表情を浮かべるレヴィに、ウィルはなぜだか可笑しくなってきた。
「ああ、そうだ」
「まあいいや。それよりもう一度聞くけど、こんな狭いところでやるのかな?」
「いや、やるわけねえだろ。前戦った場所でやろうぜ」
「なんだ、あの時のオマージュでもするのかと思ったのに」
ウィルは、全てに絶望した始まりの日を思い出す。そういえばあの時は正体もわからなかった龍を思い切り、家から外に吹き飛ばしたのだ。
「はは、さすがにこの家は壊したくないんだよ」
「ふぅん、それじゃあ行こうか」
「ああ、押してくれるか?」
「いいよ」
まるでいつもやっているかのように優しくレヴィが車椅子を押す。これぞまさに茶番だ。しかしそこには確かに家族の絆があるようにも見えた。彼に連れられて、ウィルはあの場所へと辿り着いた。
「それでどうする?」
「もちろん最後まで戦うさ。ガキには親父の格好良いところを見せてやりてえだろ?」
「父親のプライドってやつ?」
「ああ」
「でもそんな状態でどうやって戦うって言うんだい?」
目の前にいるウィルは瘦せ細り、老人のような容貌で、しかも右腕がない。車椅子から立ち上がるのも辛そうだ。
「もっと早くに会いにくればよかったよ」
そんな彼を見てぼそりと呟いた。
「言うじゃねえか、クソガキ。こんな爺の命を奪うためにわざわざ来るとはご苦労なことで」
その言葉を聞いてウィルは鼻で笑う。そんな彼の様子に少し腹が立ったのか眉根を寄せている。まだレヴィが小さかった頃、不満がある時によくしていた表情だ。時間が経っても、人間ではなくなっても、変わらないものがある。ウィルはそれが少し面白かった。
「まあね。でもあんたは必ず僕が殺すって言っただろ?老衰で死なれちゃ困るんだよ」
自分では気づいていないのだろうか。レヴィは少し伏し目がちになって、吐き捨てるように言った。まるでこれからやることを本当はやりたくないのではないかと見える。ただそれはウィルがそうあって欲しいと望んでいるからそう見えただけなのかもしれないが。
「はっ、そんじゃあさっさとやろうぜ」
ウィルは力のこもらない足に鞭を打って立ち上がる。この動作だけでも汗が噴き出てくる。それから彼は闘気を高め始めた。
『蒼気』。彼をこのような体にした原因であると同時に、命を代償にかつての体を取り戻してくれる術でもある。蒼色の粒子に包まれ、肉体を活性化させたウィルは車椅子から取り付けていた剣を外して構える。
数瞬の間彼らは睨み合い、そしてウィルが動き出した。
「行くぜクソガキ!」
「あは! 来なよ父さん!」
だが互いの技量は残酷なほどに離れている。当然の話だ。かたや死にかけで、かたや育ち盛りだ。二人の差は絶望的なまでに開いてしまった。
だからこれは戦いですらなかった。ウィルの振り下ろそうとした剣は、振り上がった状態で腕ごとちぎり取られた。バランスを崩した両脚は一瞬にして切り飛ばされた。
無様に地面に転がる男をレヴィは見下ろす。その顔はやはり泣きそうだ。
「あいつは今どこにいるんだい?」
すぐに思い浮かんだのはジンの顔だ。親子と言えるのかと思えるほど二人の関係は歪なものだったと自分でも思う。だがそんな彼をジンは『父さん』と呼んでくれた。それが心苦しくもあり、誇らしくもあった。
「はっ、言うと思うか?」
自分がジンにしてやれることはもうない。だから少しでも、少しだけでも彼に幸福な時間を過ごしてもらいたいと思うのはエゴだろうか。いや、きっとマリアなら笑って許してくれるだろう。
「いーや、思わない。それじゃあこれでサヨナラだけど何か言い残すことはないかな?」
辛そうな顔を浮かべる彼を見て、なぜだか思わず胸が痛くなる。だがここは決断の時だ。あの時できなかったことを果たすべき時だ。
「……1つだけ。地獄で待ってるぜレヴィ」
戦いの中で、最後に使う術は実は決めてあった。もちろん周りに大事な人がいない等の様々な条件をクリアしてのことではあるが、死ぬ時は派手に死にたい。そう常々考えていた。だからこの術を発動する。自分の中で最大最強の術を。学びはしたが一度も使ったことがなかった術、『水爆』を。
体が崩壊していくのを感じながらウィルは不敵に笑った。
「マリア……俺、頑張ったよな」
その声は誰にも届かないはずだ。だが不思議なことに、マリアの、あのバカみたいに明るい笑い声が聞こえた気がした。
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