老後のおかしなおかしな女学生生活 転生二年目

第四十六章 車中は大変

お夜食騒動

　皆さん、お肉や野菜がたっぷり入った『五目にくまん』と、なつめあんの『桃まん』をご希望です。
　二つも食べるの？さすが白人系ですね、女の子と云えどお食べになるのですよ♪

　チョット狭いけど展望車に集まってね、仲良く食べることにしました。

　行儀見習いの三人が、ちょこんと展望室の床に座って、『五目にくまん』を両手に持って食べているのは、なんとも絵になるというか……
　でも、小百合さんは、食べちゃっていて……かなり私に対しては色気がにじみ出るのですよ……

「ところで春江さんと舞子さんは、愛していただけるのですね」
　小百合さんが突然言うのですよ。

「時期は決まっていないけど、それは約束するわ」
「私は愛していただいたのに、春江さんは可哀想です！」
「春江さん、こんど私のお母様からいただいている『肥●●いき』をあげるわ、だから雪乃様を誘うのよ！」

「小百合さん、『肥●●いき』って、貴女のお母様がくださっているの？」　
「はい！生理が始まった以上は、女ですから、伴侶に夜のご奉仕しなさいと云われております！」　
「春江さんも舞子さんも、生理はあります！」

　この世界の女の子、白人系なのかは分りませんが、概ね初潮は早いのです……平均１１歳らしいのですが……

「舞子さん、生理が来たの？」
「はい……だから私も女です……ご覧になりますか？」
　返事も聞かぬうちに舞子さん、スカートを腰巻きと一緒にたくし上げたのですね……
　毛がチラホラと……
　
「私もご覧になりますか？」
　春江さんまで……
　小百合さんより、濃いデルターゾーン……

「雪乃様、この際、二人の操を受け入れたらいかがですか？私たち、今夜は遠慮しますからね」
「二人とも、お願いしてみたら」
　文子様、なにを云っているのですか！

「小百合も！雪乃様！後でもいいですから！」
　だから、裾をたくし上げないの！

「小百合様、ご一緒しませんか？私たち、経験が無いのでお教え下さいませんか？」
「勿論、喜んでレクチャーしますわ♪雪乃様って、激しいのよ♪」

　ダイアナ様が、
「今夜は私たちは遠慮しましょうか、後で詳しく経緯を教えて下さいね♪」
　にこっと笑っているダイアナ様ですが……なにか、この後、激しく要求されそうで……

「明日は王国の迎賓館にお泊まり、私、幾度もお泊まりしましたから、よく知っております」
「あそこのメイドたちは良くのみ込んでおりますので、呼ばれない限り部屋には来ませんのよ♪」
「お客様は妻や愛人を、幾人もお連れになっておられますし♪声が響くのは良くある話し、メイドたちの口は堅いのです♪」

「さて、そういうことで、小学生を寝室に引き込んで下さいね」
「三人とも、頑張るのよ、おめでとうといってあげるわよ♪」

　で、私の寝室へ三人が……
　
　春江さんが、
「小百合様、見本をお願いします♪」

　この後は……夜の十一時から翌朝三時半まで……
　一人ずつ、ベッドに……残りの二人は側で見ていたのですよ……

　最後の舞子さんはぐったりしていますが、小百合さんと春江さんが……
　いくら高女二年の私と小学生の三人といえど、ダブルベッドでは狭いですね……
　
　まあ、三人はお夜食としていただいたと云うことで……初物？が二つ……
　お夜食ね……なんか、お腹が減ったというか、『おうどん』でも食べましょうか。

　昨日、私はお弁当を探していたとき、見つけたのですよ♪
　『おうどん』の出前をね♪
　探すと色々お店があるのですが、ここは自前の宅配サービス……メールで注文できるのですよ♪

　試しに頼んでみると、あっさりと取り寄せられたのですね♪
　これ、いいわよ♪

　私、もの凄く運動したので、セットメニューをね♪
　きつねうどん＋ミニ玉子丼、セット価格は８００円！まさか、この異世界のしかも列車の中で、熱々の『おうどん』が食べられるなんてね♪
　神様仕様で、出来たてを食べられるのですよ♪

　三人はミニ天丼＋ミニうどん、６３０円也、食が細くはありませんかね。
　
　運動した後の『おうどん』は最高でした！

　朝六時半に起きました。
　朝食が配られていました。
　お弁当を途中で積み込んだようですね。

　昨日の夕食のメンバーで食べています。
　不思議に新幹線のワンコインモーニングとほぼ同じなのですね……

　二種類の海苔をまいたおにぎり。
　玉子焼き、サワラ塩焼き、鶏つくね煮、かまぼこ、たくあん、のおかず。
　まあね、少しグレードダウンしていますね♪

　お茶が付いていますが、容器は『汽車土瓶』です！
　大正の中ごろから、駅で売っていたのですよね……