バケモノ大公の第五夫人


 セティは、ゾネ王国の第三側妃の連れ子だった。

 王族と認められず、いつも王子たちに虐げられていた。
 妹が誕生してからは、嫌がらせが悪化する。
 そんなある時、生まれたばかりの妹の代わりに、野蛮な仮面族の大公のもとに人質として送られることになる。

(ああ! 絶対に処刑されるっ! だってどう頑張っても、僕は男なんだもの……)

 首を刎ねられる覚悟だったセティ。
 しかし、絶世の美丈夫であるレオルカがセティを歓迎してくれ、愛を教えてくれた。
 冷遇されてきたセティは、あっという間に恋に落ちてしまう。

 だが、レオルカにはセティの他に四人の美しい妻がいて――!?



 ☑︎女性も登場しますが、恋愛には発展しません。
 ☑︎同性婚が可能な世界です。
 ☑︎残念ながら、男性が妊娠、出産はできません。
 ※はR-18になるかも……?


 第一章は辛いシーンもあるので、楽しく読みたい方は第二章から読んでくださったら嬉しいです!(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾⁾







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