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第四十九章 続・王国ティーパーティー三昧
分配イベントは熱気ムンムン
しおりを挟むさて、贈り物の配置が終わりました。
「王妃様、皆さんをお呼びくださいませんか?」
「見ていると、私も欲しくなったのだけど……メアリーも欲しくない?」
この土壇場でおっしゃるのですよ!
まあ、枠が残っていますので、取り寄せることは可能です……
「お好きな色を選んでいただけますか?」
チケットは使いませんので、使用する単位は一人当たり、5単位……
二人で10単位ですか……
「あと何人分必要ですか?」
「そうね……国王陛下の側室は五人おられるわ……それと残りの四人の娘の分、クラリッサさんとアンジュー辺境伯夫人も出来たらね……」
クラリッサさんは予備がありますし、予備として二つありますので、シンディーさんの分も取り寄せ済みとなりますね……
なら、ということは併せてクラリッサさんを省いて12名……60単位……
こうなるとお母さまとおばあ様、そして武子様も必要よね……使わなくても、バランス上、差し上げなくてはね……15単位……
アンジュー辺境伯夫人に渡す以上は、文子様と洋子様、そして小百合さんのお母さまは必要ですので15単位……
残りが100単位なのに120単位必要になります……
まあ、帝国の方々はまた明日ということで……
よくよく考えると、帝国の女官さんたちにも同じものが必要なのですから……
一人5単位使用しますので、一日480個なら96人分、帝国の女官さんの定員は380人、四日あれば何とかなりますね……
これなら構わないか……どのみちお母さまのご希望の色もわからないしね♪
「クラリッサさんは予備があります、シンディーさんの分もありますので、残りの方の分を出しましょう、しかし色はどうされますか?」
王妃様が、急遽アンジュー辺境伯夫人以外の方々を呼んだのです。
アンジュー辺境伯夫人の分は、王妃様がお決めになっていました。
第五王女は体調不良とのことでこられませんでしたが、メアリー様がお決めになっていました。
とにかく指定の色で取り寄せました。
やっと贈り物のイベントです!
まず百均以外の旅行カバンシリーズ。
位の上の方から順番に選んでいただきます。
千代子様たちが受け渡しをしているのですが、やはりそこは女性、色など選ぶ時に迷われるのですね……
私や王妃様は見ているわけですが、王妃様が声をかけたりしています。
「●●さん、余り迷うと、カバンが恥ずかしくなって、色あせしますよ♪」
とかね♪
明らかに楽しんでいる雰囲気、なんか和らぎますね……
四時から始まり2時間以上かかって、やっと旅行カバンシリーズが終わり、いまは六時……
えっ、夕食の時間ですが……
そうか、王国では夕食は遅いのでした……
「今日は少し遅く、女官たちの夕食は9時、パーティーがあるときはそんなものです」
ただ、国王陛下たちはのディナーはいつもどおり8時、ただ女っ気はないのですが……
なんせ王妃様以下、側室様も王女様もここにおられる訳です。
「少しお腹が減りませんか?簡単なサンドイッチぐらい出せますが?」
税抜500以下のパン系のお弁当……コーヒー付ですと……ありました。
オッ●ィモさんの『ハーフ 卵サンドとマルゲリータピザのセット』シリーズ、税抜で400円ジャスト!
卵サンド、イチゴジャムサンド、マルゲリータ、チョコマフィンがが半分ずつとマカロニサラダ。
ミニフォークもついて、神様仕様のクラフトボックスに入っています。
とても好評でしたね♪
この後、百均シリーズも選択が多々あり、終わったのは9時前になりました。
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