老後のおかしなおかしな女学生生活 転生二年目

第五十五章 とんぼ返りのお仕事

神女の力は偉大なり

「ここででしょうか……」
「いま、ここで、皆の前でです、ルイーズもよく見ておいてください、私の女なるということはこういうことなのです！」

　くすくす笑いながら、ダイアナ様が、
「なら、私どもも裸になりましょう、ねえ、マリアお姉様？」
「そうね♪そのまえに特別車への入り口を締めてきましょう♪」

　全員裸になっています。
　ルイーズさん、ローラさん、羞恥で真っ赤になっておられますね。
　カトリーナさんだけは無表情です。

　残りの三人は……平然とイスなどにお座りで……クラリッサさんなんて十歳なんですが……堂々としたものです。

「ローラさん、こちらへ」
　まず雪乃さんが、大事な所に手をかざすと、手が眩しく輝き、焼き消した痕が、綺麗に消えて……
　さらに大事な所を触ると……

　ローラさん、全身が震え、『はぁ～』なんて嬌声を……
　そして大事な所は綺麗な形に……治っていました。
　ただね、相当に濡れてテカっていましたが……

　続いて、
「カトリーナさん、こちらに」
　概ね、同じような手順、そして同じような反応……
　ただ、雪乃さん、カトリーナさんに対しては念入りというか、お触りが激しいというか……

　カトリーナさんは人格というか壊れかたが激しく、無表情の方でしたが、徐々に……
　最後は『あぁぁぁ』とか叫んで、涙なんて流して逝ってしまったのですよ。
　床にはお漏らししたような……いわゆる『●吹き』をされて……
　無表情なお顔が、羞恥に真っ赤になっておられますね。

「カトリーナさん、表情がお戻りになられて……」
　ローラさん、なにか涙ぐんで、嬉しそうです。
　カトリーナさんを抱きしめておられます。

「雪乃様、いささか激しいかと……見せつけられる方はたまった物ではありませんわ♪どうしてくれるのですか♪」
　マリア様、なにが云いたいの？

「私たちも満足させて頂きたい物ですわ♪ねぇダイアナ？」
「そうですわ、せっかく裸になっていますものね♪私たち、雪乃様に仕込まれて、恥ずかしい女にされましたものね♪責任を全うして頂きたい物ですわ♪」
　ダイアナ様まで……

「私も、『して』頂きたいと願っています！」
　クラリッサさん、まだ十歳なのですよね、『して』っていわれてもね、ここで？

　ダイアナ様が、
「まあ、『して』ほしいですが、先に未経験者がお残りですからね、私たち、順番は守りますわよ♪ルイーズさん、よろしいですか？」
「覚悟しております、ダイアナ様とご一緒に、雪乃様に可愛がって頂けたらと願っております♪」

　こう言うと、メイブ伯爵令嬢ルイーズさんは四つん這いになって、お尻を雪乃さんに向けたのですね。

　結局、列車の中での乱交となり……新しく三人の『八乙女（やおとめ）』さんをお持ち帰りした雪乃さんでした。

　翌朝、視察団の引率責任者、メアリー王女様と、アンジュー辺境伯夫人がやってこられました。
「お楽しみは終わったの？」

　メアリー王女様に声をかけられて、
「その……三名の方の奉公契約書は受け取りました……」

「ローラさん、カトリーナさん、これからは聖女である雪乃さんが守ってくるでしょう、聖女のお手つき、もう誰もとやかく言わないと思うわ、安心してね」
「ところでローラさん、カトリーナさんは、女学校教育は受けられておられないの、考慮していただける？」

「お二人には、帝都にある『恩賜青鞜会実科高等女学校』に入学して頂きます、ここは定時制で社会人の方の入学も受け入れています、『帝室聖女御用邸』の方々の中には、ここの生徒さんもおられます」

「ルイーズさんは、お約束どおり、『恩賜青鞜会女官実科高等女学校』に通っていただきますが、ご希望なら『華族高女』もご紹介出来ますが？」
「私は『恩賜青鞜会女官実科高等女学校』を希望いたします♪だって雪乃様にお仕えするための女学校ですから♪夜の技術もかなり詳しく学べるとお聞きしておりますから♪」

　アンジュー辺境伯夫人が、
「クラリッサ、可愛がっていただいたのね、お父様もきっとお喜びになるわ、貴女はブレアム公爵様の養女ですが、アンジュー辺境伯の出身、家門に傷を付けないようにね」
「はい♪王国の為に一身に努力いたします♪雪乃様、クラリッサを捨てないでくださいね♪」

　クラリッサさん、秋波をくれましたが、十歳というのにぞくっとするお色気なのです。

　まあとにかくですね、無事に列車は帝都の中央駅にたどり着き、雪乃さんの周りには新しい女性が増えた訳です。
　青田青鞜局次長に、なにか云われていましたね。