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第六十五章 皇太子殿下、それとなく惚気る

節分に裸なんて♪

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 ついに如月!婚約発表が迫ってきたようで、雪乃さん、嬉し恥ずかし状態です。

 今日は節分、殿下が、花束なんて持ってお越しになり、
「雪乃さん♪待ちきれなくて♪」
「もう♪殿下ったら♪」
「なにかね、このごろ雪乃さんを思うとね……」

 このごろ雪乃さん、心得ているようで、ズボンのチャックを下ろしてね……
 念入りに……十四歳というのに半端ないほど妖艶なのです……

 ……

 この後、順番に皆さん、お口にね……

「殿下、遠慮なくお出しくださっていいのですよ♪皆は私と一緒に殿下に嫁ぐわけですから……4月になれば、皇后様の前で……婚約の儀式……お尻を差し上げるわけですから……」

「それは……正妻としての言葉と思って……良いのか?」
「勿論ですよ、殿下は約束をお守りいただいておられるようですから♪心より、お慕い申し上げております♪」
「ありがとう♪雪乃さんと、雪乃さんの作ったハレムのお仲間、大事にするよ♪」

「今日は幸い全員がここに揃っています、私を含めて27名のご挨拶を受けられても動じないタフな殿下、私たちの主とさせていただきます、どうか、分け隔てなく愛してください」
「約束するが、雪乃さんだけは私の正妻となる以上、外へ向かっては差がついてしまう、それは許してほしい」

 マリア様が、
「ここに控えている女たちは、全員雪乃様の愛人、雪乃様が私どもより一段上の立場というのはわきまえております、ご心配は無用です」
 閑子様も、
「王国の女も帝国の女も、聖女雪乃様を愛しております、その愛する雪乃様が愛されている皇太子殿下、私どもも当然愛します」

 ダイアナ様も、
「私どももこの世界の女です、殿方のナニにご挨拶した以上、心よりご奉仕させていただきます、願いますれば、ここにいる雪乃様以下27名の女たち、誰一人お捨てにならぬことをお願い申し上げます」

 殿下が、
「皆、ありがとう、しかし、幼い娘さんたちは構わないのかな?」   

 最年少の御堂舞子さんが、
「クラリッサ様、ポピー様、リリー様、ご一緒にお返事しましょう」
 といい、
「皇太子殿下、私たちは十歳、幼いと云えど、殿下の大事なものにご挨拶させていただきました」

「もう、私たちは雪乃様の愛人であり、殿下の愛人と考えております」
「これから死ぬまで雪乃様に従いますので、雪乃様が嫁がれましたら、私たちもついていき、そのまま殿下に身を委ねます、どうか、つまらないかもしれませんが、捨てないでほしいのです」

「約束するよ、僕に任せなさい、幸せにしてあげるよ」
「本当?」
「本当だよ」
「殿下、大好き♪雪乃様の次に好き♪」
「ありがとう」

 クラリッサ様も、
「私も舞子さんと同じ思いです、雪乃様の閨に侍りました以上、この身は雪乃様の物、当然、殿下の物でもあります、真心こめてご奉仕いたします」

 殿下が、
「ご両親のアンジュー辺境伯ご夫妻に、直ぐにご挨拶とはいかないので、夫として手紙を書かせていただくつもりだ、皆さんの親御さんにも書かせていただく」
「身寄りのない方もおられると聞いておるが、親戚、友達、のどなたかに書かせていただく」

 そして、
「君たちはポピーとリリーだったね、話は聞いている、しかし私に挨拶していただいたのだ、あとは任せなさい、帝国皇太子として、大事な妻の1人を守るのは、夫としての責務だからね」
 2人は殿下にしがみついていました。

 ここで雪乃さんが、
「殿下、皆で一緒にお風呂に入りませんか、全員でお背中を流しますよ♪」
「それから、ご飯に致しませんか?」

 『帝室聖女御用邸』のお風呂、先ごろ改装されたのです♪
 今迄の浴室にテラスのように張り出し部ができ、そこへ大浴場が作られたのです。

 お風呂の掃除が面倒なので、雪乃さんは反対したのですが、
 
 『お金をチマチマと減らさなければ』
 
 ということで、押し切られたのです。

 先ごろから、王国と帝国の『聖女御用係』の方々が、『帝室聖女御用邸』本館内部の掃除をしてくれています。

 残念なことに、温泉は出なかったのですけどね……

 皆でお風呂に……美女だらけの中に殿方一人……

「殿下ったら、また大きく硬くなっていますよ♪」
 で雪乃さんがカプっとね……
 
「雪乃さん、そんなことをしたら、こうだぞ♪」
 83.1センチの雪乃さんのバストを、ムギュッと握った殿下。

 キャ!とか言っていましたが、嫌ではなさそうな……

「殿下のエッチ♪」

 この後、殿下は美女たちに散々胸やお尻を押し付けられ、おさわりしていたとのことですね♪

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