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第四十九章 続・王国ティーパーティー三昧
青鞜会販売所
しおりを挟む「雪乃さん、この品物ね、購入するのに制限をつけない?」
「制限?」
「今回は別として、これからは一人当たり購入制限をつけるのよ」
「両国の女官は、一月最大で一番安い物が15個、帝国の値段で45銭」
「青鞜会の女はその倍、何かの購入帳でも渡せばいいわ、その月に残れば次に繰り越し、どうかしら?」
「よいのではありませんか?両国の青鞜局で調整していただければいかかですか?」
「私も取り寄せるのに、すぐというのはしんどいですから」
「では、前月に必要量を知らせる、ということなら構わないのね♪」
結局、百均の商品を取り扱う販売所を、両国の青鞜会本部内に設置する方向になりましたね。
ただ個人的に使用するというのが前提、部外者に譲渡することは不可となりました。
この後、女官さんたちの『とても強い』要望で、お菓子の販売所も隣に設置することになりました。
ただね、こちらは食品を扱う以上は、一週間に一回とか一月に一回とかね……
どうするかは両国の青鞜局が協議するようですね。
ただ案としては、100円以下のお菓子、個別包装のものを取り揃えてはどうかと、企画書なんて提案しておきました。
列車の中のクッキーの話を思い出したわけです♪
あまり子供さん用のものは避けたとしても、それなりのものがあります!
100円が約3銭とすると厘が出てきます。
面倒なので王妃様提案のチケット制とし、一月分1,000円のお菓子チケットを配布、これは女官さんも青鞜会員も同じとします。
チケット一枚10円分、百枚のチケット、ハンコでも押しましょうね。
12円とかは四捨五入で10円単位です!
まあ、どういう名前にするかはさておいてね♪
懐かしい物が多々あります♪二粒入っている『さいころキャラメル』なんて30円ぐらい。
ラスクも30円ぐらいであるようです。
クッキーもドーナッツもチョコレートもあります、ロールケーキだってありますね♪
チ●ルチョコなんて、特売品なら10円でもありますね♪
驚いたことに、80円で小さいカップ麺があるのですよね……
焼きそば、もあれば、パスタもあるのですね。
ただね、ネットでミニカップ麺を探すとメーカー品が89円でありますね♪
四捨五入すると90円、チケット9枚……
普通サイズも99円!いいではありませんかね♪
なんとパンもあります♪天然酵母パンのロングライフパンが89円!
これはとにかく唾をつけておかねば……
ブルーベリー、チョコ、塩バター、メロン、丹波黒豆抹茶、メープル、カスタード、小倉あん、チーズ、十勝クリーム、ジャム、クリーム、こしあん……
まあ、大雑把な話を王妃様としたのですが、この話、王妃様からも、直接お母さまに書簡を送っていただくようにお願いしました。
なんといっても、私は帝国王女、お母さまのご許可を得られなければ、うんとは言えないと、釘は刺させていただいたのでね……
私からも、急ぎお手紙をお出しはしますよ、帰るまでには届いているはずですからね。
「皇后様にはうまく取り繕っておくわ♪私が悪者になってあげるわよ♪任せてね♪」
後でとても悔やむことになったのですけどね……
怖くて頭の上がらない保護者がもう一人増えた訳です。
お母さまと王妃様、これ以来、とても仲が良くて、私に関して、いつも『つるむ』のです!
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