さえない男の、あるある異世界お取り寄せ生活

第十三章 軽食

続・喫茶コーナー

　粉末ジュースもあってもいいかも♪
　いけない、なんか楽しくなってきた♪

　粉末ジュースは単価３０円以下のものを選んでいます♪
　
　『パイン』、『グレープ』、『イチゴ』、『メロン』、『オレンジ』、

　炭酸は『フレッシュソーダ』、『アメリカンコーラ』、『シャンペンサイダー』、『パンチコーラＳＰ タブレット』、
　『アワモコモコ メロンソーダ』、『アワモコモコ バナナソーダ』、『アワモコモコ イチゴソーダ』、『アワモコモコ コーラ』
　
　ビール風ジュースが、『なまいき ビール タブレット』、『わるガキびぃる』、『黒ガキびいる』
　ビール、ビールとうるさい、フレイヤさんに飲ませてみましょうかね♪
　飲んだら甘いですからね、どんな顔をするのでしょうね♪
　
　あと、おやつとして、駄菓子の洋菓子関係、３０円以下のものを置いておくことにしました。
　ラスクやビスケット、クッキーもありますので、口さみしいとき、良いかと思うのですね♪
　でも３０円以下なのですが、物凄い種類……誰かに整理していただかなければ……やはりここはジュリアさんでしょうか……

　そういえば、食パンの耳、といっても食パン１本の両端部ですが、３枚入りで３０円で売っている画像を見ました。
　６枚切り以上の厚さがありそうです。

　当初、生ものですから、コーナーに置いておくのは難しいと思ったのですが、フレイヤさんの持っていた『冷蔵』魔法が役に立つことが判明したわけです♪
　この魔法、対象のものに発動すると、冷気に包まれるというもので、戦闘には役に立たないものです、だってね、寒くなるぐらいですから、アドレナリン全開の相手には効果ないわけです。

　スプレッド類として、ウェブの小分けサイトを覗くと、
『いちごミックスジャム１５ｇ』１７円、『ママレードジャム１５ｇ』１８円、『ブルーベリージャム１５ｇ』２１円、『りんごジャム１５ｇ』１６円、『純粋ハチミツ１５ｇ』２６円、

　『チョコレートネオソフト１５ｇ』１８円、『ピーナッツネオソフト１５ｇ』１７円、『ハネ―ソフト１５ｇ』１７円、『デキシークリームゴールド１５ｇ』２１．１円、『デキシーレーズンクリーム１５ｇ』１７．８円、『デキシー　黒豆きなこクリーム１５ｇ』１９．４円、

　『メープルゼリー１２ｇ』２５円。
　『バター７ｇ』は１００円●ーソンで４個１００円で売っています。

　使い捨ての紙容器として、ウェブのサイトにあった物の中から、
　『業務用 紙コップ５オンス（未晒）１５０ｍｌ』２．５９円
　『業務用 紙コップ７オンス（未晒）２０５ｍｌ』４．２４円

　これらを常備備蓄、サモワールの横に置いておくことにしました。
　つまりセルフの喫茶コーナー♪

「ねえ、このコーヒー紅茶ですが、このあたりを喫茶コーナーにしない？」
「喫茶コーナー？」

「飲み物は無料なのですから、ささやかなお菓子をね、食べたいときに食べれるように、このあたりに置いておこうと思ったの」
「悪いけど維持管理はジュリアさんにお願いしてね、足らなくなったら云ってくれれば、取り寄せておくことにするの」

「子供たちがお小遣いで買えるぐらいのものでね、その気になったら、いくらでも取り寄せられるのよ」
「だから好きに食べてくれればいいわ、ちょっとした麺類も置いておくわ、小腹がすいたら自由に食べてね」

「お菓子ですか♪」
「そう、とりあえず皆さんが馴染みよいものを、取り寄せてみようと思うのよ」

　で、駄菓子を全種類、取り寄せた訳です。

「エマ様、こんなにあるのですか？」
「そうなの、これの整理をお願いするわ♪」
「ため息が出そうなのですが……」

「さらに悪いのだけど相談があるのよね♪」
「これ、見てくれない？パンの耳なのだけど、安いのよね、だから、これも喫茶コーナーの軽食としておこうかと思っているのよ」

「でも、パンだから、賞味期限が短いのよね」
「もし、置くことになったら、スプレッド類はこれね♪」

１３種類のスプレッドもどーんとね♪

「出来たらパンの耳は炙ってトーストにすれば、美味しいのではないかとは思うのですが……暖炉で焼くのは面倒ですからね……」
「別に問題はないかと思います、アーダさんが家事魔法の『焼き上げ』魔法を使えますから」

　『焼き上げ』魔法？
　
　つまりグリルのように焼けるわけですね。